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Showing posts from May, 2007

なんでアメリカ人がSUVとピックアップトラックに乗るか

引っ越しをするフランス人とアメリカ人との会話である。 アメリカ人「フランス人はどうやって、あんな小さな車で引っ越しをするんだ?アメリカは、みんなピックアップトラックを持ってるぞ。ボストンではあんまりいないが、田舎ではみんな一台ずつ持ってる」 フランス人「それで何を運ぶの?牛?(完全にバカにしてる)フランスで、そんな大きい車を持っていたら、駐車できないんだよ」 アメリカ人「アメリカでは全然大丈夫だ。例えば家具を買った場合に、そのまま載せて帰ればいい。そういう「もしかして」のために、アメリカ人はみんなピックアップとか、SUVを持つんだよ」 私「でも、そんなことあんまりないじゃん。でもその「万が一」のために、そんな大きい車を買うの?」 アメリカ人「そう! その「もしかして」俺は引っ越すかもしれない」のために、ピックアップトラックを買うの」 私「他の人の借りればいいじゃん」 アメリカ人「でも、人に頼むよりも、自分で持っていたほうがいいだろ。例えば、日本で、道路に誰かが捨てたきれいなクローゼットがあったらどうするんだ?ピックアップトラックがあれば、そのまま運んでいけるだろ。」 (「日本人は中古がきらいだから、あんまり拾わないよ」とは突っ込まなかった。) 私「でも、ガソリンいっぱい食うじゃん。ガソリン高くなってるのに」 アメリカ人「一般的なアメリカ人はガソリンが高くなったらピックアップトラックから小さい車に変えようとは思わないの。自分が悪いとは思わないの。他の人のせいにする。OPACのせいにする。」 それがアメリカ人の発想だそうだ。このアメリカ人、冗談なのか本気なのかわからん。たぶん冗談だと思うけど。 ピックアップトラックが走っているのを見たことはあるけど、何かが載せてあるのは今のところ見たことがない。ピックアップトラックって、日本のイメージで言えば農家の軽トラックみたいなもんかしら? ボストンでもSUVに乗った女性が、一人で車を運転して通勤している。 なぜかというと、「大きくて安全だと思うから」らしい。ホンマかいな。 ちなみに、アメリカでよく宣伝しているFordのF-150は、CMでは古くなった小屋を引きずり倒したり、なんか「力持ちのイメージ」を出している。 そのFordのF-150のクラッシュテスト。比較対象はBMW

赤靴下軍団

今日隣のラボの女の子がこんなTシャツを着ていた。 http://www.rakuten.co.jp/a-toys/1800431/1819180/#1398002 赤靴下軍団。 もれなく日の丸つき。 私が見たのは日の丸が下についていたが。。。。 目をむいていた私に向かって「え?何?」ときいてきたので、「その意味知ってる?」ときいた。 女の子「知らない」 知らないで着ているのかと思いつつ、私「それねー。RedSoxて書いてあるんだよ」と言った。 女の子「あ、そうなの。クール!」 「今からRedSoxの試合に行くの!」 といって彼女は5時ごろ仕事を終わって出て行った。 いーーーーなーーーーー。 今日の教訓 RedSoxの応援するときは赤靴下軍団のTシャツを着ていきましょう。

論文

ボスは言った。 「質の良くない論文も良い論文も、書く時間は一緒だ。 なら、質の悪い論文を書くだけの時間がもったいないので、なるだけ書かないほうがいい。」 「ということは、プロジェクトを始める時点で、良いものしか選ばないようにっていうことね」 とは突っ込まなかったが。 たぶん突っ込んでも、「そうだ」としか言わないだろう。 グラント書きが延長されたので、「10月までに私の論文投稿してね」と、ボスを押してみた。 まずい英語の草稿を書いて渡したのだが、コンピューターに眠ったまま(はや2ヶ月)。 フランス人同僚の論文の草稿もボスのところにいる。 私が来て2年、フランス人の同僚が来て1年半なので、なかなかProductive(生産性がよい)のである。 ボス的にはうれしい悲鳴かしら? 今日の教訓 プロジェクトを始める時に、良いものしかしない。結果よい論文が得られる。

