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Showing posts with the label 研究編

研究費申請書とマック その2

この前 の続き。 ちょっと落ち着いたので、マックを買うべきかどうか調べてみた。 Activity Monitor(ウィンドウズのタスクモニターにあたるやつ)を開いてみて、実際の研究費申請書書き状況を再現してみてストレステストを行ってみた、といってもアプリケーションを開いているだけなのだが。 ただいまのsystem memoryの状況 Free 236.4MB Wired 591.6MB Active 19.8 GB Inactive 1.24GB Used 3.8MB Google chrome (Google chrome helperを含めて)1033.2MB Adobe Illustrator 240MB Microsoft word 114.6MB Microsoft excel 88.5MB Microsoft powerpoint 86.2MB Skype 81.2MB iTunes 71.6MB Mail 56.1MB Prism 49.2MB EndNote 23.7MB Adobe Reader 19.6MB グーグル先生は一体何をそんなに使っているのか!  ということでGoogle chromeを閉じてFirefoxを開けてみた。タブを15ぐらいあけても800MBである。ならそのままYoutubeを開けてInterstellarのサウンドトラックを聴きながらAdobe Photoshopをオープン。 Adobe Photoshop 154.4MB Firefox Plugin Content 87.5MB (Youtubeをあけたためと思われる) Firefox 838MB その結果はこんな感じ。 Free 35.1MB Wired 578.8MB Active 2.27GB Inactive 1.14GB Used 3.98GB いっきにブログが書けなくなった。タイプしても文字が出てこない。とりあえずいらないソフトを終了してブログ書き再開である。ただいまフリーのメモリは550MB firefoxは850MB Firefox Plugin Content 87.5MB。このままでも文字がかける。なるほど。 ところでInactiveって知っているような知らないような。。。

研究費申請書とマック

ただいまグラント(研究費申請書)をシコシコと書いているところである。かなりの負荷をかけているのか、ただの寿命なのだか、MacBookProの動きがあやしい。購入したのは2009年9月。 MacBook Pro, 13", Aluminum Part Number: Z0GK 160GB Serial ATA Drive @ 5400 rpm Backlit Keyboard (English) / User's Guide 4GB 1066MHz DDR3 SDRAM - 2x2GB Accessory Kit SuperDrive 8x (DVD±R DL/DVD±RW/CD-RW) 2.26GHz Intel Core 2 Duo そして今は2015年1月であるから、もう寿命なのかもしれない。そこをバックアップ取ったり、リスタートしてみたりして、だましだまし使っているのである。申請書送るまでもってくれ! 1300ドルぐらいで買って、5年以上もっているから年間260ドル? あー、でも途中で故障して病院おくりになったから大体$300ぐらいかしら?こわれた次はMacBook ProのRetina Displayか?と思って、アップルのウェブサイトに行っていろいろいじってたら、アカデミックプライスでも見積もり$2330になった! ひゃー! これはそのまま買うべきかどこかで妥協するべきか? 今日の教訓 でもまだ動くから今のマック使うもんね。 過去のブログ ・ マック治った ・ MacBookProとFedExと日付変更線について

Walk to end lupus now (ループスを治すために歩く)

