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Showing posts from March, 2008

電気製品が。。。。。

携帯が使って3年ぐらい経ってきて、へたってきた話は、前「ウルトラマンな携帯」で書いたが、ドイツに旅立って5週年記念の日に新しい携帯買ってしまった。 $19.95ドル。 今なら1ドル100円ぐらいなので、2000円ぐらい。 もうどうしようもなく、ちゃっちい携帯だが、私の場合本来の「電話をかける」という用途にしか使わないので、別にいいのである。英語でメール打つのはものすごく面倒だし。 面倒なのは、電話番号を手作業で移さなければいけないこと。 本当に面倒。 そんなことを言っていたら、今度はDVDプレーヤーが壊れた。 これまた3年前にアメリカに来たとき、ボストンから去る日本人から買ったものなんだけれど、途中から壊れ始めていたのをだましだまし使っていたのだが、本当に壊れた。 えーん!  Richard Wagnerのオペラ Die Walküre Disc 2 を見れないじゃんか! 知り合いから借りてみた ビリーのブートキャンプ も出来ないじゃんか! 友達から借りた 「24」 シリーズなんて、一個も見てないのに!!! これは「DVDなんて見てないで仕事をしなさい」というお告げに違いないと思い、仕方なく Netflix を1ヶ月半停止してみた。 まだまだあるのだ。 数日前からインターネットの調子がちょっとおかしい。途中で切れる。 Skype ユーザーとしての私としては、困るのだー! インターネットでラジオを聴く私としては、困るのだー! これも「電話なんかしてないで仕事をしなさい」というお告げかしら? 「ラジオなんか聴いてないで仕事しなさい」というお告げかしら? まだまだまだあるのだ。 長年使っていたデジカメがついに壊れだし、最近写真を撮るとピンクなのだ。 これははっきりいって寿命なのだが。 これも「写真を撮るような遊びをしてないで仕事をしなさい」というお告げかしら? なんにせよ、4つも電気製品がおかしくなると、「このへんに磁場でも出てるんかしら?」と思ってしまう。 昨日はコンピューターの大掃除をした。 夜にDefragmentation( デフラグメンテーション )をセットして、朝までにやっておいてもらえると思って寝たら、コンピューターも寝てしまったらしい。 おいおい、コンピューターたるもの、仕事中に寝るな! それで朝からDefragmentation中にFirefox立ち上

愛すべきアメリカ居残り組の人達

この前の日曜日(3月23日)、 濁酒(どぶろく)研究会 に入会してきました。 入会ついでにIntershellに買出し行って来て、みなで海鮮を楽しみました。 その様子は友人のブログ( こっち) にくわしく書いてあるので、ここでは書かないです。 最近気づいたことです。 アメリカで生き残っていくための条件は、 ずうずうしい ことかもしれません。 優秀であるには越したことはありませんが、英語がしゃべれるに越したことはありませんが。 Intershellに行ったときに、○○夫妻の奥さんに「生鮭一匹買ってきてください!」と、お使いを頼まれました。 なんたって、鮭まるまる一匹です。 いくら安いとはいえ、70ドルもします。 どぶろく隊長が心配して、電話をかけたところ、○○夫妻の奥さんのほうはこう答えました。 「買ってください。大丈夫です。余ったら□□夫妻に売りつけますからーーーー。(ほほほ)」 う、売りつけるんですか? もちろん、その後□□夫妻は、喜んで売りつけられていました。 さて、会が始まり、みなで海鮮を堪能して飲んでいい気分になったころ、グラント(研究費)でコンピューターを買うとかそういう話が始まりました。  そしたら、ある奥さんが旦那さんにこう頼みました。 「ねえ、掃除機買ってー」 う、グラントで掃除機買うんですか? どうやってこじつけましょう? お掃除ロボット ルンバなら、なんとかこじつけれるかもしれませんが。。。。。 それでも結構難しくないですか? さらに話が妙なほうへ発展して、「濁酒研究会でグラントを取るには」なんて、とんでもない話になりました。Science Museumを通じて、NSFにお願いするそうです。(もちろん冗談です) 目的「お酒の造り方を通じて、アルコールとはどんなものであるかを教育し、それによってアル中を減らす」 ・アル中の人がアメリカで何人いるかを具体的に言う。 ・それは、アルコールに対する理解が足りないせいだということにする。 ・そこで、どぶろくによるアルコールの作成を通じて、教育を行う。 ・教育をした人の数年後のアル中の人が、する前に比べて何%減ったかで達成度をはかる。ここで「何%」はちゃんとした数字を出さなければいけません。 だそうです。もう、ひどいこじつけですが、グラントの書き方のセミナーを金曜日に受講した直後だったので、全くその通りに進め

