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Showing posts with the label うちの親

MacBookProとFedExと日付変更線について

ついについに MacBookPro(13inch) を買った。一番安いやつだが、メモリは付け足した。 Shanghai(上海)からFedExで郵送。途中アンカレッジを経由する。 ボスに言ったら「マックはカリフォルニアで、Sonyは日本で作ると思ってた!」とな。 今時そんなわけないでしょー。 なんでもMade in Chinaですよ。 このToshibaコンピューターもMade in Chinaだし。 FedExにはトラッキング(追跡)機能があるのでチェックしていたら、Apple storeで買ったもう一つの物は予定より一日早く着いた。 FedExは日付変更線を知らないのですかな。。。。。。 それで思い出した、いろいろやらかす私の親の話である。(一応親からはブログにのせる許可を得た) 日本とアメリカの間には日付変更線があるので、日本を出発した日と同じ日にボストンには着くことになる。ボストンから日本に行くと、一日損をした気分になる。 うちの親がボストンに来る直前に、日本の空港かなんかから携帯からメールを送ってきた。「○○日の夕方何時頃に着くから、空港まで迎えに来てください」 ○○日はメールを受け取った日の次の日である。 ところが、メールの時間をチェックすると、12時間ぐらい前である。メールでは明日着くことになっているが、時間的には今日の夕方? あわてて弟に電話をかけて確認すると「何時頃でたよー」とのこと。 それで「今日の夕方じゃん!」と思って空港に行った。 時間前になんとかして空港につき、待っていたら本当にうちの親がのんびり出てきた。 開口一番「お母さん! 今日何日だと思ってるのっ!!!!!!!」 親「え? ○○日」 私「今日は××日!!!!!! 私が気づかなかったら一体どうなってると思ってるのっ! 信じられないっ! 授業で教えてるんでしょ!」 何が恥ずかしいって、親は中学校の先生で、「日付変更線をまたぐと日付が変わる」ということを授業で教えていたのだ。親に改めて聞いたけれど、理科の授業と数学の授業で。 今思っても全く信じられない話である。 テストで間違えても別に点数が減るだけだが、私が来なかったらうちの親は空港で一体どうするんだろう?  MacBookProのほうは予想の日付通りに着いていたので、決してFedExがう

電話代のおはなし

Nobuさんの 「プリペイド携帯電話に変えて節約」 に続いて投稿。 私のはプリペイド携帯の Virgin Mobile である。アメリカに来たときからそう。ソーシャルセキュリティーナンバーが必要とか、2年契約とか、そういうのが面倒だったので、「プリペイドにすればいいよ」という友人の意見に従ってプリペイド携帯を買った。そのまま4年経っている。 今のところ電話代は20セント(20円)/分 3ヶ月に一回は20ドル(約2000円)を入れていかないと契約が切られる。大抵「もうすぐお金がなくなるから、最低20ドル入れてね!」というメールが来るので、そのとき20ドル入れている。 20ドルだと100分か。 どのくらい使っているか興味があったので、クレジットカードの請求書を Quicken (家計簿+資産管理ソフト)でチェックしてみた。1ヶ月に20ドル使っていない。ということは、240ドル以下だな。それにしても、普通の携帯って最低月45ドル、年540ドルなのかー。 知らなかったー。ここですでに300ドルの差があるなー。 ちなみにVirgin Mobileはアラスカでは全く通じなかったので、ご注意。 アメリカ国外で使えるかどうかは調べたこともないので不明。ただしアメリカ国外で使えるようにして、ふらっとしゃべった結果ものすごい請求書が来た!という話をよく聞くので、そういう心配がないだけマシなのかもしれない。学会でカナダ行ったときに友達がカナダで使えるようにしていたが、その帰りの空港で電話会社と長々としゃべって(もめて)いたことを考えても、そんな面倒なことは嫌いである。 そして日本にかけるときは、もっぱらSkype(スカイプ)である。 うちの親にもスカイプのアカウントを作ってもらったのだが、「何か」をしてしまったらしく、使えなくなった。それ以後私はSkype Outと Unlimited Country を使っている。Unlimited Countryで日本を選んで、月5.95ドル(約600円)である。これで日本の固定電話にかけ放題で600円! (携帯はたぶんダメ) 私の場合、親に電話をかけると大抵親がしゃべりまくっているので、それを値段を気にせず聞ける(あるいはしゃべれる)のはいいことである。 ドイツにいた時は「電話代を払っているほうが話す権利がある」というルールがあ

