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クリスマスと誕生日はニューヨークで

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という贅沢なことをしてきました。っていうと、本当に贅沢に聞こえるけど、そうでもない。 12月25日 ボストンからニューヨークへ、バスに乗っていく。4時間で到着。15ドル。ピーターパンとグレイハウンド普通にチケットを買うと高いが、 インターネット で買うと、片道15ドルになる。 まったくもって、チャイナバスの危機である。同じ15ドルだったら、横転したり故障して2時間ぐらい途中で待たされたりするチャイナバスを選ぶ人はすくないだろう。グレイハウンドとピーターパンの欠点は、あらかじめ並ばなければいけないところだが。。。。 Kinokuniyaが移動するとのことで、半額セールをしていたので、 澤上篤人の「図解 長期投資学」 を購入。 晩御飯は焼き鳥の Torys に行く、ロングアイランドに引っ越した友達、奥さんともうすぐ2歳の子供と会う。焼酎を飲む。しかもみんな強い。ここは個室もあるし、子供も結構いるので、子供連れでも全然安心。 大学の同級生のうちに泊めてもらう。ホテルみたいにきれいな部屋なのだ。 12月26日  ニューヨークの Whitney Museum of American Art (ホイットニー美術館)に行く。 Payard で昼ご飯を食べケーキも食べる。友達が「この人誕生日なんだよ」とウェイターに伝えたがっていたが、そんなことをするとみんなに歌を歌われるので、やめておいた。 食べたご飯 Warm Thin Tart with Homemade Duck Confit, Parsnip Purée, Lardons, Onions and Honshimeji Watercress Salad with Green Apple Mustard Dressing $13.00 ケーキはクレムブリュレの中に洋ナシとくるみとメープルシロップが入っており、量の多さと濃厚さで撃沈。 それにしても、どうしてアメリカ人はいろいろなものを混ぜたがるんだろう。 夜はメトロポリタンオペラの前のイタリアン Cafe Fiorello で軽く食べ、ワインを飲む。きのこのAntiPasto Grilled Portpello Mushroomsと、シーフードのパスタLinguine Pescatore絶品!  また行こうっと。 AntiPastoがつみあがっている店である。テーブル席とバー席

たまに日本人であることを強調する

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日本に帰って鎌倉の妹の所に居候すると、いつも寄るお店。 社頭 和紙のきれいな絵とか、封筒とかが売っています。 日本でもきれいだけれど、これを海外に行ってプレゼントすると、ものすごく喜ばれる。 まだ書いてない封筒とハガキがあるので、クリスマスカード用に書いてドイツのボスに送ります。  え? 遅いって? 許してー。 他に買ってきたものは、 四季の絵。 春 夏 秋 冬 写真をクリックすると、拡大写真が見れます。 すごいのは、日本の紙は安いということです。 絵は1枚630円。もちろん値段は言いません。 そして、葉書や封筒、絵は軽いので、輸入に便利。 外人は、家を飾るのが好きなので、喜ばれること間違いなし。 今のところ、あげる予定の人はいないけれど。。。 今日の教訓 日本の文化をみせる。

日本のドラマ

日本に帰っていた時にヒマだからドラマを見ていた。 医龍2 いやー、見ていて思いましたが、日本のドラマってコテコテ。 感情を大切にする場面多し。 湿度も高し。 人間関係のごちゃごちゃ多し。 日本映画はもっと湿度が高い。 別にだからいけないと言っているわけではなく、文化の違い。 アメリカ映画のドライさに比べて、たまに、まるで梅雨だと思ってしまう。 さて、医龍のどこの場面でそんなことが見られるかというと、 1.手術室。 手術室の中でトラブルがあって、手術している人たちのいさかいがおき、そのいさかいがなおって、「先生!僕やります!(目がキラキラ)」という感じになる。 トラブルから解決されるまでの間の時間、おそらく数分。 患者はお腹(あるいは胸?)開けられて、待ってるんだよー。そんなところでいさかいしてないで、早くしてあげなよー。 2.野口先生のオフィス。 あの野口先生の棒読みみたいな喋り方がまた、怖くっていいんだよねー。 「君、キビ団子好き? ○○病院に今空いてるポジションがあるから、そこ行ってくれる?」 を出来るだけ棒読みするといいです。はい。 その他、気づいたこと ・日本人は外資系がお嫌いであることが判明。その嫌いな外資系オーナーの役は内田有紀!かっちょいい! ・人間の心臓て、こぶし一個分ぐらいじゃなかったっけ? てなことだったのだが、アメリカに戻ってきてしまったので、途中から見てない。 残念だなー。あのコテコテのドラマの続き、見たいのになー。 今日の教訓 日本のドラマは、日本の気候と同じく、湿度80-100%です。