5周年記念

5年前の今日(2003年3月25日)ドイツのミュンヘンに飛び立ちました。(グーグルカレンダーに登録してある) いやー、どう考えても、あの日が人生の分岐点ですねえ。 24日に大学の博士授与式に出席し、その場で生協でドイツ語の電子辞書(当時出たばっかり)を受け取り、下宿を引き払い、スーツケースとリュックを持って、関空行きのバスに乗り込みました。 そして、関空近くのホテルに泊まり、親と落ち合いました。 今だから暴露しますが、24日夜に乗った高速バスの中で、涙でてました。(誰も知らない事実。まあ、時効でしょう時効)。 今日思い出しました。 英語も通じない(というより私が英語をしゃべれない)国に行くという不安だったからか、知っているドイツ語が挨拶と基本的な食べ物の名前、Milch(牛乳)とかBrot(パン)とかなんとかぐらいだったからか、不明ですが。 それとも、「ついに外国に一人で行ってしまう」と思ったからか、「これから全く新しい未来が開けている」という興奮だったのか、よくわかりませんが。 なんたって、女は感情がたかぶってくると涙が出てきますんで。(笑) ホテルで親と落ち合ったときは、そんなことは露ほども思っていなかったし、たぶん次の日の親と別れるときは、「じゃねー!」と言ってスタスタとスーツケース引きずって行ってしまったのではないかと思います。親に聞いてみないとわからないけれど。 今思えば、誰も「つらかったら帰っておいで」なんてことは言いませんでしたね。 私も「つらかったら帰るわ」なんてことは思いませんでした。 「当たって砕けろ」ぐらいは思っていましたが。 5年後、ドイツからなぜかアメリカのボストンなんてところにいて、「5周年だ!」と祝杯をあげてしまったりしているのでした。 どう考えても、あの日が分岐点です。 ドイツに飛び立ってしまったあの日から、人生は楽しいこととありえないことの連続です。 今日の教訓 そーゆーことで、ドイツ入国してから5周年記念なのでした。

ついに見つけました!

噂に聞いていたけれど、ついに見つけました(ウェブページを)。 誰かここに私を連れて行って! (車の運転できない人) Karl's Sausage Kitchen & European Market Our Products を見ると、ドイツ語がいっぱい (結構わかる私。でも全部はわからない私) 今日、GloucesterのIntershellまで海鮮の買出しに行くのに、ソーセージ屋は土曜日しか開いていないのであった。 残念。 また、誰かに連れて行ってもらおう。 今日の教訓 欲しいものは、探せばある。 過去のブログ (すべてソーセージについて) ・ 在庫処分中 ・ これでやっとこさアメリカでも暮らせますよ ・ おいしいもの

