Posts

キンドル日本上陸

「ひきこもり系一時帰国者」になっている。別に観光するわけでもないし、今年は日本は寒いし天気が悪いので、あまり外に出ていないのである(でもたまにジョギングしてみる)。そして、こたつから抜けられないのである(笑) このこたつはスイッチをいれてなくって、その隣のガスファンヒーターから熱をホースで取り入れるようになっている。 こんな感じ 。 さて、本題に入って。 私は本が好きなので、よく本屋を回っている。空港の本屋に行ったら、「3分でわかる○○」とか、「10分で出来る○○」とか、そういう本がずらっとならんでいたのでびっくりした。すごいのは「1分で出来る英会話」である。 物事はそんなにすぐ習得できんぞ! 私なんか、地獄の英語教室に行ったんだからー! ちなみに最近の私の本の好みは頭をガシガシ使うような難しい本である。最近売っている本とか見ると文字も大きくって、内容も薄いし一瞬で読んでしまうのでつまらないのである。するめのような、いや、 氷下魚の干物のような 、気合いの入った本が読みたいのであった。昔ボストンにいた時、 谷崎潤一郎の細雪 を読んでいた友達がいたが、今はわかるわその気持ち。ちなみに、たまに自分に気合いをいれるために、自己啓発本も読む。 さて、この前キンドルが日本に上陸した。Amazon.co.jpから日本語の本がダウンロードできることになる。これは海外に住んでいる人にとっては非常によいことで、さっそく「ダウンロードしてみました!」っていう人がちらほらいる。 著作権だか、版権だかが切れたキンドル本 もある。私はキンドルもiPadも持っていないので、とりあえず Kindle for Mac をマックにインストールしてみた。 注意事項がいろいろあるのでそれをチェックして 、やってみたが、つながらない。 そーか、kindle for Macは日本のアマゾンのキンドルストアには対応してないのね。。。。ちっ。 まー、しゃーないか。日本語の本を読むと、英語の本読む時間が無くなって、英語力が落ちるしね。キンドル買ってもいいけど、とりあえず英語の本でも読んでおくか。。。。ちなみに今読んでる本はこれ。 友人のボスが書いた本。276ページあるハードカバーで、2/3読んだ。それにしても、仕事しながらよく本を書く時間があるわね。。。。 あと、キンドルやiPa

突然ビジネスクラス

ただいま日本に一時帰国中である。ボストン(なんと昼間出発!)からデトロイト経由で中部国際空港に着なのであった。デトロイトでの接続時間は50分。飛行機が遅れてなんと接続時間20分。 猛ダッシュー! その後日本語しゃべれる搭乗口のにいちゃんと、お互い第二外国語を使用しながら(にいちゃん日本語、私英語)で、「どーやって日本語ならったん?」「ダイガク」とか話しながらパスポート見せてアメリカ出国。にいちゃんに「二階ですー!」と言われたので、飛行機の二階にいった。飛行機の二階というのは空の高さから考えると誤差みたいなもんで何も意味がないが、席はなんと、 Business Elite(ビジネスクラス) なんですかこれはー! 2分ぐらい「ここは私のいる場所ではない!」とうろたえる。「写真撮ろうかしら!」と思ったぐらいだが、やめた。 気を取り直したころ、フライトアテンダントのおばさんが「シャンペンはいかがですか?」と訊いてきた。 仕事する気満々(というか、仕事が半分しか出来てなかった)ので、「いや、いいです」と断る。セミナーをする約束をしていたのである。でなけりゃ、飲んでるかもしれないが。 ビジネスクラス、なんとコンセントがあるのである!!!やりー。 離陸後、コンピューターをひっぱりだして、コンセントにつないで、おもむろにプレゼンテーションの作成をやる。12時間半もあるので、仕事し放題である。そのうちフライトアテンダントがご飯前のスナックを持ってくるが、ちゃんとしたナッツがきちんとした食器に入ってくる。クランベリージュースを頼んだら、ちゃんとしたガラスのコップで出て来た。 その後、テーブルクロスがテーブルにしかれ、 コース料理が二つ あった。和食系は期待してないので選ばず、Western styleを選んだ。オードブル、スープ、サラダ、メイン料理の順番に運ばれてきた。どれもこれも、きちんと食器に運ばれて来て、しかもちゃんとナイフとかはプラスチックではないのである。メイン料理は4種類の中(牛、豚、鶏、ベジタリアン)の中から選ぶ。 と、ここまで書いて、私って、どんだけ貧乏人やねん。とか思ってしまう。 メイン料理はビーフの煮込み料理みたいなのにした。そしたら、ちゃんと食べれるものが出て来た。備え付けの人参はちゃんと煮えてなかったけどね(笑)。 そ