この前ALS ice bucket challengeのために氷水をかぶった! もっとも8月だったから別に風邪はひかなかったけど。しかも海水浴に行ったときにやった(どうせ海水でぬれるし)それでも冷たかった。同僚の子供(7歳?)からご指名を受けたのである。。。。 知らない人のために アイス・バケツ・チャレンジ(ウィキペディアより) アイス・バケツ・チャレンジ (英: ice bucket challenge) あるいはALSアイス・バケツ・チャレンジ (英: ALS ice bucket challenge) は、筋萎縮性側索硬化症 (ALS) の研究を支援するため、バケツに入った氷水を頭からかぶるか、またはアメリカALS協会(英語版)に寄付をする運動。2014年にアメリカ合衆国で始まり、フェイスブックなどのソーシャルメディアや、動画共有サイトのユーチューブなどを通して社会現象化し、他国にも広まっている[1][2]。参加者の中には各界の著名人や政治家も含まれており、寄付金の増加やALSの認知度向上に貢献している。 引用終了 誰が考え出したかアイデアか知らないけど、すばらし。前年度よりも30倍多く寄付金が集まったそうである。 さて。 明日Lupus(Systemic lupus erythematosus 日本語名全身性エリテマトーデス)を治すために歩くことにした。全身性エリテマトーデスは私が研究している病気である。毎年歩くイベントがあるのは知っていたが、今回行って見ることにしたのである。今回のイベントはLupus foundation of America(日本語で「アメリカ ループス協会」?)によるWalk to end lupus now.今のところの理解ではこんな感じ。 1.「ループスを治すために歩くから、寄付金を頂戴」と皆に触れ回る。 2.街をねり歩く。 3.寄付金をインターネット上のページで払ってもらう。あるいはいただいた寄付金を私がインターネット上から払う。 という感じである。昨日そのことをすっかり忘れていて、「さてウェブサイトから寄付するか!」と思ったら、「ここに歩く人のリストがありますが、誰に寄付しますか?」のページが出て、「そうだった!」と仕組みを思い出したのである。ちなみに明日はボストンコモンから出発して歩く。

島岡先生がまた本を出した! 2014

私の尊敬する島岡先生がまた本を出した。島岡先生がブログに情報をのせて知ったのである。 研究者のための思考法10のヒント 知的しなやかさで人生の壁を乗り越える 「どこにその書く時間があるのか?」という疑問はさておき、アメリカにいる複数の「島岡ファン」にさっそく連絡した。皆どうにかして本を手に入れるとのことである。 私は、島岡先生がボストンにいる時に知り合った。最初誰かから教えてもらった島岡先生のブログ「ハーバード大学医学部留学・独立日記」を読んでいて、その後 プロ研 のミーティングに一回来ていただいた。当時ハーバードのPI(principal investigator, ラボのトップ)として活躍されていて、雰囲気はまさに「よく研がれた切れ味バリバリの日本刀」という感じであった。その島岡先生のところに教えを乞いに行ってはマヌケな発言をし、数回バッサリ切られたような覚えがないわけでもない(笑)。だがこちら(私)も海外生活が長いので、多少切られたぐらいでは懲りない。あっちにも傷こっちにも傷である。そのハーバードでの「ものすごくよく切れる日本刀」時代に島岡先生が書いた本が研究者の仕事術である。炎がメラメラしているのがぴったりなのであった。 その島岡先生が何故か三重大に行かれることになった。その時「6ヶ月間ぐらい冬のボストンで、サメがいっぱいいると言われるハーバード大学医学部で、世界中から集まった超優秀な科学者と頭脳と政治とで凌ぎを削っていればメラメラ感もいっぱいだが、三重大のある津市は温暖のどか、そのうちメラメラ感がなくなってくるに違いない」と秘かに予測したものである。(私も三重県出身) だが島岡先生、のどかな津にいても全然健在である。ある日突然メールをもらってインターネット越しに三重大の聴衆に英語でセミナーをすることになった。なぜか私がその第1回スピーカーである。しかも島岡先生は効果をmaximize(最大限にする)方なので、数日前に「実はテレビが来る事になりました」と言われた。この最大効果を得る方法は、絶対アメリカで習ったに違い無い。「テレビー??!!」と思ったが、こっち(私)もそんなことで躊躇する性格ではないので、「まー、どうにかなるわな」と思って、セミナーを終了した。無事だったか無事じゃなかったは不明(笑) ちなみに親には「あなたの英語をきいたら、皆『

