Pre-Professor & 研究室の雑用
友人に島岡さんの「研究者の仕事術」を送ったときの話。
友人は小切手を郵送してきた。その封筒の宛名をみて笑ってしまった。
Pre-Professor. Dr. Kay ○○○
ドイツはDr.の地位が高いので、かならず「Dr. Frau ○○」という風に宛名を書くが、Pre-Professorとは! Pre-は「以前」という意味なので、Pre-ProfessorはProfessorになるちょっと前という意味である。 この場合ProfessorはAssistant Professor、Associate Professor、Full Professorを全部ひっくるめてである。
その友人にメールを送った。
Dear Pre-Professor ×× ○○○
小切手受け取りました。どうもありがとう!
いつ友人と私がPre-Professorから脱皮するかは不明。
さて、どこのラボでもそうだろうと思うが、ラボを効率よく運営するために、雑用が割り振られている。20xPBSを作るとか、チューブとチップをオートクレーブするとか。私のラボでは私が雑用を割り振る係であった。別に誰かが任命したわけではなく、私が勝手にやっていたのだが。
今回新しい人が入ってきたので、雑用を新たに割り振る必要が出てきた。面倒だったので、同僚のフランス人に「雑用を割り振ってちょうだい」とお願いした。彼しばらくやっていなかったが、そのうち皆にメールを送っていた。以下日本語訳。
僕が新しく研究室のPresidentに任命された。別に選挙でなったわけではないけど、そういうもんらしい。ということで新しく仕事を割り振る。
○○; ELISA wash bufferを作ること
○○; 20xPBSを作ること
○○; CO2 incubatorの管理をすること。
Kay; たとえ機嫌が悪くても、皆の質問に答えること。
なお、仕事をしなかった者は、罰として夕方のチョコレートタイム(私が勝手に作った)の時にチョコレートを持ってくること。 以上!
The President
なんてこったい!
30分おきに誰かが「Kay、質問があるんだけれど」と来るのであった。 最近はまず「あまりにもアホな質問は受け付けない」とか「その質問本当に私しか答えられないの?」と聞くことにしている。質問が多いと、自分のことに集中しようにもできないのである。 「誰かこの仕事代わりにやってくれる人いるかしら?」というのだが、誰もやりたがらないようである。あまりにも集中時間が必要な時は、図書館に逃げている私である。
今日の教訓 早くPre-Professorから脱皮したいなー
友人は小切手を郵送してきた。その封筒の宛名をみて笑ってしまった。
Pre-Professor. Dr. Kay ○○○
ドイツはDr.の地位が高いので、かならず「Dr. Frau ○○」という風に宛名を書くが、Pre-Professorとは! Pre-は「以前」という意味なので、Pre-ProfessorはProfessorになるちょっと前という意味である。 この場合ProfessorはAssistant Professor、Associate Professor、Full Professorを全部ひっくるめてである。
その友人にメールを送った。
Dear Pre-Professor ×× ○○○
小切手受け取りました。どうもありがとう!
いつ友人と私がPre-Professorから脱皮するかは不明。
さて、どこのラボでもそうだろうと思うが、ラボを効率よく運営するために、雑用が割り振られている。20xPBSを作るとか、チューブとチップをオートクレーブするとか。私のラボでは私が雑用を割り振る係であった。別に誰かが任命したわけではなく、私が勝手にやっていたのだが。
今回新しい人が入ってきたので、雑用を新たに割り振る必要が出てきた。面倒だったので、同僚のフランス人に「雑用を割り振ってちょうだい」とお願いした。彼しばらくやっていなかったが、そのうち皆にメールを送っていた。以下日本語訳。
僕が新しく研究室のPresidentに任命された。別に選挙でなったわけではないけど、そういうもんらしい。ということで新しく仕事を割り振る。
○○; ELISA wash bufferを作ること
○○; 20xPBSを作ること
○○; CO2 incubatorの管理をすること。
Kay; たとえ機嫌が悪くても、皆の質問に答えること。
なお、仕事をしなかった者は、罰として夕方のチョコレートタイム(私が勝手に作った)の時にチョコレートを持ってくること。 以上!
The President
なんてこったい!
30分おきに誰かが「Kay、質問があるんだけれど」と来るのであった。 最近はまず「あまりにもアホな質問は受け付けない」とか「その質問本当に私しか答えられないの?」と聞くことにしている。質問が多いと、自分のことに集中しようにもできないのである。 「誰かこの仕事代わりにやってくれる人いるかしら?」というのだが、誰もやりたがらないようである。あまりにも集中時間が必要な時は、図書館に逃げている私である。
今日の教訓 早くPre-Professorから脱皮したいなー
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