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Showing posts from December, 2011

大掃除はするもんだとつくづく思った

ただいま大掃除中である。私の場合書類の整頓とか本棚の本のチェックとかから始めるのだが、たった今私のFlexible Spending Accountにまだ$145残っていることを発見! なんとー! 今年は誰も教えてくれなかったから、そのまま忘れてしまうところだったよ。。。。しかも、給与明細の形式が変わって、見にくくなってるし。さっそく書類を作成して送らなくっちゃ。 今日の教訓 大掃除は大事(笑)

Lipid rafts(脂質ラフト)は存在しないかも知れない?

という、「あらー!」な話をScience Podcastで聞いた。Lipid raftsのコンセプトは数十年も経っている、言わばサイエンスの「常識」のような物であるが、これまで誰もその存在をはっきりと証明した人はいないらしい。Lipid raftsを扱った論文は3000以上にのぼる。。。。 ずるっとこけそうになるわ、ほんと。 まあ「既成概念、常識だと思っていることが実は違う」、っていうことを証明するのがサイエンスだから、まあいいと言えばいいんだけれど。 もっと知りたい人は、これをどうぞ。 Do Lipid Rafts Exist? 私は読んでない。 さて研究者は経験を積むと、いろんな概念はいともあっさりつぶれることを知っているので、あんまりいろんな事を100%信じたりしないようになる。自分で実験して、「あー論文のこのデータ、やっぱり再現できないじゃん」ということなんてザラであるからである。これをphDコースの学生が経験から学んでいくのを見るのは結構面白い。 phDコース入りたてほやほやの、やる気まんまんの学生は、読んだ論文全てを信じる。が、論文を読み進めて行くうちに、ほとんど全ての研究には相反する意見があることに気づく。アメリカの偉いところは、学生二人にあるトピックを発表させ、一人の学生はある観点から、もう一人の学生は全く逆の観点から議論させるところであるが。あれ面白いから、日本でもやったらいいのに。 phDコースも中盤から終わりにかけると、次第に「発表された論文は全て本当じゃないかも知れない」と気づき始める。発表された論文のデータでも、自分でやったら再現できないとか、そういうことがじゃんじゃん出てくるからである。しまいには、「もう発表された論文なんか、信じない!!!」と言いに来たりする(笑)。 「おお、それに気づいたか。おめでとう。またphDに一歩近づいたね」と意味不明ななぐさめ(?)をするのだが。 誤解の無いように書いておくが、発表された論文がウソを発表したわけではない。LPSが試薬にコンタミしていたとか、微妙に細胞の培養条件が違うとか、すこーし設定条件が違うとか、そういう、ちょっとしたことで再現できなかったりするのだ。(LPSの試薬のコンタミは自然免疫をやっている者にとって天敵である)。 今日も「あの論文の実験と一緒のこと

鍛えましょう!

風邪ひいて、旅行(日本)に行って強行スケジュール過ぎてまた風邪をひいた私である。これではいかんと思って、うったらぐったら走ることにした。前から持っていた9週間で5kmを走れるようになるPodCast, 1週目を使ってみたら、なんと結構大変! どんだけ身体なまってるねん。前は4週目から始めたのに。。。。 しゃーないから1週目から始めることにした。。。。なんてこったい。 今日の教訓 風邪ひいて、身体が弱って、また風邪ひいてー

The Unthinkable

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The Unthinkable という本を読んだ。日本語名は「 生き残る判断 生き残れない行動 」である。著者が災害で生き残った人にインタビューして書いた話である。読み終わったのは日本に行く直前だったので、ちょっと飛行機に乗るのが怖くなった。 本によると、飛行機に乗っていて生き残れる人は、前のポケットについている飛行機の緊急避難用の説明書をくわしく読んでいる人である。飛行機に乗ったときは近くの避難口を最低二つ確認しておくこと。後ろの出口を忘れないようにー! で、その飛行機の緊急時の説明書を読んだのだが、あれは全部絵だけで書いてあるので、理解するのに実は10分ぐらいかかる。出口はいつでも開けて言いわけではなく、外で火が燃えているときは、当然だが開けてはいけない。ついでに手荷物を持って行きたくなるが、持って行ってはいけない。理由は、手荷物で死ぬからだそうである。たぶん、滑り台みたいなのに手荷物持って滑ったら転んで、次の人がその上に滑って来て、人間の山積みで圧死、、、みたいなことになるんだろう。そんなことは、誰も教えてくれないが。 今回やったらめったら飛行機に乗ったので、全部の飛行機で、避難説明書を解読(難解なのである!)した。でも、別に他に重要なことないしね。映画見るぐらいだし。飛行機の一つに、なぜか、「ドアから紐みたいなのを出して、飛行機の羽にひっかけるように」という説明があった。あれこれいろいろ考えた後、結局「避難する人が滑ってどっかに行かないように伝って行く綱なのでは?」という結論に勝手に落ち着いた。その綱を伝った後、救命ボートに乗るのだが、その後、「その救命ボートがつながっている綱を切る事」となって、道具で綱を切っている。 その道具はどこなん? ボートにしっかりくっついている事を祈るよ。切れなくって飛行機沈んだら、救命ボートも一緒に沈むじゃん。 ちなみに空気で膨らむ滑り台も水に浮かべることが出来るが、その場合は誰かがひっくり返さないと行けないらしい。しかも、滑り台には乗ることはできないので、捕まっていないといけない。 さらにびっくりなのは、陸に着陸した時と水に着陸した時の避難口の使い方の違う飛行機があったこと。陸に着陸したときは一番後ろの避難口を使うことが出来るが、水に着陸したときは使えない。なんとも不思議な話である。結局、水に浮かん

