Posts

Showing posts with the label 外国人から見た日本

シンシナティ その2

さて次の日(Columbus day)は、シンシナティは平日であるが、友達が休みを取ってくれた。朝から子供をdaycare(保育園みたいなやつ)に預け、なぜかDunkin' Donuts(ダンキンドーナツはボストンが本拠地)に行って朝ご飯を買い、いざ出発! 目的地は車で走って1時間半ぐらいのDayton(デイトンと読む)にある National museum of the U.S. Airforce である。なんでそんなところまで車で走って行ったかというと、そこには長崎に原爆を落としたB29があるのである! 長崎出身の親を持つからには、ちょっと見とかんと! ということで、「そんな長い距離を走った事無い」という友達に無理をお願いして、連れて行ってもらった。博物館につく直前に「月曜日だから博物館はお休みなのでは!」という話になり、「休みだったらアウトレットまで戻ってショッピングに行こう!」ってな話になった。 が、残念ながら(?)博物館は休みではなかった。入場料タダ。 ちなみにデイトンはライト兄弟がいたところらしい。博物館はそのライト兄弟から始まって、第一次世界大戦、大戦の間、第二次世界大戦、朝鮮戦争、冷戦、その後ロケット(+宇宙)という構成になっている。布と木で出来ているような小さな飛行機から始まって、それが鉄製になり、大型化し、姿がシャープになっていき、最後のアポロ計画のコックピットとか衛生打ち上げるロケットとかがあった。要するに、戦争で飛行機の開発が加速したようなもんである。たしかに、気球船と飛行機では話が違うわな。それが結局月に行くとか火星になんか飛ばしてみたりという成果につながったのである。スペースシャトルもやっぱり冷戦中の話だしね。 生物系女子二人で行ったので、飛行機に対する情熱もなく、広い施設内をうろうろし「その原爆落とした飛行機はどこなん?」、「第二次世界大戦が終わった頃だから、この区画の最後のほうじゃないの?」とかいいながら探していたら、あったあった。B29!ちゃんと長崎に原爆落とした飛行機という表示あり。証拠写真を撮ったが、アジア人の少ないアメリカのど真ん中、アジア人が長崎に原爆落としたB29の写真撮っていたら、日本人てまるわかり、なんか話かけられたらどうしよーと思って、頭の中で対策を練った(笑)。誰も話かけてこなかったが!

日本へ送金

Image
思い出したかのように日本の銀行の残額を確認したら、ものすごく少なくなっていた! ひええええ!  私、育英会から借金をしていたので、それの返金で銀行から毎月引かれていくのである。育英会、今の名前は忘れたのでグーグルで検索したら、 日本学生支援機構 と出て来た。グーグル、すばらし。 なので、例によって例のごとく、Fidelityの支店に行く。電話をかけて「アポイントは必要?」って聞いたら、いらないっていう返事だったので、前の時に使った書類を持って行った。わざわざ行かなければいけないところが面倒なのだが、 メールでお金が動く銀行では危ないという話を聞いてから、自分で支店に行く方がマシということに気づいた。なんでも、メールで銀行のお金を送金する注文を1回したらしい。その後、メールアドレスがハッキングされて、お金がどこかへ消えてしまったそうである。 。ああおそろし。 ということで、仕方なく(?)Boylston StreetのFidelity支店に行く。向かいは高級ホテル、その隣には確かGucciがあって、2軒隣にはApple Storeが平日の午後なのに人だかりである。皆iPhone 5を買って私のfund(投資信託)に貢献してくれると、ひじょーにありがたい! さて、Fidelity支店に入ると、例によって例のごとく、育ちも身なりもいい兄ちゃん(二十代)が応対。この前言ったときはルックスも良かったが。 映画Wall Street のマイケル・ダグラスみたいなごうつくばりな人が出てくると面白いが。 でもそんなごうつくばりに私が対抗できるはずないので、やっぱり育ちも身なりもいい兄ちゃんでいいか。 その兄ちゃんに日本に送金したい、と言ったら、「旅行にでも行くの?」と聞かれた。「ううん。Student loanを返さないといけないから送金するの」と言ったら、みょーに納得していた。知らない人のための情報だが、私のイメージでは、アメリカのStudent loanは、ものすごくでっかい時限爆弾のようなもんである。何を大学で教えているかどうかは知らないが、教育費はうなぎのぼり、でも卒業しても仕事を見つけるのはむずかしい。利子は結構高く、そのくせ破産してもチャラにならないときている(私の知識間違っていたら、すみません) 何よりもむかつくのは、授業料がうなぎのぼりなくせ

