Posts

Showing posts from October, 2012

ハリケーンその後のニューヨーク+洪水保険

ボストンは今回は無事だったが、ニューヨークやニュージャージーは結構大変なことになってるらしい。停電しているところもあるし、地下鉄とかマンハッタンから他に抜ける地下道とかも浸水しているようである。それでも今日から株式取引所は開けるみたいだけれど(まだ停電中?)。それにしてもニューヨークがそれほど脆弱とは知らなかった。あ、でもどこかで「海面が上昇すると浸水するニューヨーク」の図を見たな。ひょっとしたらアルゴアのAn inconvenience truthかしら。。。今新聞みたら、洪水は起きるかもしれないという警告はしょっちゅうあったみたいだが。 For Years, Warnings That It Could Happen Here(New York Times) 数年前もこっちにハリケーンが来ていたから、また数年ごとにこっち(アメリカ東海岸北のほう)にくると適当な仮定すると、数年ごとにニューヨーク株式取引所が閉鎖するんかいな。。。。それってアメリカのプライドとしていいのか?と思ったりする。対策としては、ウオールストリートごと引っ越すとか、それともクラウドにしてみるとか??? シティバンクはマンハッタンから出て外側に本社建ててたし。あれは、確か9.11の後シティバンクの危機対策本部が外に建てることを主張したんだった、、、、という話を読んだ気がするが、違うかも。 さて、flood insurance(洪水に対する保険)の話 For Flood Victims, Another Blow Is Possible(New York Times) 今回の住宅(あるいはビジネス)の浸水、保険でカバーされない人達が結構いるようである。理由としては、 ・住宅保険がカバーすると思っていた! ・最初家を買うときは買っておいたけど、後で更新するときにやめた。 ・住宅の場合、建物への上限は$250,000、中身の上限は$100,000である(らしい。私の英語読解力によると) ・洪水危険地域なのは知っているけど、一回も洪水にあったことがないから、あほらしいということで、保険に入ってない。 だそうである。それでも災害が来るたびに洪水の保険に加入する人がちょっと増えるらしいので、今回のハリケーンでちょっと改善されるかもしれない。。。。 今日の教訓 やっぱ海抜地帯は住

ハリケーン Sandy来てる

ただいまハリケーンSandyが来ている、あと数時間でニューヨークの下にあるニュージャージー州に上陸する予定。ボストンのあるマサチューセッツ州はちょっと距離があるのだが、それでも影響ありまくりである。直前から電気会社やガス会社から「ばっちり対策準備してます」のメールが来た。ただいまマサチューセッツ州では30万世帯が停電中である。 昨日の夜から大学から「閉めます」のメールが来た。朝はまだ風がそこまで強くなかったので、レインコートとレインパンツ(要するに雨具)を着て自転車でうらうらーと大学に行った。車も走っていないし、人もほとんど歩いていなかったので、「私こんなハリケーンの日に研究室に行くなんて、バカかもしれん」と思った。そしたら研究室には他の学生とかがいた。その学生達に、「私自分がバカかと思ったら、ここにもバカが結構いるわ」と言ったら笑っていた。私は1時間後に実験すませて退散したのだが、その後MBTA(ボストンの地下鉄、バス、通勤電車の会社)が午後2時に運転停止するという情報を得た。あわてて、研究室にいた学生に「2時にMBTAが止まるぞ、はよ帰れー!」とメールを送る。全く。 さて、家でおとなしくぼけーっとしていたら、午後2時ぐらいから風がはげしくなってきて、なんか「ゴーン」という音がした。外をのぞくと、なんと大きい木の枝が折れて、車を2台つぶしていた。すげー。その木は枯れ木でまだまだ折れそうな気配をしているので、ちょっと心配である。私のアパートまでは届かないけどね。日本と比べて、なんか風に弱そうな木がいっぱい立っている気がしてならない。日本の木は台風慣れしてるのかしらね。ボストンで見た限り、そういう暴風に慣れてない(?)木が倒れて電線引っ掛けて、それで大体停電になるのである。ボストンは電線が地面に埋められているので、風の影響はないと思うが。 それとも道ばたの木は孤立して立ってるので、風がよく当たり、倒れる。。。。のかもしれない。同僚が言っていたが、同僚の家では車は2台ともガレージに入っているが、他の家は1台はガレージ、もう1台は外に停めてあるそうである。なぜかというとガレージにはジャンク(がらくた)がいっぱい入っているので、車が停めれないのである!ああ、なんてアメリカ的。そのうち枝が落ちてきて、車をつぶすに違いない。。。でも車には保険がかけてあるからいいのか

