ひさしぶりにBSOに行く

この前、日本に帰ってしまう友人から「のだめ」を全巻いただいたが、その友人と一緒にBSO(ボストンシンフォニーオーケストラ)に行った。例によって例のごとく、$20 under 40ということで、20ドルしか払わなかった。前から3列目の席だった。音を身体で感じれる距離である。そんな前に座ってから思う事だが、指揮者の耳って大丈夫かしらん?

プログラムはどれでもいいってことになっていたので、のだめから選んで、「ラヴェルのピアノ協奏曲」であった。あの、のだめが弾きたかったけれど、中国人のピアニストに取られる(+彼氏も取られたと勘違いする)曲ね。

って、読んでない人は知らないか。

ということで、プログラムはベルリオーズとラヴェルの「フランスづくし」になった。
BERLIOZ - Overture to Benvenuto Cellini
RAVEL - Piano Concerto in G
BERLIOZ - Symphonie fantastique
である。

さて、前から3列目の席で、指揮者はChristoph Eschenbach(ドイツ人と判明)だった。一緒に行った友人が「スタートレックのキャプテンに指揮者がそっくり」とか言うから、笑いが止まらなくなった。

Christoph Eschenbachの写真はこっち

その指揮者が最初の曲で指揮棒をブンブン降るからこっちに飛んで来たらどうしようかとヒヤヒヤだった。

それにしても、ラベルのピアノ協奏曲、とんでもなかった。こんなの弾きたいんか、のだめはー。そしてそんなの耳で覚えたんかー。ようやる。

全く。フランス人。(ちなみに私は延々と同じメロディーがつづくラヴェルのボレロは嫌い)

そして、その後の幻想交響曲(日本語名は、こうだったっけ?)はどういういきさつで曲が作られたかがプログラムに書いてあった。イギリスだかどっかの女優に恋をしてふられて、それを曲にしたそうな。第1楽章で恋におち、第2楽章で一緒にダンスをし、第3楽章で、ふられたかで、その後その彼女を殺して、その後自分も殺して、最後の章(第5楽章)では墓場で魔女が踊る(だったっけ?)というストーリーである。その曲が成功をおさめて、ふられた女優が振り向いてくれて結婚したが、言語が通じなくって別れた。。。そうな。

「こーんな曲プレゼントされたら、重くない?」っていう話で盛り上がった。

全く。フランス人。やることが激しいっすよ。

曲の最初にハープ演奏者のハープの役割の紹介とか、結構いろんなところで楽しかったのであった。

今日の教訓 たまにBSOにも行くもんですな。

過去のブログ
クラシックとヘッドホンの関係(のだめを全巻もらった話)

Comments

mak said…
ポスドクの体験ブログに興味があり検索中たどりつきました。
お元気でご活躍、頼もしいかぎりです。
Personal financeにも興味をお持ちのようで、年金暮らし視角ですけど、よろしければご笑覧ください。
http://wn-post.blogspot.com/
近親、知人が対象で非公開(検索ではでない)ブログですけど秘密内容ではありません。
Kay said…
Makさん、

はい、これからもブログ書いていくので、よろしくお願いします。