アップルパイ

アップルパイを作った。 藤野真紀子さんの幸せをつれてくる50のお菓子 という本に載っているやつである。パイ生地も作るやつである。作り始めたら、なんだかんだとややこしかった。 絶対有閑マダムのレシピだ! 働いている私向きではないぞ! ということで、なぜか2日もかかってアップルパイ完成。さっき食べたら美味しかった。こっちでも冷凍パイシートが売っているが、なぜか塩味がききすぎておいしくないのである。ひょっとしたらケーキ用パイシートじゃないのかしら。。。。 リンゴを一袋買って来て、5個使って、後15個は余ってるから、あと3回は作れるな。。。。作ろうと思えばだが。。。うん。。。。。まあ次作るときはもっと手際が良くなってる可能性はあるが。。。 今日の教訓 もっと手抜きレシピを見つけないと。

Jiro dreams of Sushi

Image
ジロー・ドリームス・オブ・スシ をNetflixで借りて観た。 職人魂過ぎて、見てる私がぐたーとなってしまった。見た後寿司が食べたくなるかと思いきや、寿司食べる気も失せてしまった。まー、こっちで私の予算では食べれないしね。 それにしても職人根性というか、完璧主義者というか、なんというか。85歳でも上を向いて挑戦中。いろんな工夫をして、今やお任せコースは3楽章に分けられた協奏曲(カデンツァつき)のようで、師匠は指揮者みたいな感じだそうである。タコにマッサージ40分とか! 私はあの寿司に塗っているタレが秘密と見たが。。。ご飯の炊き方も全然違うし。 修行を終了しそうな弟子がいるのだが、その弟子が最後の最後になって「やっと卵焼きをやらしてもらったんですよ」とな! 修行の最後が卵焼き!その卵焼きに半年かかって、200個ぐらい作ってOKが出たそうな! 見習いに来て1日でいなくなる人もいるそうな。。。。10年修行したら独立させてくれるらしい。うひゃーと思ったが、よく考えたら、こちとら(私のこと)、大学4回生で研究室に修行に入ってから10年以上、まだ独立してないよ。暖簾もないぞ。 ひょっとしたらすきばやし次郎の所に行って、寿司職人の修行をしていたほうが良かったのでは!がーん!!! 映画はAmazonからでも見れるようなので、良かったらどうぞ。 今日の教訓 私(職人?)も頑張らなければー! 石の上にも10年! 過去のブログ ・ 一流の人の脳みそがどうなってるか

ギャラリーフェイク

友達に借りた ギャラリーフェイク 全巻を読破した。読んだ事あったけど、全部読みたかったのである。 あー、疲れた! フジタ、ボストンに来てロブスター食べていた。 今日の教訓 マンガまとめ読み!

国会事故調報告書

今日のボストンの最高気温は97oF(36oC)で、1999年の記録99oFをもう少しで破るところだった。 あつー! 週末に窓につけるエアコン買っていて良かったー。(ただいま夜23時、外29oC、中25.5oC) さてさて、この前原発の調査の報告書ができたらしく、いろんなところでニュースになっていた。 「明らかに人災」断定 国会原発事故調 最終報告書(1) 日経新聞 Inquiry Declares Fukushima Crisis a Man-Made Disaster (New York Times) これがNew York Timesのど真ん中にデデンと出て来たときには、思わずクリックしてしまったものだ。 こっちはサイエンスでの記事 FUKUSHIMA MELTDOWN Commission Spreads Blame for ‘Manmade’ Disaster(Science Magazine) その合計641ページにも及ぶ報告書、どこに行ったら読めるんだー?と思って探したら見つけた 国会事故調報告書   ダイジェスト版、要約版とかもあって、さらに英語版もある。「ダイジェスト」と「要約」って意味同じなのでは?と思ったが、まあおいておいて。。。 今日の教訓 ダウンロードしてみた! 過去のブログ ・ 日本で原発全部停止!

