お祝い、お祝い

論文がアクセプトされたので、昨日は友達と一緒に飲みに行った。
Douzo Modern Japanese Restaurant
ハマチのカマ焼きと揚げ出し豆腐があった。(←レストランのレベルの指標みたいなもの)
飲んだもの。
1. Kaori Junmai
おそらく、これ。名前のとおり、香りが高くてよろしい。

2. Saketini
ウィキペディアによると、
Saketini is the general definition of a cocktail that uses Sake (otherwise known as Japanese rice wine) and other ingredients such as simple syrups, distilled spirits, liqueurs, juices and garnishes. The name saketini comes from the recent and popular usage of the suffix "-tini", derived from the name for the classic cocktail, the martini, to denote any alcoholic drink that is served chilled in an 'up' glass.
Sake(日本酒)とVodka(ウォッカ)のカクテルであった。 tiniの部分はMartini(マティーニ)からきている。ウィキペディア日本語版にSaketiniが載っていないということは、当然日本では普及していないということであろう。

そういうことで、Saketiniのレシピを発見したので載せてみた。
Saketini Recipe
Add the following to a cocktail shaker:
2 ounces sake
1 ounce vodka
Ice

Shake well and strain into a martini glass.
Garnish with a cucumber slice

カクテルシェーカーに2オンスの日本酒と1オンスのウォッカ、氷をいれて振り、マティーニグラスに注ぐ。キュウリ(日本のではなくアメリカのお化けキュウリ)のスライスを中に入れる。なぜキュウリなのかは不明。 英語のウィキペディアを見ると、ジンを使ったバージョンもあるらしい。
このSaketini、まずくもなければ美味しくもなかった。私の好みの問題であるが。
ここに報告しているのは、防備録(このブログ)にでも書いておかないと、また間違って頼んでしまうからである。実際今回も頼んで、来た物を飲んだ途端「これ前に飲んだことがある!」と思ったのであった。

「人生はまずいワインを飲むほど長くはない」

と、どこかのソムリエが書いた文章をみて、ものすごく納得したことがある。何もまずくもなければ美味しくもない物をまた頼む必要ないし。ただし、間違ってまずい日本酒を手に入れてしまった場合、Sakatiniにしてしまうのは一つの手かと思う。

さて、日付を変えて。
今日は友達の誕生日をささやかにお祝いした。何か持って行こうかと訊いたところ、「ドイツビール持ってくるの禁止!」と言われた。遊びに行ったらベルギービールを5種類ぐらい飲ませてくれた。「ビールは、麦芽ホップ・水・酵母のみを原料とする」というビール純粋令を守っているドイツビールと比べて、ベルギービールはいろんな味がする。
そのビールの味から、昔妹と一緒に行った安曇野のユースホステルの夜のバーを思い出したのであった。ウェブサイトによるとユースホステルのオーナーもベルギービールのファンらしい。つまり昔ユースホステルの夜のバーで飲んだのもベルギービールということであろう。自分で言うのもなんだが、味で思い出すとは、変な記憶力である。人の名前は覚えられないくせに。。。。。
話を元に戻して、このユースホステル、夕食を食べることをお勧めする。10年ぐらい前に行ったときには、夕食にもグラス1杯のワインがついていた。「その値段でこの夕食を出し、そこそこのワインを出してくるとは!」とオーナーのコストパフォーマンスに敬服したのであった。ついでのついでにオーナーにワインの銘柄を訊いたのであった。学生だった私でも飲めるお値段のワインであった。そして昔も夕食代500円、今も600円弱である。今もワインを出してくれるかは不明だが、食事は今でもおいしいであろう。

私も自分の誕生日に「ミュンヘン限定ビール飲み比べ会」でもしようかな。もっともAugustiner Hellesの手に入るところなんてないが。

友達の誕生日に話を戻して、私はJaponaiseのケーキを持っていった。抹茶ケーキ、ちゃんと抹茶の味がするとのことで、気に入ってもらえたようである。いわゆる日本で見られる典型的なケーキである。
Whole FoodsのTiramisuは美味しいが、一般的にアメリカ人が「誕生日なの!」と持ってくるケーキはまずい。なんたってバタークリーム(グラニュー糖がザラザラ入っている)なのである。聞くところによると、生クリームが嫌いだからバタークリームなんだそうである。グラニュー糖のザラザラの食感がまた、食欲をそぐのである。

そんなまずいものは、くわん!

今日の教訓 「人生はまずい物を食べるほど長くはない」

過去のブログ
ドイツとご飯と飲み物と (ミュンヘンに遊びに行き、Augustiner Hellesを飲み、アメリカのビールのまずさを実感したこと)
日本のケーキ (Japonaiseのケーキをボスの誕生日に持っていったこと)

Comments

Popular posts from this blog

4年目にしてコロナに初めてかかった

起業家のポッドキャスト(How I Built This)

ポップコーンは携帯では、はじけません

世界で100人の最も影響力のある女性 2009年版

Ph.D student (博士課程学生)のこころえ