電動歯ブラシの修理

電動歯ブラシの充電バッテリーがへたってきたので交換してみた。Planned obsolescence(日本語で計画的陳腐化)にどこまで対抗できるか挑戦である。ウィキペディアによると

計画的陳腐化(けいかくてきちんぷか)とは、製品の寿命を人為的に短縮する仕組みを製造段階で組み込んだり、新製品を市場に投入するにあたって、旧製品が陳腐化するように計画することで、新製品の購買意欲を上げるマーケティング手法のこと。

商品が物理的には壊れていなくても使用不能になるような仕組みを製造段階で組み込む手法、またはそのような印象を与えるマーケティング手法。
電池部分を密閉した設計の電動歯ブラシや、部品交換を阻止する特殊なネジ穴を導入した電子機器、カウンターを設けてインク残量に関係なく動作を停止する仕組みを持ったプリンターインクなどが知られている。

また、新製品に対し新しいデザインや新しい機能を持たせることで相対的に旧製品を陳腐化させる方法、上位互換性のある規格を導入したり、逆に互換性の無い規格を導入したりして、旧規格を陳腐化させるなどの方法がある。自動車のマイナーモデルチェンジ、ソフトウェアのアップグレードなどがその典型。

引用終了。
そのまま「電池部分を密閉した設計の電動歯ブラシ」って書いてあるやん!

ということで、

Braun Oral-B Professional Care Type 3756 Battery Replacement

を参考に電池交換。電池はeBayで探し出して注文。なんとポーランドからの発送である! だが、歯ブラシ自体はMade in Germanyだから、距離的には一緒か。
ウェブサイトの指示通りに分解して、ハンダごてデビューである。ハンダづけは英語でsolderingという。soldering remover(desoldering braidともいう?)があったほうがいいよと書いてあったが、その通りである。ハンダってつけるのは簡単だけれど、取り除くの大変ね。その辺のいろんな物を溶かしながら(笑)、電池を交換した。充電器にのせたら、なんと充電が開始されて歯ブラシが動くようになった、しんじられん。

元に戻していったら、底のキャップが壊れていることが判明。ウェブサイトによると、Planned obsolescenceの犠牲だそうである。「接着剤で軽くくっつけろ」と書いてあった。バネが入っているので、キャップを閉めてもキャップが飛び跳ねるのである。

このバネがここに入っている意味がわからん。

ということで、取り除いてキャップをしめて充電再開。普通に歯ブラシとして使っても問題なし。

やっぱりこのバネの意味がわからん。

ということで、バネ無しで充電式電動歯ブラシを使うことにした。ちなみにインターネットで見る限り電池交換式電動歯ブラシは電池ではなく、モーターがおかしくなるようである。Planned obsolescenceめ! 

ちなみに電動歯ブラシの電池交換は日本語のウェブサイトも結構あるので、興味がある人はどうぞ。

今日の教訓 電動歯ブラシ今のところ問題なし???

過去のブログ
歯の矯正プロジェクト その5 電動歯ブラシ

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