高速道路

今日の日経新聞の記事。 ランボルギーニを156キロで運転の疑い 広島の男逮捕 なんでも時速制限60kmの高速道路(←何それ)を、時速156kmで飛ばして、それを録画してYoutubeに載せたところ、誰かが通報したそうな。。。  サーキットならともかく、日本でランボルギーニ持っていても、飛ばせないだろうねえ、ドイツならともかく。 友達の車に乗せてもらって、時速140kmぐらいでスキーに行ったような気がする。 そういえば、最低速度があったような気がする。。。 wikipediaの英語版、German autobahnsのスピード制限の項目によると、 Vehicles unable to attain speeds in excess of 60 km/h are not allowed to use the autobahn. ということで、時速60kmのスピードを出せない車はドイツでは高速道路を走ってはいけないのであった。 今日の教訓 日本でランボルギーニ持ったら、サーキット場かどこかに走りに行った方がいいのかしらねえー。

なぜそんな不思議なことを?

この前読んだ記事。 クルマ、家庭…水素は世の中を変える? なんでも家庭用燃料電池(なにそれ?)は都市ガスの主成分のメタンを触媒で水素と二酸化炭素に分ける。そこで出来た水素で発電して、出来た熱でお湯をわかすらしい。 CH4+O2→CO2+2H2(こんな反応かしら?) で、記事には「環境にやさしい」と書いてあるが、CO2出てるやん!それだったら直接メタンを燃やしたほうが話が手っ取り早いのでは?と思って、燃焼熱を調べてみた。ウィキペディアによると 燃焼熱 は 燃焼熱(ねんしょうねつ)とは、ある単位量の物質が完全燃焼した時に発生する熱量である。普通、物質1モルあるいは1グラム当たりの値が用いられ、単位はそれぞれ「J mol−1」「J g−1」で表される。 である。 メタンの燃焼熱は890.36 kJ mol−1 水素の燃焼熱は285.83 kJ mol−1 ということで、メタンを燃焼したほうが、よっぽどエネルギーが出るのである。間違ってたら、誰か訂正してね。 水素はどうも金属に悪いらしいので、わざわざ配管やタンクを改造してまでして水素から電気を作りたいその訳は、一体なんだろうと思って調べていたら、家庭用燃料電池を売り込んでいるのはガス会社であった。なるほど。何かを製造する途中に水素が出てくるならともかく、わざわざ触媒で水素と二酸化炭素に分けてまで電気を作るとは、そこまでしても電気分野に参戦したいのか。。。大変なのであった。 今日の教訓 なんか無駄手間な気がせんでもない。 過去のブログ ・ 日本で原発全部停止!

投資する気が失せるこのごろ

私は「貯金生活・投資生活」という名のブログを読んでいるのだが、最近(と言っても、ここ数年だが)、非常に冷めた目で投資をしているので、なぜかしらー?と思っていたのであった。 で、この前知り合いの確定拠出型年金(日本型401k)を助けていた時に思ったのであった。デフレだったら、何も無理して投資しなくてもいいのである。しかも日本の投資信託、増えないくせに手数料高いし! さて、あっちで経済危機、こっちで経済危機ということで、一旦元に戻り出した株とかがまたずるーっと下がったりするので、私も投資をする気がなくなってきたのであった。日本みたいに20年間とか不景気になったりして、更にデフレになったりしたら、折角貯めたお金が減ったりするかもしれない。一体何に投資しましょう? 困りましたね! 今日の教訓 初心(?)に戻って、節約をすることにしておこう。

ボケ防止

私は大体週に一回親に電話をかけて情報交換+グチ+世界情勢(?)などを話したり聞いたりする。大抵親が「今言わないと忘れるから、先に言わせてー!」と言ってしゃべるのをしばらく聞いてから、こっちのことをしゃべることにしている。 その親の情報(テレビから?)によると、ボケ防止には旅行がいいらしい。ツアーとかのおまかせ旅行ではなく、自分でプランを組んで旅行するやつである。あんまり最近「忘れた忘れた」が多いので、「ボストンまで遊びに来たら? 成田からボストンまでの直行便できたけれど、5回ぐらい乗り換えするのがいいかもね」と言った。 さて、うちの祖母はもうすぐ90歳になるのだが、同級生(!)に電話を最近かけたらしい。全然電話にでてこないので、心配していっぱい電話をかけたら、次の日ぐらいに電話がかかってきた。なんでも友人のうちに遊びに行って、徹夜でマージャンをしていたらしい。 90歳で徹夜マージャン! 戦前生まれの女性はケタが違う。 マージャンってボケ防止によさそうだ。うちの祖母はやり方を知っているが、うちの親は知らないらしいので(私も知らないけれど)、ボケ防止にマージャンでもやっていてもらおうかしら。 今日の教訓 やっぱり戦前生まれはおそろしい。。。。

日本で原発全部停止!