ハリケーンSandy来る予定

ハリケーンSandy(サンディ)がNew Englandに来ることになっている。来るのは明日(日曜日)の夜から火曜日の朝にかけて。 実験があるんですけどー! 今のところ(土曜日午後)サンディはフロリダ沖にいる。Cubaを通過したときはCategory 2だったのだが、一旦Tropical Storm(熱帯嵐?)になった後沖にでてまたCategory 1になった。その後急旋回をしてNew york当たりを直撃する予定。マサチューセッツは通過道ではないのだが、いろいろnasty(日本語訳なに? 汚いとか嫌なとか悪いとかのまぜこぜ?)な経験もあるので、ということだろう。去年の今頃も大雪に見舞われて大変だったし! いろんなところからメールが来た。National Grid(ガス)も準備、NSTAR(電気)も準備、ボストン大学医学部も準備、マサチューセッツ州知事もState of Emergency(って日本語でなんというのかしら?)を出動させた。 Extreme Weather: Collision of hurricane and winter storm expected の2ページ目によると、南からハリケーンが来て、でも10月の後半なので、カナダの方からwinter storm(冬の嵐)が来る。それが二つぶつかるというシチュエーションらしいのであった。コンピューターモデルによると。 ついこの前見たPerfect stormの映画でも同じシチュエーションで、下から来たハリケーンと上から来たwinter stormがぶつかり合い、そのちょうど真ん中を通ろうとした船が沈没していた。ボスに「この前the perfect stormっていう映画みたんだよ。ちょうどハロウィーンぐらいの季節らしいね」と言ったら、「本読んだ」って言っていた。なるほど。 今のところSandyの名前はMonster stormとかFrankenstorm(ハロウィーンだし、いろいろつぎはぎだし?)という名前になってる。とかなんとか言ってものすごい準備をしても、「ハリケーン消滅してタダの雨」ということもあるので、なんとも言えないが。準備しすぎるほうがまだマシだと思う。とりあえず食料品買い出しに行ってー(いつもと同じ)。この前のボストンの停電でえらい目にあったしねー。 今日の

大江健三郎

Steve Jobsの本(英語)を4ヶ月かけて読んだ後、 大江健三郎の「日常生活の冒険」 という本(日本語 文庫本369ページ 日本では絶版?)を2日で読んだ。英語と日本語のこの違いは何! 日本語は関係代名詞が文章の真ん中に入っているという、誠に不思議な言語なので、頭の中でまるで因数分解をしているような気分でスタート。途中から頭が慣れてきたようで、問題なくついていったが。 大江健三郎本人とそのやくざな友人の話のようである。やくざというのは、暴力団員じゃなくって、ジゴロというか、なんというか。。。。そのやくざな友人が金持ちインテリ娘と結婚してのしあがったりするが、そのうち坂道を転がるようにして身を破滅させる。。。。大江健三郎自身は ヒポコンでリア(心気症) にかかっていて、そのやくざな友人に振り回される。という話。やくざな友人にモデルがいるかいないかは不明。 途中まで、「なんで私が大江健三郎のやくざな友人の話を読まなくっちゃいけないねん!」と思ったが、止まらなかったのでしょうがないか。 今日の教訓 それにしても英語もこのスピードで読めると話が早いのだが! 過去のブログ ・ ボスにしたら大変! スティーブ・ジョブスの本を読み終わった話。

