2022年 おうちプロジェクト 断熱
去年買った家、冬のヒーティングが石油(!!!!)ということで、冬過ごしてみたが、石油の消費がすごくてびっくり。しかも石油高くなってさらにびっくり。まずヒーティングのセッティングが古かったので冬の終わりにProgramming Thermostatに交換した。Programming Thermostatは時間によって温度を設定できる装置である。夜温度さげて朝温度上げるというセッティングができる。前住んでた人毎日どうしてたんだろうー?? 夜さげて朝起きたら温度上げる??? それとも同じ温度で過ごしてた???
それとも石油安かったので気にしなかった? アメリカだったら、ありえそうな話。。。。
あまりに石油が高かったので、Heat Pump(日本で言うところのエアコン)にしようかと思って見積もりとったけど、結構高いので延期。今年は断熱に力を入れることにした。石油だろうがエアコンだろうが、熱が漏れてたら意味なし。。。。
まずリビングルームの天窓から太陽光が差し込んで暑いので、天窓売ってる会社がshade(日本語でもシェード?)を売っていたので購入して取り付けた。住んでた人の誰かがリビングルームの天井ぶち抜いて天窓入れたので、天井高くて明るくっていいんだけれど、暑いー(涙)(ちなみに今日の最高気温33度) 天窓のシェードは断熱もできるやつ。小さなソーラーパネルが付いていて、下からリモコンで操作できる。取り付けたあと一生懸命動いていたエアコンがちょっと楽になった? 気のせい?
リビングルームの天井ぶち抜いて天窓入れた人はさらに他の場所の天井をロフトにしちゃってハシゴで登れるようにした。格好いいんだけれど、冬は暖かい空気が全部ロフトにいきますな。。。。
家のつくりやうは、夏をむねとすべし。冬はいかなる所にも住まる。暑きころ、わろき住まひは堪へがたきことなり。深き水は涼しげなし。浅くて流れたる、はるかに涼し。細かなる物を見るに、遣戸は蔀の間よりも明かし。天井の高きは、冬寒く、灯暗し。造作は、用なき所をつくりたる、見るも面白く、よろづの用にも立ちてよしとぞ、人の定め合ひ侍りし。
ー 徒然草
ボストンの家のつくりようは夏をむねとすべしじゃないけれど、天井の高きは、冬寒く、灯暗し。は一緒だな。。。
話を断熱に戻して。
家が古いので、隙間風が多いのである。冬のsnow storm(吹雪)中に、部屋を仕切っているカーテン(ドアじゃなくってカーテンで部屋仕切ってる)が動いていた。あかんやん。石油だろうがエアコンだろうが、空気漏れてたら意味なし!
古い家なので、窓が一枚ガラスでその上にstorm windowが被さっている。普通この辺では二枚ガラスなのだが、うちの窓は一枚ガラス。二枚ガラスに変えたいところなのだが、家がHistoricに登録されているので、外見はおいそれと変えられない!
いわゆるアメリカの古民家である。歴史的(といっても家自体はそんなに歴史的じゃないのだが)街の雰囲気を保つための制度である。まー、京都の街並みが一気に味気のないビルだらけになったら観光客来ないだろうしな。。。。窓は特に制度が厳しく、「交換せずに修理すること」ということである。でもstorm windowsは交換していいらしい。storm windowsは日本でいうところの雨戸じゃなくって、窓がもう一枚ある感じ。それがうちの家では年代物すぎて全然機能果たしてないので、交換することにした。
まず窓屋さん複数に連絡して見積もり作成。「うちではもうやらない」という窓屋が多かった。来てくれた窓屋さんから提示されたもののうち、高性能の物を選ぶ。
歴史的建造物で何かする時には必ず連絡する部署に連絡して書類提出。
許可が降りたので次のステップ。
めんどくさーーーー!!!!!!!!!
今年のプロジェクトはこれで終わりかも
今日の教訓 アメリカの古民家は制度が厳しい。
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