どうも今日本では最後の原発が停止するらしい。 ドイツでは福島の原発が壊れた時、大規模なデモ行進が行われた。のせたら乗りやすい民族なのかしら。。。結局お隣のフランス(原発持ってる)から電気を買ってでも自分のところの原発は止めていくということで落ち着いた。ちなみに、どっかの記事によると、送電線がいまいちで、北から南に電気をおくれないらしい。 その一方で日本はデモなどはほとんど行われず、行われても少数のためイマイチ放送されてもインパクトは無かった。血の気の多いのはうちの親ぐらいである。しかし、次々と点検のため運転停止させる原発を説得して再稼働させるほどの強烈なリーダーシップは誰も持っていない+右にならえ文化なので、次々と点検に入る原発が泊まって全部停止してしまった。 その間アメリカは新しい原発を作ることにしたとかしてないとか。使用済み核燃料の保存場所が一杯で「とりあえず一時保管しておいて、もっと技術が発展するまで待つ」とどっかで読んだけれど、そんな「未来のことは未来にまかせて」でいいのかー? まあ、国民全体がキリギリスの国家だしー。 ということで、国民性というのは面白いものである。 そういうことで、アメリカに住んでる私としては、「デモ行われなかったし、国民の意思みたいなのもあやふやだけれど、事実上全部停止しちゃいました」ということで記念日だと思っているのであった。日本に住んでる人達としては、また暑い夏が来るのにたまったもんじゃないだろうな、と思う。「経済界に影響もあるに違いない」とのことだが、どうなることやら。「日本全国で節電した結果、めちゃくちゃ暑かったですが、どこも大停電も起こさずにすみましたー。」なんてことになるかもしれない。 「未来がどんなふうだか知りたかったら東京に行ってみればいいよ」と誰かガイジンが書いていたが、これは技術だけの問題じゃないかもしれないと最近思ったわけであった。なんたって、日本は ・世界に先駆けて20年ぐらい先に経済危機(バブル崩壊)。 ・もうすでに老人国家。 ・いきなりエネルギー危機。これにしてみれば、50年ぐらい先を行ってるんじゃないかと思うが。 ということで、私のイメージでは「未来国家日本」なのであった。これからも目が離せない国である。プリウスプラグインハイブリッドに電気機器差し込めるなら、私も日本いたら買っち

インターネット経由でセミナー

というのをやった。私はボストンにいて、向こう側は三重大医学部である。ことの始まりは、三重大に行ってしまった島岡 要先生が、「こんなセミナーシリーズするんですけど、セミナーしてくれませんか」と去年の年末にメールをくれたことである。 島岡先生は、ハーバード大学医学部に留学して、ラボを持っていてブログを書いていた先生 だが、いきなり日本に帰ってしまったのであった。日本に帰ってしまわれた時には、「えー!まだまだ先生にアメリカでの生き残り方法を教えてもらおうと思ったのに!」と思ったものである。。。。どうやって島岡先生と知り合ったかは忘れたが、知り合いなのであった。確かプロ研に一度来てもらって、それでだったような気がする。。。。。 英語でセミナーをするということは最近は慣れてきたのでともかく、時差があるので日本は夕方の6時半、ボストンは朝の5時半なのである。。。。私は夜型なので、起きれなかったらどうしよう?と思っていたのであった。「三重大では偉い先生がセミナー室で座って待っているのに、インターネットでの向こう側ではプレゼンテーターが寝てた。。。」ってのは、結構私としてはあり得る話なので、「どうしよう!!!」と親と話して盛り上がっていた。非常に心配なところであった。 さて、しばらく音沙汰がなかったのだが、理由はどうも日本の大学は4月から新学期ということだったらしい。そのうち日時を教えてもらい、なんだかんだと連絡を取り合っているうちに、どうも新年度始まってのシリーズ第1回が私ということが判明! えー、私が一番最初ですか!! あらー! トップバッターである。そのうち GoToMeetingというソフト をインストールして使い方を習ったりしていた。そうこうするうちに、テレビが取材しに来ることになったという話を聞かされる。 えー、テレビー! 昔親が言っていた「大画面テレビで気になるのは実は歯並び!」という話を思い出したが、私、まだ歯の矯正中である。歯の矯正したままテレビデビュー??? がーん! とまでは思ってなかったが、テレビはちょっと緊張する。「三重大では偉い先生がセミナー室で座って待っていて、しかもテレビの取材班も待っているのに、インターネットの向こう側ではプレゼンテーターが寝てた。。。」ってのは、親のいうところの「どこか抜けてる」私には、やっぱりありそう

