Wednesday, December 10, 2008

Kunst und Musik (芸術と音楽) その2 オペラ

ドイツに行く前にコンサートのチケットを購入しようとして失敗し、友達に頼んだ話は前に書いた。
友達、見事にチケット購入を忘れてくれた。 別にいいけど。
逃したのは、これ。
Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks
Mariss Jansons

Donnerstag | 27. November 2008 | 20.00 Uhr
Wolfgang Amadeus Mozart Symphonie Nr. 36 C-Dur, KV 425 ("Linzer")
Anton Bruckner
 Symphonie Nr. 4 Es-Dur ("Romantische")
バイエルン放送交響楽団
指揮 マリス ヤンソンス
「おお、すごい! なんて物を逃したんだ! もったいない!」と思った人は、かなりのクラシックオタクだと思う。
しっかし、いっぺんバイエルン放送交響楽団聴いてみたかったのに、残念。
しゃーないなー。 またミュンヘン行くか!

チケット購入に失敗したので、今回はどのコンサートにも行く予定がなかったのだが、ドイツボスとクラシックの話をしてたら、行きたくなった。
そこでオペラのチケットを買いに行く私。
ポスドクの給料の関係で、立ち見席(14 Euro) 。 だって、座る席が高いのしかなかったんだもーん。 74 Euroも払うだけのお金ないもーん! 
日本人には「立ち見席なんか買ってないで、せっかくだから一番良い席を買いなさい!」と言われそうなもんだが、そんなわけないのである。 ドイツで2年暮らした私には、オペラはそんな特別の物ではなくって、普通の日常だったのである。 「今日はオペラ行ける時間があるわ」、と思ったら、朝からちょっとおしゃれな格好してラボに行き、そのままオペラ座に行ってチケット買ってそのまま見る、みたいな生活していたのである。あるいはミュンヘン・フィルハーモニーのあるGasteigにふらっと行くか。

上の文章はもちろん自慢である。クラシックオタクなら、泣いてくやしがるだろう。 
くやしかったらドイツに留学してください。 あるいはなるべくヨーロッパの学会に行って下さい。

そういうことで、前日にオペラのチケットを買って、次の日オペラである。
Bayerische Staatsoper
Generalmusikdirektor
Kent Nagano

私がいた頃のズービン・メータはいなくなって、ケント・ナガノになっている。
オペラが終わったあとで撮った写真。Bayerische Staatsoperはこんな感じ。

Georg Friedrich Händel  (ヘンデル)
Tamerlano
Musikalische Leitung: Ivor Bolton (指揮者 Ivor Bolton)

In italienische Sprache mit deutschen Übertiteln(イタリア語で、ドイツ語字幕)ということで、私には理解出来ないものであったりする。でも、英語の映画でも時々わからんから、別にかまわんと思う。 どっちにせよオペラのストーリーは比較的わかりやすいし。
恋愛とか。
恋愛のからんだ悲劇とか。どっちか(笑)。

オペラの感想をのべると。
うまいねーーーー、オーケストラ。 どこぞのオーケストラは金管が音をはずすんで、そのたびにひやっと気になって、おちおち楽しんでられないんだけれど。
バイエルン国立歌劇場のオーケストラ、音はずれないねー。なんだか安心して聞けるね。
音楽がすごく良かった。 知らなかったけど、ヘンデルの音楽って、そうだったのね。

歌手もうまいし。 Tamerlanoは男性なんだけれど、異常に高い声だった。
うわっち。今はカウンターテナーだけれど、昔はもしやカストラートの役????
もう一人の男性役は、明らかに女性がやってるし。 2人カウンターテナーをそろえるのは不可能? 昔はカストラート2人ってこと????
ヘンデルの時代ってそういう時代だったのか。。。。。 

さて、オペラに戻ってストーリーとしては、きれいな女性に二人の男性が恋をして、それと女性のお父さんが出てきてごちゃごちゃ、、、、、という感じだった。 (だってオペラのドイツ語わかるほどドイツ語読めないし。。。。)
途中で「愛が無いなら死んだほうがまし」とか、女性とお父さんと合唱してるし。
最後のお父さんが毒飲んで死亡して、傲慢な男性Tamerlanoがもう一人の男性に女性を譲っておしまい。

意味はわからないけど、別にいいのだ。 ストーリーは後でちゃんとWikipediaでTamerlanoで調べたし。ちゃんとTamerlanoとAndronicoの役はAlto Castrato(アルト・カストラート)って書いてあるし。

出てくる人物は6-8人ぐらいだったと思う。
そして、小道具は木の椅子1つ!
舞台の上に木の椅子1つ! 
毒のコップとか、そういうのはあるけど、小道具は木の椅子だけ!!!!!! 
しかも木の椅子、小学校の図工室にありそうなやつ!

昔メトロポリタンオペラに行った時に、本物の馬が出てきたのを思い出した。 ソリスト52人と馬1頭。
アメリカ人って、バカ?
派手だったらいいってもんじゃないぞー。

そういうことで、最高のオペラを堪能しつつも、立ち見だったの疲れてしまったのだった。 


今回探検に行くのを忘れていた、Bayerische Staatsoperの中の、きれいな場所。 オペラが終わったあとはお姉さんが階段でしっかり番をして、お客さんが階段を登って探検にいかないようにしている。

ミュンヘンでは、道端で演奏している音楽家でさえプロ級の腕である。 
Harvard Squareで胡弓をへにゃへにゃ弾いている音楽家を見るような国とは比較してはいけないのだる。
オペラの帰り道で、そう思ったのであった。

今日の教訓 やっぱり、オペラはよいぞ。

欧と米の違い オーケストラのチケットを買おうと思ったら、クレジットカードが使えなかった話。
最高の贅沢をお安く ミュンヘンでオペラ・コンサート三昧だった話。
クリスマスと誕生日はニューヨークで ニューヨークのメトロポリタンオペラに行った時の話
Royal Concertgebouw OrchestraとMariss Jansons マリス・ヤンソンスがロイヤル・コンセルトヘボウを連れてボストンに来た時の話
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