アップルパイ

Image
門外不出のアップルパイ 例の「有閑マダムのレシピ」のアップルパイである。二日がかりで作った。ついでに言うと手抜きもした。バターが多かったのでバターの量を減らした。さらに見かけは気にしないので、かなり見かけも手抜きである。 うちの同僚が言っているが、実験プロトールを ・そのままやってもらいたいときは、テクニシャンへ渡せ。 ・改良してもらいときはポスドクへ渡せ。 である。ついでに「PhD student(博士課程学生)に渡したら、大抵改良しようとしてぐちゃぐちゃにする」というジョークつきである。経験が足りないからである。博士課程学生がんばれ! ということで、私にレシピを渡すと二回目から手抜きになる。 さて、アップルパイの話に戻して。 二日がかりのレシピ+焼きたてがおいしい+苦労の割には量が少ないということで、今のところ家で消費されてしまい門外不出なのであった。門外不出で思い出したが、うちの親の話である。昔よくチーズケーキを作っていた。クリームチーズとかを混ぜて焼くベイクドチーズケーキである。ある日うちの弟が家に帰ったらチーズケーキのにおいがしたので、「お母さん、チーズケーキ作ったの?」ときいた。 うちの親「作ってないわよ」 私も学校から帰って来て、チーズケーキのにおいがしたので、親にきいたら「作ってないわよ」との返事。 「絶対そんなことない」と子供達で親を問いただした(?)ところ、ホールケーキ全部食べてしまったそうである。なんでも焼きたてのいいにおいで耐えきれず、少し切って食べたところ、おいしかったので、どんどん食べていって、しまいに無くなってしまったそうな。今でも「チーズケーキ全部食べて、しらばっくれようとしたよね」とネタになるのであった。 今日の教訓 アップルパイは全部食べたら、たぶんバターの取りすぎでお腹こわすよね。 過去のブログ ・ アップルパイ

ボスにしたら大変なスティーブ・ジョブス!

やっとこさスティーブ・ジョブスの本を読み終わった。長かったー。571ページもあるしね。購入したというブログを6月17日に書いているから4ヶ月かかったことになる。 それにしても、あんな人がボスになったら大変である。ついでに奥さんも大変である。本当に大変大変! ちなみに若い頃の紆余曲折っぷりが読んでいて非常に楽しくて、後の方の成功しているところはあまり面白くなかった。 今日の教訓 たいへんたいへん 過去のブログ ・ アップルみたいな会社を見つけて投資するには

紫蘇食べられたー!

知り合いにもらった紫蘇、ゴミ箱に植えて家の中で栽培していたら、なんと数週間後に青虫発見。 青虫は取り除いて、その後しばらくゆるゆると紫蘇食べていたら、なんとクモの巣の小さいのみたいなのを発見! ハダニ というらしい。 そいつがクモの巣みたいなのをぶわーっと広げて 私の紫蘇を食べてしまったのだー!!!! ああー! ってか、私もハダニ食べてるかもしれない! 一気に腹痛な気分!  紫蘇は食べる気を無くしたので、捨てた。 今日の教訓 来年は紫蘇を何物かに食べられる前に食べちゃうからね!