確定拠出年金 日本版401k

親戚から 確定拠出年金(日本版401k) の相談を受けた。「何がなんだかわからーん!」って感じ(笑)  まずどんな選択肢があるか調べてもらった。 次に 株 債券 投資信託 アクティブ型投資信託 パッシブ(インデックス)型投資信託 とは何かを調べてもらった。 で、その時点でスカイプスタート!  今やぼけっとしているとAIJのようなものに騙される時代なので、一応最低限の勉強をしっていてもらわないといけないことを説明。2000万円が気づいたら200万円になっていた、では引退できませんから(笑) 株がどういうものかを言ってもらった後、株主は経営に参加できること、そしてどういうものかを見るために、東京電力の株価を一緒に見る。 それから、どうやって稼いでいるかわからんもんには手を出さないということを説明。AIJがどうやって稼いでいるかわからなかったらお金を預けない。ホリエモンがどうやって稼いでいるかわからなかったら株を預けない。 世の中に旨い話なんてありませーん! お金を稼いでいるのは理由があります! お金は湧いて出てきませんから(笑) 債券も説明する。話題は、国債とかギリシア国債とかまでおよび、盛りだくさんである。 投資信託も説明。アクティブ型とインデックス型の違いも説明した。 円高の意味も説明。アメリカ国債を買うために、120円で1ドルに変えて、国債を買って、それが1ドル5セントになりました。ところがその時に円高になり、1ドルは100円になりました。なので、1ドル5セントのお金は105円になりました(がっくり) インフレが何かも説明。チョコレートは今100円です。100円を銀行に預けると1年後には利率3%で103円になりました。ところがインフレ率は4%だったので、チョコレートは104円になっていました。なので、103円では買えません。 ダメじゃん。 預金だとインフレには勝てない。インフレ率に勝つように株に投資しましょうってのが通説。 で、ここで二人で「日本ってインフレ率いくつ?」という話になる。 世界経済のネタ帳 日本のインフレ率の推移 っていうのを見ると、1999年からずっとマイナスか、ちょっとプラスぐらいである。 今のところ、「全部の選択肢の手数料とリターンを調べて頂戴」と言ってスカイプ終了。 デフレだ

エコノミストから見た原発

今年の冬は暖かかったので、春がもう来てしまい1ヶ月ぐらい早く花粉症になってしまった。目がかゆいんですけどー! さて本題に入って。 CVSで、The economistの特集で、 Nuclear Energy The Dream that failed というのがあったので、ついつい買ってしまった。14ページもあったが、インターネットが家に通ってないので、普通に読めた(笑) 今後原発は減っていきそうである。理由は結構簡単で、 1.コストがかかりすぎる。他のエネルギーのコストがもっともっと高くならない限り、無理。 2.普通は競争を経てコストが下がるのだが、「なんせ多きすぎる装置である」+「核燃料から核兵器が作れるからいろいろ制限がある」ので、競争できずコストが下がらなかった。 3.今後の安全面+テロ対策とかを考えたら、コストは上昇する一方。 4.Renewable energy(太陽電池とか風力発電とか)のほうは競争でコストが下がってきている。 5.最近はガスを使うところも出てきた。 ということらしい。14ページの特集をこんなうろ覚えに省略していて、ええんかいなー。。。。昔はそれこそ「夢のようなエネルギー装置」だったらしい。 なんにせよ、70年間の間仕組みも高度になってないしね。あの、原子力で水を沸騰させて、それでタービンをまわして、後で海水で冷却するという構造を見たときにはびっくりしたもんだ。。。生物学のほうが進んでるぞ。 70年前だったら1942年。wikipediaによると、 DNA二重螺旋モデルが提唱されたのが1953年 。 今や羊のクローン一匹作れる時代(笑) 経済雑誌だから観点はお金からで、しかも海外(イギリスの雑誌)から書いてるから、冷静な判断だし、なかなかよろしいかと思う。面白かったので、興味のある人は上のリンクからどうぞー。英語だけどね。 今日の教訓 結局「採算が合わない」ということで、原発は減っていくのね。 追加情報 ビデオ発見。イギリス英語のリスニングの勉強にどうぞー。

