脳の最大パフォーマンスを引き出すために
今回の実験医学はサーカディアン・メディシンの話
睡眠と時差ボケおよび夜勤シフトなどが身体と精神にどう影響するかの話である。睡眠の話は真剣に読む私。いや社会的にも結構な問題なような。
さて私は結構寝ているので密かに怠けモノかと思っていたのだが、尊敬する荻野さん(ハーバードで教授している先生)のブログを見たところ荻野先生も8時間寝ているらしい。
イギリス出張3(時差との戦い)ハーバード大学教授 荻野周史のブログ
睡眠について滔々と書いてある。毎日脳に最大パフォーマンスで働いてもらわないと、ハーバードで教授なんてやってられないしな。引用したくなったが、引用したら全部引用になってしまうので、やめておく。興味のある方は上のリンクをクリックしてください。
さらに調べたところ、アマゾンのCEOのベゾスも8時間寝ているらしい!
Jeff Bezos explains why he thinks getting 8 hours of sleep is key to making important decisions in the workplace(Business Insider)
私の場合の対処方法
・リビングルームは10畳ぐらいあるが、電灯は合計80ワットぐらいの間接照明。ドイツにいた時に暗かったのでそのまま暗くなった。最近すぐに眠くなるので、ひょっとしたら合計80ワットは暗すぎる?それともただの歳?
・ベットルームには遮光カーテンを使用
・寝るところにスマートフォン置いてない。スマートフォンはほとんど音楽とStrava(ランニングapp)しか使ってない。
・家にテレビない。子供の時に「テレビは毎日1時間のみ」というルールがあり、そのままテレビなしでもOKになった。映画はNetflixで借りて見てるけど。
・次の日に頭がボーっとするのが嫌いなので、アルコールはほとんど飲まない(ただの歳とも言う)。
・この前日本から帰ってきたときの時差ボケは朝日の中で走ったら治ったので、次回も時差ボケになったら朝から走ってみる予定。本当の効果なのか、プラセボなのか不明(笑)メラトニンはアメリカの薬局で処方箋なしでも買えるので使ってみたけど、私には効果なし?
・デスクワークだけでは身体が疲れないので寝れるわけがないという理由で(科学的根拠なし、というか根拠があるかどうか探したことがない)、ランニングをする。
・夕方5時以降はカフェイン取らない。研究費申請書を書いている時にカフェイン取りすぎからかストレスからか、夜中起きるようになってしまったので、「これはカフェインのせいに違い無い!」ということで減らして、しかも飲む時間も前倒しにしていったら5時でおさまった。午後2時までという説もあるらしい。5時以降はカフェイン無しのお茶である。ちなみにこれお気に入りのブルーベリーの入ったルイボスティー。
昔見つけた論文。科学的にも寝たほうが脳みそに良いらしい。
Sleep Drives Metabolite Clearance from the Adult Brain(Science Magazine)
引用。
Taking Out the Trash
The purpose of sleep remains mysterious. Using state-of-the-art in vivo two-photon imaging to directly compare two arousal states in the same mouse, Xie et al. (p. 373; see the Perspective by Herculano-Houzel) found that metabolic waste products of neural activity were cleared out of the sleeping brain at a faster rate than during the awake state. This finding suggests a mechanistic explanation for how sleep serves a restorative function, in addition to its well-described effects on memory consolidation.
引用終了。簡単に言うと、寝ている時のほうが脳のゴミ(じゃなくって老廃物?)がなくなる割合が起きている時よりも速い。
結論としては「睡眠時間を削ってXXの勉強」ではなく、まず睡眠時間の確保が先かもしれない。そうは言っても受験生の時は5時間しか寝てなかったが!(単に若かった?) 現在は脳みそ使えなかったら私の使い道は他にないので、脳には最大パフォーマンスで働いてもらわないといけないのである。歳だし。思い出したので、ついでに書いてしまうが、この前日本に帰った時に24時間営業の郵便局があるという話を聞いてびっくりした。夜中の3時に郵便物を取りに行く自分が想像できない。。。さらに「『24時間働けますか?』っていうCMがあったけど、あれは一体なんだったんだろう?」とかも思ったりする。
今日の教訓 脳みそに最大限に働いてもらうため、睡眠時間は確保しましょう。
過去のブログ
・Biology to Live By スパムメールの対応方法(腎臓みたいなスパムメールの対処方法)
・目からウロコのサイエンス その1 夜型でもいいんじゃん!!!!!
