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インターネットバンキングの偽画面にご注意ください

日本の銀行から、「インターネットバンキングの偽画面にご注意ください」というメールが来た。 ネットバンキング“ニセ画面”(テレ朝ニュース) なんでも、普通のウェブサイトからログインすると、次に偽の画面に代わり、秘密の暗唱番号とかを全部入力させるらしい。 ただいま調査中らしい。個人のコンピューターがウィルスに感染しているのかも知れないということだが。。。。現在のところ不明。それにしても、そんなウィルス作れるん??? 最近は高度になったということか。アメリカでは聞いた事ないけど。 今日の教訓 それにしても、その偽画面、一体どうやって判断すればいいんだろう。。。。。判断する手だてとしては、偽画面はログイン直後に「暗証番号を入力してください」と言ってくることかしら?  過去のブログ ・ Computer security: Is this the start of cyberwarfare? (コンピューターセキュリティ サイバー戦争のはじまり?)

ハリケーンその後のニューヨーク+洪水保険

ボストンは今回は無事だったが、ニューヨークやニュージャージーは結構大変なことになってるらしい。停電しているところもあるし、地下鉄とかマンハッタンから他に抜ける地下道とかも浸水しているようである。それでも今日から株式取引所は開けるみたいだけれど(まだ停電中?)。それにしてもニューヨークがそれほど脆弱とは知らなかった。あ、でもどこかで「海面が上昇すると浸水するニューヨーク」の図を見たな。ひょっとしたらアルゴアのAn inconvenience truthかしら。。。今新聞みたら、洪水は起きるかもしれないという警告はしょっちゅうあったみたいだが。 For Years, Warnings That It Could Happen Here(New York Times) 数年前もこっちにハリケーンが来ていたから、また数年ごとにこっち(アメリカ東海岸北のほう)にくると適当な仮定すると、数年ごとにニューヨーク株式取引所が閉鎖するんかいな。。。。それってアメリカのプライドとしていいのか?と思ったりする。対策としては、ウオールストリートごと引っ越すとか、それともクラウドにしてみるとか??? シティバンクはマンハッタンから出て外側に本社建ててたし。あれは、確か9.11の後シティバンクの危機対策本部が外に建てることを主張したんだった、、、、という話を読んだ気がするが、違うかも。 さて、flood insurance(洪水に対する保険)の話 For Flood Victims, Another Blow Is Possible(New York Times) 今回の住宅(あるいはビジネス)の浸水、保険でカバーされない人達が結構いるようである。理由としては、 ・住宅保険がカバーすると思っていた! ・最初家を買うときは買っておいたけど、後で更新するときにやめた。 ・住宅の場合、建物への上限は$250,000、中身の上限は$100,000である(らしい。私の英語読解力によると) ・洪水危険地域なのは知っているけど、一回も洪水にあったことがないから、あほらしいということで、保険に入ってない。 だそうである。それでも災害が来るたびに洪水の保険に加入する人がちょっと増えるらしいので、今回のハリケーンでちょっと改善されるかもしれない。。。。 今日の教訓 やっぱ海抜地帯は住

ハリケーン Sandy来てる

ただいまハリケーンSandyが来ている、あと数時間でニューヨークの下にあるニュージャージー州に上陸する予定。ボストンのあるマサチューセッツ州はちょっと距離があるのだが、それでも影響ありまくりである。直前から電気会社やガス会社から「ばっちり対策準備してます」のメールが来た。ただいまマサチューセッツ州では30万世帯が停電中である。 昨日の夜から大学から「閉めます」のメールが来た。朝はまだ風がそこまで強くなかったので、レインコートとレインパンツ(要するに雨具)を着て自転車でうらうらーと大学に行った。車も走っていないし、人もほとんど歩いていなかったので、「私こんなハリケーンの日に研究室に行くなんて、バカかもしれん」と思った。そしたら研究室には他の学生とかがいた。その学生達に、「私自分がバカかと思ったら、ここにもバカが結構いるわ」と言ったら笑っていた。私は1時間後に実験すませて退散したのだが、その後MBTA(ボストンの地下鉄、バス、通勤電車の会社)が午後2時に運転停止するという情報を得た。あわてて、研究室にいた学生に「2時にMBTAが止まるぞ、はよ帰れー!」とメールを送る。全く。 さて、家でおとなしくぼけーっとしていたら、午後2時ぐらいから風がはげしくなってきて、なんか「ゴーン」という音がした。外をのぞくと、なんと大きい木の枝が折れて、車を2台つぶしていた。すげー。その木は枯れ木でまだまだ折れそうな気配をしているので、ちょっと心配である。私のアパートまでは届かないけどね。日本と比べて、なんか風に弱そうな木がいっぱい立っている気がしてならない。日本の木は台風慣れしてるのかしらね。ボストンで見た限り、そういう暴風に慣れてない(?)木が倒れて電線引っ掛けて、それで大体停電になるのである。ボストンは電線が地面に埋められているので、風の影響はないと思うが。 それとも道ばたの木は孤立して立ってるので、風がよく当たり、倒れる。。。。のかもしれない。同僚が言っていたが、同僚の家では車は2台ともガレージに入っているが、他の家は1台はガレージ、もう1台は外に停めてあるそうである。なぜかというとガレージにはジャンク(がらくた)がいっぱい入っているので、車が停めれないのである!ああ、なんてアメリカ的。そのうち枝が落ちてきて、車をつぶすに違いない。。。でも車には保険がかけてあるからいいのか