レッドソックスの試合

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忘れていた。この前レッドソックスの試合に行ってきたんだった。 テクニカルアシスタント(転職済み)の女の子と行ってきたのだが、その子は筋金入りのレッドソックスファンである。 「私、頭の先から爪の先までレッドソックスで来るから」という言葉を期待せずに当日会った。 帽子、Tシャツ、そしてジーンズ。 全然普通じゃんと思っていたら、途中で気づいた。 靴がレッドソックス。しかも純正NBAマークつき。 恐るべし。 やたら詳しい情報をいろいろ教えてもらって、試合を楽しんだ。 さて、試合はヒマといえばヒマだし、寒い日だったが、1つだけいいことがあった。 岡島が出てきた。 「しまったー。なんか応援するものを持っていけばよかった」と思ったが、後の祭り。 みなさん、観戦するときは、万が一のことを考えて何か持っていってください。 今日の教訓 試合を見に行くときは、応援グッツを持っていく。

アメリカの度量衡とロブスター

何事でも世界をリードしているアメリカだが、1つだけむちゃくちゃ遅れているものがある。 世界標準単位を使っていない。 長さ 1 inch = 2.53 cm 1 feet = 30.38 cm 1 mile = 1.609 km 重さ 1 pound = 453.59 g 量。 1 pint = 0.473 L 1 gal = 3.785 L 温度 Fahrenheit = Celcius * 9 / 5 + 32 これだけだったら、どうにかなりそうだが、まだまだ大変である。 長さ 1 feet = 12 inches 1 yard = 3 feets 1 mile = 5280 feets 重さ 1 barrel = 31+1/2 gallons 何をどう考えたら5280という数字が出てくるのかは不明。5280/12 = 440だが。 1 Barrelと言えば、石油とかの単位で出てきそうだが、これが31と半分ガロンという単位も意味不明。使っていないのならいいけど、Barrelって 使ってるじゃん。 大丈夫かアメリカ人。算数できるのか? 3%と8%の食塩水を混ぜて5%の食塩水作れるのか? Poundはなぜかラテン語でlbsとつづられて表示されている。 アメリカに来たばかりのころ、ロブスターの水槽に「$9.99/lbs」の表示を見つけて以来、lbsはlobster(ロブスター)の省略語に見えて仕 方がなかった。実際一番小さいロブスターは1 poundぐらいのサイズなのである。 さらにエレベータの重量制限「Maximum 5000 lbs」を見て、5000匹のロブスターがエレベーターからあふれ出している姿を想像。 かなりヤバイですな。 その話を先輩にしていたら相当受けていた。 ま、そんな冗談みたいな話もあるけれど、真剣な話では、昔読んだ話で、こんなのがある。 「高度41,000フィート 燃料ゼロ!」 単位を間違えて燃料積み込んで、飛んでる途中に燃料が無くなってしまったと言う、本当の話。 こわいですな。 アメリカでも国境沿いの州は車で来る人のために、高速道路はメートルとマイルで表示されている。マサチューセッツ州から北に行ったメイン州とか、アラスカ とかである。 さて、アメリカ

結婚式に招待されました。

このまえ企業に就職した友人の結婚式の招待状が送られてきた。 場所 オレゴン州。 オレゴン! ボストンのあるマサチューセッツ州は、東海岸。 オレゴン州は西海岸。カリフォルニア州の北ね。 マジですか。。。。 調べた結果、航空券は、現時点で往復400ドル(5万円)を越してます。 ここから西海岸に行くのと、ヨーロッパに行くのは、時間的にも値段的にもそう変わらない。 うーーーーむうううううう。 そいでも、アメリカ人の結婚式なんて、あまりよばれるものではないから興味があるわな。 うーーーーむーーーーーー。 今日の教訓 アメリカは広い。(広すぎ)

アメリカのクレジットカード-6

おとつい、バンク オブ ○○リカに行って、クレジットカードをキャンセルしてきた。 これで、無事クレジットカードは一枚になりました。 もう1つ持っても別にいいけど、持たなくてもいいしね。 今日の教訓 クレジットカードは一枚でいい。