バイオ実験イラストレイティッド

今学生(Undergrad, 関西でいうところの学部生)に分子生物学の基本を教えている。 で、いつもだが、 バイオ実験イラストレイテッド に載っているようなことを教えている(笑) Molecular Cloning: A Laboratory Manual (Fourth Edition): Three-volume set [Paperback] は、大きすぎて、初心者が見ようにも、どこを見たらいいのかわからないのである。無いのかしら、バイオ実験イラストレイテッドに匹敵する初心者用の英語版ガイドブック? なかったら、細胞工学の会社に言って、英語にしてもらおうかしら。。。。。 今日の教訓 どっかにあるのかしら、英語版初心者用Molecular Biologyの本。。。 過去のブログ • スキー学会、じゃなくってB細胞学会

スキー学会、じゃなくってB細胞学会

Keystone meetingに行って来た。キーストンは、コロラドのロッキーマウンテンの上にあるリゾートである。標高2,796メートル、ちなみにボストンはほとんど海抜0mなので、軽い 高山病 になった。ちょっと歩いたら心臓ドキドキするし! よろよろである。マラソン選手が高山で練習するのも納得、というか、ようやる。 対策は、水をいっぱい飲むこと。アルコールはしばらく避けること。数日したら治るそうなので、とりあえずゆっくり歩いた。ひどい人は病院に行って、酸素吸入+吐き気予防薬をもらっていた。 学会は朝8時にスタートし、夜10時に終わる。ポスターセッションはビールかワインを飲みながらである。なぜか昼間から午後のスペースが開いていたりするのである。ちなみに朝と夜7時のセッションは大御所が多いが、午後は若手(?)が多い。この若手のセッションが面白かったりするので、スキーと当たって困るのである。。。。 数日後、軽い高山病も回復してきたし、天気もよいということで、スキーに行く。ちゃんと(?)スキーを持って行ったので、行かないといけないのである(笑) スキーも3年ぶりぐらいである。久しぶりだし一番易しい緑のコースをメインにゆらゆらと(?)スキーをする。一緒に行った友達は、黒いコース(一番難しい)をガシガシ滑っていたらしい。リフトの上で、引退したおじさんと話をしたりする。なんでも家を二つ持っていて、冬はキーストンでスキーしまくりらしい。夏はどこにいるのかきくのを忘れた。友達は皆フロリダに行ってしまったらしく、ブーブー言っていた。若い頃一緒にスキーをしていた弟に「遊びにこい」と誘ったが、来ないそうである。その話をスキー、スノーボード学会友達にしたら、「コロラドで引退するなんて、最高じゃん!」という話になった。私もそう思う。 その次の日は聴きたい内容ばっかりだったので、学会漬けである。 その次の日は、また雪が降りしきる中を、そんなの考えずにスキー。 で、大雪と大雪の間の日に無事ボストンに帰って来た。天気で空港が閉鎖されたりすることを考えると、航空会社は天気予報にかなり投資しているんじゃないかと思う。数時間ごとに変わる天気を正確に予報しないといけない。なんたって、ボストンでは午前中大雪だけれど、午後にはもう飛行機が飛んでいるという具合なのである。 今日の教訓 来年

日本引きこもり系帰国 飛行機編

最近日本に帰っても、どこも観光も何もしないので、「日本引きこもり系帰国」ということにしている。今回はAir Canadaでトロント経由で帰った。ちなみに kayak で時間を調べると、トロントから成田は13時間10分、ボストンから成田の直行は13時間35分とのことで、トロントへの飛行機+待ち時間+パスポート審査etcを考えると、無駄な時間を過ごしているだけであったのだった。飛行機に乗ってから「もしやあんまり変わらないのではー???」と気づいたけど! 来年はやっぱり直行便かしら? それまでに例のボーイング787はマシになってるかしら? あまりにもトラブルが多いので、Dream liner betaっていう名前にしてるんだけれど。 ちなみに去年は行きにビジネスクラスにいきなり変更されてびっくりしたけど、今年は帰りにエコノミークラス・フラットシートであった。つまり、隣にも、そのまた隣にも人がいなかったので、のびのびーと横になって寝ていたのである。Air Canadaその辺はすばらし。間食は日清カップヌードルだった。ついでにいうと、帰りの飛行機に出て来たケーキがなかなかだった。 だが、トロントでアメリカの入国審査があって、係員があまりいないのか、1時間ぐらいゆったりーと入国審査まで待たされたので、あまりおすすめはしない。(全部の待ち時間は3時間) やっぱ来年は直行便かしら? でも中部国際空港に到着して、成田から出発したいんだよねーーーー。 そして、今回もやっぱり休暇中に仕事になってしまったので、飛行機の中でガシガシ仕事をしていた。あの、インターネットもつながらないし、寝るか映画見るしかない状況なので、結構仕事にお役立ちなのであった。ヘッドホンを持って行けばちょうどよろしい! そして仕事に疲れたら寝るー(笑) 今日の教訓 他のPI(教授とか)は、きっと移動時間中に仕事しているに違いない。 過去のブログ ・ 突然ビジネスクラス

