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Geishaについて

ドイツにいる時、ある日男友達にこんなことを訊かれた。 「ねえGeishaってProstitute(売春婦)?」 いや、そうじゃないと思っていたけど、「さゆり」を読んだ時には水あげという話があったしなー? どうなんだ? こういう時はウィキペディアである。インターネットにあるフリー百科事典である。 http://ja.wikipedia.org/ に行き「芸者」と入れると、芸妓に転送され日本語の説明が出てくる。 この辞典のいいところは、左下に英語の説明、ドイツ語の説明があることだ。 ということで、英語にとぶと、 Strictly speaking, geisha are not prostitutes. (厳格に言って、芸者は売春婦ではない。「絶対売春婦じゃないから!」という意味。) 非常によろしい。 ということで、Prostituteじゃないって書いてあるよ。 と、友達に見せた。 彼は納得していた。 今日の教訓 Wikipediaを利用する。

Memoir of a Geisha

今日Memoir of a Geisha(日本語名さゆり)を見に行った。 日本を出て3年目にもなると、いろいろ変なことを思いつく。 日本語なまりの英語と中国語なまりの英語どちらとも聞き取れなかった。 私はともかくとして、一緒に行ったフランス人には相当難しかっただろう。 舞がどうみても大道芸人の曲芸に見えるが、あれは本当なのか? 私が一回だけ偶然にどこかで見た芸者の舞は、3倍ぐらいゆっくりだったぞ。しかもすごい美人だった。 映画を作る間に誰も本物の芸者の舞を見せてもらえなかったのか? でも本当かどうかわからないので、京都に行くチャンスがあったら、都おどりに行ってみよう。 自分のとこの文化なのに知らないのはよくない。相撲も見てみたい。 文化といえば、きれいな着物がいっぱい出てきたので、欲しくなった。 問題なのは自分で着れないことだ。 ブルーコンタクトが面白い。たとえ彼女が偶然誰かの混血であっても、そこまで青くはならない。 後でやや青色に変えるか、もう少し抑え目のコンタクトにすればよかったのにと思う。 そしてやっぱり日本の景色はきれいだ。 一緒に見たフランス人は「日本てきれいだねー」と言っていた。 面白いのは、BGM。最初の方はずーっと日本風のBGMなのに、アメリカ軍が占領した時の場面のBGMが完全にのんきなアメリカの曲。そのBGMにあわせ てか、超能天気なアメリカ人がいっぱいでてきた。 隣のアメリカ人に「おい、アメリカ人だぞー」と言ったら笑っていた。 BGMにはYo-Yo MaとItzhak Pearlmanが出ていた。 日本的な景色がいっぱい見れたことと、外国人が他国の文化を撮ろうとするという無理を考えれば、結構いい出来なんではないかと思うんだけれども。。。。 でも「国辱ものである」という意見もあるしー。 http://watanabe-junichi.net/diary.html ま、日本人がアメリカのカウボーイ決闘物語をアメリカ人を雇って作るみたいなものだから、あんまり無理を言ってもなんなんじゃないですか?  くやしかったら、一通り全部そろえてリメイク版作ればいいだけのことで。そして英語字幕つければいいだけだと思うけれど。 Lost in translationといい、Kill Billといい、Last

ドイツのVISAの取得方法

アメリカに比べてドイツのVISAの取得方法は簡単である。 取得するときに「ドイツからの便り」というHPから情報をいただいた。どうもありがとうございます。しかし最近再び訪問したところ、どうも閉じられてし まったようだ。 その人のHPは、 http://homepage2.nifty.com/homeplace/index.html である。 まずドイツのミュンヘンに到着する。ここからしてアメリカとは違う。 ドイツ人の助けをかりて、VISAを申請した。VISAを申請しないと銀行の口座は開けないし、すると給料はもらえない。しかしVISAを申請するには保 険に加入しなければいけない。保険に加入するには他の書類が必要で、、、という、一見ごちゃごちゃに見える状況だった。が「ドイツの便り」をプリントアウ トしていったおかげで、無事2日間でVISAが取得できた。 その方法は、間違っているかもしれないが今覚えているところでは、 1.まずボスに「○○はドイツで2年間ポスドクをするのでよろしく」という手紙をもらう。 2.それを持って、Kreisverwaltungsreferatという外国人には絶対覚えられない名前の建物に行く。ようするに市役所か区役所といっ たところだ。ここで住民登録をする。余談だが私のスペイン人の友達は、対応が悪いこの役所のことを KreisScheiseeReferat(Scheiseeは「クソ!」の意味)といっていた。それでも対応はアメリカなどよりもずっといい。 3.その住民登録証明を持って、保険会社に行き、加入する。 4.またKreisverwaltungsreferatに戻り、VISAを取得する。 5.口座を開けたい銀行に行き、口座を開ける。研究所の近くの銀行は数件「アポイント無しでは口座は開けません」と意味不明なことを言っていたが、 Deutsche Bankのおばさんは「いいですよ」と言って快く口座を開けてくれた。このおばさんは私がつい2日前ぐらいに口座を閉じるときも快く手伝ってくれた。 以上終わり。 上のサイトを探している間にアメリカ以外の研究留学リンクを見つけた。 http://www.kenkyuu.net/link-5.html アメリカ以外のところに行きたい人は、参考にどうぞ。 今日の教訓 外国に行っ

