博士論文

アメリカ人の博士論文を見る機会があったので、見た。164ページも英語で書いてある!

ちなみに、私の博士論文も英語で書いてある。書く時点でポスドク先が決まっていたので、博士論文は英語で書いたのである。ああ、大変だった。教授が直してくれたが、それでも大変だったろう。。。。一応3章だてになっているが、きっと今読めば赤面ものの博士論文だと思うが、まあいいのである。その後博士としての能力は磨かれたということで。未だに、英語書くのは大変である。

そうこう、人の博士論文を見て思った。

私の博士論文、どこ行ったっけ? (←おいおい)

冊子を製本したから、どこかに1部ぐらいはあるはずである。そしてマイクロソフトワードで書いたはずだから、ファイルは残っているはずなのだが、どこだろう。マックの奥深くか、はたまたバックアップしたCDがどこかで散乱しているか。。。。どこかで紛失したか、不明である。

それで思い出した。
博士論文が冊子になったときに、大学の事務に3部持って行くように言われたので持っていった。何に使うのか興味があったので、事務のお姉さん(お兄さんだったかもしれない)に訊いてみた。

1部は(確か)薬学部の図書館へ
1部は、、、、どこか忘れた。事務で保管かもしれないし、大学のメインの図書館かもしれない。。。
そして最後の1部は国会図書館へ行く。

国会図書館!

そんなに大事な物なのか博士論文って!そのとき、「博士号」というものがとっても重要なものであったことに気づいたのであった。今はどうか知らないけど。

ということで、国会図書館+博士論文で検索したら、国内博士論文という項目が国会図書館のウェブサイトにあった。

・国立国会図書館では、帝国図書館から引き継いだ大正12年9月以降の国内博士論文50万人分以上を所蔵しています。

だそうである。図書館があふれそう!

博士論文の利用について

★閲覧
関西館および東京本館でご覧いただけます。東京での閲覧は関西館からの取寄せ(所要日数:最短で3開館日)となります。取寄せには利用者登録が必要です。詳しくは登録利用者制度のご案内をご覧ください。

★複写
原則として、半分までの複写ができます(1名の博士論文が、主論文・副論文・参考論文など複数の論文で構成される場合は、それぞれの論文の半分まで)。全文を複写する場合には著作権者の許諾が必要になります。
複写についての一般的なご案内は複写サービスについて(個人向け)をご覧ください。

★図書館間貸出
図書館間貸出はできません。

だそうである。ものすごく必要になって、どうしても冊子もファイルも見つからなかったときは、国会図書館に行って、著作権者(私?)の許可を得て、複写するかーーー。

ためしに「国立国会図書館サーチ」で検索してみた。
あった! (感動!)

今日の教訓 博士論文は、本当に国会図書館に保存されているらしい。

過去のブログ
アメリカ大学院の授業に潜入

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