子が子なら、親も親 その2

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正確な使い方は「親が親なら、子も子」です。 お間違えなく。 1ヶ月ぐらい前にあった出来事 忙しかったので、しばらくブログを更新しなかったら、うちの親からこーんなメールが来た。 「ところであなたのブログを毎日みていますが 更新されませんね。ネタ切れですか?毎日 覗いているファンがいることを 頭の隅においていただくとありがたいのですが。」 対して、 島岡さんのブログ に載っていた文章。 「PS:ところで、オバマ大統領の導入した新しい チャレンジグラント の アプリケーションの作成におわれて一ヶ月程ブログを更新できなかったのですが、いつも私のブログ見てくれている日本にいる母親が、私が倒れたのではと心配して電話をかけてきてくれま した。ブログは安否の確認に使えるのですね......」 この差! 普通はブログ更新しなかったら、親は「忙しいのかしら?」とか「倒れてるのかしら?」と心配してくれるものなのではないだろうか。まあ携帯メールには返事しているから倒れてないとは思っているだろうし、忙しいとも思っていたみたいだが。。。。。 それにしてもブログ更新してないから「ネタ切れですか?」とは! 普通は自分の娘が海外に行ってしまったら、親は多少は心配して「日本の食べ物が恋しいのではないか」と宅急便とかを送ってきて、その中に日本のお菓子とかお茶とか入っているものなのでは。 こういう話を結構聞くぞ。私は海外に出て6年間、一度も宅急便を受け取ったことはない。別にいらないが。請求してないから送ってこなくてもいいからねー。  本は時たま送ってくるときがある。そういや、ドイツにいたときに研究室宛てに送ってきた。そのとき住所まではちゃんとドイツ語で書いてあったが、私の名前を日本語の漢字で書いて いた。誰かに「これ、Kayの?」と渡されたときはびっくりした。 まあ、研究所全体で中国人2人に日本人1人(私)しかいなかったので、3人のうちの1 人と思ったんだろう。  いやはや、こんな親の子供は打たれ強いですよ! こういう親のしつけで、子供は海外でもへこたれないように育ったわけですな。いや、別に文句を言っているわけではなく、非常に納得したわけ。 ということで、今回は母親をネタにしてみました。(←逆襲) 元教え子のみなさん、元先生はこんな母親ですよー。 今日の教訓 子

The Blue Planet

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BBCのThe Blue Planetのシリーズ (日本語版は こっち )を Netflix で借りて観ました。  感想 その1. 私、人間でよかったよー! その2. 人間だけ賢いと思うことは、おこがましい。 イワシの大群が泳いでいる。そこにイルカのグループが登場。 イワシはイルカが来ることを感知し、攻撃を防ぐために、自分達で球のように回って泳ぎ始める。「それが一番の防御方法か!」とか思うけれど。 イルカは 皆で協力して 、イワシの球を海面のほうに押し上げていく。 イルカは海面で呼吸しなければいけないので、海面のほうがラクなのである。  空中から鳥がいっぱいダイビングしてきて、海面のほうに押し上げられたイワシを食べる。 鳥によっては5mぐらいダイビングできるらしい。  その騒ぎを、マグロの大群が聞きつけて参加し、素晴らしいスピードでイワシをキャッチしていく。 さらにサメが聞きつけて参加。大群だったイワシは食い尽くされてしまう。 ああーーー!!! イワシ全滅しちゃったよ。 という話をうちの親にしたら、「何もイワシの身になって考えなくてもいいのでは?」と言われてしまったが。 鯨の母親と子鯨が一緒に泳いでいる。 そこをシャチのグループ(6匹ぐらい)が追っかけてくる。シャチは親鯨にはかなわないので子鯨が目当てである。  シャチのグループ、まず 親鯨と子鯨の間に割って入ろう とする。  そして 子鯨を溺れさせようとする 。(←鯨とか、イルカとか、シャチとかでないと考え付かない) 子鯨は逃れようとするのだが、いかんせん子供なので体力がついていかず、だんだん疲れていき、呼吸が困難になってくる。親鯨は子鯨を自分の上に乗せて呼吸を助けようとする。 そして最後にシャチがガブリ。 およそ6時間の狩が終了し、子鯨は食べられてしまい、親鯨はひとり去っていく。 あー、お母さんかわいそー。たった一頭の子供なのに。 オットセイ(だったと思う)は、陸で生まれる。 そして2週間後ぐらいに泳ぎの練習する。 その時期に(前でもなく後でもなく)、シャチのグループが登場する。 そして泳ぎのつたないオットセイの子供を捕まえようとする。あえなく捕まってしまった子供を、シャチのグループはもてあそぶ。 オットセイの子供を、尻尾でポーンと空中に放り投げて遊ぶシャチ

