大学で教わってこなかったこと 人脈のちから

日本の某私立大学出身の人と「大学の時にどんな形式の試験があったか」という話を昔したことがある。

日本の某国立大学(私の大学)の場合、
A3の真っ白な紙(わら半紙)を渡される。
もう一つ小さな紙を渡される。こちらには3問問題が載っている。
A3の紙に、自分の名前もろもろを書き、3問の問題に対する答えをひたすら書く。裏も使っても良い。

某私立大学の場合、
マークシート

こんなに違うんですねえ。大学によって! 

さて、某国立大学出身の私であるが、全然大学で教えてくれなかったことがある。
人脈の力である。コネ力である。 私の某国立大学と某私立大学ではこの辺、差があると思う。 
それとも私が世の中人脈とかネットワークが必要である、ということを知らなかっただけか?

私の場合、コネというと「お代官様、どうぞ食べてくだせえ」と裕福な商人のおっちゃんが菓子箱を渡して、蓋をあけると小判がいっぱい入っている、というイメージが出てくるのである。きっと私だけだろうと思うが(笑)。

けれど、人脈というのは、もっと違うものなのである。 要するに、知らない人よりも会ったことがある人のほうが仕事がしやすいということだろう。 どこの馬の骨かわからんやつよりも、ちょっとでもどっかのパーティで会ったとか、学会でしゃべってみたとか。あるいは、「この人結構いいよ」と言われて紹介された人とか。 紹介した人が、信用がおける人だったら、「あの人が紹介しているんだから大丈夫かも」と思うわけである。

本田健「コミック ユダヤ人大富豪の教え②」によると、
・いいチャンス、情報、お金は人を伝ってやってくる。
・自分よりも少し格上の人と付き合って頑張っているうちに、自分の格も上がってくるらしい。
他のこともいろいろ書いてあったので、興味があるかたは読んでください。

友達から聞いた名言。
10回のメールより1回の電話、10回の電話より1回の面会、10回の面会より1回の飲み会
そういうことで、いろんなところでネットワーキングが必要なのであった。 

今日の教訓 人脈の力を軽くみてはいけませんぞ。

過去のブログ
Workation (あるいはWorcation) その2 (学会に行く話)
怒涛の「研究者のためのネットワーキング」 (第1回 研究者のためのネットワーキングについて)
プロ研の宣伝 ネットワーキングの会 (第1回 研究者のためのネットワーキングの宣伝)
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