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Showing posts with the label ボケても忘れない食べ物

食欲をそそる映画、食欲をそそらない映画

昨日あまりにやる気が無かったので、NetflixのWatch Instantlyで映画を二つも見てしまった。 1. The Ramen Girl 日本に来ちゃったアメリカ人の女の子が、なぜかラーメン屋で武者修行する話である。日本語もわからないのに。。。。 結構よく出来ていた。と、その辺は良いとして、 ラーメン食べたい! 困りますなーーーー。こういう映画を見ると、食べたくなるんですな。 2. Food, Inc. アメリカの食べ物がどういう風に出来ているかの、ドキュメンタリー映画である。 最初に知ったのは、Whole Foodsで映画紹介のカードをもらった時。次に知ったのは、この前のアカデミー賞にノミネートされていたから。 アメリカにいて、怖い物を見たい人、おすすめ。 私は決意した。 もう、whole foodsでしか買物しないからね!(←事実上無理)あるいは Russo's か。あと、食べ物は加熱する! ということで、映画を見ていて、一気に食欲を無くしたのであった。ほんと、げんなり。 食欲をそそる映画をもう一つ思い出した。 Eat Drink Man Woman (日本語名「 恋人たちの食卓 」) 中国の映画であるが、美味しそうな料理がいっぱい出てくる。 アメリカにいる日本人には毒な映画である。 中国人のジョークも入っていて、結構面白い。 今日の教訓 ラーメン食べたいぞー。 過去のブログ ・ ヨー ロッパ標準仕様 (チョコレートの話)

ヨーロッパ標準仕様

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昨日は、Netflixで借りていたChocolat(ショコラ)を観た。最後のほうの市長さん(村長さん?)のようにやってみたいと思ってしまった。 さて本題に入って。 私の愛するRitter Sport(チョコレート)のドイツ直輸入版をShaws(スーパーマーケット)で見つけた。見つけた時はシールが貼ってあったので、それを剥がして写真を撮ってみた。 9カ国語での成分の説明である。  写真をクリックすると、大きな写真が出てくる。ドイツ語が見あたらないが、たぶんカメラで取るのを忘れたんだろう。。。。。 よく考えたら、ヨーロッパの製品は全部こんな感じだった。日本製品でこのぐらいの気合いの入っているものは、たぶんカメラだけなんじゃないかな。 今日の教訓 日本製品をアジア仕様とかにしたら、日本語とー、英語とー、中国語とー、韓国語ぐらい? 過去のブログ ・ ドイツ人とチョコレート

アメリカ在住日本人(魚好き)に朗報

私の日本人友達が念願のPIポジションを取り、引っ越しすることになった。アメリカの内陸部である。問題のうちの一つは魚である。アメリカ内陸部に引っ越せば、もちろん新鮮な魚なんていうものにはお目にかかれない。 彼ら、例によって例のごとく冬になると行くIntershell(ボストンから1時間車で走ったところにある魚屋さん)に行って、店の人に「引っ越すから、もう魚を買いにこれなくなるわー」と愚痴った。 するとお店の人はこういった。 大丈夫!送ってあげるから、ウェブサイト見て連絡ちょうだい! それを聞いて私はさっそくIntershellを検索してウェブサイトを見つけた。 Intershell おお! Products (商品)のページを見たら、写真付きで魚+貝+ウニが載っている。 Custumers Inquiry (注文書)を見たらe-mailで注文するところと、FedEx(フェデックス)のゾーン表と値段表が! このウェブサイトを、アメリカ内陸部に行ってしまった友達に教えたら、さっそく注文したらしい。 はやい! 彼ら、 Kendall納豆 もお取り寄せしたらしい。 今日の教訓 アメリカ内陸部に行っても生活できそうだ。というか、ボストンにいるけどお取り寄せしちゃおうかしら。。。。。(←怠け者) 過去のブログ ・ 丼もの第2弾 ウニ丼

