歯の矯正プロジェクト その8 アメリカ人て変
矯正機器をはめてから2ヵ月後。 八重歯がほとんど消えてしまった。同僚が「Kay! 歯が本当にまっすぐになってきたねー!」と驚いているぐらいである。歯って本当に動くのね。というか、全然固定されてないのね(笑)。柔らかいワイヤーは卒業(?)して、丈夫で太いワイヤーになった。 この全然固定されてない歯、矯正後は、なんと「リテーナー」なるものをはめなければいけないらしい。結構しられざる事実である。「最低矯正期間と同じぐらい」、下手すると「一生」と言われるそうな。これを面倒くさがると、歯が元にもどるらしい。私の歯が八重歯に戻るとはとても思えないが、それほどまっすぐな歯を維持するというのは大変らしい。 そして「まっすぐで真っ白な歯」が大好きなアメリカ人は、歯並びが また 悪くなった場合、 また 矯正するそうである。矯正2度目。 ヨーロッパー人と一緒に「アメリカ人て、何考えとるんじゃ。。。。」と思ったものであるが、友人は本当に2度やったらしい。 しかも、一回やって、歯並びが悪くなっちゃった友達は、私の矯正を見て、うらやましそうにしている。 アメリカ人て、ほんと何考えとるんじゃ。。。。 昨日親としゃべっていたときの話。今までは(私があげた)テレビを大事に使っていたのだが、それが壊れたので、ちょっと大きな画面のテレビにしたそうな。 親 「画面が大きくなって、顔の気になるところって、どこだと思う?」 私 「皺とか?」 親 「違うのよ。歯なのよ。歯並びが気になるのよ。しかも大きい口を笑うと、奥の歯まで見えるから、治療の跡まで見えるのよ!」 ああ、大画面テレビ、いらんところを映し出す。 断じて、大画面のテレビに映るようなことは避けなければならない。 そういうことで、大人になって歯の矯正をするということは、はずかしいことでもなんでもないらしい。ある意味ステータスかもしれない(?) なんていったって、歯医者に「歯並びがきれいじゃないとエグゼクティブになれないですよ」と言われたぐらいだし(←やっぱりアメリカってアホ)。 矯正を始めたばかりのころに友達と一緒に遊びに行ってカメラで写真を撮るときに、うまく笑えなくって、友達に「笑いなさいなー!」 といわれたものだが、そのうち笑えるようになった。 そして、私のアメリカ運転免許証、歯の矯正中でも「にっこり」笑った