Friday, December 18, 2009

いいのかそんなので?

この前日本に帰った時にセミナーをした話を書いたが、日本に行く前に同僚の前で発表の練習をした。
私は今は全身性エリテマトーデス(Systemic Lupus Erythematosus)の研究をしているので、セミナーの最初にイントロダクションとしてSLEとはどんな病気か、どのくらい患者がいるのかを説明する。

Lupus Foundation Americaの"What is lupus?(ループスって何?)"によると、具体的な数をはかるのは難しいが、アメリカでは1500000人の患者がいると予測されているらしい。

さて、同僚に「日本にはどのくらい患者がいるの? 日本でセミナーするんだから、日本のデータ入れたほうがいいよ」と言われたので、調べてみた。

難病情報センター 全身性エリテマトーデスから引用

2. この病気の患者さんはどのくらいいるのですか
頻度
日本全国に2万人〜4万人程の患者さんがいると考えられています。難病の申請をしている方は、43,177(平成8年)ですが、申請をしていない方、医療機関に受診していない方などを含めると、この2倍位の人がこの病気をもっていると推定されています。

引用終了

アメリカ 150万人 (2008年人口314,659,000
日本 2倍いるとしても8万人 (2008年人口127,288,419
????????
白人に少なくって、有色人種に多いといっても、これは多すぎるんでは!

ということで、改めて調べ直してみた。いろいろごそごそと探して発見した論文
Estimates of the prevalence of arthritis and other rheumatic conditions in the United States: Part I
のアブストラクトによると、アメリカでのSLE患者数は成人で161,000から322,000。

ということで、
アメリカ 16万人から32万人
日本 2倍いるとしても8万人

ということで収まった。

ふー。(←安堵のため息)

今日の教訓 それにしても150万人と32万人は違うよなあ。

過去のブログ
MacBook Proでお仕事(日本の研究室でセミナーをした話)
プレゼン終了

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