欧と米の違い

うちの親によると、新聞などのメディアが日本の悪いところを言う場合、「欧米では」という単語を使うらしい
しかし、欧と米は、私の言う限り全然文化が違うところである。 

今度ミュンヘンに遊びに行くので、コンサートチケットの購入に挑戦した。
昔から、ドイツ語はあまり読めていなかったのだが、「雰囲気で」(←これ重要)適当に情報を入力してチケットを購入したり、Amazon.de(ドイツのアマゾン)で何かを買ったりしていた。
それで、今回も挑戦。
München Ticket
で、まずアカウントを作った。
住所を入力するところがあったので、アメリカの住所を入力した。
国を選択するところがあったので、「アメリカが無い、ここにも無い、どこだアメリカ?」と探していて、やっと見つけたのがこれ。
Vereinigte Staaten von Amerika (USA)
United States of America(アメリカ合衆国)は、ドイツ語ではVereinigte Staaten von Amerikaと言うらしい。知らなかった。心配なので、Beolingsに単語を入れて確認。

さて、無事にアカウントを作って、コンサートの情報を入れて探し出して、いよいよ購入をしようと思ったところ、以下の選択肢があった。
1.オフィスに来て、お金を払って受け取る
2.クレジットカードで購入して、郵送してもらう(のような表現)
もちろん、数日以内にドイツのミュンヘンのオフィスに取りに行くなんていうことは不可能なので、2番を選んだ。
そしたら、次のページで、
「どうも購入ありがとうございます。10月30日までにかくかくしかじかの銀行口座にこれだけの金額を振り込んでください。」
という表示が。

我が目を疑った。
まさかコンサートチケットを購入するのにクレジットカードが使えないなんていう、とんでもないことがあるわけないと思った。
だが、よくよく考えてみると、ドイツではクレジットカード無しで生活していた。
日本と同じく、普通は現金。
たまに電車の切符を買うときなどは、銀行のカードを使う。
そして、本当にクレジットカードを使いたいときは、日本のクレジットカードを使用。
そんな生活をしていた。

アメリカみたいに、クレジットカードないとクレジットヒストリーが無いから信用できないとか、何も出来ないとか、何かを買うのにアメリカ出身のクレジットカードしか受け付けないとか、そういう不思議な、ある意味異常なことは無かったわけだった。 だから、コンサートチケットが銀行振り込みしかないなんていうことがあっても、全然おかしくないわけだった。

結局コンサートチケットは、友達に「Help me!」というタイトルで、「お金振り込んでー」とメールを送った。
買ってくれてるかなー。
それとも忘れてるかなー。
忘れていても別にいいけど。

今日の教訓 クレジットカードは全世界で普通に使えるなんてことは、思ってはいけないらしい。

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