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Showing posts from 2005

ホームパーティに持っていくもの

アメリカのホームパーティをするのにそんなにたくさん食事をだして、ホストはなんて大変なんだろうかと思うが、実は持ち込みパーティーだったのだ。 「七面鳥もあるし、ワインもAppetizer(前菜)もパイもあるからねー」という話だったのだが、まあ何か持っていったほうがいいかもと思って、 Sushi作っていったらちゃんと喜んでくれた。「こんなにいっぱい持ってきてもらっても困るよー」と言われたので、「大丈夫、あまったらもって帰るか ら」と言ったら納得していた。他の人も、マフィン、ケーキが数種類といろいろ。 その一方、食べ物があるという話で招待されたのに、何か食べ物を持っていくのは失礼という話もある。(ひょっとして失礼だったかしら?????? でも合計20人ぐらい来ていたのでまあいいか) ドイツで身につけたところによると、 1.「ホームパーティってどんなの? 何人ぐらい来るの? 何か持っていったほうがいい?」と聞く。すると「えーと、何かデザート持ってきて」とか、「パ ンないからフランスパン3本ぐらい買ってきて」とか「ワイン持ってきて」、「Sushi持ってきて」とか言われる。 2.食べ物が出ることがわかっているときは、ワインを一本もって行く。 アメリカの方法はどうやら、 3.食べ物も飲み物も十分ありそうなときは、簡単なプレゼントを持っていく。 という選択肢もあるようだ。 ドイツのホームパーティは全部持ち込み式(ホストは飲み物と、料理数種類を用意する)だったので、こんな感じでよかったが、アメリカのホームパーティは初めてだったので、これが全部通用するかどうかは知らない。 今日の教訓 ホームパーティに招待されたときは、何か持っていくほうがいいかも。

クリスマスパーティ

25日、アメリカのクリスマスパーティに招待された。友人の研究室の人が、自宅で行った。つまりホームパーティである。 アメリカといい、ドイツといい、クリスマスは日本の正月のようなもので、実家に帰って家族と一緒にすごすのが普通だ。しかしクリスマスパーティもある。 ひょっとしたら実家が遠すぎる人たちのものかもしれない。 なぜなら、ホストはカナダに住んでたポーランド出身の人。集まった人たちは、ブラジル人、カタルニア人、フランス人、フィリピン人、中国人、日本人。 行ったら、コートあずかって上に持ってくし、というついでにHome Tourをする。家の中をみんなに見せたりするのである。「こっちが私たちのベッドルーム。こっちが子供部屋」という風に。 そして「ビール飲む? ワイン飲む?」と聞かれ、私はドイツビールをもらった。"Life is too short to drink cheap beer (人生は安いビールを飲むには短すぎる)"と英語で書いてあった。変なの。 オードブルを食べながらホストの子供のためにクリスマス・ソングは各国の言語で歌った。他の人はハミングしていた。 その後テーブルにつき、みんなお皿の上に置いてあった小さなプレゼントをあけて、Turkey(七面鳥)を食べて、ワインを飲んで、みんなで楽しくしゃ べった。七面鳥のほかにもいろいろある。 その後デザート各種。 満腹になったら、子供のおもちゃまで持ってきて、さらにしゃべるしゃべる。 その後リビングルームに移ってさらにしゃべる。 すると突然バチッという音がして、真っ暗になった。 しかも直後に消防車とパトカー、電気屋が登場。 なんでも私のつたない英語力で理解したところによると、アメリカ人はクリスマスに電飾で家の周りを飾り付けるので、電気の使いすぎにより、電線が溶けてし まい、道路に垂れたそうだ。 その前に誰かが気づいたので(何をどう気づいたのかは私の英語力では無理)、消防とかに連絡したそうだ。 真っ暗になってしまったので、キャンドルに火をつけて「びっくりしたねー」とさらにしゃべるしゃべる。そして、お開き。 18時パーティ始まり24時お開き。 参考までにドイツのホームパーティ始まりは20時お開き2時。

