シンシナティ その1
ここ数年私のボストンの友達が数名faculty position(教官職?)を取ってシンシナティに移動してしまった。なので、シンシナティに遊びに行ったのであった。Columbus dayの三連休のことである。シンシナティではColumbus dayは休みではないらしい、ガーン!ついでに直行便があるのを知らず、フィラデルフィア経由で行った。後で言われてまたガーン!
いつも思うが、アメリカの空港のご飯はあんまり美味しくない。パイロットとかフライトアテンダントがフードコート(って、日本語でなんて言えばいいのかしら?)でご飯を食べているのを見ると、「これ毎日食べるんかー!フライトアテンダント(スチュワーデス)にならなくって良かったー!」と思うのである。ヨーロッパ便専門ならともかく、アメリカ便専門だったら最悪。
もっともスチュワーデスになるには美貌と英語力が必要だが。しかもサービス精神も必要。
さて、シンシナティでは友人の一人が空港まで迎えに来てくれて、その後「シンシナティに来たらこれは絶対食べないといけません」というCincinnati chili(シンシナティチリ)を食べに行った。
スパゲッティーの上にチリが乗っていて、その上にチーズが乗っている。食べる直前に「スバゲッティーはものすごくフニャフニャなので、そのつもりで」と念を押された。6ドル(←やすー)
その後その友人のうちに遊びに行った。さすがボストンと違って家が広い!この広さの家をボストンで買ったら大変!シンシナティー、経済的には大丈夫なのか、高速道路の隣の芝生も手入れが行き届いてふさふさである。なんでも同僚によるとP&Gの本拠地だそうである。P&Gは歯磨き粉とプリングルスの会社ね。ちなみにうちのボスによるとRepublican(共和党)半分、Democrat(民主党)半分だそうな。front yard(家の前の庭)にRomneyをサポートする旗とか立ててる家が結構あって、びっくりした!夕方別の友人家族のうちに行ってバーベキュー。デデンとしたお肉をバーベキューで食べて、他の友人も来て飲んだくれてそのまま泊めてもらう。
さて、次の日(日曜日)は小さい子供もいるので川向こうの水族館に行った。陸の真ん中に淡水魚と海水魚の水族館である。どうやって海水維持しているのかは不明である。塩入れてるとか??? 巨大タコとでっかいワニ(フロリダから来た)を見たりして後、昼食を食べることになった。ここまでの感想で「シンシナティはアメリカのど真ん中の田舎都市で、別に大して観光するところはない」とタカをくくっていたところ、とんでもないもの出現。
ドイツ・ミュンヘンのビール会社のビアハウスである。その名もHofbräuhaus Newport。本場ミュンヘンを徹底的に再現したビアハウスである。外にちゃんとポールまで立ってるし!ビアガーデンもあるし!寒いからビアガーデンで飲まなかったけど!
中も忠実に再現。ウェイターはちゃんと例のDirndl(ディアンドル)を着ているし、生演奏もあってちゃんとビアホール音楽流しているし、演奏している人もLederhosen(レーダーホーゼン)着てるし。テーブルもこんな感じだしStammtisch(常連客用のテーブル)もあるし!そしてSpeisekarte(メニュー)もミュンヘン本場を忠実に再現!
ということで、昼間からビールを注文して(ミュンヘン本場同様、0.5リットルか1リットルしかない)、飲む。
Hofbräuhaus Würstlplatte ソーセージ盛り合わせ+ポテト+酢キャベツ
Münchner Weisswurst 白ソーセージとプレッツェル もちろん甘いマスタード付き。
Ofenfrischer Leberkäse ドイツ版ミートローフ
全部ちょっとずつ試したところ、ソーセージはおろか、プレッツェルに至るまで忠実に再現してあった。ドイツから運んで来てるんかいな。。。。行く人はHBマークのついているメニューを頼むと本場ミュンヘンな感じですわ。Apfelstrudel(ドイツ風アップルパイ)は頼み損ねた。あ、そういえばLeberknödelsuppeは無かった!
ということで、私の中ではシンシナティは一気に株を上げたのであった。またシンシナティに行ったら飲みに行こうっと。って、ここまで書いて思ったが、私の大興奮をここで日本語で日本人に伝えてもあまりしゃーないな。ドイツ人に伝えないと。
今日の教訓 シンシナティ、田舎だと馬鹿にしてるとあなどれん!
