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49歳で$1.3 million貯めて 早めにリタイアした人の話

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FIRE ムーブメント(ウィキペディアより)   FIRE ムーブメント(英: Financial Independence, Retire Early movement、ファイヤー)は、経済的自立と早期退職を目標とするライフスタイルまたはそれを啓蒙するムーブメントを指す造語。アメリカから始まって欧州や日本などにも広がった。この生活モデルは、ブログ、ポッドキャスト、およびオンラインフォーラムなどで共有されている情報を通じて、2010年代から大きな注目を集め、特にミレニアル世代などに人気が高まった。 ------ CNBC Make it Fired Upというシリーズがあって、週末によく見ている。私の夢はリタイアするために十分なお金を投資などなどで貯めることである。アメリカでFIREをするために、皆がどんなことをしているか、どのくらいの資産でリタイアすることを決めたのか、いろいろ参考になる。モチベーションをキープできるしね。今のところ早めにリタイアする気はないが。。。。 How I Retired Early At 49 With $1.3 Million In Ohio そんなに高級取りではない。 質素な生活。 ハイキングとか。お金かからなさそうな趣味。 401kのマッチングが良かった。 Stock marketに投資。メインはIndex fundだけれど、個別株も趣味で投資している。  資産が$1 million(今だと1ドル147円なので、1.47億円ぐらい?)になった時に会社勤めを辞めることを考えだして、二年後に退職。 自分の小さなビジネス持ってる。 だそうな! そうかー。私も小さなビジネス持ったほうが良いかしら?笑 ビデオをいろいろみたところ、完全にリタイアしてぶらぶらする人はいなくて、9時5時の仕事をやめることによって家族との時間が取れるとか、好きな仕事をすることができるとか、そういう風な時間の使い方になるようである。 今日の教訓 頑張りましょう 過去のブログ ・ お金持ちになるための40冊の本

アメリカのインダストリーへの転職について

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たまに頼まれて書く。今回書いたことは、 アカデミア以外のキャリアパス (実験医学9月号)。   数年前に大学からスタートアップに転職した経緯を書いた。 インダストリーへの転職した後いろいろな人から相談を受けたものである。 やっぱ、みんな興味はあるもんな。 相談受けてからしばらくして転職した人や、「やっぱり大学でもっと頑張る」とそのまま頑張る人と、人それぞれである 。 私も先に転職した人たちにいろいろ話を聞いた。 先達はあらまほしきものなりー 今日の教訓  人生は紆余曲折なので、しなやかに生きましょう。 過去のブログ ・ アメリカのアカデミアで教職に就くには  

ChatGPTでレジュメのアップデート

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たまにレジュメのアップデートをする。昔誰かから教えてもらったのだが、CVのアップデートを毎月のようにしたほうが良いという話だった。私はそんなに頻繁にしないが、それでもレジュメもアップデートしておいた方がよい。 レジュメについてChatGPTに聞いてみた。 ---- レジュメ(Résumé)は、主に仕事や学術的な機会を追求する際に使用される、自身の経歴やスキル、成果を簡潔にまとめた文書です。一般的には、求職活動の際に雇用主や採用担当者に提出されることが多いですが、学術研究の申請や他の機会でも使用されることがあります。 レジュメには、以下のような情報が含まれることが一般的です:基本情報: 氏名、連絡先、住所などの個人情報。 職務目標(オブジェクティブ): 自身のキャリア目標や志向を簡潔に述べたセクション。 学歴: 学位、専攻、卒業年などの学歴情報。 職務経歴: 過去の職歴や経験を、企業・組織名、役職、勤務期間といった情報と共にリストアップ。 スキル: 自身の専門的なスキルや技能を列挙。言語、ソフトウェア、ツールなどが含まれることがある。 実績・業績: 過去の仕事やプロジェクトでの成果や達成した目標を示す。 賞賛や認定: 受賞歴や特別な認定、ホノールなどの情報。 趣味・関心: 個人的な興味や趣味、ボランティア活動など、自己紹介を充実させる情報。 レジュメは、読みやすく明瞭なフォーマットで作成されるべきです。1ページか2ページ以内に収めることが一般的で、重要な情報を強調し、採用担当者や審査委員に効果的に自己紹介する役割を果たします。 ----   ウィキペディアにも訊いてみたが、日本語のウィキペディアにはあまり情報が載っていたかった。日本でいうところの職務経歴書と一緒の感じ???? さて、このレジュメ、簡潔に書かないといけないのだが、英語なのでちょっと難しい。ChatGPTにレジュメのアップデートを手伝ってくれるかと訊いてみた。 なんでも手伝ってくれる(ような気がする)ChatGPT、どうもありがとう。今のレジュメを放り込んでみる。長々と書いてくれたり、知らない単語を入れてくれたり(爆笑)重要そうなキーワード省いてみたりという感じで、まあそのまま使えるわけではないが、ちょっと文章の雰囲気を変えてみたかったので、ツールとしては良いと思う。なんといっても英語も直してくれるし