ハリケーンSandy来る予定

ハリケーンSandy(サンディ)がNew Englandに来ることになっている。来るのは明日(日曜日)の夜から火曜日の朝にかけて。 実験があるんですけどー! 今のところ(土曜日午後)サンディはフロリダ沖にいる。Cubaを通過したときはCategory 2だったのだが、一旦Tropical Storm(熱帯嵐?)になった後沖にでてまたCategory 1になった。その後急旋回をしてNew york当たりを直撃する予定。マサチューセッツは通過道ではないのだが、いろいろnasty(日本語訳なに? 汚いとか嫌なとか悪いとかのまぜこぜ?)な経験もあるので、ということだろう。去年の今頃も大雪に見舞われて大変だったし! いろんなところからメールが来た。National Grid(ガス)も準備、NSTAR(電気)も準備、ボストン大学医学部も準備、マサチューセッツ州知事もState of Emergency(って日本語でなんというのかしら?)を出動させた。 Extreme Weather: Collision of hurricane and winter storm expected の2ページ目によると、南からハリケーンが来て、でも10月の後半なので、カナダの方からwinter storm(冬の嵐)が来る。それが二つぶつかるというシチュエーションらしいのであった。コンピューターモデルによると。 ついこの前見たPerfect stormの映画でも同じシチュエーションで、下から来たハリケーンと上から来たwinter stormがぶつかり合い、そのちょうど真ん中を通ろうとした船が沈没していた。ボスに「この前the perfect stormっていう映画みたんだよ。ちょうどハロウィーンぐらいの季節らしいね」と言ったら、「本読んだ」って言っていた。なるほど。 今のところSandyの名前はMonster stormとかFrankenstorm(ハロウィーンだし、いろいろつぎはぎだし?)という名前になってる。とかなんとか言ってものすごい準備をしても、「ハリケーン消滅してタダの雨」ということもあるので、なんとも言えないが。準備しすぎるほうがまだマシだと思う。とりあえず食料品買い出しに行ってー(いつもと同じ)。この前のボストンの停電でえらい目にあったしねー。 今日の

大江健三郎

Steve Jobsの本(英語)を4ヶ月かけて読んだ後、 大江健三郎の「日常生活の冒険」 という本(日本語 文庫本369ページ 日本では絶版?)を2日で読んだ。英語と日本語のこの違いは何! 日本語は関係代名詞が文章の真ん中に入っているという、誠に不思議な言語なので、頭の中でまるで因数分解をしているような気分でスタート。途中から頭が慣れてきたようで、問題なくついていったが。 大江健三郎本人とそのやくざな友人の話のようである。やくざというのは、暴力団員じゃなくって、ジゴロというか、なんというか。。。。そのやくざな友人が金持ちインテリ娘と結婚してのしあがったりするが、そのうち坂道を転がるようにして身を破滅させる。。。。大江健三郎自身は ヒポコンでリア(心気症) にかかっていて、そのやくざな友人に振り回される。という話。やくざな友人にモデルがいるかいないかは不明。 途中まで、「なんで私が大江健三郎のやくざな友人の話を読まなくっちゃいけないねん!」と思ったが、止まらなかったのでしょうがないか。 今日の教訓 それにしても英語もこのスピードで読めると話が早いのだが! 過去のブログ ・ ボスにしたら大変! スティーブ・ジョブスの本を読み終わった話。