こいつは一体なにもん?

iPS細胞で山中先生がノーベル賞を取った記事を読んでいたら、どうも日本では今にせもんが話題になっていることを発見。 「iPS臨床応用」日本人表明で混乱 米大学は否定 (日本経済新聞) しかも、そのにせもんの話は英語でも話題になってる。 Faked Affiliation of Stem Cell Researcher Not Caught for Years(Science Insider) Stem-cell fraud hits febrile field(Nature) こいつは一体なにもん? その なにもんはウィキペディアによると 、それでも東大に雇われていたらしい。。。。そういうのって、普通雇う側がなんかもうちょっとチェックするもんじゃないのー!!!!! こっちで真剣に研究して真剣にポジション探してる日本人研究者はいっぱいのに、全く。 読売社長「私の指導力不足」と陳謝 iPS治療報道で (日本経済新聞) 日本のメディアってScience writer(サイエンスライター)が足りないんじゃないかと、たまーに思うけどね。 今日の教訓 なんか、がーーーっくりする。 過去のブログ • 山中先生ノーベル賞受賞

マック治った

今朝マックをBoylston StreetのApple Storeに持って行った。 Genius bar に行ってマックを見てもらう。なんかソフトのチェックをした後、「こりゃー、トラックパッドの問題だな。トラックパッドの在庫あるから、修理するし」ということで、修理されることになった。 Mac is hospitalized ということで、病院おくりー。いろいろな申し込み用紙をタイプしたあと、コピーをもらった。その時に対応した人の名刺がホッチキスで止めてあった。名刺はこんな感じ。 ○○ xx(名前) Genius(職業。普通はSales specialistとかprofessorとかそういうところに"Genius"とは!) 3-5日かかるということだったのに、午後には「修理終わった!」という連絡かあった。すげー早い! 夕方取りに行った。後ろのエレベーターから私のマックを持った人が出て来た。表のGeniusよりも裏方のGeniusのほうが本当のGeniusなんちゃん? 今日の教訓 今のところポインターは普通に動いている。 過去のブログ ・ マック壊れた

マック壊れた

マックのどこかが壊れたらしく、ポインターがランダムに動き、勝手にいろいろクリックするようになってしまった。 Haunted Macである。やっぱハロウィーンの前だし、マックになんかの霊でも取り付いたかしらねー。 今日の教訓 とりあえずGenius bar行ってきやす

山中先生ノーベル賞受賞

シンシナティ行っていた時にラジオで山中先生がノーベル賞を受賞した話をきいた。  その後、山中先生がアメリカから日本に帰国した時に、いかに待遇が違いすぎてひどすぎてびっくりしたかを、親からこんこんと教えられた。マウスの世話まで自分でしていたらしい。 私マウスの世話したことないから! 試薬注文はやったことがあって、ブーブー文句言っていたけど! 山中先生、大切にしないと日本からでちゃうで!  さて山中先生、発想がアメリカ的なので、3月には寄付を募るため、京都マラソンで完走したらしい。うちの親は「変わってるわねー」と言っていたが、こっちでは結構普通である。うちも全身性エリテマトーデス(私の研究している病気)のためにボストンで歩く会とかを財団が行って、私が「全身性エリテマトーデスのために歩くから、寄付して」と、私の周りの人に言うのである。 ボストンマラソンも出場するときは、制限タイムを切るか、あるいは結構かなりの寄付を周りの人から募って、参加資格を取得するのである。なので、まず制限タイム切った組が出発し、その後寄付募ってはれてゼッケン獲得した人達が、走る。大抵ガンとか難病とか、そういう寄付である。ということで、山中先生がマラソン完走して寄付を募ったのは別に不思議ではないのである。おもしろいけどね。 その寄付のウェブサイト、まだ閉じてないらしく、なんとまだ寄付できるらしい。 山中先生の研究を応援し、日本国外流出を心配する人は、ぜひともこちらへどうぞ! 今日の教訓 「私もマラソン出場して寄付募ろうかなー」と親に言ったら、「あんたフルマラソン走れるの?」と聞かれた。無理かもね。

カロリー制限で長生きできる?