アメリカバイオテック業界は今ちょっと大変

アメリカだけじゃないかもしれないけど。 数年前はバイオテック業界は盛り上がりまくり(?)であちこちに会社ができて、ボストンあたりによっては、ラボのスペースがない状態だった。 おかげで、ラボスペースの建設が増加。 だが、去年の終わりから今年にかけてバイオテック業界は大変になった。 Fierce Biotech Layoff Tracker 2023 元上司に教えてもらったウェブサイトである。バイオテックの会社のLayoffがどれだけ行われているかを追跡しているウェブサイト。 その前にLayoffとfireの違いをちょっと説明。 FIRE vs. LAY OFFの意味(Berlitz) fire は、仕事ができないとか勤務態度が悪いという理由で解雇する、という意味です。  lay off は、従業員の雇用の継続をやめる、という意味です。企業の財政難や、仕事そのものがもはや必要でなくなったなどの理由によるものです。 引用終了。 2023年のlayoffを行った会社 8月17社(8月25日の時点) 7月15社 6月11社 5月12社 4月12社 3月19社 2月24社 1月14社 こうやってリストアップすると、悲壮感が出てきますな。。。。 知り合いの会社がlayoffしたり、元同僚が移った先の会社がlayoffしたり、今年はすごい状態。もっとも前がイケイケすぎたのかもしれないが。これからもどうなるか注目。。。サイコロジー・オブ・マネーの重要なところをもう一度読み直して。。。。 今日の教訓 今年のバイオテック業界はちょっと大変 過去のブログ ・ サイコロジー・オブ・マネー(お金の心理学)  参考文献 ・ Mass Layoffs Continue Across The Biotech Sector. What Does This Mean For Pharma’s Future? (Forbes)

お金持ちになるための40冊の本

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博士課程に進むと決意したときに「お金持ちになる気がしない。だから自分で勉強しないと」と思った。(←昔の話)ちょうどそのころ「金持ち父さん貧乏父さん」が出版されたので、読んで「投資を勉強しよう」と思った。 それ以後投資は趣味。読書も趣味なので、「どこかに良い本はないかしらー?」と探していたら、ちょうど良いYoutubeビデオを発見。 でもこのリッチそうなおじさんは一体何者???     Level One: $0 to $100,000 (ビデオでの説明を見る限り、お金に対する心得と、成功する気持ちの持ち方の本のような気がする) 40. Secrets of the Millionaire Mind (ミリオネア・マインド 大金持ちになれる人 お金を引き寄せる「富裕の法則」) 39. The Psychology of Money (サイコロジー・オブ・マネー 一生お金に困らない「富」のマインドセット) 感想はこっち 。 38. The Magic of Thinking Big (大きく考えることの魔術―あなたには無限の可能性がある) 37. The Winner Effect  36. Think and Grow Rich  35. Unscripted  34. The Essence of Success  33. Atomic Habits  32. The 7 Habits of Highly Effective People  31. The 12 Week Year  30. The Art of Getting Things Done  29. Essentialism  28. So Good They Can't Ignore You  27. The Unfair Advantage  26. Mastery  25. Steal Like an Artist  24. Rich Dad, Poor Dad (金持ち父さん、貧乏父さん) 23. The Compound Effect  22. The Little Book of Common Sense Investing  21. The Intelligent Investor  20. One Up on Wall Street    Level two: $100K