ドイツ人とチョコレート

ドイツ人はチョコレートが大好きである。 スーツケースいっぱいのチョコレートを持ってきたとか、何kgのチョコレートを持ってきたとか、冷蔵庫には大量のチョコレートが保存されていて、それを少しずつ食べているとか、そんな話をドイツ人はしている。「そのチョコレート!一回も持ってきてくれないじゃないか!」と抗議すると、「やだ」と私の友人のドイツ人は言う。 昨日大学に知り合いのドイツ人がセミナーに来た。ニューヨークに住んでいるドイツ人である。私と45分話す機会があった。3-4時頃だったので、Milkaをshaws(スーパーマーケット)で買って大学に持ってきた。 Milka は私の周りのドイツ人が好きなチョコレートである。 Milkaを2枚とRitter Sportを取り出して、「はい。これあげる」と言ったら、ドイツ人が目を輝かせ「お!Milkaだ!」と言った。さっそく開けて食べながら、ドイツに比べて値段が高いとか、話が弾んだ。(←そんな話より研究の話をしなさいってば) ニューヨークのドイツ人「ニューヨークではRitter Sportは手に入るんだけれど、Milkaは手に入らないんだよ。どこで手に入れたの?」 私「ShawsかWalgreen(日本で言うところのドラッグストア)で売ってるよ」 ドイツ人「ニューヨークにはWalgreenはあんまりないんだよ」 Walgreenはボストンにあるが、ニューヨークには無いのか。。。。。 チョコレートを食べながらディスカッション(チョコレートについてではなく、研究のディスカッション)をした後、ドイツ人は開封されたMilkaを見て言った。 「これ、もらっていい?」 私「どうぞどうぞ。 そっちの開いていないほうのMilkaも持っていっていいよ」 ドイツ人「え、そんな」と遠慮。 私「でもニューヨークじゃ買えないんでしょ? 持っていっていいよ」 ドイツ人、ものすごくうれしそうな顔をしながら「ありがとう!」 その後ドイツ人と、私のボスと、隣の隣のボスとディナーに行った。 ディナーの後、うちのボスとホテルまで送りに行った別れ際、ドイツ人は言った。 「Milkaありがとう。今晩も食べるし。まあディナーでお腹いっぱいだけれど」 一体どんだけチョコレート好きやねん。 私「そこの通りの角にね、Walgreenがあるから、Milka買えるよ」 次の日に彼がWalg

Artu

1ヶ月ほど前に友人(日本人)の結婚式に行き、その後ディナーに行った。 Artu ボストンのおしゃれな通りCharles Street (チャールズ通り)にあるレストランである。 美味しかったので、忘れる前にブログにする。 値段をウェブサイトでチェックしても、そんなに高くない。 非常にいいセレクションである。 一緒に行った日本人皆で、ものすごく幸せになって帰ってきたのであった。 Artu  ★★★★★ (5つ星、wonderful!) 今日の教訓 また行こうっと。

ボストンのシーフードレストラン

知り合いが来たりすると、シーフードを食べてもらいたいのだが、いつも困ってしまう。 レストランをあまり知らないのである。なんせ貧乏ポスドク、もとい貧乏インストラクターなもんで、ロブスターを食べたくなったら、買ってきてゆでるか蒸してしまうからである。一人ロブスター一匹ずつ。 最高のおもてなしだと思うけれど、違う? そして、ウニや生牡蠣が食べたくなったら、友達にお願いしてGloucesterという港町まで連れて行ってもらい、殻つきウニおよび殻つき牡蠣を買ってくるのである。(←貧乏インストラクターな気がしなくなってきた) まあ友達が来たのならそうできるが、教授とか来ても家には呼べないしな。 早く偉くなって、家に招待できるようにしようっと。 今日もボスに「おいしいシーフードレストラン知らない? この前しらべてただろ?」と聞かれて、「一番いいのはね、 Shaws (スーパーマーケット)でロブスター買ってきて自分でゆでるの!」と言ったら却下された。 仕方が無いので、「うーん。そういやプロ研のブログに書いたはず」と思っていろいろ紹介した。 先生方を連れて行けるような、おいしいレストラン いろいろ紹介したのに、「あそこはどうもなー、ここも行った事あるけど、どうもなー、」って言っていた。 ボスボスボス、自分のほうが行ったことあるじゃん! 聞く人が間違ってますよ。 さて、シーフードの話で思い出したのだが、ボストンには Legal Sea Foods なるシーフードのレストランがある。 Legalの意味は、Yahoo辞書による と、 適法の, 合法的な, 法定の, 法律に基づく. である。 Prudential CenterのLegal Sea Foodsは2階にあって、昔は1階は何も店が無くって中が見えなくなっていたので、友達に、 「あの下には、きっとIllegal Sea Foodsがあるんだよ。」 と言ったら受けていた。そんなわけないが。 いまは1階はグッチになってしまった。 今日の教訓  Best of Boston 2009 および「 日本人が決めるボストンのベストレストラン 」によると、 Neptune Oyster が一番らしい。 過去のブログ ・ ロブスターお届け  日本にロブスターを郵送すること。 ・ 年末の飲食について

