アメリカのJ-1 VISAとDS-2019の話 (でも全然役に立たない情報)

アメリカで研究をするにはVISAが必要である。
私もJ-1 VISAというものを持っている。

このVISAを取得するには、DS-2019と言うものが必要なのだが、私のDS-2019は一年分しかなかった。
ので、パスポートに貼っているVISAスタンプも一年分しかもらえなかった。
VISAスタンプの有効期限が切れていても、DS-2019が有効であれば、アメリカに滞在できる。
しかし、アメリカから海外に出るときは、アメリカ大使館に行って、新しいDS-2019を持って新しいVISAスタンプをもらわなければならない。
それには約2週間かかるのである! (たぶん)
あーめんどくさ。
私の契約は2年間ということになっていたのにDS-2019が1年分しかもらえてないので、先輩と「たぶんどこの馬の骨ともわからない日本人を2年間も雇 うは危険なので、1年分しかくれなかったのじゃないですかー??? 役に立つならもう1年更新してあげようかっていうことで」と冗談を言っていた。

3月末に切れるDS-2019を更新しようと思い、担当の部署に電話した。
私が解釈したところにはDS-2019更新するにはどうやらいろいろ書類が必要らしい。(英語力の問題)
それらの書類を集め、私のボスに「こういう書類が必要らしい」とメールで送ったら「一体なんでVISAを更新しなければいけないんだい?」という的はずれな返事。
今日それでボスにDS-2019を実際見せて、3月で期限が切れるから更新しなければいけないことを言った。
と、ボスは電話を取って担当の部署に電話した。
聞いていると、どうも私のボスは2年分の契約をその部署に送ったらしい。
でも、どうも担当の部署が間違えて、一年分しかくれなかったらしい。
やっぱり! 
ドイツにいたとき送られてきた書類を見て、「給料2年分なのに契約1年分なのはなぜだー?誰か間違えたな? 年間給料が2倍だったらうれしいけど!」
と思ったのは本当だったのだ。
それを聞かなかったのは、私のVISA更新と渡米が間近に迫っていたからなのだが。
私のボスは辛抱強く、何度も何度も英語の表現を変えて、自分が書類を作らなければいけないのか、部署が全部書類を作るのかを確認していた。
で、電話をおいて、「何も作らなくていいって。ただ受け取りには行かなければいけないけど」
やったーーー。
私が自分の書類を作るのは別にいいが、ボスには面倒くさい話だったろう。
手間が省けてうれしいようす。

そんなの間違えるおかげで4月からアメリカ国外に出る場合は私はVISAを更新しなければいけない。日本にいたころの私であれば、ぶち切れているところだ が、アメリカに来てから忍耐強くなったので、怒らないことにする。
それに2週間ぐらいそれが口実でまとめて休めると考えれば、いい話だ。

今日の教訓 話と違う書類をもらったら、問い合わせてみる。

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