Kiplinger's Personal Finance 2012年1月号

気に入った記事 What Price Happiness(これは前ブログで書いた) Cash in Hand 死ぬ前にやっておかないと、残された人が困る How to die right どうやって銀行とおさらばするか。 How to Break Up With Your Bank 治療まで海外にアウトソーシング Health Care Bargains Abroad 今日の教訓 私も、遺書その他はどうにかしないと。。。。。

プロ研究者への道 ブログ 移動終了

「 プロ研究者への道 」のブログの移動を終了した。  リンクは http://proken-1.blogspot.com/ なので、リンクはっていた人は、変更お願いします。 変更した点 1.「(次の)勉強会のお知らせ」は削除 2.切れているリンクも時々アップデート 3.目次は消去 4.古い情報は時たまアップデート 5.タグをつけ直して、クラウド型にした。なので、多いトピックは文字が大きくなってる これで見やすくなったはず!(笑) なんせ、元のブログはブログ管理人(?)の私が見ても探しにくいブログだったしねー。しかも、しょーもないトラックバックがいっぱい入って、消すたびにむかついてたし。ああ、ブロガー今のところ私のお気に入りよ〜。 ということで、これからのアメリカ生き残りにかけて、どうぞご利用ください。 今日の教訓 プロ研究者への道 ブログの移動終了した。  過去のブログ • 「プロ研究者への道」ブログ バックアップファイル発見! • 「プロ研究者への道」ブログ消滅!

昔の物の整理

今回日本に帰った時、親に「あなた荷物整理しなさいよー!」と言われたので、整理してきた。 段ボール2箱か3箱からスタート。段ボール2箱しか所持品が無いのも、よく考えたら不思議なものである。普通の人って、もうちょっと物を持ってるもんでは。親に言われた通り、本当に私は「モンゴルの遊牧民」らしい。で、中身チェック。出て来た面白いもの。 1.高校入学の時の私立高校の入学案内書!(校長先生からの一筆付き!)  2.受けた大学(4つ)全ての願書とか受験書とかの書類! 3.大量の学業お守り(12個ぐらい?) どうも、受験が相当ストレスだったらしい。。。 私立高校の入学案内書も、公立高校落ちたら行くために、取っておいたんだろう。。。。受験直前の三者面談で、担任の先生に心配そうに「大丈夫でしょうか」と聞いたもんである。ちなみにその私立高校は遠かったので、公立高校に受かったら行く気は無かった。 大学の受験願書はなぜ全部取っておいたか不明。これまたきっと「落ちたら行くために」取っておいたのかもしれない。でも、落ちたのまで取っているのはなぜだか不明だが。しかも、試験問題まで、ちゃんと取ってるし!!!!! 受験願書および入学案内書は全部すっきり捨てた。大量のお守りは親に言って神社に持って行ってもらうことにした。今まで守ってくれて、どうもありがとうございますー。 私は大学は下宿したかったのであった。問題は、家から通える大学で結構いいのがあったことであった。それで、「下宿してもいいよ」という許可を得るべく、必死に勉強したものである。ちなみに「家にお金は無い」と思っていたので、私立は考慮してなかったのであった。 荷物は結局段ボール1個分に縮小してきた。もう本当に「遊牧民」だよ。。。 ついでに、「これ持って行って!」と親に小さな箱を渡された。なんと、へその緒だそうである。それって、一体どうするの! 今日の教訓 それにしても、変な物が出てくるものである。 過去のブログ ・ 大阪、また京都、そして宮島

「プロ研究者への道」ブログ バックアップファイル発見!