推薦状

ポスドクの職探しをするときに、必ず「推薦状をボスからもらって送ってくれ」と相手側に言われる。 日本にいるときは推薦状というものがどういうものだか全然わかっていなかったのだが、これは案外大切なものであることが最近わかった。 雇うほうの立場に立って見よう。たとえばあなたがドイツの教授だとする。 「どこの馬の骨ともしれない日本人」を雇うだけの決心はどこでする? それは、元のボス(つまり日本の私の教授)に「こいつはポスドクとして使えるか? 給料払うだけ役に立つか?」と聞くことである。それが推薦状である。 そして、藤原正彦の「若き数学者のアメリカ」 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/410124801X/250-4201507-8814624 にも同じようなことが書いてあった。親がドイツに持ってきた本を読んで納得した。 業界は非常に狭いので、もし嘘っぱちの推薦状「こいつはすごく使えるやつだ」と書いて、その人が実際役に立たなかった場合、情報は流れ、そのボスの研究室 の出身者はそれ以降雇ってもらえなくなる。 したがって、ボスはかなり正直に書くらしい。 もちろん現在のボスと大喧嘩中という人も無きにしも非ずなので、そういう場合は他の人からもらう。 ドイツのボスは2通欲しいと連絡してきたので、修士課程博士課程の指導教官と、学士の時の研究室の教授にもらった。 イギリスの研究室を就職活動したときは、3人の人から欲しいと連絡してきたので、ドイツのボス、日本の教授までは考えたが、3人目に困った。 そこで、企業に引き抜かれてしまったが、それまでよくかわいがってくれたドイツのグループリーダー(日本で言うところの助教授クラスの人。アメリカで言う ところのPI)にしようと決めつつ、ドイツのボスに「3人目誰にしたらいい?」と聞いたら、同じ意見だった。その元グループリーダーは喜んで書いてくれ た。残念なことに落っこちてしまった。 日本の教授は、「推薦状を送ったらそこに就職決定という意味になる」ということで、一通だけくれた。 ドイツのボスは、聞いたところ「3通まで相手の名前つきのをあげよう。あとは、"To whom it may concern(関係者各位殿)"をあげよう。それはどこに何通でもおくって...

ATM (Automatic teller machine)

この前研究室の人が私のところへ来て言った。 「ATMでお金を自分の口座に入れようと思ったのだけれど、あなたの怖い話を思い出して、やめたの」 そう、アメリカの銀行のATMは怖いのだ! 私はドイツに銀行口座を持っている。 だが、ユーロ外貨預金でもしない限り、アメリカ、ドイツ、日本に口座を持っていることは単に頭がこんがらがる原因になるので、ドイツからアメリカの銀行に お金を転送し、ドイツの口座を閉めようと思った。いろいろ検討した結果、一番いい方法はドイツの銀行カードを使ってお金をこっちの銀行でおろすことだっ た。手数料タダなのである。逆にこの方法がアダとなったのだが。 私のドイツのキャッシュカードの一日の限界は1000ユーロ(約14万円)なので、1000ドル(約12万円)ずつ引き出していた。 もちろんアメリカは危険な国なので、1000ドルもってふらふらしてたら、いつ狙われるかもしれない。 しかし窓口にいつも持っていくのも面倒くさい。大体研究者は銀行の開いている時間には働いているし(土曜日は寝ている)、研究室から銀行は遠いのだ。 銀行のお姉さんが、ATMによるお金の入れ方を教えてくれた。(別に私が入れ方を教えてといったわけではない。そんなものは教えてくれなかったらよかった のにと思う。) まず、Deposit(預金)の紙を書く。チェックブックの後ろについている物も同じ。ここに自分の口座番号。入れた日付などを書く。 現金を数える。 封筒にその紙と、現金やチェックを入れる。 封筒の封をする。 ATMにカードをいれ、Make a depositというボタンを押すと、「いくら入れるか?」と聞いてくるので、数字をいれる。すると下の入り口が開くので、そこに封筒を入れる。 領収書をもらって、終わり。 大抵この方法でうまくいったので、毎回1000ドルずつ転送した。 ある日オンラインバンキングでチェックすると、そのうちの一つが1000ドル入れたはずなのに100ドルしか入っていない。900ドルがどこかに消えたのである。ちゃんと入れたのに、消えてしまったのである。 ご丁寧にも日本人友人はインターネット上から、同じ方法で6000ドル取られてしまった人の話を探してくる。 つまり、私だけでなく、そういう話があるのである。 相当腹が立ったので、銀行の窓口に...