アメリカのお金について、あれこれ

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1.  ボストンで配っているタダ新聞Metroによりますと、イラク戦争始めたから5年経ったそうです。 使ったお金は、$500-600 billion (ビリオン) ビリオンとは、million(ミリオン)に三つ0をつけたものです。 ちなみにmillionは、私が細胞によく使う単位で、10の6乗。 なので、billionは10の9乗です。 $500,000,000,000 日本円に直すときは、今なら0を二つつければいいので、 50000000000000円になります。 よく使いましたねえ。 毎月$12 billionずつ使っているそうです。 誰が一体払うんでしょう???? 2.  昨日大ボスの旧姓のついたセミナーが大学でありました。 大ボスの説明によると、お母さんが癌になったらしい。 いろいろ治療方法があったのだけれど、どれも気に食わなかったそうな。それで娘(大ボス)の所へ来て、治療方法がないかと訊ねたらしい。 大ボスは、残念ながら、「いいえ」と答えたらしい。 それで、大ボスのお母さんは、Cancer immunotherapyに関するセミナーを毎年開くようdonation(寄付)をしたそうです。 こういう寄付金が、アメリカの研究を支えています。 3.  投資もしていて税金がややこしくなってきたので、 New Englandファイナンス勉強会 で知り合った 税理士さん に税金の申請書類をお願いしました。 (手数料はまだ知らないので、ドキドキしてます) そしたら、その税理士さんが私の税金のW-2 formというものに間違いを見つけて、うちの大学の担当の人に連絡をしてくれました。  「これ、自分でやっていたら、きっと大変なことになっていただろう。」と思うと、それだけで、税理士さんに感謝感謝です。 4.  私が雇っている弁護士さん(別に訴えてるわけでもなく、訴えられているわけでもないよ)に「ウン千ドル」じゃなかった「千ウンドル」の手数料を小切手(チェック)で払いました。 そしたら、弁護士か誰だか、本当にわからないけれど、私の小切手を無くしました。(無くすなよって感じ)。 もう、この大昔の方法、イヤなんですけど。。。。 なので、小切手をもう一枚書き、Fidelity investmentsのカスタマーサービスに電話をかけて、古い小切手の支払いを止めてもらいました。 それにして

ねっとさーーーふぃんーーー

「プロ研究者への道」 の「第8回勉強会 報告」を書いていて、 BioInfoDesign社のHP からキャリアプランニングのページに行ったら、 Boston International Travel というツアー会社のところをたまたまクリックして、こんなん見つけた。 ボストン発 野球観戦パッケージツアー 開催日 2008年6月8日(日) このぐらいじゃ、別になんとも思わんけれど。 特別料金日 2008年6月8日(日) 集合11:15AM 試合開始1:35PM レッドソックス対シアトルマリナーズ 参加費用大人$95 子供(2-11才)$85 ぬあ!  イチロー対松坂! 松坂じゃないかもしれないけれど、イチロー来ればRedSoxは松坂にする。。。と見た。 (最近のRedSoxはビジネス感覚がよいので) これって、野球ファンでなくてもミーハー度を発揮して見に行くべき? 落ちもあるよ。 集合場所  Chef Chang's House Restaurant なんてローカルな。 今日の教訓 これは、わがはいの野球ファンに知らせねばなるまい。

ケアレスミス

今日実験の最後の最後でミスをした。 はい失敗、また来週! 「ここ数ヶ月、ケアレスミスが多いのは仕事が多いからだ!」ときめつけ、ためしに、「今しなくてはいけないこと。やっていること」を列挙してみた。(研究のみ) ものすごい数(だと自分で思っている)が出てきた。 なっとくなっとく。 で、それだけで落ち着いた。(要するに、本当に仕事が多いことを自分で自覚したので落ち着いた) 今度 1. 緊急で重要 2. 緊急じゃないけど、重要。 3. 緊急だけど重要じゃない。 4. 緊急じゃなくって、重要じゃない。  に分けようっと。 そもそも4は論外だし、3は今後蹴飛ばすことにしたから。 今日の教訓 ストレスを感じたら、なぜなのか考えてみる。

3月14日はパイの日

ネタが2日間ぐらいずれたけれど、まあいいとして。 3月14日はアメリカではもちろんホワイトデーではないです。 その代わりπの日(ちゃんとギリシア文字出てきたぞー)です。 これ、ゆとり教育を受けた人はわからない日なんじゃないかと私は思うんだけれど。違う? 円周率のπ 3.14...... なので、3月14日がπの日。 テクニカルアシスタントの男の子がウェブで歌を見つけていました。 まあ、聞いてみてください。 http://pi.ytmnd.com/ 今日の教訓 3月14日は男性がもらったチョコレートのお返しをする日ではなく、数学の日なのでした。

やっぱ、同窓会っすか?