Space shuttle(スペースシャトル)

Image
先週学会をかねて(?)スペースシャトルを見に行った。スミソニアン博物館にある。てっきりWashington DCの真ん中にあるのかと思えば、 なんとWashington Dulles international airport(ワシントン・ダレス国際空港)の隣 であった。Washington DCの隣の空港(ロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港)へ行くチケットを取ってから気づいた! なのでまずホテルに行き、 そこからバス(6ドル)で1時間 のDullesまで行く羽目になった。 Dulles空港に着いた後、案内所のおじさんに「Space shuttle見に行きたいんだけど、どうやっていけばいいの?」と聞いた。 おじさん「どこ行くシャトル?」 私「スペースシャトル!」 おじさん「あー、博物館ね」 といくことで、博物館へ行くシャトルバスのスケジュールを教えてくれた。50セント。 だだーん! いましたスペースシャトル! (写真はクリックすると拡大します) ぬぬ。結構満身創痍。 下の耐熱板も、ところどころ新しいのがはめてある。。。。ということは、はげたか、損傷がはげしかったのか? 緊急救助の場合はここを切断しろ。。。とのことである。おわー。 後ろのエンジン。案内のおじさんによると、5分間で燃料ほとんど使い切るそうである。 後ろから見た図。ということで、スペースシャトルは引退してもおかしくないほどのご老体だったのであった。お勤めご苦労さまです。残念ながら、中は見せてもらえなかった。 ついでに広島に原爆おとしたB29偶然発見。コンコルドもいた。 今日の教訓 やっぱスペースシャトルはすごいっす。 過去のブログ ・ シンシナティ その2 ・ アメリカ人の発想

ラボの引っ越し

研究室の引っ越しが終わった。 数週間前に「第2回年末(?)大掃除をするぞ」と掃除して、先週の木曜日と金曜日に荷造り、月曜日に超優秀な引っ越し業者が午前中に全部運んで、午後から段ボールをあけて、昨日(火曜日)から博士課程学生は実験スタート。元の研究室の場所はすっからかんで、掃除済み。 なんか研究室の夜逃げみたいだー! 隣のラボの人達もびっくりなのであった。。記録的な早さかもしれない。 年末大掃除はするもんである。去年「日本人は年末に大掃除をするんだ!どうせ感謝祭からクリスマス、年末までなんも動かないんだから、掃除するぞ!」と言い張って掃除を企画して良かった。じゃなかったら、結構大変だったぞ。古い物をボスがしぶって去年は捨てなかったりしたが、一年後また見ると捨てる気になっていたりするのである。 ということで来年も掃除をすることにする。試薬の掃除が大変だったから、来年の掃除の時は試薬も掃除しようっと! 今日の教訓 引っ越し無事終了。

ハリケーンでマウスの被害

今日同僚から聞いた話だが、ハリケーンサンディでニューヨークが被害にあったときに、ニューヨークの大学の地下のマウス部屋が水没し、マウスが全部溺れたらしい。 Sandy wiped out NYU lab mice, dealing blow to medical research えらいこっちゃ。 昔「どうしてマウス飼育室は建物の一番上の見晴らしのいいところ?」という質問を友人にしたら、「マウス飼育室を地下にして洪水にあって、マウスが溺れるから、上」という返事がきたが、本当にそういうことはあるのね。 今日の教訓 考えるだけでぞーっとする! 過去のブログ ・ アメリカの大学の建物は変