過去のブログ
・アメリカ人って実はアルコールが怖いんじゃないかと、思うこと シンシナティはドイツ移民が多い、あるいは多かったらしい
いつも思うが、アメリカの空港のご飯はあんまり美味しくない。パイロットとかフライトアテンダントがフードコート(って、日本語でなんて言えばいいのかしら?)でご飯を食べているのを見ると、「これ毎日食べるんかー!フライトアテンダント(スチュワーデス)にならなくって良かったー!」と思うのである。ヨーロッパ便専門ならともかく、アメリカ便専門だったら最悪。
もっともスチュワーデスになるには美貌と英語力が必要だが。しかもサービス精神も必要。
さて、シンシナティでは友人の一人が空港まで迎えに来てくれて、その後「シンシナティに来たらこれは絶対食べないといけません」というCincinnati chili(シンシナティチリ)を食べに行った。
スパゲッティーの上にチリが乗っていて、その上にチーズが乗っている。食べる直前に「スバゲッティーはものすごくフニャフニャなので、そのつもりで」と念を押された。6ドル(←やすー)
その後その友人のうちに遊びに行った。さすがボストンと違って家が広い!この広さの家をボストンで買ったら大変!シンシナティー、経済的には大丈夫なのか、高速道路の隣の芝生も手入れが行き届いてふさふさである。なんでも同僚によるとP&Gの本拠地だそうである。P&Gは歯磨き粉とプリングルスの会社ね。ちなみにうちのボスによるとRepublican(共和党)半分、Democrat(民主党)半分だそうな。front yard(家の前の庭)にRomneyをサポートする旗とか立ててる家が結構あって、びっくりした!夕方別の友人家族のうちに行ってバーベキュー。デデンとしたお肉をバーベキューで食べて、他の友人も来て飲んだくれてそのまま泊めてもらう。
さて、次の日(日曜日)は小さい子供もいるので川向こうの水族館に行った。陸の真ん中に淡水魚と海水魚の水族館である。どうやって海水維持しているのかは不明である。塩入れてるとか??? 巨大タコとでっかいワニ(フロリダから来た)を見たりして後、昼食を食べることになった。ここまでの感想で「シンシナティはアメリカのど真ん中の田舎都市で、別に大して観光するところはない」とタカをくくっていたところ、とんでもないもの出現。
ドイツ・ミュンヘンのビール会社のビアハウスである。その名もHofbräuhaus Newport。本場ミュンヘンを徹底的に再現したビアハウスである。外にちゃんとポールまで立ってるし!ビアガーデンもあるし!寒いからビアガーデンで飲まなかったけど!
中も忠実に再現。ウェイターはちゃんと例のDirndl(ディアンドル)を着ているし、生演奏もあってちゃんとビアホール音楽流しているし、演奏している人もLederhosen(レーダーホーゼン)着てるし。テーブルもこんな感じだしStammtisch(常連客用のテーブル)もあるし!そしてSpeisekarte(メニュー)もミュンヘン本場を忠実に再現!
ということで、昼間からビールを注文して(ミュンヘン本場同様、0.5リットルか1リットルしかない)、飲む。
Hofbräuhaus Würstlplatte ソーセージ盛り合わせ+ポテト+酢キャベツ
Münchner Weisswurst 白ソーセージとプレッツェル もちろん甘いマスタード付き。
Ofenfrischer Leberkäse ドイツ版ミートローフ
全部ちょっとずつ試したところ、ソーセージはおろか、プレッツェルに至るまで忠実に再現してあった。ドイツから運んで来てるんかいな。。。。行く人はHBマークのついているメニューを頼むと本場ミュンヘンな感じですわ。Apfelstrudel(ドイツ風アップルパイ)は頼み損ねた。あ、そういえばLeberknödelsuppeは無かった!
ということで、私の中ではシンシナティは一気に株を上げたのであった。またシンシナティに行ったら飲みに行こうっと。って、ここまで書いて思ったが、私の大興奮をここで日本語で日本人に伝えてもあまりしゃーないな。ドイツ人に伝えないと。
今日の教訓 シンシナティ、田舎だと馬鹿にしてるとあなどれん!
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