The Running of the Brides
うーむ、タイトルのいい日本語訳が思い浮かばない。
最近婚約した博士課程の学生が、ウェディングドレスを探しているらしい。私はウェディングドレスの相場なんか知らないが、結構高そうである。しかもこっちの国はレンタルはしないらしい。日本みたいに途中でお色直しはないらしいから「ドレス1枚だけでいいから、高くはないわよ」と言っていたが、一応学生ではある。
彼女「だから、Filenes Basementのブライダルセールに行くの!」
私「それ聞いたことあるよ。なんかすごいんだって?」
彼女「Youtubeで検索したら見つかるわよ」
ということで、皆で見たYoutubeのビデオ。
研究室で見たときは音無しで見たのだが、家で見ると音声が入っていて余計怖い。別に映像を編集したわけでなく、一瞬にしてドレスがリアルタイムで無くなっていくのである。
同僚に至っては、「まるで虫みたいだ。英語の名前知らないけど。」
私「それ、全部食べちゃう虫の大群のことでしょ?」(←イナゴの大群のこと)
同僚「そうそう! こわいー。」
婚約した女の子の友人である博士課程の学生は、「私ここに行くの?」とすっかり恐れをなしている。
さて、ウィキペディア英語版のRunning of the Brides によると、この行事は1947年にボストンのFilene's Basementで始まったそうである。なんでも、普通に買えば最高9000ドル(約90万円)するようなウェディングドレスが249ドル(約2万5千円)から699ドル(約7万円)の値段で買えるそうである。
自分の気に入ったドレスを買うために、みなチームを組んで乗り込む。 チーム間のコミュニケーションのために色が一緒のTシャツを着て、笛やらベルを持っていく。最初に皆で可能な限りのドレスをまず取って、未来の花嫁が順番に試着していく。そしてグループ間でtrade(トレード、交渉)や交換をしていく。未来の花嫁が自分の気に入ったウェディングドレスを見つけたら終わり! ”When a bride-to-be finds "The One" others clap for her.”って書いてあったから拍手とかして終わりなんだろう。返品はできないらしい。
ほーーー。
他のページによると、このイベントのためにFilene's Basementは1500着ウェディングドレスを用意するそうである。試着室などはないので、未来の花嫁は水着とかスポーツブラをつけていくそうである。しかも、小さな鏡も持っていくそうである。あらかじめ写真などをチームの皆にみせて「どんなドレスが欲しいか」を言っておくことも重要らしい。
ほーーー。
映像をよく見てみると面白い。画像の左下のチームに注目。
48秒後 ドレスを積み重ねている。
53秒後 一人ドレスの番をする。
1分42秒後 積み重なったドレスの上に人がのる。
1分48秒後 ドレスの周りに人があつまり、手を広げて防御。他の人に取られないように守っている。
というわけで、やっぱり恐ろしい話であった。
今もう一度見た。
よく考えたら、アメリカ人でもチームワークできるのね。個人プレー国なので、てっきりそんなことは出来ないかと思った(笑)。
Filenes Basementのウェブページによると、次のブライダルセールは2010年8月20日にHynes Convention Centerで行われるらしい。天井見ても確かにポスター会場そっくり!
8時からということなので、興味がある人はどうぞ(笑)。ウェブページによると、11時頃には最初のとんでもない騒ぎが終わっているということなので、あまり期待せずにその頃に行くのもいいかも。
今日の教訓 カメラもって遊びに行こうかしら(←野次馬根性まるだし) でも危ないかしら?? それとも、博士課程の学生のウェディングドレスのチームにかり出される????
7月30日 追加 タイトル「ウェディングドレス獲得のために突撃する花嫁たち」ってのはどうでしょう?
