フェローシップ
今日は缶詰である。 だが、缶詰の効果が全然ないのは、ブログの更新度から見ても明らかである。 実はフェローシップをもらうための募集要項を書いているのである。 日本学術振興会 海外特別研究員 難関中の難関である。 去年ここに着たばかりのときに、書いて出した。 そしたら、一次審査に合格してしまった。(なぜ?) そのため、日本に一時帰国し、10分の面接で落とされた。 懲りずに今年も書く。 だいたい研究者は懲りないのである。すぐ諦める人は研究者になれない。 実験のうちの90%はゴミのようなもので、5%は使えるもの。 後の5%のために働くようなもんである。もちろんヒトによって%の差はあるだろうが。 最後の5%がドキドキするような結果だったら、研究者はまた気を取り直して実験するのである。 (といったら私のボスが納得するかどうかは、また別問題) さて、懲りずに書くが、今年の問題は、なんと日本語だった。 最近特に日本語がおかしい。 単語が浮かんでこないのであった。 ので、たまに英和をひいたりする。 これでは英語も日本語もドイツ語も出来ない、何者でもないやつではないかー!!!! だが、とにかくガリガリ書く。 さて、今は日本のフェローシップに応募しているのだが、アメリカのボスにも「フェローシップ探して下さい」とお願いした。 数日後、ボスは「一個見つかったよ」と分厚い紙束を持ってきた。 5年物のフェローシップである。 5年もいるんかい!と突っ込みたくなった。 読むだけでうんざりするような、分厚い紙束だった。 英語で書くんだよなー。大丈夫かなー?。 どうかなー? 日本語でも大変だしなー。 「その前に論文書かなきゃね」と、ボスは言った。 その前に実験しなければ、論文書けないよ。 うちの業界で超有名な人の言葉 Research is easy. (研究は簡単だ) Publication is hard. (論文を出すのは難しい) Getting funds is harder. (研究のためのお金を得るのはもっと難しい) 今日の教訓 懲りずに頑張りましょう