さぎー、さぎー

全くやな話である。うちの祖母のところに怪しい電話がいっぱいかかってくるそうな。今のところ母親が撃退しているが、敵も手を変え品を変え、いろいろな手法でくるらしい。 こんなやつ 。 社名をグーグルで検索したら一発で出て来た。うちの親は「えー!私が検索しても出てこなかったわよ!」と言っていたので、「何使ったの?」って聞いたら ヤフー そうか。。。。「今後はグーグルかBingを使ってください」と言っておいた。 それにしても、どうしてそんなに電話かかってくるんだろう?と思った数時間後、もう一度親に電話をかける。 「ひょっとして電話帳に電話番号載ってるの? 載ってるんだったら消してもらいなさい!」 ということで、ハローページ(だったっけ?)に電話番号がのっているのかもしれないのだった。敵はそんな初歩的なところから情報を得てはいないかもしれないが、とりあえずそこから直していかないと。「電話帳に載っている番号を祖母から親にしたら、全ての勧誘は祖母ではなく親に来るのか?」という会話をして親子(私と親)で盛り上がったが、親もそんなにヒマではないだろうから、その仮説に対する実験はしないことにした。 それにしても日本には Do not call はないのか?こっちにはあるぞ。登録してなかったら、勧誘電話やなんやかんやで大変迷惑なはずー。友人は勧誘電話の相手をすることで、英会話の練習してたが。あるいは誰か日本人が、なんか「タダで旅行いけますよー」(でも不動産を購入させる)という勧誘で、フロリダかどこかに行ったという話も知ってるが。ようやる。えらい目に会わないように、気をつけないと。 さて、ちまたで有名なAIJ投資顧問の事件である。引退しようと思ったらお金が消えていた、とか考えるだけでも、私なんかお金あずけてないのにものすごい憤慨であるが、引退間近か引退している人は一体どう思っているんだろう。 この従業員8人だか12人だかの会社、ケイマン諸島に銀行口座を持っているとの噂もあったし、一体どういうことなんだか。。。って思っているのだが、謎の官庁OB(なぜ名前出てこない?)も関わって、もうまるでミステリー小説! ちっとも情報が明るみに出てこないんですけど、2000億円も消えたのに!  ケイマン諸島、じゃなくってtax havenの参考文献(英語) Should

雪が降らない!

てんこもりだった去年の冬と比べて、今年は何も降らない。そして全然寒くないー! 1月に雨が降った時には、ものすごくがっくりした。 なんてこったい。これじゃスキーに行く気もなくなるではないか。。。 スキー学会も今年はめぼしいのがないし。このままだと、スキーにも行かずに冬が終わってしまう。。。。今年は日本とヨーロッパはものすごく寒いらしいが。アルゴアのAn inconvenient truth(2006)によると、地球が温暖化すると、西海岸性気候を作っている海流が止まって、ヨーロッパは氷河に埋もれてしまうらしい。。。。。 寒くないおかげで(?)今年の冬はジョギングなんだか買物なんだか、ただのウォーキングなんだか、お散歩なんだかというジョギングができる。まあそれでもスニーカーでは寒いので、ハイキング用靴下を買ってみた。こんなやつ。 変にお天気が良い日には、自転車でチャリチャリと遊びに行けるぐらい、本当に今年は雪が降らないのであった。まあ、それなりの重装備はして自転車こいでるけど!そして、寒くないと言っても普通に0℃前後だったりするが。 今日の教訓 雪降ってねー! 雨乞いならず、雪乞い