真っ青になって、自分のコンピューターの中を探したら、バックアップファイルを発見した。2010年の12月にダウンロードしていたらしい。。。。とりあえず、大半の情報は保存されてるだろう。 もー、危ないわよね。 気が動転して、いろんなところにバックアップしまくってみたり(笑) 私のお気に入りのBloggerに新しいブログ作って、ファイルあげて行こうっと。 今日の教訓 バックアップは大切。。。。 過去のブログ ・ 「プロ研究者への道」ブログ消滅!

「プロ研究者への道」ブログ消滅!

はっと気づいたら、「 プロ研究者への道 」のブログがごっそり消滅していた。 なーんと! 私の「記憶」だったのにー!書いた後は「後でインターネットで検索したらいいや!」ということで、全部忘れてたのに(笑) あーーーー! 今日の教訓 えらいこっちゃ。 えらいこっちゃ、えらいこっちゃ。

収入と幸せと満足度

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ひょっとしたらFI planningで前に出ていたかもしれないが、 Can Money Make You Happy? (お金で幸せになれるか?)という記事によると、年収$75000までは幸せ度があがるが、それ以後は幸せ度は上がらなくなる。要するに$75000あると、お金が無いことによるストレスが減るかららしい。だが、収入が上がると「自分は成功している」と思うらしく、$50,000だろうが、$500,000だろうが、10%あがると満足度は上がるらしい。要するに、収入の上昇度で(上司から)自分への評価を推し量るためか。 ちなみに「物を持つこと」による幸せは、あまり長続きしないらしい。なぜなら、人間はかなり環境に適応する能力を持っており、「物を持っている状況」にすぐなれてしまうからである。それよりかは「経験」や「体験」にお金を使ったほうが幸せ感が長続きするらしい。例えば、高級車を持っていれば、簡単に比べることができるので、「私の車のほうが高級」とか「あっちのほうがいい!」とか言うことになる。しかし「私はハワイに友達と行ってきた」と「同僚はバリ島に行ったらしい」とでは、どっちも(思い出に残る)いい経験だし、比較しにくいからだそうな。 クリスマスの直前に出してくる記事としては、なかなか含蓄があるなーと思ったのである。 ついでにTED talk、日本語の字幕も選択できる。 Chip Conley: Measuring what makes life worthwhile ブータンの国王の話が印象的。 今日の教訓 幸せは物で得る事はできない。 過去のブログ ・ Eat Pray Love読み終わった。

2011年日本旅行その4 大阪、また京都、そして宮島

舞妓体験の後は人ごみの東側京都を観光した。 次の日は大阪観光。梅田スカイビルに行ったら、なんと下でドイツクリスマスマーケットをやっているではないか。ちゃんとしたドイツ風の小屋で、ドイツ人がいて、ソーセージを焼いたりしている。その前で日本人の女の子がサンタクロースの格好をして客の相手をしている。なんと、グリューワイン(クリスマスマーケットで飲めるホットワイン)まである。。。。しかもドイツのクリスマスマーケットが開く前に飲めるなんて! 900円というぶったまげ値段だったが、しかも全然寒くなかったが、その辺はほっておいて飲む。自慢げにドイツ人友人に連絡する。 梅田スカイビルにドイツ総領事館があるので、誘致したのだろう。もう10周年だそうである。ドイツ人、クリスマスマーケットが無いとやってられない? その次にはまた京都。今度は嵐山に行った。今年は紅葉がおそいらしく、嵐山は紅葉になってなかったが、人だらけだった。ああ、秋の京都に、嵐山に行くなんて自殺行為だわ。。。ついでに金閣寺にも行った。 その次の日は長崎に移動。その途中で広島の宮島に行った。今回初めて。 Trip Advisorによると、 外国人お気に入りの観光スポットNo.1は宮島 なのである。この宮島、Japan rail passで宮島航路のフェリーに乗って行ける。JR、結構粋なことをするではないか。きちんと調べるまで、知らなかったよ。 さて、なぜか宮島フェリーに乗るころから、外人さんの割合が高くなる。京都よりもどこよりも、外人率が高いところだった。なんともなんとも、「外人が好きなところと日本人が好きなところは違う」という典型的な例である。 そして外人さん、鹿がうろうろしているのにびっくり。触っちゃダメだよー。奈良の鹿が今はどうかは知らないけど、宮島の鹿には餌をあげてはいけない。鹿は神の使いであるが、うちの親によると、宮島の鹿は奈良の鹿よりも格が上らしい。。。。鹿にもランクがあるとは知らなかった。 厳島神社 、満潮の時に行ったが、きれいだった。装飾の無い朱色がいいのよね。わざわざ海の上に立てるって、すごい話である。ついでに焼き牡蠣も食べる。 外人さん連れて行くのにおすすめ! ついでに広島原爆ドームにも連れて行くのが良し。なんたってトリップアドバイザーのNo.2だし。ちなみにトリップア

