研究していて、たまに自分の存在意義を確認する方法
PubMedは論文の検索をするウェブサイトだが、(くわしくは「祝 論文がPubMedに載りました」参照)、自分の論文がその後どうなったかを検索す るウェブサイトがある。
ISI Web of Knowledge
http://portal.isiknowledge.com/portal.cgi?DestApp=WOS&Func=Frame
大学とか以外からはアクセスできないので、すみません。
その道の人(研究者)は、大学からアクセスしてください。
その道の人(研究者)にはあまりにも有名なインパクトファクターを出している会社(トムソンサイエンティフィック社)が出している。インパクトファクター について、くわしくはこっちへ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%BC
さて無事にHPにアクセスできたときは、自分の論文情報を入れる。すると、自分が書いた論文が出てくる。
重要なのは、Time Citedという数字で、「論文が出てから今まで何人の人が論文に引用したか」を示す。
それをクリックすると、どの論文が引用したかわかる。
たとえばドイツでの研究は2005年にJournal of Immunologyという雑誌に出したが、現時点で44報の論文が引用してくれている。結構Journal of Immunologyのインパクトファクターに貢献してるんじゃないかと、勝手に思っている。
もう1つのドイツの研究はEuropean Journal of Immunologyに2006年に出したが、現時点では8報の論文が引用してくれている。
この前出したばっかりの論文は、もちろん誰も引用していないので、乞うご期待。
読者のみなさん、どうもありがとう。
これからもいい論文出すので、どんどん読んで引用してください!
さて、これはもちろん他の論文でも調べれるので、うちのボスが私が来る前の2004年に出した論文を調べてみた。96報である。
ボスに見せたら、不満そうにしていた。私の44報と比較してのことか。
ついでにうちのボスが大ボスと共同で出した、うちの分野では超有名な論文についても調べてみた。
Natureである。泣く子も黙るNature。うちの弟でも知っているNatureである。
調べてびっくり。
2002年に出したものだが、なんと462報。462!
ケタが違う。
これがNatureの威力か、それともものすごく重要な論文だからか。恐れ入った。
うーむ。
さて、引用された数字を比べるだけだと面白いけど役に立たないので、誰が読んでいるか見てみよう。
Time citedをクリックすると、実際にどの論文が引用したか出てくる。
トムソンサイエンティフィック社、ご苦労様である。
有名な先生を見つけたり、ライバルを見つけたり、「そんなところになぜ?」というような論文もいっぱいある。案外日々検索していて見落とした重要な論文が 発見されたりすることもある。
しかし、もし自分の出身の研究室からしか引用されていない場合は結構落ち込んだほうがいいかもしれない。
このトムソンサイエンティフィック社、私がドイツにいた時は研究者のランキングもだしていた、免疫学の100位を印刷してドイツの大ボスに見せたら、面白 がってみていた。(大ボスはその当時37位)今はそういう無駄なものは無くなったらしい。それとも私が見つけれなくなっているのか?
このトムソンサイエンティフィック社のページの使い方を教えてくれたのは、日本の大学の図書室の人です。
司書さん、どうもありがとう。
全然関係ないことだが、うちの弟は私に向かって「お前がNatureに論文出したら、俺はハーバード大学に行ってやるよ」と行ったので、私は頑張って Natureに論文を出さなければならない。我が家では「いったん口に出したことは守らなければならない」ことになっている。ハーバード大学は世界で一番 優秀な大学ね。ここに忘れないように、書いておくので、誰かもし間違って私がNatureに論文を出してしまった時は思い出させてください。(英語では please remind meと言います)
今日の教訓 たまには自分の存在意義を調べるのもいいことです。
ISI Web of Knowledge
http://portal.isiknowledge.com/portal.cgi?DestApp=WOS&Func=Frame
大学とか以外からはアクセスできないので、すみません。
その道の人(研究者)は、大学からアクセスしてください。
その道の人(研究者)にはあまりにも有名なインパクトファクターを出している会社(トムソンサイエンティフィック社)が出している。インパクトファクター について、くわしくはこっちへ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%BC
さて無事にHPにアクセスできたときは、自分の論文情報を入れる。すると、自分が書いた論文が出てくる。
重要なのは、Time Citedという数字で、「論文が出てから今まで何人の人が論文に引用したか」を示す。
それをクリックすると、どの論文が引用したかわかる。
たとえばドイツでの研究は2005年にJournal of Immunologyという雑誌に出したが、現時点で44報の論文が引用してくれている。結構Journal of Immunologyのインパクトファクターに貢献してるんじゃないかと、勝手に思っている。
もう1つのドイツの研究はEuropean Journal of Immunologyに2006年に出したが、現時点では8報の論文が引用してくれている。
この前出したばっかりの論文は、もちろん誰も引用していないので、乞うご期待。
読者のみなさん、どうもありがとう。
これからもいい論文出すので、どんどん読んで引用してください!
さて、これはもちろん他の論文でも調べれるので、うちのボスが私が来る前の2004年に出した論文を調べてみた。96報である。
ボスに見せたら、不満そうにしていた。私の44報と比較してのことか。
ついでにうちのボスが大ボスと共同で出した、うちの分野では超有名な論文についても調べてみた。
Natureである。泣く子も黙るNature。うちの弟でも知っているNatureである。
調べてびっくり。
2002年に出したものだが、なんと462報。462!
ケタが違う。
これがNatureの威力か、それともものすごく重要な論文だからか。恐れ入った。
うーむ。
さて、引用された数字を比べるだけだと面白いけど役に立たないので、誰が読んでいるか見てみよう。
Time citedをクリックすると、実際にどの論文が引用したか出てくる。
トムソンサイエンティフィック社、ご苦労様である。
有名な先生を見つけたり、ライバルを見つけたり、「そんなところになぜ?」というような論文もいっぱいある。案外日々検索していて見落とした重要な論文が 発見されたりすることもある。
しかし、もし自分の出身の研究室からしか引用されていない場合は結構落ち込んだほうがいいかもしれない。
このトムソンサイエンティフィック社、私がドイツにいた時は研究者のランキングもだしていた、免疫学の100位を印刷してドイツの大ボスに見せたら、面白 がってみていた。(大ボスはその当時37位)今はそういう無駄なものは無くなったらしい。それとも私が見つけれなくなっているのか?
このトムソンサイエンティフィック社のページの使い方を教えてくれたのは、日本の大学の図書室の人です。
司書さん、どうもありがとう。
全然関係ないことだが、うちの弟は私に向かって「お前がNatureに論文出したら、俺はハーバード大学に行ってやるよ」と行ったので、私は頑張って Natureに論文を出さなければならない。我が家では「いったん口に出したことは守らなければならない」ことになっている。ハーバード大学は世界で一番 優秀な大学ね。ここに忘れないように、書いておくので、誰かもし間違って私がNatureに論文を出してしまった時は思い出させてください。(英語では please remind meと言います)
今日の教訓 たまには自分の存在意義を調べるのもいいことです。
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