初めてFidelityを訪問

Image
日本にお金を送らなくてはいけなくなった。 Fidelityに「どうやったら送れるのー?」と訊いたところ、なんと支店に行かないといけないらしいという返事。仕方なく(?)Boylston StreetにあるFidelity支店に行ってみた。 受付にいたお兄ちゃんはアメリカ的ハンサムであった。私が言うところのアメリカ的ハンサムというのは、映画のスーパーマンとか、バットマンとかである。ああいう主人公って、なんかあり得んハンサムだよなー。ヨーロッパ的ハンサムじゃないけど。。。。。って書いた後調べたところ、バットマンの主人公はイギリス俳優であった。その美人受付嬢ならぬ、ハンサム受付ボーイ(私よりも若いと見たので受付ボーイ)をおくとは、Fidelityってそういうところなのだろうか。。。。うーん。で、腕時計見て「高そうだなー。じゃ、millionaireになるには大変そうだなー」と思う(笑)。くわしくは、「隣の億万長者」という本を読んでください。英語版はMillionaire Next Doorをどうぞ。 さて、そのハンサム受付ボーイに、これこれの金額を日本のこの口座に送ってほしいって伝えたところ、「日本円で送る? それともドルで送る?」と訊かれた。考えた事もなかったのだが。。。結局日本円に変換してからおくってもらうことにした。何が違うのか全然不明なのだが、なんだかんだ応対してもらって無事終了。その後ちゃんと日本にお金が到着したことも確認した。 しばらく経った後、Fidelityからお手紙が来た。 「あなたはこれこれのお金をこの銀行口座に送ってますが、ちゃんと情報はあってますか?違っていたら連絡ください。」 その銀行口座、なんとJP Morgan Chaseなのである。。。。なぜ?お金到着したからいいけど、なんか違うような。。。。。 今日の教訓 それにしても日本円高すぎるんですけど。

昔の物の整理

今回日本に帰った時、親に「あなた荷物整理しなさいよー!」と言われたので、整理してきた。 段ボール2箱か3箱からスタート。段ボール2箱しか所持品が無いのも、よく考えたら不思議なものである。普通の人って、もうちょっと物を持ってるもんでは。親に言われた通り、本当に私は「モンゴルの遊牧民」らしい。で、中身チェック。出て来た面白いもの。 1.高校入学の時の私立高校の入学案内書!(校長先生からの一筆付き!)  2.受けた大学(4つ)全ての願書とか受験書とかの書類! 3.大量の学業お守り(12個ぐらい?) どうも、受験が相当ストレスだったらしい。。。 私立高校の入学案内書も、公立高校落ちたら行くために、取っておいたんだろう。。。。受験直前の三者面談で、担任の先生に心配そうに「大丈夫でしょうか」と聞いたもんである。ちなみにその私立高校は遠かったので、公立高校に受かったら行く気は無かった。 大学の受験願書はなぜ全部取っておいたか不明。これまたきっと「落ちたら行くために」取っておいたのかもしれない。でも、落ちたのまで取っているのはなぜだか不明だが。しかも、試験問題まで、ちゃんと取ってるし!!!!! 受験願書および入学案内書は全部すっきり捨てた。大量のお守りは親に言って神社に持って行ってもらうことにした。今まで守ってくれて、どうもありがとうございますー。 私は大学は下宿したかったのであった。問題は、家から通える大学で結構いいのがあったことであった。それで、「下宿してもいいよ」という許可を得るべく、必死に勉強したものである。ちなみに「家にお金は無い」と思っていたので、私立は考慮してなかったのであった。 荷物は結局段ボール1個分に縮小してきた。もう本当に「遊牧民」だよ。。。 ついでに、「これ持って行って!」と親に小さな箱を渡された。なんと、へその緒だそうである。それって、一体どうするの! 今日の教訓 それにしても、変な物が出てくるものである。 過去のブログ ・ 大阪、また京都、そして宮島

