ホワイトハウスのおねだん

今日はNew Englandファイナンス勉強会で「住宅購入」の話を聞いた。いつも思うのだが、家を購入するのは大変である。あのステップがどうだとか、ここまでにどうしなければいけないとか。
ファイナンスの勉強をしてから思ったことだが、家を購入すると、自分の資産のうちで不動産の占める割合が高くなりすぎる気がする。 ある程度他の資産を残しておかないと、こういう経済危機の時に大変な気がする。
Everything
Personal Finance for 20s & 30sによると、「家は皆が買えるものではない」と、はっきり書いてある。買ってもいい家は、自分の年収の2.5倍までらしい。
自分の年収を2.5倍してみた。 残念ながら、何も買えない(涙)
この本を皆読んでいたら、無理に家を買ったりしなくって、経済危機なんて無かったに違いない。

さて、タイトルのトピック。
オバマ大統領が就任して、ホワイトハウスに移ったため、ホワイトハウスの推定金額の話があった。
ちなみに、実際にホワイトハウスが売りに出されているわけではない。Zillow.comという会社が推定金額を計算している。

"55,000 square feet of indoor space, 132 total rooms, 35 bathrooms, 16 bedrooms, three kitchens and 18 acres of premium downtown Washington, DC land"

建物の面積が55,000 スクエアフィート (1577坪)
132室あって、
35バスルームがあって、
寝室が16室あって、
キッチンが3つ、
18エーカー (22482坪)の土地つき

の推定金額は、$308,058,000
今は1ドル90円だけれど、面倒なので1ドル100円として計算すると、
30805800000円。
3080580万円
308億円。

ここからが面白い。
これを買うとして、もし頭金を20%払ったとして、利率6%で30年ローンを組むと、ひと月あたりの支払いは、$1.48 millionだそうだ。$1480000は日本円にすると、148000000円。つまり1.48億円。

もしオバマ大統領が自分の年収の30%をローンにあてた場合、月あたりの支払い能力は$11,111らしい。日本円にすると1111100円。残念ながら、ローン払えません。

実際のZillowのページに行くと、ホワイトハウス、2008年5月ぐらいまでは$332 millionだったけれど、今は$291 million。 経済危機のため値段が下がっている。 

ちなみに、ホワイトハウスは、1792年に建てられたらしい。うぎゃ。
ウィキペディアの「ホワイトハウス」によると、初代ワシントン大統領の時に建設が開始されたらしい。その後焼けたり、全面改装されたりしているが。
アメリカ人、案外古い物を重んじるのであった。

今日の教訓 私が家買うのは当分無理。

参考ウェブサイト Online conversion.com (今回、長さとか面積を変換するのに使用)

過去のブログ
家というものに対する認識の違い (日本人の新築に対するこだわりと、アメリカの家の築年数について)

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