Saturday, June 14, 2008

手抜き実験 その4 ELISA plateの洗い方 ドイツ流

私は現在研究室でELISA Queenと呼ばれています。そのたびに「私はELISA machineだ」と言い返していますが。
10年前は96 well plate 1枚5万円ぐらいしていたELISAも、今や特別なELISAでない限りかなり安いです。 私の研究室ではキットを使わないので更に安いです。
そういうことで、かなりの量(数?)のELISAをしています。

さて、ELISAばっかりしているとうんざりするものですが、洗うのが大変だと更にうんざりします。
そこで、efficient(効率さ)を追求する国であるドイツから学んだ方法を教えます。
なんたって、3週間の旅行を毎年しつつ、クリスマス休暇も2週間取って、7時には研究室からほとんどいなくなり、アメリカ人並にHigh quality(高品質)の論文も出さないといけないですから。
現在のところ、この方法はELISA wash machineという、96 well plateを洗うためだけに存在する機械よりも断然早いと思われます。

そういうことで、もったいぶらずに洗い方を教えます。

究極のELISA wash方法
1. 大量にwash bufferを作ります。うちでは20x PBSのストックを作り、それからÊLISA wash bufferを40L作って置いてあります。
2. 小さなバットやタッパーウェアにWash bufferを入れます。
3. ELISA plateをwash bufferに、ジャバっと浸けます。
4. Plateをタッパーから取り出し、plateをシンクの上で逆さまにし、バシャっと捨てます。
5. それを3回あるいは5回繰り返します。
6. 次のプレートを入れてwashします。
7. タッパーの中のWash bufferが足りなくなったら、付け加えます。

従来の洗い方では、8-12 plateのELISAをするたびに発狂しそうになりましたが、この方法を導入してから、そういうことはなくなりました。

ただし、ボスによっては「ちゃんと洗えていないのではないのではないか」とこの方法を嫌う人もいるかと思いますので、様子を伺ってから導入してください。
私の場合、ためらうボスをかまわずに、いろいろな新しいものを導入してしまいますが。

これより早いELISA wash方法があれば、どうぞご一報ください。

今日の教訓 ドイツ人は要領がよい。

過去のブログ
手抜き実験 その3 「バッファーの作り方」 スペイン流
手抜き実験 その2 「制限酵素切断」 ドイツ流
手抜き実験 その1 「大腸菌の培養」 ドイツ流

気づいたらカウンターが6000超していました。やりーーー。

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