Pet rock(石をペットとして売るビジネス)

昨日のびっくりな話。

なんと、昔アメリカではペットの石を買う(飼う?)のが流行っていたらしい。

石?

ウィキペディアから引用。
ペット・ロック(英: Pet Rock)は、1970年代にアメリカで流行した玩具の一つで、ごく普通の石を仮想的なペットに見立てて愛玩するというもの。1975年、アメリカ人のゲイリー・ダウル (Gary Dahl) が、ペットの飼育には楽しみとともに、ストレスや出費といった欠点をともなうことから、それらの欠点が一切ないペットとして発案した。日本でも1977年(昭和52年)にトミー(現・タカラトミー)から発売された。商品内容は、ペットとしての石に加え、動物のペットと同じように通気孔のあいたキャリーケース、石を鎮座させるための布や藁、飼育方法や訓練方法を記載したマニュアルと血統書がセットになっている。購入者はマニュアルをもとに、石に対してイヌなどと同様に「来い」「お座り」「伏せ」といった基礎訓練を施し、決まった時間に入浴させ、ベッドに入れ休息を与える。さらに家族、友人、恋人といったペット・ロックを一緒にさせるといった楽しみもある。

ペット・ロックのブームは半年で終わったものの、その半年間で500万個が売り上げられ、発案者は5616万6419ドル(約6億7400万円)を稼ぎ、一躍大富豪の座に就くこととなった。ただの石に過ぎないペット・ロックがここまで売れた理由は、ペットを飼うことで和みを得られ、なおかつ動物の飼育のような様々な面倒さから解放されるといったメリットを、消費者に対して効果的にアピールしたためと指摘されている。

引用終了。
ただの石が大ブーム! おかげで発案者は大金持ち! 一体どういうこと?
と研究室で喋っていたら学生が「私持っていて、かわいがっていたの!」と言い出した。なんでも5歳ぐらいの時に飼っていたらしい。今でもその石は実家にあるそうである。目がついてるそうな。。。くわしくはウィキペディアのページをごらんください

ただの石が大ブーム!と思ったが、ダイアモンドもよく考えたらただの石。。。

今日の教訓 どういうマーケティングしたんだろう? どっかのビジネススクールの教材になりそうな?

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