これがアメリカ式 その4 (返ってきた150ドル)

「これがアメリカ式 その3」の続き 今回はとってもうれしいお知らせ。 今日ポストの中に入っている封筒を開けてみたら、150ドルのチェックが入っていた。 うお!  本当にくれた! 頑張るもんだ! Rebate formを送った時の文章が良かったからか? 実は「時期がずれていたのだから、私のは対象外だというのは知っているけど、たった2日で150ドルの違いは納得いかないし、雪の日にわざわざバスを二つ 乗り継いで、このRebate form取りに行ったんだから、お金頂戴」と書いた。 おそらく文面から「くれなかったら、二度とお店で買わない!」という雰囲気も取れたのだろう。 現在同じようなRebate formのもう少し難解なやつを持っているのだが、これはたぶん頑張るだけの意味があるのかもしれない。 今日の教訓 押しの弱い日本人といえども、アメリカ人を押してみる価値はある。

おそるべき歯科保険

前に書いたとおり、私はアメリカで歯の治療中である。 歯の神経を抜いて、クラウン(歯のかぶせ物)をつけることになっている。 治療費はだいたいいくらか聞いているが、毎回増加したりしているので、はっきりあきらめている。 歯の治療がすんだ後、隣の研究室の女の子に「今歯の治療中なんだよ。クラウンつけるの」と言ったら「それって、すごく歯が悪いんだね」と言われた。 私「そう。でも親不知抜くよりは安いんじゃないかな。私の友人親不知抜かなくっちゃいけないんだよ」 友達「ハーバード大学はうちよりも歯科保険がいいんだよ。もっとカバーしてくれる」 なにーーーー!!!!!!!! ハーバードはうちよりも保険がいいのか。 ぶーぶー怒ってる私に向かってその友達は言った。 「ほんとは私も歯医者に行かなくっちゃいけないんだけれどね。この前の夏保険に加入したばっかりだから、治療あんまりできないの。」 私「ん?どういうこと?」 友達「ここの保険悪いから、個人の保険入ってるの」 私「んー。よさそう。いくら払ってるの?」 友達「月47ドル」 私「は? 月47ドル!!!!」 友達「そう。月47ドル払ってるの。歯科保険なんて歯が悪くなってから加入する人が多いからさ、最初の半年ぐらいはレントゲンとかそういう簡単なものだ け。次の半年間はちょっとした治療はできるけど、本格的な治療は1年経ってからなの。だからそれを待ってるの」 月47ドル(約5000円)ーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!! 年間564ドル。それって6万円越すよ! 一体何を治療するの! しかも今から加入しても一年後アメリカにいないかも、私の場合。 と思った日本人だった。 参考までに、私の歯科保険は月8ドルという、なんだそりゃ(?)な金額だ。 だからあまりカバー出来てないのかもしれないが。 今日の教訓1 やっぱり歯は全部なおしてからアメリカに来ましょう。 今日の教訓2 歯科保険には注意しましょう。

