地震の義援金-3

この前義援金のブログを書いた時に、「そーいやー、小さい頃に親に連れられて寄付に行ったわ、あれは一体何の寄付だったんだろう」と書いたら親からメールが来た。どうも新聞社に行ったのは ケニアの干ばつを支援するための義援金を渡すためらしい。
テレビでケニアの干ばつの話を見たあと、うちの親がその年の子供に買うクリスマスプレゼントの費用を 寄付に回そうと提案したらしい。そしたら 子供が「良いよ。」と言ってくれたので寄付したそうな。親がわざわざ子供を新聞社まで連れて行ったのは 印象に残るようにと思ったかららしい。ちょっと意図的過ぎるかなあとは思ったらしいが、まあ子供(私と妹)が覚えていたから、まあいいだろうと親はメールで書いていた。親に電話したときは、「私の作戦勝ちだわー」とか言っていた。

すると、その年はクリスマスプレゼントは無かったのか。そしてその年は「サンタを捕まえる」恒例行事は無かったのか。
しっかし、私はその後寄付した覚えはほとんどないぞ。阪神大震災の時はしたと思うが。

さて、こんな記事を見つけた。
米国人からの募金が少ない理由 「先進国」「犠牲者少数」というイメージが障害に(日経ビジネスオンライン)
なんでも、最初の4日間の寄付はハリケーンカトリーナの災害よりも、ハイチの地震よりも全然少ないらしい。書いている人は、「だが、頼まれれば支援する国らしいので、言えば支援してくれるよ」とのこと。

その一方で、こんなニュースも発見。
義援金、過去最高ペース 日赤に223億円(日本経済新聞)
1週間で223億円集まったのだそうな。
その中の1億円はイチロー選手の寄付。
《イチロー選手が東日本大震災の義援金として1億円を寄付》(イチローオフィシャルサイト)
ケタが違う。。。。
レッドソックスの選手たちも義援金を集めたらしい。

そして昨日うちの同僚から興味深い話を聞いた。彼女は小さい子供がふたりいるのだが、そのうち5歳の子供の幼稚園は昨日は「日本の日」になったらしい。災害にあった日本について、一日中幼稚園で語り合うらしい。子供は皆白と赤の服を着て(なんじゃそりゃ)、文化から災害まで全部話し合う。そして子供は1ドルずつ寄付をする。集めたお金はアメリカの赤十字社を通して寄付するらしい。そして「子供とどんなことを話したらいいか」という手紙が親にも来たらしい。

この辺のアメリカの寄付文化には頭が下がる。幼稚園の子供と災害について語り、寄付を教えるとは。

今日の教訓 それにしても大変だ。

過去のブログ
地震の義援金-2
地震の義援金
クリスマスのネタを少々(サンタを捕まえる行事について)

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