過去のブログ
・Heroes intensive course (ヒーローズ集中講座)
ヒーローズの登場人物にチームワークが全然みられなかったこと。
最近婚約した博士課程の学生が、ウェディングドレスを探しているらしい。私はウェディングドレスの相場なんか知らないが、結構高そうである。しかもこっちの国はレンタルはしないらしい。日本みたいに途中でお色直しはないらしいから「ドレス1枚だけでいいから、高くはないわよ」と言っていたが、一応学生ではある。
彼女「だから、Filenes Basementのブライダルセールに行くの!」
私「それ聞いたことあるよ。なんかすごいんだって?」
彼女「Youtubeで検索したら見つかるわよ」
ということで、皆で見たYoutubeのビデオ。
研究室で見たときは音無しで見たのだが、家で見ると音声が入っていて余計怖い。別に映像を編集したわけでなく、一瞬にしてドレスがリアルタイムで無くなっていくのである。
同僚に至っては、「まるで虫みたいだ。英語の名前知らないけど。」
私「それ、全部食べちゃう虫の大群のことでしょ?」(←イナゴの大群のこと)
同僚「そうそう! こわいー。」
婚約した女の子の友人である博士課程の学生は、「私ここに行くの?」とすっかり恐れをなしている。
さて、ウィキペディア英語版のRunning of the Brides によると、この行事は1947年にボストンのFilene's Basementで始まったそうである。なんでも、普通に買えば最高9000ドル(約90万円)するようなウェディングドレスが249ドル(約2万5千円)から699ドル(約7万円)の値段で買えるそうである。
自分の気に入ったドレスを買うために、みなチームを組んで乗り込む。 チーム間のコミュニケーションのために色が一緒のTシャツを着て、笛やらベルを持っていく。最初に皆で可能な限りのドレスをまず取って、未来の花嫁が順番に試着していく。そしてグループ間でtrade(トレード、交渉)や交換をしていく。未来の花嫁が自分の気に入ったウェディングドレスを見つけたら終わり! ”When a bride-to-be finds "The One" others clap for her.”って書いてあったから拍手とかして終わりなんだろう。返品はできないらしい。
ほーーー。
他のページによると、このイベントのためにFilene's Basementは1500着ウェディングドレスを用意するそうである。試着室などはないので、未来の花嫁は水着とかスポーツブラをつけていくそうである。しかも、小さな鏡も持っていくそうである。あらかじめ写真などをチームの皆にみせて「どんなドレスが欲しいか」を言っておくことも重要らしい。
ほーーー。
映像をよく見てみると面白い。画像の左下のチームに注目。
48秒後 ドレスを積み重ねている。
53秒後 一人ドレスの番をする。
1分42秒後 積み重なったドレスの上に人がのる。
1分48秒後 ドレスの周りに人があつまり、手を広げて防御。他の人に取られないように守っている。
というわけで、やっぱり恐ろしい話であった。
今もう一度見た。
よく考えたら、アメリカ人でもチームワークできるのね。個人プレー国なので、てっきりそんなことは出来ないかと思った(笑)。
Filenes Basementのウェブページによると、次のブライダルセールは2010年8月20日にHynes Convention Centerで行われるらしい。天井見ても確かにポスター会場そっくり!
8時からということなので、興味がある人はどうぞ(笑)。ウェブページによると、11時頃には最初のとんでもない騒ぎが終わっているということなので、あまり期待せずにその頃に行くのもいいかも。
今日の教訓 カメラもって遊びに行こうかしら(←野次馬根性まるだし) でも危ないかしら?? それとも、博士課程の学生のウェディングドレスのチームにかり出される????
7月30日 追加 タイトル「ウェディングドレス獲得のために突撃する花嫁たち」ってのはどうでしょう?
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・Heroes intensive course (ヒーローズ集中講座)
ヒーローズの登場人物にチームワークが全然みられなかったこと。
Comments
初めてお邪魔します。
…でもアメリカじゃご祝儀システムじゃないですよね…。日本だと衣装が安いとだいぶ浮きますから。こんなタイトルになるのかもなー。日本語にし辛いですよね。
行ったんですかー! それはすごい。たぶん、気後れというか、無残なドレスにがっくりしたんでしょうねえ。それにしてもFilene's Basement一体どこで元取ってるんでしょう? それともFilene's Basement、ただのイベントとしてやってる???
Rさん、
私のチーム結成なんてことがあったら誘いますので、駆けつけてください。
Anonymousさん、
タイトルの日本語は、いぜんとして謎です。「花嫁は走る!」ですかね。。。