スキー学会、じゃなくってB細胞学会

Keystone meetingに行って来た。キーストンは、コロラドのロッキーマウンテンの上にあるリゾートである。標高2,796メートル、ちなみにボストンはほとんど海抜0mなので、軽い高山病になった。ちょっと歩いたら心臓ドキドキするし! よろよろである。マラソン選手が高山で練習するのも納得、というか、ようやる。
対策は、水をいっぱい飲むこと。アルコールはしばらく避けること。数日したら治るそうなので、とりあえずゆっくり歩いた。ひどい人は病院に行って、酸素吸入+吐き気予防薬をもらっていた。

学会は朝8時にスタートし、夜10時に終わる。ポスターセッションはビールかワインを飲みながらである。なぜか昼間から午後のスペースが開いていたりするのである。ちなみに朝と夜7時のセッションは大御所が多いが、午後は若手(?)が多い。この若手のセッションが面白かったりするので、スキーと当たって困るのである。。。。

数日後、軽い高山病も回復してきたし、天気もよいということで、スキーに行く。ちゃんと(?)スキーを持って行ったので、行かないといけないのである(笑) スキーも3年ぶりぐらいである。久しぶりだし一番易しい緑のコースをメインにゆらゆらと(?)スキーをする。一緒に行った友達は、黒いコース(一番難しい)をガシガシ滑っていたらしい。リフトの上で、引退したおじさんと話をしたりする。なんでも家を二つ持っていて、冬はキーストンでスキーしまくりらしい。夏はどこにいるのかきくのを忘れた。友達は皆フロリダに行ってしまったらしく、ブーブー言っていた。若い頃一緒にスキーをしていた弟に「遊びにこい」と誘ったが、来ないそうである。その話をスキー、スノーボード学会友達にしたら、「コロラドで引退するなんて、最高じゃん!」という話になった。私もそう思う。

その次の日は聴きたい内容ばっかりだったので、学会漬けである。
その次の日は、また雪が降りしきる中を、そんなの考えずにスキー。

で、大雪と大雪の間の日に無事ボストンに帰って来た。天気で空港が閉鎖されたりすることを考えると、航空会社は天気予報にかなり投資しているんじゃないかと思う。数時間ごとに変わる天気を正確に予報しないといけない。なんたって、ボストンでは午前中大雪だけれど、午後にはもう飛行機が飛んでいるという具合なのである。

今日の教訓 来年はバンフ(カナダ)らしいので、それまでにデータを出すことにする。

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ドイツ人は新鮮な空気が大好き

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