ひさびさに「うちの親」登場、というよりは今回は親がネタ。 結構前にうちの親が「最近カロリー制限しているのよ。なんでもカロリーを何%か(忘れた)制限すると、健康で長生きできるらしいのよ」と言っていた。 日本に住んでる日本人女性で、長崎で魚食べてる人がカロリー制限して長生き? 一体どんだけ生きるつもりやねん! ただでさえ日本人女性は長寿やのに、 ガリバー旅行記 に出てくる「 死なない人間 」みたいでこわいやんけー!  ちなみに読んだ事無い人にネタばれすると、ガリバーがある町だったか島だったかに行ったら、そこには死なない人間がいるということだった。ガリバーが「素晴らしいじゃん」と言ったら、住人、「いやいや、そんなことは無いですよ」との返事。 彼らは死なない。 しかし、年を取らないわけではない! しかも、定年(?)になったら財産を子孫に譲らないといけない! しかも、ボケる! しかも、性格のいやーな所が全部でてくる。しかも年を取るごとにすごみが増してくる。 しかも、100年ごとぐらいに言語がビミョーに変わるので、世代が変わると言葉が通じない! うーむ。ジョナサン・スウィフト、人をよーくみとる。その頃にそんな風に年を取る人がいたかどうかは知らないが、今後の日本とかそういう風になりそうである。ガリバー旅行記を読んで以来、私の「長寿」のイメージはこんな感じであった。うちの親が120歳とか150歳とかになって、こうなったらどうするー。ちなみにガリバー旅行記にはラピュタの話もあって、やっぱり城が空中に浮かんでいるのであった。 さて、話を元に戻して。 そのカロリー制限は長寿になってお肌もつやつやになるらしいとのことだったが、この前Natureに記事があった。 Ageing: Mixed results for dieting monkeys (Nature) 記事によると、カロリー制限お猿さんとカロリー普通お猿さんで比較実験をして27年(!)たったが、今のところ差はなし。差があるという結果もあるが、差が無いという結果もあり。記事にはやせたお猿と普通サイズのお猿さんの写真がある じゃ、うちの親はなんのためにカロリー制限? それにしても、「腹が減っては戦はできん」の言葉通り、私の場合「腹が減っては仕事ができん」なのだが、カロリー制限してみた人の

シンシナティ その2

さて次の日(Columbus day)は、シンシナティは平日であるが、友達が休みを取ってくれた。朝から子供をdaycare(保育園みたいなやつ)に預け、なぜかDunkin' Donuts(ダンキンドーナツはボストンが本拠地)に行って朝ご飯を買い、いざ出発! 目的地は車で走って1時間半ぐらいのDayton(デイトンと読む)にある National museum of the U.S. Airforce である。なんでそんなところまで車で走って行ったかというと、そこには長崎に原爆を落としたB29があるのである! 長崎出身の親を持つからには、ちょっと見とかんと! ということで、「そんな長い距離を走った事無い」という友達に無理をお願いして、連れて行ってもらった。博物館につく直前に「月曜日だから博物館はお休みなのでは!」という話になり、「休みだったらアウトレットまで戻ってショッピングに行こう!」ってな話になった。 が、残念ながら(?)博物館は休みではなかった。入場料タダ。 ちなみにデイトンはライト兄弟がいたところらしい。博物館はそのライト兄弟から始まって、第一次世界大戦、大戦の間、第二次世界大戦、朝鮮戦争、冷戦、その後ロケット(+宇宙)という構成になっている。布と木で出来ているような小さな飛行機から始まって、それが鉄製になり、大型化し、姿がシャープになっていき、最後のアポロ計画のコックピットとか衛生打ち上げるロケットとかがあった。要するに、戦争で飛行機の開発が加速したようなもんである。たしかに、気球船と飛行機では話が違うわな。それが結局月に行くとか火星になんか飛ばしてみたりという成果につながったのである。スペースシャトルもやっぱり冷戦中の話だしね。 生物系女子二人で行ったので、飛行機に対する情熱もなく、広い施設内をうろうろし「その原爆落とした飛行機はどこなん?」、「第二次世界大戦が終わった頃だから、この区画の最後のほうじゃないの?」とかいいながら探していたら、あったあった。B29!ちゃんと長崎に原爆落とした飛行機という表示あり。証拠写真を撮ったが、アジア人の少ないアメリカのど真ん中、アジア人が長崎に原爆落としたB29の写真撮っていたら、日本人てまるわかり、なんか話かけられたらどうしよーと思って、頭の中で対策を練った(笑)。誰も話かけてこなかったが!