驚愕の家賃上昇

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旅行からのんきに帰って来たら、部屋の前に紙が置いてあった。4月の終わりで私のアパートの契約が切れるのだが(一年契約)、その後の家賃の上昇はなんと$150!、13%の上昇である!(家賃がわかりそうである) このチビ部屋で、家賃をそんなにあげたら、誰も来ないと思うで! 私は4月の終わりでここを出る予定なので、関係ないと言えば関係ない。昨日それで「4月の終わりで私ここを出るからー」と大家(というよりは管理会社)に言いに行った。「こんなに上げてどうしたの?」って聞いたら、なんとビル全体で上げることにしたそうである。次の部屋の相場を知りたいところである。それで次に行きたいサイズの部屋の値段を聞いたら、2ヶ月前に聞いたときよりも$200アップになっていた。 そんなにあげたら、住民が逃げるんでは!  何か壊れて修理費でも突然必要になったのかしら? そういえば、ボイラーが壊れたのか、しょっちゅうお湯が出ない日があったが、それの修理費の請求なのか。それとも、オイルとかガスの急上昇であろうか。。。それとも全員追い出して改修?わからないのであった。 それにしても、今年のクリスマスのショッピングは盛り上がっているらしい。経済回復しつつあるのか、アメリカ人開き直ったのか、不思議なところである。。。それでもどこかで見た「今年アメリカ人が使うお金」では下がっていた気がするけど。 私としてはアメリカの経済感覚よりも、地道に行くところが好みである。 今日の教訓 それにしても$150の値上げは結構すごいもんが。。。。 過去のブログ ・ 家のはなし

2011年日本旅行その3 舞妓変身体験!

「いい歳して、芸妓じゃなくって舞妓かい!」っていう突っ込みはしないように。 今回の日本旅行、ボストンからニュージャージ経由で成田、じゃなくって成田も経由で伊丹空港に着いたのだった。ニュージャージのNewark(だったっけ?)空港から成田まで14時間以上! 成田の後伊丹に着いて、それから大阪に着いた頃はよれよれになっていたのであった。  そのよれよれの次の日の朝に、大阪から京都に行って舞妓変身体験をしてきたのだった。「なんでそんな事を?」と言われそうだが、京都にウン年住んでいて、その後海外なんか行くと、そういう事がしたくなるものなのである。 行ったのは 舞妓変身スタジオ 四季 。清水寺の近くである。京都に舞妓変身処はいっぱいありすぎて選べなかったので、家が京都の呉服屋であるという友人に聞いた。そしたら二つ教えてくれて、そのうちのスタジオ四季にしてみたのである。ミニ野外舞妓撮影プランを選ぶ。 さて、二年坂とか三年坂とかを降りてお店に行った。まず肌襦袢だかに着替えた後、化粧をする。この舞妓の化粧、おしろいだが、もう、まるでペンキである。それを背中にもがーっと塗るのである。そして、その上におちょぼ口の口紅とか、マスカラとか、いろいろ塗られる。奥二重なので、アイライナーを3回も塗られた。。。。 半かつらと全かつらがあって、半かつらのほうが本当はいいんだけれど、時間とお金の都合上(笑)全かつらをかぶった。「時代劇のようになりますよ」と言われたが、本当に時代劇のようである。かつら、結構重い!しかも横が締め付けられるー。 その後着物を選んで、ちゃちゃっと着せてもらって、ガシガシーと締め付けられた後、「こんなんで舞妓とか芸妓は踊ってるんかー!」とこぼす。途中でオランダ人の女の子のちょっと複雑な英語のお願いの通訳もこなす。その後例の下駄、じゃなくって、沓を履いて外に出陣! 歩けませんわー! この沓じゃ無理ー! 特に下り坂が無理ー! グチ言いながらカメラマンの指示通りの方向を向いて、写真を撮ってもらった。京都はやっぱり外に出た方が、背景がよろしい。カメラマン、もとい、カメラガールもその辺、絵になるところを選んでいるのである。 それにしても、頭痛いんですけど。こめかみ締め付けられるんですけど。 ってなことで、写真の後にちょっと散策する時間もあったのだ