大学の同級生80人のうち5人がアメリカ東海岸にいることが判明した。 2人ボストン 1人ニューヨーク 2人ワシントンDCの近く。 みな博士(PhD)持ってます。一人以外は女性っていうところが、以外なところ。 やっぱり、同窓会だよねえ。  どこでしようか? やっぱり真ん中のNYかな? NYはボストンから車で4-5時間くらいで、ワシントンDCから車で5時間ぐらいだそうです。 という話がいま、持ち上がってます。ニューヨークまで行くと、居酒屋あるしな。 今日の教訓 同窓会だよね、やっぱり。 過去のブログ ・ 博士課程に行く女性

Intershellの威力 その2

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昨日のパーティ(詳しくは、「 Intershellの威力 その1 」)の写真を撮っていた人が、写真を送ってくれました。 小さくして送ってくれたのに、無理やり「大きいまま送って下さい!!!」と頼み込みました。初めてあった人なのに。Aさん、どうもありがとうございます。 いひひ ではでは、Intershellの威力、お見せします。(回し者?) 写真をクリックすると、拡大写真が出てきます。 ではまず全体像から。 美味しそうでしょう? まるで海外とは思えない豪華さ! ボストンですよ、ボストン。 では、各論(じゃなくって、各皿)に行きましょう。 生牡蠣 もちろん生ですよ、生。大きい写真で見ると、つるつるの生牡蠣が見えます。 刺身盛り合わせ。 ホタテは「さっき貝から取り出しました」ってやつです。しゃきっとしたホタテです。 Cherry Stone (日本名 ホンビノスガイ  古事記に出てくる名前みたい)。 (あの、Cherry stoneだと思っているんですけど、違う?) 焼きハマグリみたいな感じ。 実は生でも食べれる。 さっきまで殻の中にいたウニ。  アンキモ。 ただしこれは加工品です。でも全然おいしいけど。 ずらっと並べてある甘エビ。 きれいに並んでますねー。 「甘エビの季節は後40日ぐらいで終わり」と魚屋さんが言ってました(3月8日土曜日)。 この甘エビがすごくおいしいんですよねー。 容赦なくはまちを焼いたもの。。。。 ハマチを焼くなんて! でもすごく美味しい。 あと、白子の大根おろしポン酢があったのだけれど、まだ写真を撮っているときは登場していなかったようです。 その後のデザートでござりまする。 3つあったのに、1つ抜けています。 3つは食べれませんでした。下ケーキは、ボストン界隈で一番おいしいケーキ屋さん(日本人)が作ってくれたそうです。 この情報はちゃんと仕入れていないので、また友人に聞かなくっちゃ。 そういうことで、また行きたいなー、Intershell。 誰か連れて行ってくれないかなー。 ちなみにIntershell、普段は卸なので、普通客は相手にしてくれないそうです。 金曜日の夕方遅くとか、日曜日の朝に行くことをお勧めします。 今日の教訓 Intershell宣伝するから、私を表彰してくれるとか、割引してくれるとかないかしら? みんな、このブログ見てInte

Intershellの威力 その1

Intershellという魚屋さんを教えてくれたKさんに今日パーティに招待してもらったので、行って来た。 朝からIntershellまで買い出しに行ってきてくれたらしい。 えーと、食べたもの。 ・生牡蠣 ・ウニ しかも殻から誰か出してくれた、とっても新鮮なもの。誰かさん、どうもありがとう。 ・ハマチ ・マグロ ・甘エビ! ・白子 ・ホタテ ・アンキモ 今回はチューブのアンキモ。 アンキモは生のアンキモを蒸したほうが美味しい。 ・ハマチの塩焼き (これがまたものすごく美味しいんだな) ・アスパラのバター焼き ・その他サラダとか。 さらに追い討ちをかけるように ・ケーキが三つ これは二つしか食べれなかった。 しかも、みんなお腹いっぱい食べた後、まだ魚介類は残ってました。 普通ありえないんだよね。日本人がいて魚介類が残っているってこと。でも、それぐらいいっぱい魚介類があったわけです。 新鮮な魚介類が。。。 お腹いっぱい食べて、みんな幸せでした。 カメラを持っていくのを忘れたので、写真はありません。 ごめんなさい。 さて、Intershellを教えてくれたKさん(女性)は、なんとSFが好きなのでした。  レンズマン 知っていました。なぜか私もレンズマン知っております。いやー、なつかし。 今日連れて行った友達Hさん(もとい!彼女に車を出してもらったので、連れて行ってくれた友達)もSFが好きだという話だったので、連れて行ったのです。 Kさんはそのうちお引越しをするというので、持っている本を処分したいと思っていて、そこにHさんが来たわけです。初めて会ったのに、二人で盛り上がり! 私もSF好きだったはずだったのに、、、、話についていけなかった。 Hさんは喜んで本を大量購入。結局私も田中芳樹の本買って来ました。 しっかし、アメリカに長く住んでいる日本人は、堅苦しくなくていいですなあ。 ちなみに、このパーティに行った人の 別バージョンのブログ を発見したので、見てください。 今日の教訓 やっぱりIntershellすごい。 過去のブログ ・ 食い意地の張った人達  (Intershellの住所のってます)

