マイクロクレジットと高利貸し

今日日本人の集まりに行ったら、「Kayさん日本に帰っていたでしょ!」と言われた。
どうもこのブログを見ていてくれるらしい。
どもども。 だるだるなブログですが、今後ともよろしくお願いします。

さて本題に入って。
日本に帰って見た吊り広告。
「びっくりしました。10万円借りて1ヶ月後の利子は、たった1500円でした」
こっちのほうがびっくりするわ!

1500円x12=18000円。 18000円/100000円x100(%)=18%
利子(年率) 18%。
この吊り広告は、%の計算を出来ない人をターゲットにしているのだろうか。

ああ、私も高利貸しになりたい。

さてさて、マイクロファイナンスの話をインターネットでごそごそと探していたら、こんなものを見つけた。
その前に、知らない人のためにマイクロクレジットをWikipediaから。

「マイクロクレジット
(Microcredit) は失業者や十分な資金のない起業家、または貧困状態にあり融資可能でない(商業銀行からの融資を受けられない)人々を対象とする非常に小額の融資(ローン、クレジット)である。これらの人々は担保となるものや安定的な雇用、検証可能な信用情報を持たず、通常のクレジットを利用するための最低条件にさえ達しない。マイクロクレジットは、少額保険、少額送金など少額ファイナンスサービスの一環であるため、貧しい人々への金融サービスを意味するマイクロファイナンスの一部分である。」
前にノーベル平和賞を受賞したやつね。グラミン銀行ムハマド・ユヌス

それで、いろいろなところをごそごそとインターネットで探していたら、こんなのを見つけた。
Kiva
というグループ。 なんでもインターネット越しに、誰にお金を貸すのかが写真で見れて、気に入った人にお金を貸すことができるらしい。
借りたい人の金額は大体1000ドル以下(10万円以下)。200ドルとかなんとか、いろいろあるけれど。
貸すほうは25ドルから。たった25ドルから。(2500円以下)。それを必要な金額だけ皆からあつめて、その人に貸すらしい。
しっかし、借りたい人の人生を変えるのに必要な金額がたった200ドル?
まあびっくりするような金額である。
しかも、Kivaは利子を取らない。他のやつではちょっとだけ利子を取るのもあるけれど。

マイクロクレジットって、一般人でも十分できるのね。

さて、そのKivaを紹介している雑誌や新聞がいっぱいあるのだが、そこからいろんな記事を見ていて見つけたもの。

Prosper
Lending Club

どうもみた限り、個人で高利貸しをできるようである。Kivaみたいに貸して欲しい人がいっぱい載っていて、それに貸す。 利子つき。 その利子がまた8.68%とか書いてある。もっと高いのもいっぱいある。
しかも、貸して欲しい人達はアメリカ人。 理由に借金とかかいてあるし。。。。。。
2000ドルの自転車が欲しいとか書いてある人もいるし。その2000ドルの自転車がどうして必要かは不明だし。。

高利貸しになりたい人は、どうぞやってみてください。
なんか、お金返ってこなかったら元も子もないので、私はやらないけど。

今日の教訓 マイクロクレジットは25ドルから出来ます。

参考文献
KIVA マイクロファイナンス
「途上国におけるP2Pマイクロファイナンスの活用」 (Nikkei Net)

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