ロブちゃん送信、もとい、郵送

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日本にいた時に妹に大変お世話になった。 よく遊んでもらった。 妹のうちに親が遊びに行くことになったので、「やりー。これで郵便受け取れる!」と思った。 なんたって、妹夫婦は共働きなので、郵便をおいそれと送れないのである。 何を送ることにしたかと言うと、メイン州出身のエビさん。エビさん。しかも生きてるエビさん。 ↑こいつは茹で上がったエビさん。 送ってくれるところは、 Bennys Maine Seafood Inc.  (日本語) とりあえずメールを日本語で送ってみたところ、日本語で返事が返ってきた。 一応確認のため、妹にメールを送って、「ロブスターとウニ、どっちがいい?」って聞いた。 そしたら妹の旦那さん、 ノーベル賞がいい! との返事。 うう。確かにボストン大学名誉教授の方がノーベル賞取りました。私もボストン大学にいますが、私からノーベル賞への距離と、妹の旦那さんからノーベル賞への距離はほとんど一緒ですよ。 天文学的な距離ってことで。 はっきり言って、ロブスターのほうが簡単だからいいんだけど。 ということで、小切手で料金を送って欲しいとのことだったので、小切手昨日送った。 着くかなー。 楽しみだよなー。 何が楽しみって、夫婦+うちの親が大騒ぎするところ。 生きてるエビさんだし。 万が一生きていなかったら、文句言えるみたいだし。 前にはエスカルゴをあげたし、うちの妹夫婦、いつも大変な目に遭っているようだ。 ちなみに、日本からも買えます。 大阪に支社(?)があるみたい。 今日の教訓 お世話になった人には、生きてるエビさんを郵送する! 過去のブログ ・ エスカルゴ  三重県にエスカルゴ牧場がある話 ・ 続エスカルゴ  妹にエスカルゴを贈った話 ・ 日本帰国 その2 穴場ツアー  帰国したときに妹夫婦に遊んでもらった話

ふたりのYさん

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うちの親が電話かけてきた。 「この前宇宙飛行士の募集があったのだけれど、もう締め切ってしまったのよー! あなたにちょうど良かったのに!」 単に自分が行きたいだけだろう、と私は思うのだが。 ほおっておけば私の名前で勝手に応募する勢いである。 なになに? 応募条件は? ということで、Googleで探ってみる。 国際宇宙ステーション搭乗宇宙飛行士募集 応募条件 以下 【参考】宇宙飛行士候補者募集要項 から転載 (1) 日本国籍を有すること。 (2) 大学(自然科学系※)卒業以上であること。 ※)理学部、工学部、医学部、歯学部、薬学部、農学部等 (3) 自然科学系分野における研究、設計、開発、製造、運用等に3年以上の実務経験(平成20年6月20日現在)を有すること。 (なお、修士号取得者は1年、博士号取得者は3年の実務経験とみなします。) (4) 宇宙飛行士としての訓練活動、幅広い分野の宇宙飛行活動等に円滑かつ柔軟に対応できる能力(科学知識、技術等)を有すること。 (5) 訓練時に必要な泳力(水着及び着衣で 75m: 25m x 3回 を泳げること。また、10分間立ち泳ぎが可能であること。)を有すること。 (6) 国際的な宇宙飛行士チームの一員として訓練を行い、円滑な意思の疎通が図れる英語能力を有すること。 (7) 宇宙飛行士としての訓練活動、長期宇宙滞在等に適応することのできる以下の項目を含む医学的、心理学的特性を有すること。 ① 医学的特性 身長:158cm以上190cm以下 (注:宇宙服を着用して船外活動を行うには、約165cm以上が必要です。) 体重:50kg~95kg 血圧:最高血圧140mmHg以下かつ最低血圧90mmHg以下 視力:両眼とも矯正視力1.0以上 (注:裸眼視力の条件はありませんが屈折度等の基準があります。屈折度:+5.50~-5.50ジオプトリ以内、乱視度数:3.00ジオプトリまで、左右の屈折度の差:2.50ジオプトリまで。また、平成20年6月20日時点で、PRK手術・LASIK手術の後、1年間以上を経過して恒久的な副作用がない場合には医学基準を満足します。それぞれ医学検査時に評価します。) 色覚:正常 聴力:正常 ② 心理学的特性 協調性、適応性、情緒安定性、意志力等国際的なチームの一

