失業しました! 2023年失業記録その1

 なんと11月に失業してしまった。前に「 アメリカバイオテック業界は今ちょっと大変 」というブログを書いていたら、会社の人員削減の方針のために私がlayoffされてしまった。ちなみにlayoffとfireは意味が違うので注意。ChatGPTに聞いてみる(笑)

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 "Layoff"(レイオフ)と"fire"(ファイヤー)は、労働関係の用語で異なる意味を持っています。

  1. Layoff(レイオフ):

    • レイオフは、通常、組織が一時的な経済的な苦境や業績の低下などの理由により、一定の期間従業員を解雇することを指します。これは一時的な措置であり、通常は将来的に再雇用される可能性がある場合があります。レイオフは一般的に、個々の従業員の能力や業績に基づいて行われるのではなく、組織全体の必要性に基づいて行われることがあります。
  2. Fire(ファイヤー):

    • ファイヤーは、従業員が雇用契約に違反したり、業績が不十分であり解雇の理由が個々の労働者に関連している場合に使用されます。解雇は一般に永久的なものであり、その従業員は通常再雇用されません。解雇は、不適切な行動、業務の不適格、契約違反などがある場合に行われることがあります。

要するに、レイオフは一時的で一般的には従業員の責任ではなく、組織全体の状況に基づくものです。一方で、ファイヤーは通常は個々の従業員の行動や業績に起因し、永続的な解雇を指します。

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だそうだ。相変わらず、まとめるのに適しているわ、ChatGPT。つまり私が悪いんじゃありません(笑)

さて本題に戻って。日曜日に学会から戻ってきて、火曜日に会社中に従業員を解雇するメールが流れた。40%削減だそうである。その後解雇される人には連絡が来て、部屋に集められてzoomでミーティング。Severanceの説明とか、最終の雇用日はいつかとか、なんとかかんとか。Severanceは何かをまたChatGPTにまとめてもらう。

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"Severance"(セバランス)は、雇用終了時に雇用者が従業員に提供する一種の手当や補償のことを指します。これは、従業員が解雇されたり、リストラクチャリングやレイオフの対象になった場合に発生することがあります。Severanceは、従業員が仕事を失ったことにより生じる経済的な不安や影響を和らげるために提供されるもので、法的な要件に基づく場合もあります。

Severanceの具体的な内容や条件は、雇用契約や企業の方針、地域の法律によって異なりますが、一般的には以下の要素が含まれることがあります:

  1. 退職手当(Severance Pay): 解雇された従業員に対して支払われる金銭的な補償。一般的には、勤続年数や役職に基づいて計算されることがあります。

  2. 健康保険の継続: 一定期間、解雇された従業員が従業員グループの健康保険に加入し続けることを可能にする支援。

  3. キャリア支援サービス: 転職支援や再就職活動のためのサポートが提供されることがあります。

  4. 非開示契約(Non-Disclosure Agreement, NDA): 解雇に関する詳細な情報を外部に漏らさないようにするための合意。

Severanceの提供は、企業が従業員に対して公平で合理的な扱いを提供し、同時に法的な義務を果たすことを目的としています。ただし、具体的な条件や内容は、地域の法律や企業の方針によって異なるため、特定の状況では専門家のアドバイスを求めることが重要です。

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書類は会社のメールに送られてきたので、とりあえず印刷。なんたって会社のメールアドレス使えなくなるからね。。。。

火曜日に解雇されることを知らされて、金曜日にはIDカードとコンピューター返して、さようならということになった。  「3日で全部仕事の仕分けするんかい?」と思ったが、残る人と去る人の間に微妙な空気ができてしまい(そりゃそうだな)、それ以上いると話がややこしい。なので、できる限りであれこれ振り分けておいた。あとは頑張ってねー!

木曜日に会社のランチがあったので、それで皆にお別れを告げ(と言っても皆ボストンなので、しょっちゅう会えるが)、金曜日には会社を去った。なんともスムーズというか、あっさりしてるというか、なんというか。。。 

ということで今回学んだこと

1. アメリカではLayoffはしょっちゅうあるらしい! 「Layoffされるの初めて?」とか「これ1回目?」とか「3回ぐらいLayoffされてるから、もうエキスパートよ!」とか、「そのうちlayoffされるのにも慣れる」とかいう話である。その人たちに失業した場合何をどうすれば良いかのコツを訊いている。

2. その後の動きは人それぞれ すぐ次の職を探し始める人、ちょっと休憩する人、すでに次の職があって働き始める人、会社を起こす人といろいろいる。ちなみにアメリカでは11月下旬のThanksgiving(感謝祭)から新年までは何も動かないので、職探しもあまり動かない。こんなんだったら日本に一ヶ月ぐらい帰国しておけば良かったわと思った。まあハワイに行っていたが。。。次回は日本に行くことにする。会社起こす人は準備していて、失業がきっかけになって起業に至るのだと思う。次の職があって働き始める人は、アメリカでは普通。皆様チャンスがあればしょっちゅう動きます。

3. ほぼ4年間でいろいろ学んで楽しかったわ 

4. 今後もたぶんどうにかなる(笑) いろんな人の経験を聞いている限り、皆様ちゃんと次の職を見つけているので、たぶんどうにかなると思う。

今日の教訓 失業しました!

過去のブログ

アメリカバイオテック業界は今ちょっと大変

アカデミア以外のキャリアパス

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