2011年日本旅行その4 大阪、また京都、そして宮島

舞妓体験の後は人ごみの東側京都を観光した。 次の日は大阪観光。梅田スカイビルに行ったら、なんと下でドイツクリスマスマーケットをやっているではないか。ちゃんとしたドイツ風の小屋で、ドイツ人がいて、ソーセージを焼いたりしている。その前で日本人の女の子がサンタクロースの格好をして客の相手をしている。なんと、グリューワイン(クリスマスマーケットで飲めるホットワイン)まである。。。。しかもドイツのクリスマスマーケットが開く前に飲めるなんて! 900円というぶったまげ値段だったが、しかも全然寒くなかったが、その辺はほっておいて飲む。自慢げにドイツ人友人に連絡する。 梅田スカイビルにドイツ総領事館があるので、誘致したのだろう。もう10周年だそうである。ドイツ人、クリスマスマーケットが無いとやってられない? その次にはまた京都。今度は嵐山に行った。今年は紅葉がおそいらしく、嵐山は紅葉になってなかったが、人だらけだった。ああ、秋の京都に、嵐山に行くなんて自殺行為だわ。。。ついでに金閣寺にも行った。 その次の日は長崎に移動。その途中で広島の宮島に行った。今回初めて。 Trip Advisorによると、 外国人お気に入りの観光スポットNo.1は宮島 なのである。この宮島、Japan rail passで宮島航路のフェリーに乗って行ける。JR、結構粋なことをするではないか。きちんと調べるまで、知らなかったよ。 さて、なぜか宮島フェリーに乗るころから、外人さんの割合が高くなる。京都よりもどこよりも、外人率が高いところだった。なんともなんとも、「外人が好きなところと日本人が好きなところは違う」という典型的な例である。 そして外人さん、鹿がうろうろしているのにびっくり。触っちゃダメだよー。奈良の鹿が今はどうかは知らないけど、宮島の鹿には餌をあげてはいけない。鹿は神の使いであるが、うちの親によると、宮島の鹿は奈良の鹿よりも格が上らしい。。。。鹿にもランクがあるとは知らなかった。 厳島神社 、満潮の時に行ったが、きれいだった。装飾の無い朱色がいいのよね。わざわざ海の上に立てるって、すごい話である。ついでに焼き牡蠣も食べる。 外人さん連れて行くのにおすすめ! ついでに広島原爆ドームにも連れて行くのが良し。なんたってトリップアドバイザーのNo.2だし。ちなみにトリップア

2011年日本旅行その3 舞妓変身体験!

「いい歳して、芸妓じゃなくって舞妓かい!」っていう突っ込みはしないように。 今回の日本旅行、ボストンからニュージャージ経由で成田、じゃなくって成田も経由で伊丹空港に着いたのだった。ニュージャージのNewark(だったっけ?)空港から成田まで14時間以上! 成田の後伊丹に着いて、それから大阪に着いた頃はよれよれになっていたのであった。  そのよれよれの次の日の朝に、大阪から京都に行って舞妓変身体験をしてきたのだった。「なんでそんな事を?」と言われそうだが、京都にウン年住んでいて、その後海外なんか行くと、そういう事がしたくなるものなのである。 行ったのは 舞妓変身スタジオ 四季 。清水寺の近くである。京都に舞妓変身処はいっぱいありすぎて選べなかったので、家が京都の呉服屋であるという友人に聞いた。そしたら二つ教えてくれて、そのうちのスタジオ四季にしてみたのである。ミニ野外舞妓撮影プランを選ぶ。 さて、二年坂とか三年坂とかを降りてお店に行った。まず肌襦袢だかに着替えた後、化粧をする。この舞妓の化粧、おしろいだが、もう、まるでペンキである。それを背中にもがーっと塗るのである。そして、その上におちょぼ口の口紅とか、マスカラとか、いろいろ塗られる。奥二重なので、アイライナーを3回も塗られた。。。。 半かつらと全かつらがあって、半かつらのほうが本当はいいんだけれど、時間とお金の都合上(笑)全かつらをかぶった。「時代劇のようになりますよ」と言われたが、本当に時代劇のようである。かつら、結構重い!しかも横が締め付けられるー。 その後着物を選んで、ちゃちゃっと着せてもらって、ガシガシーと締め付けられた後、「こんなんで舞妓とか芸妓は踊ってるんかー!」とこぼす。途中でオランダ人の女の子のちょっと複雑な英語のお願いの通訳もこなす。その後例の下駄、じゃなくって、沓を履いて外に出陣! 歩けませんわー! この沓じゃ無理ー! 特に下り坂が無理ー! グチ言いながらカメラマンの指示通りの方向を向いて、写真を撮ってもらった。京都はやっぱり外に出た方が、背景がよろしい。カメラマン、もとい、カメラガールもその辺、絵になるところを選んでいるのである。 それにしても、頭痛いんですけど。こめかみ締め付けられるんですけど。 ってなことで、写真の後にちょっと散策する時間もあったのだ