アメリカ政府営業再開と、グラント書き

すったもんだもめた後、やっと昨日アメリカ上院と下院が合意したんだかなんだかで、今日からアメリカ政府営業再開。 ということで、数週間前にNIH(National Institute of Health)の友達に送ったメールの返事が今日来た。働くの禁止なので、メールも禁止だったらしい。 さて、私のグラント(研究費申請書)の公式な締め切りは16日(昨日)だったので、政府が再開したあとすぐNIHがオープンして続々と研究書申請書提出になるかと思いきや、さっき(夜の8時頃)大学からメールが来た。 それによると、10月締め切りだったグラントの締め切りは全部11月になるそうである。。。。。 16日間の閉鎖でNIHに大ダメージを与えたようで。。。。 私としては、10kmのランニングレースがハーフマラソンになった気分! 今日の教訓 はー。 過去のブログ ・ 文章を書くこと その2 ・ グラント書き

文章を書くこと その2

昔「グラントとか論文書く時に、まるで鶴の恩返しのように、身を削っている気がするんですけど」と書いた。きれいな反物を作るために、自分の羽を1本1本引き抜いてそれで織ってるような感じなのである。 今日英語の名言集見ていて発見。 “There is nothing to writing. All you do is sit down at a typewriter and bleed.” Ernest Hemingway 書くということに特別なことは何もない。ただタイプライターの前に座って血を流すだけだ。( ヘミングウェイ ) ほれみー、ほれみー。ヘミングウェイでさえ同じ事考えてるやんか。 今日の教訓 気を取り直してグラント書き。 過去のブログ ・ グラント書き ・ 祝! 5000突破!  文章を書くこと

グラント書き

英語書くの疲れたー!もう、「英語を吐きそう」という意味不明な英語で、ウンザリ感を表現したら友人に笑われた。  アメリカ政府がまだ開いてないので、研究書を提出するNIHも開いておらず、NIHから正式に「政府が開いたら正式に閉め切りを設定します」の連絡が来た。私のグラントも当分締め切りが来ないんじゃないかと心配ではある。まるで10km走るレースに出たら、途中で「ゴールが延長されました」のアナウンスを受けた感じ。12.5kmぐらい走らされるのではないかしら?それともハーフマラソン??(笑) 英語を書くのにも読むのも疲れたので、きれいな日本語を読みたくなり、夏目漱石の「こころ」を青空文庫からダウンロードしてKindle用に変換しなおした。こころは朝日新聞に連載されていたのである。それにしても、新聞に連載って、一体どうやって毎日びしっと文章書くのよ?どういう脳みそしてたのかしら、夏目漱石。 今日の教訓 ぐだぐだ言って、今日もグラント書き。 過去のブログ ・ アメリカ政府営業停止

私の履歴書 利根川進

日経の「私の履歴書」に10月は利根川進が書いている。 昨日のタイトルは「ビザ切れ」で今日のタイトルは「バーゼルへ」だった。バーゼルはスイスである。アメリカのビザが切れて、スイスに飛んだというわけか?  読みたいのだが、有料なので読めない。 キー! 利根川先生の私の履歴書が読みたいためだけに4000円払うのもどうだし。。。。。。 今日の教訓 どうするべー! 過去のブログ ・ アメリカ政府営業停止