ヤンキー スワップ

クリスマスの時期になった。 この時期になると、ドイツの研究室もアメリカの研究室もクリスマスパーティをする。 今回はアメリカの場合。 隣の研究室のクリスマスパーティにお邪魔して、ランチを食べた。 そして、その後クリスマスプレゼントの交換だった。10ドルのクリスマスプレゼントを一人一つずつ持ってくる。10ドルということになっている(大半学生だし)。もちろんきれいに(?)包装されている。 だが、アメリカ人は単なるプレゼント交換をしなかった。ゲームでプレゼントを交換するのである。 その名も、ヤンキー・スワップ( Yankee Swap )! なんともかんともアメリカらしい名前である。 そして、内容も非常にアメリカらしかった。 皆くじを引いた。くじにはプレゼントの数だけ番号が書いてある。 1番を当てた人は、最初にプレゼントを選んで、みんなの前で開けて、「こんなのを私はもらいました」という感じで皆に見せた。 2番目を当てた人は、次にプレゼントを選んで、みんなの前で開けて、「こんなのを私は手に入れました」という感じで皆に見せた。 ここからが重要。 この2番目の人は、自分のプレゼントが気に入ればそのままもらってよい。しかし気に食わなかったら、1番目の人と交換できるのである。 そして3番目の人が次にプレゼントを選んで開けて、皆に見せて、気に入ればそのままもらってよい。しかし気に食わなかったら前の人の物、つまり1番目2番目の人の物と交換できる。 4番目、5番目と続き、最後まで一人ずつプレゼントを開けて、気に食わなければ前の人がもらったものと交換できるのである。 かわいそうなのは1番目の人である。しかしちゃんとルールがある。1番目の人は誰とも交換することができなかったので、最後までプレゼントが全部開けられ た後、プレゼントを交換する権利がある。 したがって1番目の人が一番トク。 したがって2番目の人が一番損。 この不公平さが見事。 苦労して買ってきたものや、適当に買ってきたものなどいろいろある。自分が気に入ったらそのまま「これにするわ」と言い。気に食わなかったら「ごめん、私 それが欲しいの」と言って嫌がる人から取っていく。人気商品は何度も何度も持ち主が代わっていた。 教授も秘書さんもポスドクも学生も大騒ぎ。 たかが10ドル(約1200円...

雪が積もりました

ボストンにも雪が積もった。 ドイツ ミュンヘンと同じく、一旦積もるとなかなか溶けない。 除雪車がガーガーと雪をどけている。 残念ながら全部は取らないので、凍ってしまい、スニーカーだとつるつる滑る! 車道は完全に溶けているのだが、歩道は全然である。 私のボスによると、家の前の歩道の雪かきをしないで人が転んで怪我をすると、法律により(またLaw?)、家の人の責任になるんだそうな。 結構聞いたことある話だ。ドイツでもそういう話を聞いたことがある。 ドイツ ミュンヘンのやり方は、歩道の雪をある程度どけて、でも除雪車は完全に取れないので、砂利をまくのだ。 撒かれた砂利というか小石は雪の中にはまるが、完全に埋まらず、滑り止めになる。 非常に歩きやすい。 日本では雪国に住んでいなかったので、これは雪国の方法か、それともドイツの方法なのか、いまいちわからなかった。 アメリカでも同じ方法があるのか、医学キャンパスの中の道は、ガラス(車のガラスのように尖っていないもの)が撒かれていて、キラキラしていた。 なら歩道も撒いてほしいものだが、それは各家の責任らしい。さすがなんでも自己責任のアメリカ。 スェーデンの北極圏に行ったときは、何も撒いていなかったな。もっとも私も親もスノーブーツをはいていたが。それでも時々滑っていたような気がする。 私の家の前の階段には、雪を溶かす塩が撒かれていた。日本でもよく橋のところに置いてあって凍結したらまく、あの塩である。 「うちは玄関に塩がまいてあったよー」と親に言ったら、うけていた。 今日の教訓 雪が降ったら、石をまく。