シンシナティ その1

Image
ここ数年私のボストンの友達が数名faculty position(教官職?)を取ってシンシナティに移動してしまった。なので、シンシナティに遊びに行ったのであった。Columbus dayの三連休のことである。シンシナティではColumbus dayは休みではないらしい、ガーン!ついでに直行便があるのを知らず、フィラデルフィア経由で行った。後で言われてまたガーン! いつも思うが、アメリカの空港のご飯はあんまり美味しくない。パイロットとかフライトアテンダントがフードコート(って、日本語でなんて言えばいいのかしら?)でご飯を食べているのを見ると、「これ毎日食べるんかー!フライトアテンダント(スチュワーデス)にならなくって良かったー!」と思うのである。ヨーロッパ便専門ならともかく、アメリカ便専門だったら最悪。 もっともスチュワーデスになるには美貌と英語力が必要だが。しかもサービス精神も必要。 さて、シンシナティでは友人の一人が空港まで迎えに来てくれて、その後「シンシナティに来たらこれは絶対食べないといけません」というCincinnati chili(シンシナティチリ)を食べに行った。 スパゲッティーの上にチリが乗っていて、その上にチーズが乗っている。食べる直前に「スバゲッティーはものすごくフニャフニャなので、そのつもりで」と念を押された。6ドル(←やすー) その後その友人のうちに遊びに行った。さすがボストンと違って家が広い!この広さの家をボストンで買ったら大変!シンシナティー、経済的には大丈夫なのか、高速道路の隣の芝生も手入れが行き届いてふさふさである。なんでも同僚によるとP&Gの本拠地だそうである。P&Gは歯磨き粉とプリングルスの会社ね。ちなみにうちのボスによるとRepublican(共和党)半分、Democrat(民主党)半分だそうな。front yard(家の前の庭)にRomneyをサポートする旗とか立ててる家が結構あって、びっくりした!夕方別の友人家族のうちに行ってバーベキュー。デデンとしたお肉をバーベキューで食べて、他の友人も来て飲んだくれてそのまま泊めてもらう。 さて、次の日(日曜日)は小さい子供もいるので川向こうの水族館に行った。陸の真ん中に淡水魚と海水魚の水族館である。どうやって海水維持しているのかは不明である。塩入れてるとか??? 巨

The Perfect Storm

という映画を見た。 ジョージ・クルーニーが出てる映画。 ここからはいきなりネタばれですので、映画みたい人は読まないように。ま、12年前の映画だけどね。 ボストンの北のほうにあるグロースターという町から、カジキマグロ漁船がニューファンドランド島近くのGrand Bankまで魚を探しに行き、不漁だったのでさらなる Flemish Cap というところまで行き大漁、その帰りに大嵐にあって沈没したという話である。映画は 1991年の嵐 の事実に基づくフィクションである。なんでもハリケーン(南からの嵐)とカナダから降りて来た寒気による嵐の二つがぶつかるど真ん中を通ろうとして沈没。。。。なのであった。時期はハロウィーンの頃だから、10月下旬である。 去年もハロウィーンにいきなりどっちゃり雪が降ってびっくりしたわ 。 またもや新田次郎の「 八甲田山 死の彷徨 」を思い出してしまった。切羽詰まってる上司には気をつけよう。 そして機器のメンテナンスはすべしー。カジキマグロ大漁の後製氷機がぶっこわれ、ハリケーン来ているのを承知していたけど、待っていたらカジキマグロが全部ダメになるので、やむなくgloucesterに帰ろうする。ああ考えるだけでも大変。 その後Faxが壊れてお天気図が見れなく、嵐と嵐の衝突するところを直進。ああー! っていう、フィクションなので、実際のところはどうだったかは不明なのであったが、普通ハリケーンの来ているときも漁にいくものかしらね?? 私は漁師ではないので知らないけど、嵐とか大吹雪とかの時は家にいることにしている。日本人だし。 今日の教訓 機器のメンテナンスは大切。 過去のブログ ・ 上がバカだと、下はえらい目に遭う

太陽電池パネルのたたき売り?