アメリカ政府営業停止

アメリカの上院と下院の予算の折り合いがつかなかったので、今日(10月1日)は政府系機関が最低限のサービスのみを残して、全部停止している。ちょっと前からshut downってNew York Timesとかに書いてあったけど、まさか政府が閉鎖するとは、日本人の私には考えつかなかったのであった。この前そんなことがあったのは17年前のクリントン大統領の時で、21日続いたのであった。 アメリカってすげー! ウィキペディアにリスト があって、そういうことは過去に結構あったみたい。でも大抵は数日で、21も続いたのはその17年前のみ。 今回は何日続くのかしら! ということで、Pubmed(研究者用の検索ウェブサイト)も最低限のサービスで動いているし、ワシントンDCのある動物園のパンダのウェブカメラも営業停止である。こっちは本当に停止。ちゃんと動物の世話はしているらしい。国立公園のサービスがほとんど停止してしまい、グランドキャニオンを下るツアーを1年前に予約した人はキャンセル。。。。スミソニアン博物館も停止だそうだ。USPS(アメリカの郵便局)は自己資金があるらしく、運営するらしい。USPSを民営化してないことにびっくり。日本でもしてるよ、民営化? あー、でも郵便局でパスポート申請できるしなー。パスポート申請を郵便局でどうして受け付けてるのかは謎だけれど。  自宅待機をする人と働く人の割合のグラフはこっち 。 フランスに行ったときに、美術館のストライキで閉鎖という出来事があったが、あれは給料を払われていつつストライキをするわけだが、アメリカでは給料を払われずに博物館が閉鎖なのが、対照的なのであった。 もっともフランスのほうが経済的にやばそうではある。。。。 研究者としては、10月5日にNIHのR01(研究費)の申請書締め切りがあるのだが、NIHは今最低限のサービスを残して営業停止なのであった。私はR01を今回出す気はないので、いいのだが、16日締め切りの小さい研究費申請書を出したい気がするんですけど。 21日もサービス停止したら、締め切り過ぎてしまうのでは。。。。ちょっとNIHにメール送りたかったんだけれど、誰も受け取らないわなー、今。 今日の教訓 それにしても政府系機関営業停止って、どうよ! 過去のブログ ・ NSA+ブラジル人の楽しい対応

PCRの呪い

ここ何年も問題なく動いていたPCR ( Polymerase chain reaction )が一ついきなり使えなくなった。他のPCRは問題なく動いている。 さいあくー! 酵素変えようが、プライマー新しいのに変えようが、別の会社の酵素使おうが、温度変えようが、機械変えようが何しようが使えないんですけど。 さいあくー! 今日の教訓 おはらいに行ったほうがよいかしら。。。。 過去のブログ • 溶けるー!

溶けるー!

今年3回目の熱波今週ボストンに到来。今日の最高気温は35℃だったのであった。夕方10時にして、外の気温は30℃。 地球温暖化反対ー!  絶対反対! 研究室の気温は25℃なので、理論上問題無いはずなのだが、なぜか仕事ものろのろなのであった。なぜに? いつも真夏に実験して間違えるので、実験スケールを半分にしてみた(笑)  それにしても、あっついんだから、昼寝ではいけないのかしら? スペインでもカンボジアでも暑いなかは昼寝だぞー!こんなに暑いのに、何故エアコンをガンガンつけてまでしてガリガリ働かないといけないのかね? 人間って貧乏性? それでついでに今日思いついたが、熱帯雨林に住んでる猿はどうして毛がいっぱい生えてるのか。。。。暑くないのか?引っ掻いても毛がいっぱいあったら問題なさそうだけれど。これは疑問である。 さらなる疑問だけれど、人間はどうして毛がはげたんだろう?(笑) 頭には毛が生えていて、他の皮膚には毛がほとんど無いって、猿から(あるいは今の猿と共通の祖先から)進化したとしたら、不思議じゃない?誰か教えてくだされ。 今日の教訓 暑いの嫌い。 過去のブログ ・ いきなり夏!