充実した土曜日(遊びという点で)

今日の一日。 朝からめずらしくお勉強をする。 午後にKendall Squareに行く。 早く来すぎてしまったので、何気なく入ったMIT Coopで、 Ritter Sports Rum Trauben Nuss (英語名Run Raison Heselnuts(日本語名ラムレーズンヘーゼルナッツ)を発見! 一枚3ドルだが、構わず3枚買う。 私の一番好きなRitter Sport Chocolate Rum Tranben Nuss!  その後Kendall Square Cinemaに行き、Die Fälscher (英語名The counterfeiter、日本語名 「ヒトラーの贋札」 )を見る。ドイツ語しゃべりの英語字幕。 うーん。ドイツ語ってなんて音楽的なんでしょ。もちろん、私がそう感じるんだけだと思うけれど。。。 後ろの席の年輩カップル、女性はドイツ語で話し、男性は英語で話して通じてた。。。。 映画はアカデミー賞の外国語部門でオスカーを取っただけあって、申し分なし。 時々わかるドイツ語で感動。 映画を作ったのはオーストリアで、それをドイツが手伝っていた。 Concentration Camp(強制収容所)を親と一緒に訪問したので 、やっぱりなんていうか、心の感じ方が違うのではないかと親は言っていた。 だが 「シンドラーのリスト」 とかと比較して、強制収容所の雰囲気は、あまり出ていなかった。  その後、 Kobobukiya で友人の車で拾ってもらい、 New Deal Fish Market (ボストンで Sea to You と並んで日本人に有名な魚屋さん。。。と私は思う)と、その近くの日本人に知られていない(?)けど安くて新鮮な魚屋さんに行き、甘エビ、ムール貝、イカ、Little Neck Clam(日本語名不明 首の短い貝?)を購入し、友人宅にお邪魔しパエリアを一緒に作りご馳走になる。 さらに甘エビを食べる。ワインは Trader Joe'sのCharles Shaw  ($2.99でかなりいける)とビールをご馳走になり、MIT Coopで購入した Rum Trauben Nuss チョコレートを出したら好評。私はなんたって、「食い意地の張っている人達」隊長だし。) パエリアって、案外簡単。 食費$5を払って22頃家まで送ってもらう。 家に