睡眠と時差ボケおよび夜勤シフトなどが身体と精神にどう影響するかの話である。睡眠の話は真剣に読む私。いや社会的にも結構な問題なような。
さて私は結構寝ているので密かに怠けモノかと思っていたのだが、尊敬する荻野さん(ハーバードで教授している先生)のブログを見たところ荻野先生も8時間寝ているらしい。
イギリス出張3(時差との戦い)ハーバード大学教授 荻野周史のブログ
睡眠について滔々と書いてある。毎日脳に最大パフォーマンスで働いてもらわないと、ハーバードで教授なんてやってられないしな。引用したくなったが、引用したら全部引用になってしまうので、やめておく。興味のある方は上のリンクをクリックしてください。
さらに調べたところ、アマゾンのCEOのベゾスも8時間寝ているらしい!
Jeff Bezos explains why he thinks getting 8 hours of sleep is key to making important decisions in the workplace(Business Insider)
私の場合の対処方法
・リビングルームは10畳ぐらいあるが、電灯は合計80ワットぐらいの間接照明。ドイツにいた時に暗かったのでそのまま暗くなった。最近すぐに眠くなるので、ひょっとしたら合計80ワットは暗すぎる?それともただの歳?
・ベットルームには遮光カーテンを使用
・寝るところにスマートフォン置いてない。スマートフォンはほとんど音楽とStrava(ランニングapp)しか使ってない。
・家にテレビない。子供の時に「テレビは毎日1時間のみ」というルールがあり、そのままテレビなしでもOKになった。映画はNetflixで借りて見てるけど。
・次の日に頭がボーっとするのが嫌いなので、アルコールはほとんど飲まない(ただの歳とも言う)。
・この前日本から帰ってきたときの時差ボケは朝日の中で走ったら治ったので、次回も時差ボケになったら朝から走ってみる予定。本当の効果なのか、プラセボなのか不明(笑)メラトニンはアメリカの薬局で処方箋なしでも買えるので使ってみたけど、私には効果なし?
・デスクワークだけでは身体が疲れないので寝れるわけがないという理由で(科学的根拠なし、というか根拠があるかどうか探したことがない)、ランニングをする。
・夕方5時以降はカフェイン取らない。研究費申請書を書いている時にカフェイン取りすぎからかストレスからか、夜中起きるようになってしまったので、「これはカフェインのせいに違い無い!」ということで減らして、しかも飲む時間も前倒しにしていったら5時でおさまった。午後2時までという説もあるらしい。5時以降はカフェイン無しのお茶である。ちなみにこれお気に入りのブルーベリーの入ったルイボスティー。
昔見つけた論文。科学的にも寝たほうが脳みそに良いらしい。
Sleep Drives Metabolite Clearance from the Adult Brain(Science Magazine)
引用。
Taking Out the Trash
The purpose of sleep remains mysterious. Using state-of-the-art in vivo two-photon imaging to directly compare two arousal states in the same mouse, Xie et al. (p. 373; see the Perspective by Herculano-Houzel) found that metabolic waste products of neural activity were cleared out of the sleeping brain at a faster rate than during the awake state. This finding suggests a mechanistic explanation for how sleep serves a restorative function, in addition to its well-described effects on memory consolidation.
引用終了。簡単に言うと、寝ている時のほうが脳のゴミ(じゃなくって老廃物?)がなくなる割合が起きている時よりも速い。
結論としては「睡眠時間を削ってXXの勉強」ではなく、まず睡眠時間の確保が先かもしれない。そうは言っても受験生の時は5時間しか寝てなかったが!(単に若かった?) 現在は脳みそ使えなかったら私の使い道は他にないので、脳には最大パフォーマンスで働いてもらわないといけないのである。歳だし。思い出したので、ついでに書いてしまうが、この前日本に帰った時に24時間営業の郵便局があるという話を聞いてびっくりした。夜中の3時に郵便物を取りに行く自分が想像できない。。。さらに「『24時間働けますか?』っていうCMがあったけど、あれは一体なんだったんだろう?」とかも思ったりする。
今日の教訓 脳みそに最大限に働いてもらうため、睡眠時間は確保しましょう。
過去のブログ
・Biology to Live By スパムメールの対応方法(腎臓みたいなスパムメールの対処方法)
・目からウロコのサイエンス その1 夜型でもいいんじゃん!!!!!
Comments