またもや教養が深まる英語教室
(地獄の)英語教室が終わったー! めでたしめでたし。最近思う事だが、 英語書きの秘訣は、教養を深めておくことである(←マジですか?) 最後のテストの議題は、 「テクノロジーの発展によって人間の権利がどのような恩恵をこうむったかエッセイをかけ」 だった。ぼけっとしていたら書けませんから(笑) さて、今回の英語教室で読んだ本はchildren of the alleyという本で、なんとノーベル賞(文学賞?)を初めてアラブ人でもらった Naguib_Mahfouz (ナギーブ・マフフーズ)が書いたのである。 1959年に書かれたが、宗教的に問題ありと判断されたのか、エジプトでは2006年まで発禁処分。この本でもらったのかどうかは知らないが、ノーベル賞をもらった後には、イスラムの狂信的信者(?)に狙われて、隠れて生活したらしい。。。。そーんなもの読んでました。読んでることがばれてイスラム過激派に狙われたらどうしよう!(←じゃ、インターネットに書くなって?) さて、その本であるが、どうせ日本じゃ誰も読まないだろうからストーリーを書くと、本はGabalawiとその子孫達の話である。5部に分かれていて、第1部Abhamはカインとアベルの話。第2部はGabalはモーセと初めとするユダヤ教の話。第3部Rifaaはキリスト、第4部Qassemはイスラム教のモハメットについてである。神はGabalawi一人である。それに対していろんな解釈があって宗教が起こって行く過程が説明されていて、この三つの宗教をくわしくは知らない私でも興味深く読めるのであった。 結構設定は細かくしてあってGabalawiにGabalが会った時とかは、「暗くて顔が見えなかった」とか、Rifaaの章では、家にGabalawiの絵が飾ってあったり。(ユダヤ教は知らないけど、イスラム教は偶像崇拝禁止。キリスト今日は偶像崇拝ありなので絵が飾ってある)ここまでだったら宗教の説明の本のようであり。 しかし、ここからが違うのだった。5部は魔法使いArafaの話である。魔法使いというのは科学の意味で、実際この魔法使いは火炎瓶(というよりかは爆発便)を作ったりする。その魔法使いがGabalawiのマンション(神殿の意味?)に侵入して、意図せずに、間接的に、間違ってGabalawiを殺してしまう。科学が神を殺