にきびごと抹殺しました、、皮膚を。

いまだににきびが出来ている私である。 それなので、この前薬局に行って、にきび用化粧品を買ってきた。薬局なので、医薬品入り化粧品が売っていたりするわけである。 プロアクティブよりも効果があるとのこと。プロアクティブについては、こっち。 http://manabekawori.cocolog-nifty.com/blog/ 私が買ったのは、石鹸、昼用クリーム、夜用クリームのセット。 使い始めて二日後。。。。朝起きたとき、鏡を見たら、 顔がなんか膨らんで真っ赤になってる!!!! びっくり!!! どう考えても、新しい化粧品でしかない。 あわてて病院に電話しても、「今日は病院は予約でいっぱいで医者がいないから明日でいいかしら?」とか言われるし。 友人は「薬飲んだほうがいいんじゃない」とか言うし。(典型的な日本の医者。すぐ薬を飲ませたがる) フランス人の同僚(医者)は、「俺が治療法教えてやるよ。まず、その化粧品を止めること。何もしないこと」 次の日に医者に行って、言われたことは、「ワセリンジェルを塗ること」。 おかげで、数日間赤かったが、治った。しばらく皮膚がガサガサしていたが、それも治った。 片側だけ結構多めに塗っていたせいか、別のフランス人同僚には、「どうしたの?顔片面だけ日光浴したの?」とか言われた。 どうも成分の1つにアレルギーがあったらしい。決して怪しい化粧品会社の製品を使ったわけではない。 アメリカ人の同僚に、「薬局行って文句言ってお金返してもらったら?」と言われたが、そのクリームは同じようににきびがあるテクニカルアシスタントの女の 子に喜んでもらわれていった。 さすが、顔を膨張させて真っ赤にさせたぐらいの化粧品、にきびを見事に消した。 それ以後、にきびが出来たところだけににきび用ジェルを塗ることにしている。 やっぱり、世界的にどこでも売ってるブランドのThe Body Shopでいいよ。日本でも、ドイツでもアメリカでも売ってるThe Body Shopばんざい! http://thebodyshop.com/bodyshop/index.jsp 今日の教訓 海外の化粧品を使うときは注意しましょう。ひどい目に遭います。

各国の人から見た、アメリカにある母国のレストラン事情

最近気づいたアメリカのレストランのこと。 アメリカ人に「おいしい日本食レストラン教えて」と言われる。私は「ブルーフィンがいいけど、日本にあるレストランに比べたらねー。だからあんまり行かな い。」と答える。 理由。 1. 高い。 2. 高いわりにおいしくない。 (ブルーフィンは安くてまあまあいけてるが) フランス人に聞くと、「Aquariumの近くにあるレストランがいいけど、フランスにあるレストランに比べたらねー。だからあんまり行かない。」と答え る。 理由。 1. 高い。 2. 高いわりにおいしくない。 イタリア人に聞くと、「ノースエンド(イタリア人街)にあるレストランはまあまあいけるけど、イタリアにあるレストランに比べたらねー。だからあんまり行 かない。」と答える。 みんなどうしているかというと、自分の国の料理を出さないレストランに入って食べているらしい。 自分の国のだと、質が気になるが、他の国のものだと気にならない。 これがアメリカです。 そんな話を昼食でしていて盛り上がっていた。 そしてイギリスはどれもおいしくないらしい。(アメリカでよかったよ) 今日の教訓 他の国のものを食べましょう。

グラント書き、挫折

今日の報告 グラント(研究費)申請書書き、挫折しました。 やっぱ、英語で25ページ行間なし11ポイントで、ページの横の空間0.5インチ(約1.5cm) 新しいことをやりたくなったので、勉強している。論文がりがり読んでる。 意味不明なことがだんだんわかってきたのが、今週ぐらい。 しかし、書き方がわからないので、右往左往。 そこからアイデアを英語にするのにまた時間がかかる。 締め切り6月12日!あと2週間! 4月はじめからスタートしたのに、ちっとも終わりが見えてこない。 しかも、申請者の10%しか受け取ってないようなグラント。 ボスに「無理!」と昨日宣言した。 ということで、また今度。10月に申請する。 ボスには「ずっとアメリカにいるつもりなら、英語教室に行ったほうがいいよ」と提案された。 はい。わかった。行くことにする。 毎年行くよ。 ボスも、どちらかというと私は「新しいことをするための勉強、グラント書きの勉強をしている」と思っている。練習みたいな感じ。いきなりトップレベルのグ ラントから始まったが。 新しい分野の勉強は決して無駄ではなく、私の知りたいようなことは全然わかってないことが判明した。同時に自分があまりに何も知らないことも判明。極度の 専門バカじゃん。 そのことを伝えるとボスは、「そんなにわかっていないなら、今後30年分ぐらい研究できるね」と言っていた。(もちろん冗談) ボスとの相談により、「グラント書きは終わるまでとりあえず続けること。でも10月までずっと書いてばっかりいないで実験もすること」が決定した。たいだ い10月までずーーっと書いていたら死ぬって。 アメリカで研究する上で一番大きなグラントは、全然申請方法が違う。こんな感じ。 http://harvardmedblog.blog90.fc2.com/blog-entry-83.html 申請時点でデータがないといけないらしい。 そのデータを作る研究費は、たぶん前持っていたものから出るんだろうと思う。それ以外に考えられないし。 研究費とれない人はー、研究できず。 研究ができない人はー、研究費取れず。 研究費取れない人はー、研究できず。 悪循環。ぐるぐる。 別に私のはそこまでデータいらないと思うが。、10月までに実験してデータ作ろ