旅行 後半 スペイン・マドリード編

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旅行 前半 フランス・ボルドー編 の続き ボルドーの後はスペイン・マドリードに戻った。ドイツ・ミュンヘンにいたときのスペイン人の友達がマドリードに戻ったので、会いにいったのである。 ちなみにスペイン人も英語がまずいらしい。最初にマドリードに降りてボルドーに行くときの飛行機にのるときに、「この飛行機はどこから乗ればいいの?」と空港の係員に訊いた。おじさんのした返事。 「×△○」(出口らしい表現) 人差し指で天井を指す。(上に行けという意味) 「ブス」(バス?) 「テ」 四本指を出して「クアトロ」 「外に出て上の階でバスに乗り、ターミナル4に行け」という表現であった。 そういうことからマドリードに戻ってきたときもドキドキしていたのだが、友達がいるので安心。友達の家族の所に泊まらせてもらった。 ちなみにお母さんもお父さんも英語が通じない。私の友達がいるときは、友達が英語からスペイン語の訳していた。しかし友達がいないときは身振り手振りである。身振り手振りは国際的に通じるかと思いきや、通じないこともあるのでご注意。 今回持っていった Lonely Planetのマ ドリードのガイドブック には、なんと簡単な会話とかが載っていない。ここに「アメリカ人が国外に行っても英語しか話さない」理由があるのかと思ってしまう。 マドリード観光の途中でLibreria Internacionalを見つけたので入ってみた。旅行用スペイン語ー英語の本を見つけたので購入。友達のご両親との会話を試みる。 私が今回習得したスペイン語は Gracias! (ありがとう!) ナダ (nada?)  (英語のIt doesn't matter 日本語でなんだっけ?) ペラ ペラ ペラ (「待て待て待て」らしい) ウノ ドス  ペロ Perro(犬) ヴィノ Vino(ワイン) ガンバ Gamba(エビ) スペイン語はともかくとして、観光の話。 到着した日は土曜日だったので、飲みに行く。みなスペイン人で、私の友達以外は英語がしゃべれない。でもそんなことは関係ないのであった。 そして変な英語もかいてあるが、そんなことも関係ないのであった。 マドリードは不思議な街で深夜でも人がいっぱいあるいていて店が開いているのだが公共交通機関は2時には終了する。ミュンヘンはマドリードよりも静かな街であるが、Partygä

旅行 前半 フランス・ボルドー編

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島岡さんは「やるべきことが見えてくる研究者の仕事術」でブログを書くことを勧めている。その中にあった「ブログのタイトルの決め方」から引用。 タイトルは自分の思うまま何でもよいが、Googleサーチして同じものやよく似たものがないか確かめましょう 確かめなくっても、誰も「海外研究者のありえなさそうでありえる生活」なんてタイトルつけないよー。 さて本題に入ってまず最初に言っておきたいこと。 ドルで給料をもらっている方、おいそれとヨーロッパなんか行ってはいけません。ただいま1ユーロは1.5ドル。目の玉飛び出るお値段。 最初に空港でチェックしておいてよかった。ぼけっと買い物三昧なんかしていたら大変な目に遭っていた。アメリカにいても貧乏ポスドクだけれど、ヨーロッパに行ったらさらに貧乏ポスドク!そして今もっとも強い通貨は日本円。。。。 おいそれとどこにも遊びに行けない。 さて今回の旅行は、昔の同僚(フランス人)に「博士論文発表をするから来てー!」と言われたからである。France Bordeauxである。日本人なら誰でも知っている(?)ワインの有名なボルドーである。 View Larger Map 貧乏ポスドクがなぜヨーロッパなんかにへらへら行けるかというと、 US Airwaysのマイレージ が50000あったからである。ならミュンヘンによって行こうかと思ったら、なんとミュンヘンはオクトーバーフェストの真っ最中で、マイレージは100000必要であった。泣く泣く(?)マドリードを選んで、そこからボルドーへの往復航空券を買ったのである。 今回の旅行でやったこと。 ・元同僚のプレゼンの練習に付き合い、チェックすること。 ・元同僚の発表を聞くこと。 発表40分間+質疑応答1時間20分で、聞いているほうが大変だった。普段はフランス語でやるらしいが、私のボスがThesis comittee(博士論文の審査員)なので、英語。フランス人もみな質疑応答は英語。ご苦労様。 ・ワインをランチでもディナーでも飲むこと。 ・一つの食事を2時間かけて食べること。だいたいテーブルに座っていてもウェイターが来ない。ウェイターが来てメニューを渡してから、かーなりたって注文をとりに来る。そしてそれからだーいぶ経ってから前菜登場。(この時点でテーブル座ってから30分経過) その後メインの料理が来る。食べ終わった後ウ