Obama大統領のsequesterによるNIHの予算削減!

はっと気づいたら、NIHの予算が削減されることになった。メディアでも何も言ってなかったから、数日前まで気づかなかったのである。で、大学からメールが来て初めて気づいた。Obama大統領のSequesterの一環である。 NIHの NOT-OD-13-002 (いつも思うが味もそっけもない通達ウェブサイト)によるとnon-competing research grant awardsでカットされるらしい。 えー、それって私のグラントもカット? てことは、私の研究費も給料もカット? ちなみに給料は自分で設定できるので、カットしたけりゃカットすればいいし、しなかったらしなかったでもいいのだが、給料下げなかったら研究費が減る事になる。K01の研究費なので、知れてるといえば知れてるが。 難しい英語だったので、ボスに聞いたら、「あー、そうかもねー」とのこと。おいおいおいおい。 私の理解では10%カット。。。。だと思うのだが、違うかも。 NatureでもScienceでも話題になっている。 Updated: NIH Director, Senator Mikulski Warn of Sequester's Impact on Biomedical Research(ScienceInsider) Starvation diet(Nature) 当然の事ながら、今後の新しいグラントの獲得率も低下することになる。ひー。 今日の教訓 本業に専念せねば、えらいことに! 過去のブログ ・ Fiscal cliff

カール・セーガンのコスモス

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カールセーガンのコスモスをNetflixで見つけたので、借りてみた。1980年のテレビシリーズである。DVDあるいはWatch instantlyで見れる。 カールセーガンはウィキペディア によると、 カール・エドワード・セーガン(Carl Edward Sagan, 1934年11月9日 – 1996年12月20日)は、アメリカの天文学者、作家、SF作家。元コーネル大学教授、同大学惑星研究所所長。NASAにおける惑星探査の指導者。惑星協会の設立に尽力。核戦争というものは地球規模の氷河期を引き起こすと指摘する「核の冬」や、遺伝子工学を用いて人間が居住可能になるよう他惑星の環境を変化させる「テラ・フォーミング」、ビッグバンから始まった宇宙の歴史を”1年という尺度”に置き換えた「宇宙カレンダー」などの持論で知られる。 だそうである。1980年は惑星探査機ボイジャーがいろんな惑星を巡っていた直後という時期であった。 1980年のテレビシリーズであるコスモスはものすごくゆったりとしている。ゆっくりしているということはいいことである。一番感動したのはアラビアのロレンスで、なんと途中でintermissionが入って曲が流れていたが。オペラみたい。それにくらべて最近の映画とか、なんでそんなにガタガタしているんだろう。有名ドラマシリーズの「24」なんかその最たるものである。私の元同僚(フランス人)によると、主人公が24時間何も食べないのならともかく、トイレにも行かないのは非現実的だということで、見るのをやめたそうである。 さて、コスモスに話を戻して。 そのゆったりコスモス、ゆったりのくせに話のレベルがものすごく高度なのであった。昨日は第1話と第2話を見たが、1話は予想どおり宇宙の話だったが、第2話は進化の話だったのであった。なぜか 壇ノ浦の戦い + 平家カニ の話からスタートして「?」と思ったが、人為的進化の例として上げられていたのであった。。。。(ちなみに奥さんは生物学者。ついでに言うと平家がにの人為的進化の例はたぶんちがうやろう」という説あり) Cosmosめっちゃ面白いんですけど。こういうその時期の最先端サイエンスを説明するテレビシリーズっていいよね。1980年のシリーズなので、突っ込みどころ満載だったりするが、第2話の直後にアップデートがあって10