自分の研究を説明する難しさ その2

この前のブログ、「自分の研究を説明する難しさ その1」では全身性エリテマトーデスという難病(治療するのも、病気を説明するのも難解)について書いて、「ここから(説明を)自分の研究まで掘り進めていかないといけないのだが、それは無理かも。。。。。」と書きました。 で、今回説明を掘り進めようかと思いましたが、あきらめました。 掘り進めず、その代わりに飛ぶことにしました。(爆笑) なんつーか、穴一個掘って、途中でやめて、全然別のところからもう1つ穴を掘るイメージ。 Toll-like receptor (日本語名Toll様受容体)の研究してます。 なんと、ウィキペディアに Toll様受容体 載ってるし。  誰だよ、「"Toll"はドイツ語で"狂った"の意味」って書いたの。 Toll!は正確な英語訳も日本語訳もないけれど、Fantastic(とてもすばらしい、すてきな、すごい) とかWonderful(すばらしい)とか、Cool!(クール)とか。一説にはセクシーという意味もある。 つまりそういうのを全部混ぜたような意味。 だいたい、ショウジョウバエの遺伝子であるTollをノックアウト(遺伝子欠損)させて、ハエの腹と背がごちゃごちゃになった(だったと思ったけれど、違ったらごめんなさい)のを顕微鏡で見て、研究者が初めて発する言葉が"Das war ja toll!"。 「狂った」な訳ないでしょ? 私のドイツ人の友達は、自分のデータが出たときに、うれしくって実験台の前でダンスしたそうです。 (彼はNatureのファーストオーサー) そのぐらい、大きな実験結果が出たとき研究者はうれしい。ので、「狂った」という訳は全然ダメだと思う。 更に脱線して、ショウジョウバエのTollの下流タンパクであるSpätzleは、南ドイツの パスタというかヌードル の名前。  ヌードルの名前つけるって、ドイツ人て変。 脱線しすぎましたが、元に戻りますと、Toll-like receptor-7( RNA を認識するやつ)とToll-like receptor-9( DNA を認識するやつ)の研究してます。 でも脱線しすぎて、説明をする気がなくなったので、今日はこのへんで。 今日の教訓 やっぱり自分の研究を説明するのは難しい。 過去のブログ  ・ 自

じゃ、プロ研の宣伝しますわ

「プロ研の宣伝をしているんですかな、このブログは」に続いて、そういうことで、プロ研の宣伝をします。 第8回「プロ研究者への道」勉強会のお知らせ 今回は、 Bio-Info-Design社 の人がしゃべりに来てくれるらしい。 どうもわざわざ来てくれてありがとうございます。 トピックは、「在米日本人ポスドクのための就職情報」。詳しくは、 1.最近の日本企業の採用状況と今後の見通し 2.ポスドクの就職状況 3.研究者のキャリアパスについて について話してくれるらしい。 最近知った、「 ポスドク 1万人 計画 」(くわしくはGoogleででも調べてちょうだい)は、Natureでも "Science to Spare" と紹介されるほど有名な話である。 ようするに、日本にはポスドクが1万人(以上)いるんだけれど、その人達のポスドク後の未来が大変なのだ。ポスドク後どうするかということが、アメリカでは決まっているが、まだ日本では決まっていない。 困った話なのだ。 その後どうなったかを話してくれることを期待。 1. まだ就職先はありません。 2. 最近就職先が出てきました。 3. 引く手あまたです。 特に海外で経験を積んできた人達は大歓迎! の、どれかだと思うけれど。 このブログ読んで、プロ研に行って見ようという人は是非来てください。 敷居は高くないですよ。 なんたって、このブログ書いてる 私が世話人の一人だから 。 (しかも怠け世話人)  今日の教訓 プロ研の宣伝になったかしら? 過去のブログ ・ プロ研の宣伝をしているんですかな、このブログは ・ たまには日本語の本 (高学歴ワーキングプア フリーター生産工場としての大学院) ・ ファン発見! (「博士に行ってはいけない」というブログのファンが出来たこと ・ 日本は実は専門家が嫌い?

プロ研の宣伝をしているんですかな、このブログは

昨日「自分の研究を説明する難しさ その1」というブログを書いたら、同じ病気を研究している人からコメントをもらった。 どうもありがとうございます! ぜひとも 「プロ研究者への道」 の会へ遊びに来てください。 説明するのが難しすぎる全身性エリテマトーデスについて語りあいましょう! 語れるほどの知識はないけど。 それにしても、この前のプロ研の Skypeカンファレンス について書いたとき(タイトルは「プロ研て、実はギークのあつまり?」)はイギリスで勉強してるPhD studentがコメント書いてくれたし、この私のブログはひょっとしてプロ研の宣伝用ですかな? まあいいけど。というか、非常にいいけど。 今日の教訓 そーいうことで、たまにプロ研の宣伝します。 過去のブログ ・ 自分の研究を説明する難しさ その1 ・ プロ研て、実はギークのあつまり?