日本人と寿司レストラン・・・・・・・とドイツ人

一週間前にドイツの同僚が「ボストンに今度の金曜日行くよ。寿司レストランでもどう?」と言ってきたので、行こう行こうという話になった。せっかくドイツからドイツ人が来るし、隣のラボのドイツ人、その隣のラボのドイツ人に「友達がドイツから来て一緒に寿司レストラン行こうと思うんだけれど、来る?」とメールを送った。そしたら、どうも 「日本人と一緒に寿司レストランに行く」 という企画が非常に魅力的に見えたらしい。あれよあれよと人が集まって12人になった。 ドイツ人11人+日本人1人 (←どう考えても会話はドイツ語 私が何語をしゃべるか不明) そのうちの1人は今日「私ね、今までの人生で2回しか寿司食べたことないの!」と言っていた。全員がそれなら適当にその辺の中国系なんちゃって寿司レストランに行って食べたらいいのだが、私の元同僚、なんとNYに留学していて、舌が肥えているのである。ミュンヘンでも日本食品店からわざわざネタを買ってきて寿司を作ってくれたりしたのである。ここでなぜ私が食べるほうにまわっているのかは突っ込まないように。 要するに、適当な寿司レストランなんかに連れて行ったら、「日本人としての私」が疑われるのである。「もう日本人としての資質は薄れてきてるじゃん」とも突っ込まないように。 1. 12人って、多すぎるし。 2. しかもほとんど学生とポスドクだし(要するに貧乏)。 3. しかも1人舌が肥えているし。 あ、自分を入れるのを忘れていた。2人舌が肥えてるし。 一体どうしたもんだろう。。。。。。と、考え中である。 この前は中国系なんちゃって寿司レストラン(結構流行ってる)に行って、「Kayが注文するんだよ」と言われていたが、私は注文する気も失せていた。 Spider Maki って、なんやねん。(Spiderは蜘蛛) Rainbow Maki って、なんやねん。(Rainbowは虹) Caterpillar maki はまあ慣れたけれど、日本語に訳すとやっぱりなー。(caterpillarは青虫) 注文する気失せるでしょ? しかも寿司レストランを名乗るのなら、最低日本語つきのメニューもってこい!(←意味不明) ついでに思うのだが、寿司は日本の食べ物なので、全世界の寿司屋に、フランスのミシュラン並みに厳格な★をつけるべきだと思う。これは日本人の責任である。 今年のあそこの寿司屋は★

ロブスターお届け

去年に続いて、またもやロブスターを日本に送る。もちろん生きてるロブスター。 今回は祖母の誕生日のため。 びっくりさせるんだから、誰もおばあちゃんに言っちゃだめだよー! Bennys Maine Seafood Inc. 日本語余裕で通じる。メールも日本語で送れる。  そして日本から取り寄せることもできる。 ロブスター  2匹 6500円。 3匹 8500円 5匹 13000円 10匹 20000円。 友人も日本に送って、好評だったらしい。 この会社、ウニも送ることができる。ウニ100g x 5パック $65 (約6500円) 「ウニ500g丼」とか食べてみたい。そしたら病院行きだな。 前も言ったが、この辺のウニは、 バフンウニ! である。バフンウニは確か長崎にもあったので、送っても仕方がないので送らない。 そして、ウニはやっぱり殻つきを自分で割って食べるのが一番美味しいのだ。今年も誰かに連れて行ってもらわなくっちゃ。 それにしても、長崎なんだから伊勢海老もあるだろうに、なぜロブスターがいいんだろう????? まあいいや。送っちゃえ。 今日の教訓 うちの家族にはロブスター好評。 過去のブログ ・ そしてロブちゃん日本に到着  (ロブスターを妹の家に送ったこと) ・ 年末の飲食について  (よく食べているウニがバフンウニであることが判明したこと)

お祝い、お祝い

論文がアクセプトされたので、昨日は友達と一緒に飲みに行った。 Douzo Modern Japanese Restaurant ハマチのカマ焼きと揚げ出し豆腐があった。(←レストランのレベルの指標みたいなもの) 飲んだもの。 1. Kaori Junmai おそらく、 これ 。名前のとおり、香りが高くてよろしい。 2. Saketini ウィキペディアによると、 Saketini is the general definition of a cocktail that uses Sake (otherwise known as Japanese rice wine) and other ingredients such as simple syrups, distilled spirits, liqueurs, juices and garnishes. The name saketini comes from the recent and popular usage of the suffix " -tini ", derived from the name for the classic cocktail, the martini , to denote any alcoholic drink that is served chilled in an 'up' glass. Sake(日本酒)とVodka(ウォッカ)のカクテルであった。 tiniの部分はMartini(マティーニ)からきている。ウィキペディア日本語版にSaketiniが載っていないということは、当然日本では普及していないということであろう。 そういうことで、Saketiniのレシピを発見したので載せてみた。 Saketini Recipe Add the following to a cocktail shaker: 2 ounces sake 1 ounce vodka Ice Shake well and strain into a martini glass. Garnish with a cucumber slice カクテルシェーカーに2オンスの日本酒と1オンスのウォッカ、氷をいれて振り、マティーニグラスに注ぐ。キュウリ(日本のではなくアメリカ