今日見つけた記事。 Glut of Solar Panels Poses a New Threat to China Solar panel(太陽電池パネル?)を中国の会社(複数形)が作っていた。価格破壊で、他の国の競合会社を撃退していたのだが、どうも作りすぎたらしい(←おいおい中国?)。 なぜか中国のsolar panelの株を持っているのだが、それが真っ青なぐらい激減していたのだが、そういうことだったのかー!!! 塩漬けどころか、ひからびてパキパキ。 私の金返せー!!! とはいえ、投資家は株の数だけ株主としての経営に一応参加できるはずなのだから、そうは文句は言えないのだが。やっぱり私に株は向いてない。 という話をしたら、友人が「Solar panelで返してもらったら?」と言った。うーむ。 そんなに安いのなら、中国まで買いつけに行こうかしら。サイズ知らないけど、畳ぐらいのサイズだったら、一枚とかじゃなくって共同購入でコンテナ買いして船便で送ってもらうとか?(←どこにそんな資金があるのかは不明) ううむ。昔の大学生協での教科書の共同購入とはわけが違う。 今日の教訓 Solar panel直輸入! って、できるはずないけど。

日本へ送金

Image
思い出したかのように日本の銀行の残額を確認したら、ものすごく少なくなっていた! ひええええ!  私、育英会から借金をしていたので、それの返金で銀行から毎月引かれていくのである。育英会、今の名前は忘れたのでグーグルで検索したら、 日本学生支援機構 と出て来た。グーグル、すばらし。 なので、例によって例のごとく、Fidelityの支店に行く。電話をかけて「アポイントは必要?」って聞いたら、いらないっていう返事だったので、前の時に使った書類を持って行った。わざわざ行かなければいけないところが面倒なのだが、 メールでお金が動く銀行では危ないという話を聞いてから、自分で支店に行く方がマシということに気づいた。なんでも、メールで銀行のお金を送金する注文を1回したらしい。その後、メールアドレスがハッキングされて、お金がどこかへ消えてしまったそうである。 。ああおそろし。 ということで、仕方なく(?)Boylston StreetのFidelity支店に行く。向かいは高級ホテル、その隣には確かGucciがあって、2軒隣にはApple Storeが平日の午後なのに人だかりである。皆iPhone 5を買って私のfund(投資信託)に貢献してくれると、ひじょーにありがたい! さて、Fidelity支店に入ると、例によって例のごとく、育ちも身なりもいい兄ちゃん(二十代)が応対。この前言ったときはルックスも良かったが。 映画Wall Street のマイケル・ダグラスみたいなごうつくばりな人が出てくると面白いが。 でもそんなごうつくばりに私が対抗できるはずないので、やっぱり育ちも身なりもいい兄ちゃんでいいか。 その兄ちゃんに日本に送金したい、と言ったら、「旅行にでも行くの?」と聞かれた。「ううん。Student loanを返さないといけないから送金するの」と言ったら、みょーに納得していた。知らない人のための情報だが、私のイメージでは、アメリカのStudent loanは、ものすごくでっかい時限爆弾のようなもんである。何を大学で教えているかどうかは知らないが、教育費はうなぎのぼり、でも卒業しても仕事を見つけるのはむずかしい。利子は結構高く、そのくせ破産してもチャラにならないときている(私の知識間違っていたら、すみません) 何よりもむかつくのは、授業料がうなぎのぼりなくせ