子が子なら、親も親

正確な使い方は「親が親なら、子も子」です。 お間違えなく。 一週間ほど前に親と電話をしていた。(正確には、母の日の数日前) 親、「あのさあ、母の日なんだけれど、欲しいものがあるんだけれど、インターネットで注文して後からお金請求しようかと思ったんだけれどね。」 私、「何が欲しいの?」 親、「 エルビス・プレスリー のDVD」 すばらしい。母の日にプレゼントを請求してくる親はあんまり日本にはいないと思う。アメリカでは母の日を忘れるとbig trouble(大問題)になるという話だが。子(私)は忘れていたので丁度良いといえば丁度よいのだが。 しかもエルビス・プレスリー! そのDVDが欲しいと。ミーハーそのもの。 Skypeで話していたので、そのまま「一体どこにあるの? Amazonでは見つからないから後で情報を送って」といって電話が終わった。 その後送ってきた情報はこんな感じ。 「yahoo→エルビスオンステージ→出てきたページの4番目 4エルヴィスオンステージ メモリアル (ドキュメンタリ、リイシュ・・・・)そこを開けると DVD エルヴィスオンステージ メモリアルというのが3144円ででていますので それをお願いします。」 どうもURLというものを知らんらしい。。。。。。 しかもgoogleじゃなくてyahoo!。。。。。。 到達したURLはこんな感じ。 http://www.hmv.co.jp/product/detail/2565617 そういうことで、買って送った。ちゃんと着いたらしい。 お母さん、ちゃんと母の日のプレゼントあげたから楽しんでねー。 DVDと親でもう一つ面白い話を思い出した。 うちの親、何を思ったのか関野吉晴さんの 「グレートジャーニー」のDVD を全セット買った。6-8年ぐらい前のことね。私はびっくりした。なぜかというと。 親はDVDプレーヤーを持っていなかったのだ。(どうやって見るねん。) 親はしばらくDVDプレーヤーが無いのにDVDを持っていた。私が言うのもなんだが、変な親である。 さて、私はそのとき博士課程の学生だったが、いつも下宿で地方局のラジオを聴いていた。そのときラジオのDJが言った。 「今日のプレゼントはDVDプレーヤーです」 すぐさまコンピューターに飛びつき、メールでこう書いて送

クラシック ミーハーセット

こんなの購入してしまいました。 Four World-Renowned Orchestras: Berlin Philharmonic Royal Concertgebouw Orchestra Academy of St. Martin in the Fields Orchestre National de France Save up to 20% for all 4 events. 親に、いつも「英語で書くとダメ」と言われていたのを思い出した。(親は英語は読めるが、他の人を考慮しなければいかんのだそうな)。 つまり、 有名なオーケストラ ・ベルリン・フィルハーモニー ・ロイヤル・コンセルトヘボウ・オーケストラ ・アカデミー室内管弦楽団 ・フランス国立管弦楽団 のチケット4つセットで20%の割引になります とのことです。 こういうのを英語ではSubscriptionと言います。 「なにそれ!これ俺もほしい、私もほしい、絶対行く!」という方は、 こっち をクリックしてください。 全部で$187-379となります。 今日ハガキが来たので、たぶん購入できていると思います。 詳しくは、 Boston Celebrity Series へ行ってください。 今日の教訓 アメリカも捨てたもんじゃないが、でもやっぱりドイツと比べると高い。でも日本よりは安い。

Antarctica

うちの親が次に行きたいところは、南極らしい。 んな無理な! どうやって計画するんだ。 ガイドブックなんてとても無いだろうと思っていたら、なんとボストン図書館で発見した。 「Lonely Planet Antarctica」 さすがLonely Planet。有名なガイドブックの会社なだけある。 表紙はもちろんペンギン。 今度かりてこよう。別に私が行くわけではないが。 今日の教訓 地球上で行けないところなんて、ありません。