ラボの引っ越し

研究室の引っ越しが終わった。 数週間前に「第2回年末(?)大掃除をするぞ」と掃除して、先週の木曜日と金曜日に荷造り、月曜日に超優秀な引っ越し業者が午前中に全部運んで、午後から段ボールをあけて、昨日(火曜日)から博士課程学生は実験スタート。元の研究室の場所はすっからかんで、掃除済み。 なんか研究室の夜逃げみたいだー! 隣のラボの人達もびっくりなのであった。。記録的な早さかもしれない。 年末大掃除はするもんである。去年「日本人は年末に大掃除をするんだ!どうせ感謝祭からクリスマス、年末までなんも動かないんだから、掃除するぞ!」と言い張って掃除を企画して良かった。じゃなかったら、結構大変だったぞ。古い物をボスがしぶって去年は捨てなかったりしたが、一年後また見ると捨てる気になっていたりするのである。 ということで来年も掃除をすることにする。試薬の掃除が大変だったから、来年の掃除の時は試薬も掃除しようっと! 今日の教訓 引っ越し無事終了。

ハリケーンでマウスの被害

今日同僚から聞いた話だが、ハリケーンサンディでニューヨークが被害にあったときに、ニューヨークの大学の地下のマウス部屋が水没し、マウスが全部溺れたらしい。 Sandy wiped out NYU lab mice, dealing blow to medical research えらいこっちゃ。 昔「どうしてマウス飼育室は建物の一番上の見晴らしのいいところ?」という質問を友人にしたら、「マウス飼育室を地下にして洪水にあって、マウスが溺れるから、上」という返事がきたが、本当にそういうことはあるのね。 今日の教訓 考えるだけでぞーっとする! 過去のブログ ・ アメリカの大学の建物は変

Jiro dreams of Sushi

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ジロー・ドリームス・オブ・スシ をNetflixで借りて観た。 職人魂過ぎて、見てる私がぐたーとなってしまった。見た後寿司が食べたくなるかと思いきや、寿司食べる気も失せてしまった。まー、こっちで私の予算では食べれないしね。 それにしても職人根性というか、完璧主義者というか、なんというか。85歳でも上を向いて挑戦中。いろんな工夫をして、今やお任せコースは3楽章に分けられた協奏曲(カデンツァつき)のようで、師匠は指揮者みたいな感じだそうである。タコにマッサージ40分とか! 私はあの寿司に塗っているタレが秘密と見たが。。。ご飯の炊き方も全然違うし。 修行を終了しそうな弟子がいるのだが、その弟子が最後の最後になって「やっと卵焼きをやらしてもらったんですよ」とな! 修行の最後が卵焼き!その卵焼きに半年かかって、200個ぐらい作ってOKが出たそうな! 見習いに来て1日でいなくなる人もいるそうな。。。。10年修行したら独立させてくれるらしい。うひゃーと思ったが、よく考えたら、こちとら(私のこと)、大学4回生で研究室に修行に入ってから10年以上、まだ独立してないよ。暖簾もないぞ。 ひょっとしたらすきばやし次郎の所に行って、寿司職人の修行をしていたほうが良かったのでは!がーん!!! 映画はAmazonからでも見れるようなので、良かったらどうぞ。 今日の教訓 私(職人?)も頑張らなければー! 石の上にも10年! 過去のブログ ・ 一流の人の脳みそがどうなってるか

Contact inhibition

Contact inhibitionとは、Wikipediaによると 、 Contact inhibition is the natural process of arresting cell growth when two or more cells come into contact with each other. Oncologists use this property to distinguish between normal and cancerous cells. Cell lines used widely in animal cell culture laboratories are genetically modified to suppress apoptosis however maintain this phenomenon. 細胞培養に使っている接着細胞を、フラスコやディッシュの中で育てると、底に接着して増えるのだけれど、底が細胞で一杯になると、細胞の増殖が止まる。あるいはある程度死んだりする。要するに、細胞同士が接することによって、増殖が止まるのである。(ちなみにガン細胞は止まらない) 最近引っ越して思ったのだが、物も一緒な感じ!別に床を物でいっぱいにするわけじゃないけど(笑)。 大きい家に引っ越せば物が増えるしー。 小さい家に引っ越せば、物が減る! ちょうどいいところであわせて止まる! そっくりだと思ったのであった。 今日の教訓 サイズにあわせて物も増えたり減ったりする。