Keystone meeting @ Banff お遊び編

さて、「Keystone meeting @ Banff お勉強編」の次に、お遊び編。

前にも行ったとおり、Keystoneはスキー学会である。 初めに考え出した人は絶対スキー(あるいはスノーボード)大好きだったのではないかと思う。
断っておくが、私だけがスキーをしに行ったのではない、偉い人達が学会一日前に到着したり、午後のセミナーを抜け出したりして、スキーをしに行くのである。リフトチケットは学会割引で手に入る。そして、夕方のセミナーにスキーウェアのまま登場する。日本人の科学者がスキーに行ったかどうかは不明だが。
私もスキーウェアを朝から着て朝のセミナーを聞き、昼から隣のラボのボスとスキーに行った。 その後帰って来てシャワーを浴びて夕方のセミナーを聞きに行った。
なので、会話はサイエンスの話かスキーの話であったりする。 私も知り合いの研究者の人に「スキーどこ行った?」と聞いてみたり。「明日も行くの?」と聞いてみたりする。筋肉痛になったとか、雪の質はどうだったとか。明日の天気はどうだったとか。私の同僚はHeli Ski(ヘリコプターでのスキー)に行ったので、行く前も行った後も話題をかっさらっていた。当然か。

では、お遊び編を始めることにする。

お遊びその1.
まず、一個目のスキー場Lake Louise

写真をクリックすると、大きな写真が出てきます。



スキー場とは、かくあるべき。 どこもかしこも雪でおおわれている。 
適当に難易度の看板が立っていたりする。ときどきすごく危ないところにはネットが張ってあったり、「行くな」と書いてあったりする。 ぼけっと滑っているとブラック・ダイアモンド(上級者コース)に行ってしまったりして、非常に危険(笑)。だが、転んでも雪がやわらかいので、痛くないところが重要なところ。
ホテルに戻る直前に、ドイツにいたときの同僚とスキー場でばったり会う。

お遊びその2.
Lake Louise(ルイーズ湖)に隣のボスのグループと一緒にお散歩。


凍っているLake Louise。この上を歩いて渡っていく。


一番奥にあった滝。 凍っている。

建物の向こう側に見えるのがLake Louiseのスキー場で、私は真ん中の白い山のてっぺんまで登ってすべり、同僚は左のほうの白い山まで登っていた。


お遊びその3.
Fairmont Banff Springsホテルの屋外温水プール(しかも塩水プール)で、絶景を見ながらプカプカ。 鹿がプールの近くに来ていた。 

お遊びその4.

Sunshine Villageでスキー。 ここは学会会場から近かったので、二回行った。 一回目は午後のみ。二回目はBanff最後の日で丸一日。

自分の技術に自信があれば、木の間も崖みたいなところも、どこもかしこも滑るところ。
 

私の愛するブルー(中級者)コース。

「私はここで引退したいっ!」と言ったら、隣のラボのボスに「あなたは、もうそんなこと考えてるの!」と笑われた。 だってさー雪質最高だし。 しかも日本料理レストランあるし。ボストンだったら寿司レストランの半分は中国人だし。
2年前のコロラドのKeystone meetingであった、引退したおじさん、とっても幸せそうだったしー。雪でやけたおじさんは、「俺、皆にとっても若いって言われるんだ」って言っていたし。

Banffの山々は、スイスアルプスやドイツアルプスみたいに氷河が削って出来上がったようで、ガリガリに切り立っている。 それを見て私のドイツ人の友達はホームシックにかかっていた。 うん。わかるわかる。 
どう考えてもBanffに惹きつけられて、働くことに決めてしまったに違いない人達(ドイツ人とか、日本人とか、オーストラリア人とか、イギリス人とか、フランス人とか)がいた。
うん。わかるわかる。

BanffからCalgary(カルガリー)に戻るバスの中で、「この一週間は夢に違いない」と思ってしまうぐらい素晴らしいところだった。

今日の教訓 がんばってデータ出してKeystone meetingにまた行く!

過去のブログ
Keystone meeting @ Banff お勉強編 (ちゃんと仕事をしたこと)

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