関西人と研究

「プロ研究者への道」 の忘年会に行ってきました。 相変わらず思うことだが、黙って人の話を聞いている日本人なぞおらず、みなきちっとしたストーリーを持って会話していた。  なんていうか、みなおしゃべりなんですな。 そのうち皆気づいた。 うぬ、今日は関西人が多い。。。。。。 三重県出身の私は、半分だけ関西人に入れてもらえた。関西の大学で9年間修行することによって、関西人トークと張り合えるようになった。関西弁をやや習得したが、それでも三重弁を時々話しているらしい(本人には区別がついていない) 話はそれから「関西人は英語をしゃべっても関西弁」という話になり、「そういや、日本のあの有名な○○先生と○○先生も関西弁英語を喋っていた」という話で盛り上がった。 そーいや、昔親に「お前の英語は関西弁だ」と言われた覚えが。。。。 それにしても、みんなアクが強い。 そんな話を友達(関東人)としていたら、「いやー、アクが強い関西人のほうが、研究うまくいくのかなー」と言い出した。 私、「ん? 論文書くときにオチつけるの?」 関東人、「だって、やっぱり論文もストーリー性がないとダメじゃん」 私、「んーーー。でもオチのついた論文って。。。例えば○○先生?」 関東人、「そうそう! しかも英語なまってるし!」 って、彼はロシア出身だからだと思うけれど。。。。。 関東人、「しかもさー、関西人って、ボケるとずーとボケ続けるんだよね」 そりゃそうだ。 いかにボケ続けるかが関西人としての才能なんだから。 関東では「ボケは田舎モノのするダサいこと」ということになっているらしいが、それでも私の友人ちょっとうらやましいらしい。 別に論文でオチをつけなくてもいいと思うが、ちゃんと最後はしめないといけない。昔ボスが書いた論文を友達に見せて、「最後のデータがこれって、なんか満足しないんだけれど」と突っ込まれていた。 今日の教訓 関西人は研究において有利? (なわけねー)

たまには日本語の本

たまには日本の本のレビューです。 高学歴ワーキングプア フリーター生産工場としての大学院 日本に帰っていた時に、電車で前のおじさんが読んでいた日経新聞の広告で見つけた本です。 買って読んでみました。 なるほどなるほどなるほどー。 ある程度感づいていたけれど、やっぱりそうだったのね。 「博士課程なんか行っちゃっていいかしら」とか、 「親は行ってもいいっていうんですけどねー」(これ私が実際聞いた言葉)とか、 そういう気分で行くと、博士課程の途中で死にます。 しかし、この本によると、博士課程のその後でも死にそうです。 ので、なまじっかな雰囲気で行かないほうがよさそうです。 迷っている人、行こうと決めてる人、もう行ってしまった人、是非とも読んでください。 ちなみにアメリカの博士課程修了者(PhD保持者)は、エリートとしてインダストリー(企業)で$70,000-80,000 (約700万円-800万円)の給料がもらえるそうです。これが修了後すぐなのか、ポスドク(博士研究員)1回やった後のなのかは不明。 アカデミック(大学・研究所関係)では、そんなことは全然ないです。 アメリカのPhD保持者は、博士過程で学んだことを武器として、今までいた分野のみでなく、その他の分野でも活躍しています。 Googleみたいな感じに? が、日本では博士課程修了者は、「専門分野に固執して、頭が固くなっている人々」と思われているようなので、ご注意。 日本においてきてしまったので、貸せません。すみませーん。 今日の教訓 日本の博士課程修了者は大変らしい。 追記 特に、子供にお金を出す親御さんに読んでもらえるといいかもしれません。 過去のブログ ・ PhDを取ってよかったと思うとき ・ 博士過程に行く女性 ・ PhD student(博士課程学生)のこころえ ・ ファン発見!