アメリカのアカデミアで教職に就くには

実験医学2023年7月号の良かった記事はこれ。 アメリカのアカデミアで教職に就くには こういうのを博士取った頃に読んでいたら苦労しなかったに違いない。まあ、そのころに読んでいてもピンと来なかったかもしれないが。。。 一番良かったところを引用 ポスドク10年の年限を使い果たしても、Research Assistant Professorとして生き永らえながら果敢に研究費を狙い続けている研究者も多数います。独立ポジションではありませんが、研究室のなかではシニアであり、ボスとしても信頼のできる右腕であり、学生やポスドクの指導をしながら自分でも研究費申請書を書き続けるのです。 引用終了。 この諦めない根性が素晴らしい!  記事には夢破れた場合(?)のプランBも載っている。しなやかな文章だった。 昔「 正攻法でないラボ立ち上げ方法 」に書いたが、王道だけのルートだと思っていると自分のラボの獲得非常に難しい。ラボ立ち上げ方法にもいろんなルートがある。研究費申請書もNIHやDoDだけではなく、「金はどこから取ってきても良い」とメンターは教えてくれた。夢破れた場合もプランBがある。だいたい人生思い通りに行ってる人って、あまり聞いたことがない!  今日の教訓 人生は紆余曲折なので、しなやかに生きましょう。

読書する人だけがたどり着ける場所

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今回帰国して買った次の本はこれ。 読書する人だけがたどり着ける場所 BOOKOFFで100円で購入(笑) どこにたどり着けるのか疑問に思ったので購入してみた。なんでも文学部教授が書いた本で、読書の方法+読書によって思考も人間力も深まる。。。という本。  目次 序章 なぜ、いま本を読むのか 第1章 読書をする人だけがたどり着ける「深さ」とは 第2章 深くなる読書浅くなる読書何をどう読むか 第3章 思考力を深める本の読み方 第4章 知識を深める本の読み方 第5章 人格を深める本の読み方 第6章 人生を深める本の読み方 第7章 難しい本の読み方 気に入ったところを引用(太字)   物語で身につく、「映像化」する能力 読書をしているときの脳の働きは、とても精妙で複雑です。文字をたどって意味内容を理解し、感情を理解して味わい、描かれた風景や人物の姿、声などさまざまなものを想像しています。 読書しているときは、私の頭もいろんな風景や人物の姿を想像している。他の人がどんな感じか知らないけど、イメージとしてはこんな感じ。 ただし私の場合はここまではっきりしてない。ここまでイメージすごかったら、Inception(インセプション)で雇ってもらえるわ(爆笑) ダビンチ・コードを英語で読んでいたとき、2ページぐらいごっそり風景と登場人物の動きが全然わからなくて、映画を見てやっと分かったことがある。大変ですよ頭で想像するの。。。。    1テーマ5冊読めば、ランクA あるテーマについて知りたい場合、続けて5冊ほど読むとかなり知識が得られます   ほー。そうやって読めばいいのか。つみたてNISAについて5冊読めば、確かにかなり知識が得られる。20冊読むとかなりのSランクだそうな。なるほどー。じゃ、今度あるトピックについて知りたいときは5冊まとめ買い。 この世を過ごすうえで、深くてすごいものに出合うだけでも、もう時間がないと気づきます。薄っぺらい、浅いものに付き合っていられないのです。 できるだけ一流のものに触れたいというとき、「古典」ならほぼ間違いありません。単に古いものというわけではなく、時代を超えて多くの人に愛されてきたもの。歴史の中で評価され、現在もその価値を失わないもの。時の流れの試練に耐えて残ってきたものには、それだけのパワーがあるのです。  「人生