目医者

アメリカに来て5年経って、はじめて目医者に行った。別に行く気はなかったのだが、PCP(かかりつけ医者)に予約されてしまったのである。

昼間の1時に行って、瞳孔を拡大させる点眼薬をして、お医者さんに目のチェックをしてもらった。
使い捨てのサングラスをもらう。あいにく今日は快晴中の快晴で、サングラスしてもまぶしいかった。
その後3時間、私はまぶしい+焦点が合わないで、役立たずだった。遠くは焦点があうのだが、近くは見えないのである。
コンピューターの画面は見れないし。
論文は読めないし。
細胞は数えられないし。
ボスに「ワールドカップのドイツ対スペイン、キッチンで見てる人いるから、それでも見てたら?」と言われたが、そういうわけにはいかないだろう。。。。

鏡で自分の目を見ても、気持ち悪いほど瞳孔拡大してるし! 
黒目の80-90%は瞳孔が占めてる勢い。

それで思い出した話。
ベラドンナ(ウィキペディアより。)
ベラドンナは西欧で自生する多年草で、最近では北アフリカおよび西アジア北アメリカの地域で帰化している。自生している場所は山間の日陰などで、湿気が多く、石灰質 の肥えた土壌の場所で群生しているのを見ることができる。早春に葉に包まれた新芽を出し、全長は 40 cm から 50 cm 程度、最高で 5 m ほどにもなる。花期は夏ぐらいまでで、くすんだ紫色の花を咲かせる。この花が過ぎた後に緑色の実をつけ、1 cm ほどに膨らんで、黒色に熟していく。この実は甘いといわれるが、猛毒を含んでいるため絶対に食してはいけない。
名前は、イタリア語で「美しい女性」を意味する bella donna の読みそのままで、古くに女性が瞳孔を散瞳に させるための点眼薬として、この実のエキスを使用したことに由来する。

瞳孔が拡大したら美しかったのか、昔の女性は。
というか、美しさのためなら何でもするのね女性って。
こちとらまぶしくって仕方が無いんですけど。
ちなみに英語版で見たところ、使いすぎると盲目になるらしい。決して使わないように。。。。。

で、そのウィキペディアを読んでいるうちに「アトロピン」という単語が出てきた。

おー。なるほど。

ようするにこの「美のために、点眼薬でわざわざ瞳孔を拡大させた話」は、どうも大学の授業中に聞いた話らしい。ちゃんと授業聞いていたのね、私も。

ちなみに、頼んでも無いのに、目医者さん、眼鏡の処方箋をくれたのであった。
眼鏡の購入どきかどうか聞いたら、別に買わなくってもいいらしい。
でも、そろそろ眼鏡の購入どき?

今日の教訓 夜の9時になってもまだ目が変だぞ。。。。

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