Please sign here ドイツ編

ポスドクの話がメールで決まった後、ドイツから契約書が送られてきた。 これが、全くのドイツ語なのである。 日本で雇われるポスドクや留学生は、日本語の契約書をわたされるのだろうか、非常に疑問だったが、ドイツの契約書はドイツ語だった。 4ページドイツ語で書いてある最後に、ポストイットで「Please sign here」と書いてあった。 さらに別の用紙があり、質問事項がたくさんある。 ????? という状態である。ドイツ語を大学で履修していても、契約書が読めるわけがない。ドイツにはE-mailで受け取ったことを連絡し、少し時間を欲しいと 言った。 ドイツに4年ぐらい住んでいたという先輩に速達で郵送し、読んでもらった。 もちろん自分でも辞書をひき読む。 わかったことは契約書には、名前、住所、国籍、給料の出所などが書いてあったこと。 別の書類は訳するとかなり面白かった。 「結婚してますか? 子供は何人いますか? 離婚してますか? 離婚していても子供はいますか? 結婚していなくても子供はいますか? 扶養家族はありますか?」 という、おそらく給料に影響を及ぼすと思われる書類。 「兵役に行っていましたか?」という、日本では見られない書類。 「○○の教えを信じますか? ××のグループと関わりあいがありましたか?あるいは活動に参加しましたか?」という書類。 ○○や××が何かはさっぱりわ からないが、質問に対する答えがNein(いいえ)、Ja(はい)の順であることから、「いいえ」のほうがややこしいことにならないことがわかった。 しかしわからないところはさっぱりわからない。 わからないものにはサインをしないというのは、全世界の常識だが、ここは仕方がないので、サインをした。 この話をしたら先輩が「『研究に失敗したら、どっかのハーレムに送る』って書いてあるかもよー」というすごい冗談を言っていた。 後で契約書以外の書類については、ドイツについてから秘書さんが英語で記入を手伝ってくれた。(その時の英語がわかっていたかどうかは別問題) 今日の教訓 契約書はじっくり読む(無理か?)

航空券ください

ポスドクの契約書も書いて郵送し、ある程度話が具体的になったころ、私はあることをした。 研究留学の本をいろいろ読んでいて、航空券を行き先の研究室からもらうという話があった(あるいはあった気がした)のを思い出した。 日本の助教授の先生に相談してみた。どうなるかは知らないが、やってみる価値はあるのではないかと。 そこで知っている限りの丁寧な英語で「今学生でお金がないので、ドイツへ行く航空券を下さい」とドイツのボスにメールを送ったのだ。 学部4年、修士課程2年、博士課程3年、合計9年間も大学に行けば、アルバイトをしていてもお金は足りない。 4月なので片道10万円ぐらいとはいえ、学生には結構なお金である。それに住んでいたところから家財道具を実家に全部送り、さらに荷物をドイツへ郵送するのだから、お金はかなり飛んでいく。 そしてドイツのアパートの保証金(家賃2か月分)と最初の家賃1ヶ月分。 秘書さんからの返事は「うちのボスは何ユーロまでなら喜んで(?)出すと言ってる」というものだった。 やってみるものである。 ドイツで日本人相手にやっている旅行会社 独日ライゼ http://www.djrb.de/ から航空券を買う話を秘書さんにメールを送って、旅行会社にはドイツの研究室に請求書を送ってくれるように連絡をした。そして航空券を手に入れた。 アメリカに来る時は別にお金に困ってはいなかったが、同じようなメールを出してみた。 新しいボスからの返事は「もしお金に困っているようだったら、後で払ってあげるよ」というものだった。敵もさるもの。私は行った後、面と向かって自分がお 金に困っていることを言わなければならない。 面白いのは、その話をドイツのボスに言った時の反応である。 「航空券もらう?そんな話聞いたことないぞ。お前そんな話きいたことあるか?」他のグループリーダーに尋ね、「でもお金がなければ単純に『あげれない』と 言ってくるだろう。なら別に理にかなってる。アメリカに行ったらお金に困ってるってちゃんと言うんだぞ」と、自分が私に航空券をあげたことをすっかり忘れ てしゃべっていた。大体ドイツでグループリーダーになるような人はフェローシップを持ってアメリカに留学するので、航空券は持っている。私の場合は行き先 に給料をもらうので、航空券は持ってない。 研究留学で...