日本より黒船きたる

私の同僚がお昼ごはんの時に「これ、○○からもらったの」と、袋を持ってきた。見ると、 黒船 と書いてあったので、笑い出してしまった。 なんでも前の同僚(日本人)が学会でボストンに来て、おみやげとしてもってきてくれたらしい。 「その日本人に意味を教えてもらった?」ときいたのだが、教えてもらわなかったらしい。 黒船はねー、黒い船の意味で。 200-300年ぐらい前に日本はオランダ以外の国とは貿易しなかったの。 そこに突然アメリカから黒い船が来たの。 貿易をしようと思っていたのか、それとも植民地にしようとしていたのかは知らないけれど。 って言ったら、「 Last Samurai (ラスト・サムライ)の時代か?」と言われた。そうだけれど。。。。。。 さて、この 黒船カステラ 、アメリカ人には「パンケーキだ!」と言われていた。 中にカステラを切るナイフ(+スティック)が入っていて、私の友人は「すごい!さすが日本人(いたれりつくせり)」と気に入っていた。 専用の袋があって、 リボンがかけてあって包装紙で包んであって、 それを破ると箱があって、 それをあけるとまた袋があって密閉してあって、その中にはシリカゲルが入っていて、 やっとカステラに行き着くとおもいきや、カステラには紙のカバーがしてある。 日本って過剰包装。 それにしても日本から「黒船」と書いてあるカステラを持ってくるとは、すばらしいジョークだ。 今日の教訓 私も何かジョークになるものを日本からもってこようっと。

Sushi Party(寿司パーティ)

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2週間前の土曜日に友達のうちでSushi Partyをした。 Sea to you Boston で友達(アメリカ人)が寿司ネタを買って来てくれた。 私は寿司飯作り担当。 寿司飯が出来たあと、全員で巻きに挑戦。 魚はどうもアメリカ人には"Fishy(魚くさい)"らしく、友達は魚を手袋で触っていた。 左から時計周りにSalmon(サケ)、Tuna(マグロ)、Yellow tail(ハマチあるいはブリ)、White Tuna(ビンチョウマグロ)。 アメリカ人はInside Roll(ご飯がまわりにあって、中に海苔がある)のが好きらしい。どうも海苔はSea weed(海の雑草)であるので、嫌いらしい。でも見えなければいいらしい。 イクラのことをSalmon Eggと言えば「うわー!」と言って食べないが、Salmon Caviarと言えば喜んで食べるからな。アメリカ人、いい加減なものよ。 Caviar is the processed , salted roe of certain species of fish , most notably the sturgeon ( black caviar ) and the salmon ( red caviar ). (ウイキペディアより) キャビアは、チョウザメあるいはサケの卵を調理して塩漬けにしたもの。 ちなみに今回はイクラはない。 友達はウニも買って来てくれたので、ウニの軍艦巻きにも挑戦。 買ってきた友達は「ウニは昔食べてダメだったけれど、また食べてみる」と言って食べてみたが無理そうだった。 フランス人は食べてみて、「これ、昔子供のころに食べさせられたCatfish(ナマズ)の肝臓とそっくりな味がする」と言っていた。 。。。。。。さすがフランス人、日本人と同じく変なものを食べることよ。 そして、皆わさびを大量にしょうゆに溶かして、その中に寿司をどっぷりつけて食べるのである。 ウニは不評だったので私がありがたく残りを全部いただいて、次の日の昼ご飯でウニ丼にしたのであった。 寿司の話をボスにしたところ「俺は昔寿司パーティをしたときは、 Whole Foods (有機野菜が有名な、ちょっとお高いスーパーマーケット)の魚でやったよ」と言っていた。 Whole Foodsの魚でいけるのか? 今日の教訓 