2011年日本旅行その2 日本の鉄道について

日本の切符販売機は海外のものと違う。アメリカとかドイツでは自分の欲しい切符を選んで、そしたら販売機が値段を教えてくれるので、お金を入れるのだが、日本はお金を入れてから切符を選択。二枚買うときは暗算しないといけない(笑)。大人2人と子供3人の切符代の暗算とか? そして日本の券売機はコインをまとめていれるところが、なおよろしい。 私鉄から私鉄への乗り換え券を買う時なんて、もうガイジンにはお手上げだろう。英語表示されていても結構謎。最後に成田に行く時に京浜と京成(だったっけ?)の乗り換え券を買って電車に乗って、成田の改札口を通る時に、なぜか180円もどってきた。。。。謎である。。。 日本の改札の機械もすごいが、Japan Rail Passを使ったら駅員がいるところしか通れないので、あまりすごさがガイジンにはわからない。今思い出したが、Japan Rail Passはパスポートの大きさなので、財布に入れることができず、いちいち取り出すのが面倒だった。それでも鉄ちゃんに言わせると、国鉄時代はぴらぴらの紙切れだったらしいから、それよりはマシなのかもしれないが。 JRの人へ、Japan Rail Passを普通の切符サイズにしてくれると、財布に入ってありがたいです。よろしくー! ちなみにドイツは改札口はない。どうするかというと、切符を買って時刻スタンプを押して電車に乗るのである。地下鉄の場合は電車の中に突然駅員が乗って来て切符を全部チェック。有効な切符を持たないで乗った人は、罰金を払う。これをSchwarzfahrerと言う。 アメリカは地下鉄には改札口があるが、やっぱりイマイチ。それでもボストンの改札口は「最先端」なんだろうか。。。一応。。。。 さて、今回新大阪から新幹線に乗ったときのこと。 新大阪出発直後、いきなり新幹線がスピードダウンして止まってしまった。「何?こんなこと滅多にないで!なんやなんや!」と思っていたら、車掌さんのアナウンスがあった。なんでも、新大阪駅から出発しようとしたのぞみの前に人が近づこうとしたため、非常ボタンが押されたとの事。そのため、新大阪駅の周りの新幹線全部が自動ストップしたそうな。(なので、後ろから衝突される恐れは無い) おー、ハイテクだ! かっちょえー! しばらくしてから新幹線はスタートし、最初の駅(たしか新神戸駅

2011年日本旅行その1 Japan Rail Pass使い倒し

日本に旅行に行って来た。普通は一時帰国というが、私の場合、ほとんど「旅行」である。なんにせよ、一家離散(?)状態なので、家族のメンバーに会うためにあっちこっち巡らないといけないのである。 グリーンカードを取ったので、Japan Rail Pass(ジャパン・レールパス)を使ってみた。 前にも書いた通り 、外国で永住権を取ったらジャパン・レールパスを使えるのである。7日券を購入。のぞみは使えないがひかりとさくら(だったっけ?)は使える。 ハードスケジュールを立てたので、本屋でJR時刻表の冊子を購入。ジョルダン時刻案内ではのぞみが選ばれて役に立たないのである。それにしても、いまどき時刻表なんて、てっちゃん以外あまり使わないよなー。あ、昔も使わないか。昔から青春18切符で旅行するときによく使っていたし。その時刻表の使い方、なんで知ってるんだっけと考えたら、祖父に教えてもらったのであった。祖父はあんまり旅行をしない人だったので、なぜ知っていたのかちょっと不明である。それとも祖父昔は実はてっちゃんだったのだろうか? Japan Rail Passを使ったハードスケジュールはこんな感じ。 1日目 大阪→広島→宮島(JRの宮島フェリー使用)→広島→長崎 2日目 長崎観光 3日目 長崎観光 4日目 長崎→神奈川 5日目 神奈川→東京→神奈川 6日目 神奈川→東京→神奈川 7日目 箱根(小田原までJRで、その後は登山列車のチケット買った。) JRも真っ青の日程である。当分乗り物には乗りたくない気分である。長崎から神奈川まで新幹線で行くと言ったら、親に「本当にそんなことするの!」と言われてしまったが。道中はなつかしの駅弁を食べた。じゃないと、次のに乗れなくなるのである。それでも博多駅の上で一風堂のラーメン食べたけど。 それにしてもJRパス、便利なことよ。ちゃんと席の予約もタダで出来るし、どこも改札「はいっ」って通してくれるし。一応「海外永住者」のスタンプが押してあるのだが、たぶんガイジンだと思われていたに違いない。そして西の改札口から東の改札口に通り抜けするときも使ってみたり。いちいち「えーと、あそこ行くから、何円の切符買ってー」と考えなくてよいところも非常によろしい。 でも長崎から神奈川は、長崎空港から羽田空港のほうがラクだと思う(笑)。 今