アメリカVISA取得方法 ドイツ・フランクフルトで取る場合

アメリカのVISAの取り方は超!面倒くさい。 私はドイツにいたので、フランクフルトでVISAを取った。 まずアメリカの未来のボスから書類を送ってもらう。 その書類にあるデータに基づいて、SEVIS feeなるものを払う。インターネットで出来る。 100ドルもする。ボスは払ってくれると言っていたが、請求するのを忘れていた。(今頃言うのもなんなので、そのまま放っている) そして、静かな部屋でパスポートと書類を机の上に広げ、電話を片手にもち、アメリカ大使館のVISA取得予約サービス(有料)に電話する。 相当聞き取りにくい電話ですべての用件を伝える。 最短で21日後だと言われぶち切れる。 フランクフルトのアメリカ大使館に行くんだという話しをしていたら、私と同時にVISAを申請している中国人の学生の話が出てきた。彼は、NIHで何をす るかを聞かれて『Microbiology』と言ったら隣の部屋に連れて行かれ、根堀り葉堀り1時間以上質問されたらしい。バイオテロの恐れとでも思った のだろうか?行く前から迷惑な話である。 なので、決して変なことを言わないように。とのことだった。もっとも私の専門はImmunologyなのだが。 フランクフルトに行き(結構ミュンヘンからは遠い)、アメリカ大使館の前に朝から並ぶ。 ちなみにアメリカ大使館のある通りはパトカーが封鎖していた。毎日しているんだろうか? カバン持込不可。書類のみ。 呼ばれたら中に入り順番を待つ。何を質問されるかドキドキなので、ある程度言うことを考えていたりする。 係りの人に写真を取られ、指紋を取られた後、聞かれた質問は英語で「アメリカで何するの?」 私「Research(研究)」 係りの人「はい。パスポートは一週間ぐらいで送られてくるからねー」 そんな簡単なことになんでフランクフルトまで来なくてはいけないのだ! 電車代とホテル代出せっての! フランクフルトは初めてだったのでいいのだが。 ミュンヘンに帰ってきて「何も聞かれなかったよー。日本人と中国人の違いかしら??」と話していた。 日本とアメリカは友好国のはずだし。 パスポート無しでドイツで過ごすハメになり、もしその辺の警官に「パスポート見せろ」とでも言われたらどうしようかと思ったが、無事1週間後研究室にパス ポートを送ってくれた

アメリカのJ-1 VISAとDS-2019の話 (でも全然役に立たない情報)

アメリカで研究をするにはVISAが必要である。 私もJ-1 VISAというものを持っている。 このVISAを取得するには、DS-2019と言うものが必要なのだが、私のDS-2019は一年分しかなかった。 ので、パスポートに貼っているVISAスタンプも一年分しかもらえなかった。 VISAスタンプの有効期限が切れていても、DS-2019が有効であれば、アメリカに滞在できる。 しかし、アメリカから海外に出るときは、アメリカ大使館に行って、新しいDS-2019を持って新しいVISAスタンプをもらわなければならない。 それには約2週間かかるのである! (たぶん) あーめんどくさ。 私の契約は2年間ということになっていたのにDS-2019が1年分しかもらえてないので、先輩と「たぶんどこの馬の骨ともわからない日本人を2年間も雇 うは危険なので、1年分しかくれなかったのじゃないですかー??? 役に立つならもう1年更新してあげようかっていうことで」と冗談を言っていた。 3月末に切れるDS-2019を更新しようと思い、担当の部署に電話した。 私が解釈したところにはDS-2019更新するにはどうやらいろいろ書類が必要らしい。(英語力の問題) それらの書類を集め、私のボスに「こういう書類が必要らしい」とメールで送ったら「一体なんでVISAを更新しなければいけないんだい?」という的はずれな返事。 今日それでボスにDS-2019を実際見せて、3月で期限が切れるから更新しなければいけないことを言った。 と、ボスは電話を取って担当の部署に電話した。 聞いていると、どうも私のボスは2年分の契約をその部署に送ったらしい。 でも、どうも担当の部署が間違えて、一年分しかくれなかったらしい。 やっぱり!  ドイツにいたとき送られてきた書類を見て、「給料2年分なのに契約1年分なのはなぜだー?誰か間違えたな? 年間給料が2倍だったらうれしいけど!」 と思ったのは本当だったのだ。 それを聞かなかったのは、私のVISA更新と渡米が間近に迫っていたからなのだが。 私のボスは辛抱強く、何度も何度も英語の表現を変えて、自分が書類を作らなければいけないのか、部署が全部書類を作るのかを確認していた。 で、電話をおいて、「何も作らなくていいって。ただ受け取りには行かなければいけない