Smelt fishing

わかさぎ釣りに行ってきました。
はるばるMaineまで行って、それでまず一泊。
泊まったのは、誰かの別荘です。 アメリカでは、別荘を使わない間に誰かに貸すというVacation rentalというのがあります。Vacation rentals by ownerというウェブページもあります。
隣のボスも、ケープコッドの別荘をVacation rentalで貸しています。

さて、Maineでは3ベッドルームのおうちと1ベッドルームのおうちを借りました。 そこの別荘は、オーナーがいないときは管理会社がまとめてレンタルなどを請け負っているみたいです。 外観はみな同じだけれど、内装はオーナーの好みに応じています。

1ベッドルームのほうは普通でしたが、3ベッドルームの別荘は圧巻でした。
フラットテレビスクリーン。 
暖炉。(ガス)
最新式キッチン。 もちろんdish washer(食器洗い機)。 もちろん、鍋や食器が全部ついています。グラスも赤ワイン用、白ワイン用、スパークリングワイン用があります。
ジェットバスが上の階にも下の階にも。
洗濯機+乾燥機つき。私達みたいな1泊しかしない人には役にたちませんが、1週間ぐらい休暇を取ってのんびりする場合には洗濯できたほうがいいでしょう。
「もう、ここに住みたい!」と言った人達がいましたが、確かにそうです。 別荘でこの高級感。まあ、別荘を持つぐらいの人だから、高級感を出せれるのかもしれませんが。

そんなところで、リッチじゃない私達は、まずお買い物に行きます。 宿に行く前に甘エビを売っている小屋があったので、そこで1パウンド1ドルの甘エビを8パウンド(約4kg)購入。2時間ぐらい前に取れたらしく、まだ生きています。
魚屋が閉まってしまっていたので、近くのスーパーマーケットに行って、牡蠣を30個、ロブスターを5個、ムール貝、それからLittleneck clamを購入。 牡蠣は、私がWilliams-SonomaのOyster knife(牡蠣用ナイフ)を持っていったので、それで開けました。
ということで晩餐会が開かれたのでした。 アメリカ人やドイツ人は「日本人は食べない」と思っていますが、大間違いです。 「日本人は飲めない」とも思っていますが、それも大間違い。


これは、まだ半分ぐらい準備されたところ。 この後さらに追加で生牡蠣が来て、スパゲッティが来て、宴が始まりました。
その後二人が誕生日だったので、誕生日ケーキが用意されて、それも食べました。

さて次の日の昼間からSmelt fishing(わかさぎ釣り)です。


川の上にこんな感じの小屋がいっぱい建てられています。 いい天気でした。気温が高くなったので、氷の上がちょっと溶けています。 「もし氷が溶けてしまったら、この小屋が筏みたいになるよね。」とか、そんな話をしていました。


中に入ると、両端に溝があって、そこの氷が切られています。 氷は20cmぐらいあったと思います。 その溝から釣りをします。 ちゃんと(?)タコ糸にオモリと釣り針がついたものがあって、それにゴカイをつけて釣りをします。 写真の上のほうにオモリとか見えますが。
小屋の中では日本で昔使っていたような旧式のストーブがあって、その上でおでんをあたためて食べました。

わかさぎ、なかなか釣れないので、隣の小屋のアメリカ人のおじちゃんとかに聞きに行くと、なんと専用の釣り竿+オモリ+釣り針を持ってきているようで、「小屋についている仕掛けじゃ、今日は釣れないよ」と言われました。
それでもなんとか釣って6匹! 昨日は150匹つれたとかいう話の中で、10人で6匹!
あきらかに作戦負けです。 釣りは魚との頭脳勝負で、今回は魚のほうが勝ち。
6匹のわかさぎは、一緒に行った人が家に持ってかえって、南蛮漬けにして食べたそうです。美味しかったそうです。

さて、今回の旅の請求書が来ましたが、全部で91.5ドル(1ドル100円として9150円)でした。 
あんなに食べて、
あんなに飲んで、
あんないいところ泊まって、
しかもメイン州まで車走らせて行って、
Smelt fishing(一人20ドル)までしたのに、
91.5ドル。

今日の教訓 来年は専用の釣竿もって行きます。

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