Smelt fishing

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わかさぎ釣りに行ってきました。 はるばるMaineまで行って、それでまず一泊。 泊まったのは、誰かの別荘です。 アメリカでは、別荘を使わない間に誰かに貸すというVacation rentalというのがあります。 Vacation rentals by ownerというウェブページ もあります。 隣のボスも、ケープコッドの別荘をVacation rentalで貸しています。 さて、Maineでは3ベッドルームのおうちと1ベッドルームのおうちを借りました。 そこの別荘は、オーナーがいないときは管理会社がまとめてレンタルなどを請け負っているみたいです。 外観はみな同じだけれど、内装はオーナーの好みに応じています。 1ベッドルームのほうは普通でしたが、3ベッドルームの別荘は圧巻でした。 フラットテレビスクリーン。  暖炉。(ガス) 最新式キッチン。 もちろんdish washer(食器洗い機)。 もちろん、鍋や食器が全部ついています。グラスも赤ワイン用、白ワイン用、スパークリングワイン用があります。 ジェットバスが上の階にも下の階にも。 洗濯機+乾燥機つき。私達みたいな1泊しかしない人には役にたちませんが、1週間ぐらい休暇を取ってのんびりする場合には洗濯できたほうがいいでしょう。 「もう、ここに住みたい!」と言った人達がいましたが、確かにそうです。 別荘でこの高級感。まあ、別荘を持つぐらいの人だから、高級感を出せれるのかもしれませんが。 そんなところで、リッチじゃない私達は、まずお買い物に行きます。 宿に行く前に甘エビを売っている小屋があったので、そこで1パウンド1ドルの甘エビを8パウンド(約4kg)購入。2時間ぐらい前に取れたらしく、まだ生きています。 魚屋が閉まってしまっていたので、近くの スーパーマーケット に行って、牡蠣を30個、ロブスターを5個、ムール貝、それからLittleneck clamを購入。 牡蠣は、私が Williams-SonomaのOyster knife (牡蠣用ナイフ)を持っていったので、それで開けました。 ということで晩餐会が開かれたのでした。 アメリカ人やドイツ人は「日本人は食べない」と思っていますが、大間違いです。 「日本人は飲めない」とも思っていますが、それも大間違い。 これは、まだ半分ぐらい準備されたところ。 この後さらに追加で生牡蠣

ラーメン海外発送

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昨日に続いて、また食べ物のはなし。 私はGmailを使っているが、Gmailは隣とか上とかに宣伝がでて、それでGoogleが儲かるという仕組みになっている。さすがGoogle、時たま妙にクリックしたくなる宣伝を入れてくる。 最近の気になる宣伝はこれ。 ラーメン通ドットコム海外発送専門店 北海道から鹿児島までの有名店ご当地ラーメンを、EMS(国際スピード郵便)で海外発送してくれるらしい。 こんなのはどう。 超人気店ラーメン9店舗18食入りセット (佐野ラーメン万里、札幌ラーメン桑名、旭川ラーメン青葉、喜多方ラーメン大みなと味平、京都ラーメン天天有、尾道ラーメンとき、熊本ラーメン大黒、和歌山ラーメン井出商店、横浜ラーメン吉村家家系5人衆) 他にも、 「こってり好きの人のためのセット」 や、「 あっさり好きの人のセット 」がある。しかも、ラーメンだけでなく、 「讃岐うどん・名店5店舗食べ比べ10食お試しセット 」もある! ラーメンよりも讃岐うどんに魅かれる。 さて、ラーメンを18食分まとめると5400円らしい。 それをアメリカに送ると、8500円らしい。 ということで、5400+8500=13900円。 13900/18=772.22円/食。  今1ドル90円ぐらいなので、772.22/90=$8.58  つまり1食分は約$8.6。 18食セットを3セット購入すると、16200円。それの郵送料は19800円。 16200+19800=36000円。 36000円/(18x3)=666.66円/食 666.66/90=$7.4 ひょっとして、その辺のラーメン屋に行って高いお金払って幻滅するより、取り寄せたほうが満足感が高いのでは! しっかし 1ドル120円ぐらいだったら、もっとお買い得なのに。  今日の教訓 Gmailのはじっこに載っている宣伝、案外クリックしてしまうものである。 過去のブログ ・ 日本帰国 その1  (United Airlineの「きつねらーめん」について)

日本人が決めるボストンのベストレストラン

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私は「 チャリうま。in ボストン 」さんのブログを愛読している。 日本人の味覚の確かさ、全て自分で食べて判断というところがさすがである。 そして、それだけ食べ歩ける財力+胃袋に感心しているのだが。 その人が 「『日本人が決めるボストンのベストレストラン』というのを作りたいなー」 と言ったら、 ボストンwiki を運営するボストン星人さんが作ってくれたらしい。 日本人が決めるボストンのベストレストラン みなさん、どうぞ投票してください。 個人的には安くてうまい店大歓迎。 今日の教訓 アメリカ人の味覚あてにならないし。 にほんブログ村

