手抜き実験 その3 「バッファーの作り方」 スペイン流

ドイツにいたスペイン人がやっていた方法。すぐ溶ける試薬に使える。

メスシリンダーを持ってくる。
バッファー(溶液)を作るための試薬を入れる。
液体を目的の目盛りまで入れる。

パラフィルムでフタをする。

ゆすって混ぜる。ひっくり返してもこぼれないらしい。

終わり。

ちなみに、ドイツの研究室にもアメリカの研究室にも「メスフラスコ」なんていうものは存在しない。
化学系の研究室ならともかく、生物系の研究室が単にバッファーを作るのに、メスフラスコはいらないということだろう。洗いにくいし。

今日の教訓 もし失敗しても私は責任はもてませんので、あしからず。

過去のブログ
手抜き実験 その2 「制限酵素切断」 ドイツ流
手抜き実験 その1 「大腸菌の培養」 ドイツ流

Comments

Anonymous said…
こんばんは。はじめまして。
私は現在、ミュンヘン近郊で企業の研究者として働いています。
たまたまあなたのブログを発見し、楽しく拝見していました。

ドイツ人の手抜き、本当すごいですよね。
最初は驚きましたが、結果に影響がないなら良いじゃんと思うようになりました。

でもこのバッファー調製法は、私がいた日本の大学の研究室でも使ってました。

それでは。Servus!

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