引退するまでに$1 millionをつくることは可能か。

最近NEファイナンス(ニューイングランドファイナンス)勉強会というところで、1ヶ月に1回勉強している私である。 アメリカに来て痛切に思ったことは、「知らないとソンをする」ということである。ドイツにいたときはそれ以上に知らなかった(言語の問題)。ドイツを離れ る直前まで、利率4-7%ぐらいの定期預金の存在を知らなかった。 そのため、アメリカでは根を下ろす勢いでいこうと思った。そのぐらいしないと、研究も生活も中途半端になり、結局日本に帰るときも中途半端(就職できな かったりする)かも知れないのだ。 今回は発表してみた。内容は、Target Retirement Fundというものである。くわしくは、こっち。 http://ne-finance.jugem.jp/?eid=34 これ、私の年齢ぐらいをターゲットにしたFundでは、下がるときはガガンと下がって損をしたりするが、今年の運用率10%を超えている。 タダモノではないFundである。勉強しているうちに、買ってみようかという気になった。 さて、勉強していると、それについての情報が目に入ってくるのは当然だが、Wall Street Journalに記事が載っていた。 $ 1 millionを引退するまでに作る方法である。 大学を卒業した人に対して、「どうすれば$1 millionを引退するときまでに運用して作り出すか」を書いた記事である。 それにTarget Retirement Fundが載っていた。 そんな初心者用の簡単なFundで、実際$ 1 millionできるのかいなということで、Excelで計算した(彼がやった) 「毎月いくら運用して、何%で運用すれば、65歳までに$ 1 millionになるか」 20歳から65歳まで毎月250ドル(約3万円)を入れて、毎年8%で運用すると、65歳には$1,000,000ドル(約1億円以上)になります。単に 貯金すると約1300万円。 30歳から65歳まで毎月500ドルを(約6万円)を入れて、毎年8%で運用すると、65歳には$1,000,000ドル(約1億円以上)になります。単 に貯金すると約2500万円。 どうも1億円作り出すことは、可能らしい。 ほーーーーー。 学生のみなさん、頑張りましょう。 携帯電話や、ブランド物にお金

案外エコに対応ずみのアメリカ

さて、「環境にやさしい」にはまっている私である。 いや、ドイツにいた時も日本にいた時も一応貢献しようとはしていたんだけどね。 どっちでも自転車だし。 はまりついでに「True Green」とかいう本を買ってきた。 http://shop.nationalgeographic.com/product/3527.html やれそうなものから、やれそうにないものまで100個の提案が書いてある。 どんだけのものを使えば、どんだけのエネルギーが使われているとか、数字で書いてあるので、結構説得力がある。 でも、「リサイクルしましょう」はわかったけど、「鳥肉を食べるよりも野菜を食べましょう」は無理だね。 他に古着を着ましょうとか。図書館に行って本を借りましょうとか。 いろいろいろいろ。 では本題「案外エコに対応ずみのアメリカ」の理由。 最近きづいたことは、プラスチックのボトルをひっくり返してみると、リサイクルマークがついていることである。 リサイクルマークの真ん中に数字が書いてあって、どうもプラスチックの種類をあらわすらしい。 調子にのっていろいろなボトルをひっくり返す。あげくには肉が入れてあった発泡スチロールまで。 スーパーマーケットで、野菜を取り分けて入れる袋とか。 全部書いてあるじゃん! 今まで捨ててたじゃん! リステリン(うがいするやつ)のボトルも、肉の発泡スチロールも捨ててたぞ。 シャンプーのボトルも、ハンドクリームのボトルもなんでもゴミ箱に捨ててたぞ。 ゴミ箱に捨てるもん、減るじゃん! 台所のゴミ箱、半分でいいじゃん!  逆に、台所にリサイクル用のゴミ箱必要じゃん! (「True Green」その1 無駄なものは買わないこと) つーことで、この国「俺らも協力するぞー」という宣伝をガンガンかければ、すぐエコ対応になるんではないかと思う。 研究室エアコン効きすぎて寒かったりするけどね。電気つけっぱなしだしね。スーパーマーケットでビニール袋破れるから二重にしてくれるけどね。 そいでも、ToyotaのPrius去年買ったら減税だったしね。ガソリンにエタノール入ってるしね。「お買い物袋」10個で10ドルをスーパーマーケッ トでも売り出したしね。 頑張れAl Gore元副大統領!!!! Al Gore効果あってか、最近