自分の研究を説明する難しさ その1

この前の プロ研のSkype電話カンファレンス で、自分の研究を説明することになり、説明した。 数分後Skypeのチャットのほうで、「研究内容、わからんかった」というつっこみが。 ごめんなさーい。 PhDに説明してもこの調子ということは、一般人に説明するとなるとどうなるんだろう。 とりあえず言いますと、今はこんな病気の研究やってます。 難病情報センターのページから見つけました。 全身性エリテマトーデス(Systemic lupus erythematosus)。 一般人はこっち ある程度の知識がある人はこっち ここから自分の研究まで掘り進めていかないといけないのだが、それは無理かも。。。。。 うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。(相当のハードルであることを、ーで示してみました) 研究内容は私には面白いんだけれど、説明に30分ぐらいかかりそう。 全然関係ないようで、関係あるようなことだが、うちのラボに "It's not lupus"  (ループスではない) という絵を隣のラボの医学部生が勝手に貼った。 House M.D. という医療系ドラマの主人公(Dr. House)の絵だ。 今日の教訓 やっぱり自分のやっている研究内容を人に話すのは難しい。 過去のブログ ・ 「自己免疫疾患」とかけて「狼少年」ととく、してその心は ・ プロ研て、実はギークのあつまり?

中国人に耳ギョーザをしてみる。

ギョーザ事件もまだ新しいころ、友達が実際やってみたことを、メールで教えてくれたので、私のブログに載せてみました。 Aさん、ネタ提供ありがとう! 「耳 ギョーザ 」知ってるよねえ? 耳を前向きに押さえたら ギョーザ っぽく見えるっていうやつ。 昨日家で、「これを中国人に見せてどういう反応をするか見てみよう!」ということになり 今朝既に2人の中国人に見せてみた。 一瞬ポカーンとして、その後大笑いでした。 「ほとんどの日本人はこのジョーク知ってるから今度日本人に会った ら試してみろ」って言っときました。 ちなみに、ギョーザは中国語みたいなので、そのまま通じます。少なくともドイツにいた中国人には通じました。 今日の教訓 日本人としては、中国人にいきなり耳 ギョーザ されたら衝撃やな。(いや、中国人でも日本人に耳ギョーザ見せられたら衝撃だよ)

Atonementと黒髪と青い目について

友達と Atonement (日本語名  つぐない )観てきた。 えーと、感想は、英語で見たから(もちろん!)か、なんでか、意味不明だった。 「うう、最低だぜ、あんな妹はもちたくないよねー!!!!」と友達と言っていた。 でも、家帰って来てから思い直したことは、イギリスはまだ身分があるんだったということ。 アメリカじゃないものね。 本で読めばいいのかもしれないけれど、英語で読む気はしないよね。 唯一良かったのは、主役のKeira Knoghtleyが相変わらず美人だったことと、主役の男性 James McAvoy 。 青い目、黒い髪。 正確に言うと、真っ黒ではないのだが、こっちでいうところのdark hair。 おおー、めずらしい。 ドイツに2年もいたので、金髪碧眼は見飽きた。ハンサム君はいっぱい地下鉄に乗っていたけれど、見飽きた。 同時にベンツとBMWとポルシェにも見飽きた。通勤途中にいっぱい停まっていたから。フェラーリにも見飽きた。(贅沢な悩み?) すると珍しいものにひかれる。 黒髪で青い目の人とか。(人間) ランボルギーニ とか。(車) 道端でランボルギーニ見たときはびっくりしたよ。 こんな車もあるんだーと。写真を撮って(いいのか?)友達に見せて車の名前判明。 黒髪で青い目の男の子をドイツのラボの近くの通りで見たときもびっくりしたよ。 今だに思い出すので、声を掛けておけば良かったと思う(それはナンパと言う。ナンパしたことないし、そこまで勇気はない)。 ちなみに、アメリカの女性の金髪はニセモノ。だまされてはいけませんぞ。 今日の教訓 アメリカに来てドイツの金髪碧眼と車を懐かしく思い出す私。