そしてまだまだ続く計算の話

最近のボストンは寒い。今は朝の11時だけれど、

外は摂氏マイナス11度!

そういうときに、iPodでBBC News podとかNature News podとか聞きながら、ラボまで歩いて行って(30分)、昨日気づいた。なんだか、イヤホンのケーブルが、硬いんですけど。 なんとなく、曲がらない。ビルの中に入って数分したらスムーズに曲がるようになったので、凍っていたんだと思う。ケーブルのビニールも、寒いと凍るのね。

そして、そんな寒いなか、同僚はメイン州のSunday Riverまでスキーに行っている。
数日前の話。
彼女「毎日天気予報で気温のチェックしてるんだけれど、華氏マイナス30度とかなの!」
いやー、私スキー好きだが、そんなときには行かない。誘われたけれど行かない。 何度も「どうして1月なんかに行くんだ!」と言ったんだが。
彼女「でも、借りた家のキッチンのすぐ外にHot tubがあるの!」
いやー、そのHot tub(お風呂)が本当にHotなのか、結構疑問だったりするよ。

「華氏マイナス30度って、摂氏でいくつなんだろう」と思ったらしく、別の同僚(アメリカ人ではない)が紙とペンを持ってきて、計算しようとした。が、途中でやめていた。
途中でやめるとは、もしや、まさか、君も計算できないんだろうかね!

ブルータス お前もか!


それで皆を「計算できないのか」といじめていたら、英語ネタでいじめられた。 うるさいっ!

華氏(F)マイナス30度は摂氏(C)でいくつか計算してみた。
F= C x (9/5) + 32
-30 = C x (9/5) + 32
C = (5/9) x (-62)
C = - 34.4

マイナス34度! おーーさむー! 実感できないけど。
私の一番寒い場所の経験は、マイナス20℃のラボの冷蔵庫だし。
ちなみに、どうでもいい知識だが、華氏マイナス40度は摂氏マイナス40度と一緒だったりする。

この前も同僚の計算してあげながら、「単位(という英単語は忘れているが)をくっつけたまま計算していくんだよ。 数字にcell/ml とか、mg/mlとかをくっつけたまま計算するの」と、教えていたりする。 私は家庭教師? しかもうちのラボではHalf Logと呼ばれる計算するのに、どうする気だ!
もし私がラボを持つことになった場合、簡単な計算のテストさせようっと(笑)。じゃないと、私が全部計算しなくてはいけなくなるし。

ま、この国の単位、十進法じゃないからな。アメリカ人が計算できなくっても、あんまり不思議じゃないかも。

単位で思い出したけれど、この前アイスクリームの話をしていて、「俺、ラクターゼが欠損している乳糖不耐症だと思う。ハーフガロンのアイスクリーム食べてお腹壊したし。」と言った人がいた。
いや、ハーフガロンのアイスクリーム食べたら、お腹壊してもちっとも不思議じゃないし。
1ガロンは、 3.785リットル。ハーフガロンはその半分。

今日の教訓 本当に「私はあなたの計算みてあげるから、あなたは私の英語見てね」はGood deal(いい契約)なのであった。

過去のブログ
それって、いい契約? (英語と計算の契約の話)
さむいんじゃー! (寒いとシャボン玉が凍るらしい話)
実験のお国柄 (Half Logの話)
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