The martianが理科の教材に!

The Martianがなんと理科の教材としてアメリカで使われているらしい!

The Martianの本バージョンの日本名は「火星の人」、日本の映画名はオデッセイである。なぜオデッセイという名前にしたかは不明。


Andy Weir’s Best Seller ‘The Martian’ Gets a Classroom-Friendly Makeover (New York Times)
Author(著者)によると、The Martianを発表してから先生に「学校の教科書として使いたいんだが」という問い合わせが相次いだそうな。でも160のdirty-wordがあるために許可が下りない。要するにお子様には読ませてはいけない言葉が160個あるのですな。いや、たぶんいいんだろうけど、さすがに学校の教材として使うのはいけないのですな。そこでauthorが出版社と協力してdirty-wordを外したバージョンを作ってはれて教材として使えるようになったそうな。

The Martianで私が好きなのは、problem-solving skill(問題解決能力)である。映画版は実はトラブルは半分ぐらいで、本バージョンはさらにトラブルが延々と(!)続く。それをいちいちいちいち解決していく能力がすごい!!

って、Science fictionだけれど(笑)

一人で生きて行くメンタリティーもすごい!

って、Science fictionだけれど(笑)

ということで、どうやって理科の教材として使われてるのかは知らんが、楽しい話なのであった。まさか、ジャガイモ育てているんでは? それとも水素燃焼して水作ってる????

ついでに思い出したが、この前AAAS annual meetingがあった。AAASはかの有名なScience Magazineのグループである。たまにボストンで学会をするのである。Exhibition(学会のいろいろな企業とかが展示しているブース)とfamily science dayのところはタダで入れるのでそこに入ったら、The martianででてきた「ヒーター」が展示してあった(放射性物質は入ってない)。

ああ、あのヒーター?(笑)

くわしくはNine Real NASA Technologies in 'The Martian'をどうぞ。

今日の教訓 The Martianのproblem-solving skillはすばらしい。

過去のブログ
iMacのメモリ増設+ハードディスクすげ替え
NASAが宇宙飛行士募集中

Comments

Anonymous said…
ギリシャ神話になぞらえて、長い苦難の旅をオデッセイということがあるようです。一見わかりにくいですが、知識欲をそそられますね。

町山智浩 映画『オデッセイ』を語る
http://miyearnzzlabo.com/archives/30854

オデュッセウス
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%87%E3%83%A5%E3%83%83%E3%82%BB%E3%82%A6%E3%82%B9
Kay said…
ホメロスのオデッセイアですね。昔子供バージョンを読んだような気がします。