Keystone meeting @ Banff お勉強編

昨日Keystone meetingから帰ってきた。

今回の収穫。
1.2年前のKeystone Meetingに比べて、細胞質内RNA receptor(RIG-I, MDA)から、時代はinflammasomeへ。 Keystone Meetingでは常にホットトピックの研究内容が発表されているので、自分がやっていることが時代遅れな気がしてしまう。ま、超ホットトピックに飛び込んでいくのも大変だが。 2年経てば今のホットトピックも時代遅れになるほど、サイエンスの移り変わりは早い。
Keystone meetingでの一流の人達に接すると「私もがんばろう!」と思うわけである。

2.私の昔の論文を読んでくれている人がいるらしく、「あなたの論文全部読んだわ」とか、言われた。(相手はScienceのFirst authorだったりする。) どーもどーも、ありがとうございます。 
他にも「君の名前知ってるよ。○○○やってただろ」と言われて「私もあなたの名前知ってるわ。○○大学のグループでしょ。最近は何しているの?」という話になったりした。 他にも「はじめまして! ついに会えましたね!」と言われて、「あー、あなたが○○さん!」という話になった。
ドイツからボストンに移動したのに、私の名前を覚えていてくれるとは。非常に光栄である。 
私も含めて、今はそれぞれが昔とすこしずつ違ったトピックをやっていったりしている。

3.ネットワーキング。 昔のドイツ同僚と話したりとか、なぜか私のことを覚えていてくれる一流科学者と話したりとか、新しい人に自己紹介したり、大変忙しかった。 今回もドイツ・ネットワーキングを駆使していたりする。 時々ドイツ語をしゃべる。
最近「なんちゃってドイツ語」をしゃべれるのは、とってもお得かもしれないと思う。だって、日本人でも外国人が片言の日本語でしゃべってくれたら、なんか印象いいでしょ?
それでドイツ語を間違ってアメリカ人に使ってしまったりするのだが。

4.NatureのEditor(編集者)がKeystone Meetingに来ていた。 ドイツでのボスの一人に「あの女性は知ってるか」と聞かれて、「知らない。誰?」と聞くと「NatureのEditorだよ!」と教えてくれた。世界のサイエンスのトップジャーナルのEditorは女性だった。 恐れ多くて自己紹介はできなかった。当然か。

今日の教訓 Keystone Meetingに行くと、気合が入ります。

Workation (あるいはWorcation) その2 (Keystone meetingについての説明)

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