靴を脱ぐ

ドイツに行ったアメリカ人のブログを読んでいて思い出した。
ドイツ人と日本人の共通点。 (それともヨーロッパ人と日本人の共通点?)
日本人は家に入るとき靴を脱ぐ。
ドイツ人も家に入るとき、靴を脱ぐ。
脱がない家もある。私はドイツでWG (Wohngemeinschaft, 英語と日本語でいうところのルームシェア、あるいはアパートメントシェア)をしていた。そこでは靴を脱がないことになっていたので、私の部屋だけ靴無しにしておいた。
だが、家によっては靴を脱ぐ。理由は簡単で、ドイツ人はきれい好きだからである。

私流ドイツ人の家の訪問の仕方
1.玄関の前には必ずマットが置いてあるので、靴をごしごしこする。これをやっているアメリカ人を今のところみたことがない。

2.出迎えてくれた友人の足元を見て、靴を履いていればそのまま、靴を脱いでいれば「靴脱いだほうがいい?」と訊く。私は靴は嫌いなので、遠慮なく(?)脱いでしまうが。

ミュンヘンは雪が多かったので、研究所の入り口の前にはマットではなくって金網みたいなのが地面に埋め込んであって、そこで雪を取るようになっている。そ うでないと、研究所の床が濡れて滑って危険。まあ、スキー場の建物の入り口みたいな感じですな。そして入り口に入るとマットが置いてあって、そこで靴をご しごしこする。ボストンでも雪は降るのに、そんな丁寧なことをやっている人はみたことがないので、まあお国柄かなーと思う。

アメリカのドイツ人のうちに遊びに行ったとき、靴を脱いでいたので「靴脱いだほうがいい?」と訊いたらスリッパが出て来た。
「スリッパだよ! こんなのアメリカでは(日本人の家以外)みたことないよ! 一体どこで手に入れたの?」って訊いたら教えてくれたが、忘れた。

アメリカ人は、ほとんどが靴だと思うが、いかがだろうか?
一つだけ靴下でホステス(招待してくれた人)が出て来たところがあるが、そこでは私は靴下、一緒にいたドイツ人も靴下だった。他のアメリカ人は靴と靴下とまちまちだった。

今日の教訓 靴で家の中を歩いてたら、掃除が大変だってば!

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Comments

Unknown said…
初めてコメントさせて頂きます。

現在アメリカ南部の大学研究所でポスドクをしているのですが、ヨーロッパのドイツの研究所を目標に移りたいと考えています。
その他、面白い記事がありましたのでこれからも参考にさせて頂こうと思います。
Kay said…
Ryokiさん、こちらこそよろしくお願いします。
O-ya said…
Kayさん、はじめまして。ブログはFFさんを通じて覗かせていただいておりました。
アメリカでも、靴脱ぐ人わりといますよ。アジア系とまったく縁のない人でも、「こっちの方がきれいだから」って。CAでもよく出会ったし、TXでもウチのテナントにいるし、賃貸物件を見に来て自ら靴脱ぐ人たちがいます。「家でも脱いでるから」って。ウチも賃貸物件はカーペットを掃除した後は通り道にプラスチックのカバーを敷くのですが、不動産業者には靴の上からかぶせるシューカバーを置いている人もいます。
ドイツに長年住んでいた日本人に「ドイツの主婦は日本の主婦なんかより掃除とか主婦業をビッシリやる」と言ってましたが、きれい好きだからなんでしょうか。
Kay said…
なるほど。。。いろんな人がいるんですねえ。私のニューヨークの友達は土足で上がられてものすごく怒っていましたが。。。。
ドイツの主婦は掃除ビッシリやるかも知れませんが、裏技もあります。Putzfrau(掃除のおばさん)に週に2回ぐらい来てもらったらいいです。