年末の飲食について

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今年の年末も3日に一回は飲んでいたので、疲れた! 20日 飲み。 DC( dendritic cell   樹状細胞 )について語らう。利き酒をする。 24日 クリスマスパーティで飲み、食べる。(ものすごくおいしい) 26日 自分の誕生日で、 The reader ( 朗読者 )を見に行き、その後 Jacobs Wirth に初めて行く。Hofbrau Hellesを飲む。 29日  Intershell に海鮮を買いに連れて行ってもらい、そのまま友人のうちで飲み。海鮮を堪能。生カキ最高。 もう当分パーティはいらない気分である。  プロ研の新年会 があるが! と、こんなことを書いていて、去年のブログを見たら 同じようなこと を書いている。 今日(大晦日)も「今からパーティ行くけど、行かない?」と誘われ、明日も「元旦だから新年会するし、来ない?」と誘われた。 もういいです、ありがとう。(日本語) No thank you.(英語) Nein Danke.(ドイツ語) だいたい、今日はまたSnow storm(大雪)でしょうが!8インチ(20cm以上)積もるって聞いたけれど。しかも、外今マイナス12℃だよ。暴風だし。 この年末、私なぜかバリバリ働いていたりもするんである。  「1月1日は働かないから!」とボスに言ったら、「1日働けばそのぶん早く仕事が終わるから」と言われた。 ぬぬー。 日本人にとってどれだけ年末年始が大切か、もっときちんと前からすりこんでおくんだった。 でも働かないし! 少なくとも、ラボには行かないもんね! 大晦日の雰囲気がなかったので、 ベートーヴェンの第九 をかけてみた。(←それだけでいいのか?) さて昨日の晩御飯はウニ丼である。それもタダのウニ丼ではない。  Intershell で「殻つきウニ」というか、「ウニ入り殻」というか、それを5つ買ってきたのである。 殻を割ると、中にはウニの房というかなんというか、それが4-5個入っている。それを5個の「ウニ入り殻」から全部取り出して洗う。 そして、それを全部ご飯の上にのせる。  海苔をかけて、わさびと醤油でいただく! それから、 Little neck clam のお吸い物を作った。 Little neck clamは、貝殻はあさりみたいにざらざらしていて、大きさはハマグリみたいである。 なので、はまぐ

ドイツとご飯と飲み物と

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さてさてさて、ドイツに着いた次の日に友達とrestaurantに行った。  もちろんビールは Augustiner! 友達ともちろん Helles (0.5 L)を頼んで、飲んだ。 おいしいー! どうしよう、もう私 Samuel Adams なんか飲めない。 こりゃ困ったことだ。 アメリカに来てからビールをあんまり飲まなくなったと思ったら、そういうことだったらしい。(つまり私の好みに合わない) アメリカのBudweiserなんか飲めない。 あれは希釈されたビールだ。 こりゃ困ったことだ。 ぬーーー。 ドイツを去ったことを後悔。 WikipediaでHellesの説明を見つけた 。 転載始まり。 ヘレス (Helles) は、 ドイツ の ミュンヘン で製造されている ビール の スタイル 。明るい金色で、 ピルスナー と同じくやや ホップ の香りが抑えられており、より多く 麦芽 の風味が含まれている。海外でもっとも有名なブランドはレーヴェンブロイ (Löwenbräu) であるが、地元ミュンヘンでは7つあるミュンヘンのヘレスブランドの中で最も低い評価であるとしばしば考えられている。ミュンヘン自体で最も著名なのは、 1328年 創業で現在も同市内で営業を続ける最古の醸造所、アウグスティーナ・ブロイ (Augustiner Bräu) であるとされる。 転載終わり。 そういえば昔友達が、「Löwenbräuなんて。。。。」って言っていたわ。 さて、今回の食べたものリスト。 Schweinebraten. Bratwurst(焼きソーセージ) 友達が作ってくれた。 Marienplatzにある Donisl でWeisswurstを注文しようとするが、またも「ない!」と言われて、泣く泣く Gulasch を頼む。 でもGulaschも全然おいしい。 後は、Karlsplatz (Stachus)のアイススケートリンクの所で焼き豚サンドイッチを注文。 学食ランキングもやっぱり同じで。 日本の大学の学生食堂>ドイツのMensa>>>>>>>アメリカの学食 ちなみに、ケーキも美味しい。 そんなにバターじゃないし、砂糖の塊でもないし。 なんておいしいんだーーーー。 アメリカ人って、一体なにしてんだーーーー。 その辺で買った海老入りサンドイッチも美味しい。 買ってきてゆでたWei

