行動しながら考えよう 感想文その2
行動しながら考えよう 感想文その1の続き。
新しい単語をならった。Follower(フォローワー)というらしい。なんかGoogle ScholarかResearch Gateのfollowerみたいな単語である。リーダーを支えるチームメンバーのことらしい。リーダーシップの本はいっぱいあるが、フォローワーの本はあまりない。多分誰も読む気にならないのかもしれない。「縁の下の力持ちになるには」よりも「会社をひっぱっていくには」のほうが読む気になる。だが「船頭多くして船山に登る」という通り、リーダーばかりいるチームだと何も動かないのである。ここまで読んで、某サッカーチームを思い出した私。金があるので世界中からトップレベルのサッカー選手を引き抜いてくるのだが。。。ちなみに「船頭多くして船山に登る」は英語ではtoo many cooks spoil the brothというらしい。
フォローワーにもいろいろあって、一番いいのは「勇気あるフォローワー」らしい。リーダーの話を聞き批判できるフォローワーが勇気あるフォローワーだそうな。なるほど。でもフォローワーてなんか聞いたことない。確か日本語でもっとぴったりマッチした単語なかったっけ?と思って探したらあったあった。
【第14回】あなたは本田宗一郎の補佐役になれるのか? (1/2)
引用開始。
リーダーシップにかかわる学問的な議論の中ではあまり注目はされてこなかったが、実現場において非常に重要なのがリーダーを補佐するもの、補佐役の存在である。ナンバー2、女房役、番頭など呼び方はさまざまだが、名経営者の脇にはこうした存在があるのは珍しいことではなかった。
引用終了。
島岡さんの本に出てきた定義にぴったし! どのサイズのチームにも一人や二人はリーダー支える人がいるよね。
さて、アカデミックのフォローワーはStaff Scientistsという。日本はどうか知らないけど、ヨーロッパではれっきとした仕事である。実はアメリカでも存在することが、この前読んだ記事で判明。
Staff scientists find satisfaction in playing the support role
ハーバード大学には1316人!
島岡さんの本によると、一番最高の人材は状況によってリーダーにもフォローワーにもなれる人だそうである。なるほど。
すると課題は
1.リーダーになるか、フォローワーになるか。
2.フォローワーになったときは、いつリーダーになる機会をうかがうか。
3.誰のフォローワーになるか。
ということかもしれない。
Working Life (Science Magazine)から関連エッセイ。
・Choosing the nontenure track(Staff Scientistになった人の話)
・Alternatives within academia(大学のサイエンスコミュニケーション担当からnon-tenure track assistant professorになった後、今tenure-track positionを取ろうとしている人の話)
道は一本ではないのである。
今日の教訓 勇気あるフォローワーは新しい単語だけれど、補佐役/女房役は知ってる単語。
過去のブログ
・行動しながら考えよう 感想文その1
新しい単語をならった。Follower(フォローワー)というらしい。なんかGoogle ScholarかResearch Gateのfollowerみたいな単語である。リーダーを支えるチームメンバーのことらしい。リーダーシップの本はいっぱいあるが、フォローワーの本はあまりない。多分誰も読む気にならないのかもしれない。「縁の下の力持ちになるには」よりも「会社をひっぱっていくには」のほうが読む気になる。だが「船頭多くして船山に登る」という通り、リーダーばかりいるチームだと何も動かないのである。ここまで読んで、某サッカーチームを思い出した私。金があるので世界中からトップレベルのサッカー選手を引き抜いてくるのだが。。。ちなみに「船頭多くして船山に登る」は英語ではtoo many cooks spoil the brothというらしい。
フォローワーにもいろいろあって、一番いいのは「勇気あるフォローワー」らしい。リーダーの話を聞き批判できるフォローワーが勇気あるフォローワーだそうな。なるほど。でもフォローワーてなんか聞いたことない。確か日本語でもっとぴったりマッチした単語なかったっけ?と思って探したらあったあった。
【第14回】あなたは本田宗一郎の補佐役になれるのか? (1/2)
引用開始。
リーダーシップにかかわる学問的な議論の中ではあまり注目はされてこなかったが、実現場において非常に重要なのがリーダーを補佐するもの、補佐役の存在である。ナンバー2、女房役、番頭など呼び方はさまざまだが、名経営者の脇にはこうした存在があるのは珍しいことではなかった。
引用終了。
島岡さんの本に出てきた定義にぴったし! どのサイズのチームにも一人や二人はリーダー支える人がいるよね。
さて、アカデミックのフォローワーはStaff Scientistsという。日本はどうか知らないけど、ヨーロッパではれっきとした仕事である。実はアメリカでも存在することが、この前読んだ記事で判明。
Staff scientists find satisfaction in playing the support role
ハーバード大学には1316人!
島岡さんの本によると、一番最高の人材は状況によってリーダーにもフォローワーにもなれる人だそうである。なるほど。
すると課題は
1.リーダーになるか、フォローワーになるか。
2.フォローワーになったときは、いつリーダーになる機会をうかがうか。
3.誰のフォローワーになるか。
ということかもしれない。
Working Life (Science Magazine)から関連エッセイ。
・Choosing the nontenure track(Staff Scientistになった人の話)
・Alternatives within academia(大学のサイエンスコミュニケーション担当からnon-tenure track assistant professorになった後、今tenure-track positionを取ろうとしている人の話)
道は一本ではないのである。
今日の教訓 勇気あるフォローワーは新しい単語だけれど、補佐役/女房役は知ってる単語。
過去のブログ
・行動しながら考えよう 感想文その1
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