The Three-Body Problem(日本語名 三体)シリーズ読破
The Three-body problemシリーズ全部読んだ。 1冊目 The Three-Body Problem 2冊目 The Dark Forest 3冊目 Death's End 同僚に「面白いよ」と教えてもらって、 たまに読んでる千賀さんのブログに書いてあって 、さらに島岡先生からおすすめされた。おすすめされたのが8月11日で今日は10月20日なので、結構なスピードで読みましたな。 始まりからdramatic entrance(劇的な始まり)で、スケールでかくて楽しい。サイエンティストがこれだけ出て来るサイエンスフィクションも珍しい(主人公は全部サイエンティスト)。中国人の科学に対する信頼と期待が感じられる。と思ったら同じようなことを思った人がいたらしい。 中国のSF小説「三体」が大ヒット その「妄想力」がとにかく凄い(Forbes Japan) 妄想じゃなくって、空想力か想像力だと思うけど。 サイエンティストとかエンジニアとかはサイエンスフィクションからヒントを得て仕事したりするのである。 (↑私の勝手な意見) 前も書いたけど、サイエンティストをもっと大事に してください。 それにしても、はやく Type II civilization にならないかなー(←変なこといつも思ってる私) その次に思ったことは、出て来る人間の人間らしさ(生物らしさ)である。ある危機に対して「皆で一丸となって」「総力戦」で対応するかと思いきや、てんでバラバラ(笑) でも良く考えたら一緒の行動して種として死滅しちゃったら終わりだから、てんでバラバラのほうが生物として正しいと思う。 他に気に入ったのはWallfacerのLuo Liである。他のWallfacerたちが金・資源・労力使いまくりなのに、全然そんなこともせず問題解決。さらにお気に入りは2冊目から出て来たThomas Wadeである。鋭さ奇抜さが素晴らしすぎ。Luo LiやThomas Wadeみたいな問題解決法でサイエンスをしてみたいものである。空想の人から学ぶのもなんだけど。それでもやっぱ競争相手が圧倒的な場合に同じ土俵で戦ってはいけないよね。 2巻目から出てくるSophonもかっこいー。 出て来たサイエンスフィクション ・アシモフのfoundatio