2つのセミナー、つつがなく終了

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休暇が、だんだん休暇ではなくなったこと の続き 上のブログを書いた直後に「私もセミナーしました!」という学生さんからコメントをいただきました。くわしくは、上のブログのコメントを見てください。 博士課程の学生さんが、ドイツでセミナーして、旅費ちゃんともらったらしいです。 ドイツっておおらかだわ。 学生およびポスドクの皆様、この学生さんを見習ってセミナーしてタダでドイツへの旅費をもらいましょう。 CVにも書けて一石二鳥です(笑) ちなみに、私はいろいろな関係上マイレージで行きましたが、マイレージで得た航空券の税金分を払い戻してもらう手続きをしてきました。 今後も「セミナーするし!!!!!!」と言って旅費もらおっと。 って、ここまで書いてブログアップロードしたら、訂正コメントもらいました。 正確には、学生さんはドイツ内での旅費をもらったそうです。 詳しくは下のコメントを。 さて2つのセミナー、無事終了しました。 最初のセミナーは11月24日にMarburg(マルブルク  マルブルクウィルス で有名らしい)大学で行いました。 マルブルクの駅(Hauptbahnhof)まで迎えにきてくれた元同僚に、「どんな人が聞きに来るの? ポスドクとかいる?」と聞いたところ、「学生ばっかりなんだ」との返事が来ました。しかも学部生もいるらしい。 先にメールで聞いたときに教えてほしいところです。 学部生までいるなら、 もっとバックグラウンドを丁寧に教えたのにと思います。 今回のターゲットは「Toll-like receptorをものすごくよく知っているけど、SLEはちょっとかじった人達」の予定だったのです。 それでも構わず(というか、仕方なく?)強行しました。  途中でしゃべるのも(聞いてる学生も)疲れてました。 はーーーー。 元同僚2人に、20個ぐらい質問もらいました。  その後研究室を見せてもらい、いろいろしゃべって元同僚2人と一緒にマルブルクのAltstadt(旧市街)へゴー! 皆でビール飲んでWiener Schnitzel(子牛のカツレツ・・・・だったと思う)を頼んで楽しく「今何やってるの?」としゃべりました。 その次の日マルブルク観光をしてからMünchen(ミュンヘン)に戻り、11月26日水曜日に元の研究所でセミナーをしました。 朝から研究所に行って、一日のスケジュールをもらいま

休暇が、だんだん休暇ではなくなったこと

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下の文章はドイツに行く前の、11月14日に書いたものです。 我ながら、あわてぶりが楽しいです。 ------------------------------------------- Thanks giving(感謝祭)の休暇というのがアメリカにあります。 その間に私はドイツのミュンヘンに行ってきます! Turkey(七面鳥)よりもドイツのソーセージのほうが好きだし。 クリスマスマーケットもあるし。 グリューワインもあるし。 ドイツに行く本当の理由は、ドイツでお世話になった先生がついに退官してしまうことです。 12月で、少なくとも研究所長はやめてしまうらしいです。 研究所長をやめると、グループリーダーなどは皆分散してしまうようです。  グループリーダーが分散すると、私の友達とかも皆散らばってしまいます。 ですので、「先生が退官する前に遊びに行くし」と連絡をしました。 そしたら、先生から「お前 SFB456 のセミナーしろ」と返事が来ました。(SFBはグラントの名前だと思います) ぬぬ! SFBのセミナーとは、もしやあの、1時間しゃべるやつですか? 普通グループリーダーとかPIとかがしゃべるあれですか? 来た人みんないい仕事してましたが? そんな格調高いセミナーにインストラクター(ポスドクよりもちょっとマシなポスドク)がしゃべっていいんですか? っていうか、私1時間しゃべったことないんですけど! (正確には50分+質疑応答) すごいありがたい話ですけど、大丈夫でしょうか私。 それとも、引退間近でドイツボスやりたい放題? ということで、1時間セミナーする準備をひーひー言いながらやっております。 島岡さんの教え(くわしくは、実験医学を読んでください)に従って、時間を半分に分割し、2つの話をすることにしました。 1時間セミナー、練習するだけで疲れます。もちろん英語です。ドイツ語ではありません。 これ、絶対PIになるためのジョブハンティングの前に経験しておくべきです。 しかも、その後秘書さんから連絡がきて、「グループリーダーとのミーティングを設定するけど、何時ごろミュンヘンに来る?」ときかれました。 おおーーー!!!! 本格的。 ボストン大学のセミナーもそうですが、セミナーしに来た人はPIとのミーティングをします。 PIはデータを見せて、ディスカッションします。 大丈夫ですか