Friday, September 19, 2008

上がバカだと、下はえらい目に遭う

いやーーーー、ウォールストリートのお話で、一人で勝手に盛り上がっているんですけど。
数日前に「Money Market Fund Says Customers Could Lose Money」という記事が載って、びっくりしてました。
ようするにMoney Market Fund(マネー・マーケット・ファンド)が元本割れするかもという話。
「マネー・マーケット・ファンドって何それ?」と言う方は、ウィキペディアのマネー・マーケット・ファンドをご覧下さい。

Money Market Fundは元本は保証されてないけど、普通元本割れしないはずの商品なのです。そんなものが元本割れすると、びっくりします。「ついにウォールストリートの影響が私のところまで来たか!」と思いまして、New Englandファイナンス勉強会のメーリングリストに流したら、ファイナンス師匠からメールが来ました。
師匠もびっくりしたらしいです。
でも、さすが師匠なので、ちゃんと別の記事を持ってきてくれました。それによると、私が使っているFidelity InvestmentsのMoney Market Fundは、Fidelity investmentsが言うには、大丈夫らしいです。
良かった良かった。
でも、本人らが言う話なんて、信じないですけどね。 
ちなみに、師匠のブログの記事。 師匠は毎日ファイナンスの記事をブログで更新していて、偉いです。

そんな、ウォールストリートですが、ただいま、eBayでリーマンブラザーズ、メリルリンチのグッズが大量に流れているそうです。 アメリカ人、しぶといです。

なんでも、これらの投資銀行、トップ20人ぐらいはもうヘッドハンティングされたとか。 (←親情報) 
”無限に”リスクを取る種族の破綻という、日経ビジネスオンラインの記事によると、
リーマンを潰したファルド会長の昨年のボーナスは4000万ドル。1ドル100円として、4000000000円。ん?40億円?(←この数字あってる? すごくない?)
メリルを辞めたオニール前会長の退職金は1億2000万ドル。120億円? (←この数字もあってる? すごくない?)
やりたい放題やって、会社をさっさと去って(あるいは潰して)、もう迷惑極まりないです。
「今日の利益は僕のもの、明日の損は君のもの」と、まるでジャイアニズムです。ジャイアンよりもずっとたちが悪いけれど。

ジャック・ウェルチの「我が経営」という本にも、ジャック・ウェルチがウォールストリート系の会社を買って失敗したことが書いてありました(ような気がします)。 
理由は、
「ウォールストリートはちょっとおかしい。 儲けたら給料を上げなくてはいけないし、儲けなかったら、給料を上げなかったら社員が辞めてしまうから、やっぱり給料を上げなくてはいけない。」
らしいです。 「製造業などとは感覚が全く違うので、やめた」と。
今手元に本がないので、適当に書いてますが。

そんなこんなで、親と「上がバカだと、下は大変な目に遭うよねー」という話をしていて思い出した本。昔読んだ本ですが。
新田次郎 八甲田山死の彷徨(ウィキペディア) アマゾンではこっち
戦争中に、冬山訓練のために八甲田山という山に軍隊が2つ、別々のルート通って行ったのですが、1つはバカな上司の指揮下で、軍隊ほぼ全滅。もう1つの軍隊は上司がしっかりしていて準備万端で全員生還というストーリーです。 実話です。
読み終わったあと、「つくづく上司には気をつけないといかん! バカな上司についていったら、命が危ないこともあるんだ」と思いました。 あと、何事も綿密な準備が必要と。
ウィキペディアによると、この本、「企業研修や大学において、リスク・マネジメントやリーダー論などの経営学のケーススタディに用いられることがある。」だそうです。
興味があるかたはどうぞ!

そんなこんなで、最近の良かった記事。
リーダーの愚考を防ぐ2つの方法 (日経ビジネスオンライン)

今日の教訓 無能な上司にごちゅうい。
過去のブログ
3つの全然異なる話 リーマンブラザーズが破綻して、メリルリンチが買収された話。

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