お給料はいくらぐらいですか? ドイツ編

推薦状を無事日本のボスからもらって、ドイツの研究室のボスへ郵送する。 すると「来ていいよ」という返事がきた 私は給料を訊いた。何年契約か、年収いくらぐらいか、保険、税金はどのぐらい取られるのか。 年収は高かったが、ドイツの場合税金は半分ぐらい取られた。 その他たずねたことは、家賃はどのくらいか。ミュンヘンは安全なところかどうか。 給料における家賃の割合は高いので、家賃を訊くことは重要である。 まあ、留学の目的上、最低限の生活できれば文句はないのだが。 ミュンヘンはドイツでも家賃が高いほうで、一人暮らしをするなら500−600ユーロ(約9万円)かかった。もちろん、自分でじっくり探せばいろいろな物 件が見つかる。 ミュンヘンの治安は非常に良かった。ほとんど日本と同じぐらいだった。 ドイツ人は親切で、秘書さんが最初のアパートまで探してくれた。 今日の教訓 給料 平均的家賃をきく。

ドイツ人はパーティーが好き

イツ人はとってもパーティーが好きである。 誕生日や、クリスマスパーティや、「今日何々作るから来て」パーティや、なんやかんやとパーティをする。 外に食べに行ったりするわけではなく、ホームパーティだ。 ホームパーティに行くときは、食べ物があるときは、ワインを一本持って行く(私は梅酒を持っていった)。後で食べ物代清算。食べ物がないときは、「食べ物 持ってきて」と言われる。大抵私は「寿司つくってー!」と言われ、寿司を持っていく。ケーキ、パスタ、いろいろいろいろ。 パーティーはたいてい金曜日か土曜日にある。 「何時からするのー??」ときくと、「20時」という答えが返ってくる。 20時。つまり夜の8時。 しかも時間きっかりに行っても、主催者(アパートの住人)しかいない。 徐々に人が来てパーティがスタートする。 音楽をガンガンかけて、ビール、ワイン、さらに強いお酒を飲み、音楽以上に大きな声でしゃべり、みんなタバコを吸うので窓を開け、あるいはベランダに行っ てタバコを吸い、大騒ぎ。 夜0時頃になると、「疲れたわー」と言って帰る人もいるが、ほとんど帰らない。 2時ごろになると、みんなかなり疲れてお開きになる。 これが学生だったらおそらく朝までやってるんじゃないかと思う。 このうるさいパーティをする前にドイツ人はアパートのポストにカードを入れてくる。 「僕たち4人はちょうど引っ越してきて、今日そのお祝いパーティをします。あなたを招待します」 意味は「うるさいパーティーするから今日は許して」。招待はたぶん形式だろう。パーティの好きなドイツ人なので、別に行ってもいいんだろうけれど。 親友の誕生日パーティでは、私が帰った後、警察が2度来たらしい。 今日の教訓 うるさいパーティをする前には、周りの住民に一応言っておく。

ねえ、sushi作ってくれない??

クリスマスが近くなった。 去年もおととしも、ドイツではこの時期になったら研究室でクリスマスパーティーをした。おととしのは残念ながら参加できなかったが。 参加する場合は、飲み物代5ユーロ(600円ぐらい)を払う。ドイツのビールは500ml瓶1ユーロ以下だし、ワインは3ユーロから売っている。パーティ の日の朝に、20本瓶ケースがガンガンと運ばれてくる。 そして、参加する人は「何か食べ物を持ってきて!」と言われる。 みんな手作りである。ケーキを持ってきたり、サラダを持ってきたり、パン(作れない人が買って持ってくる)、パスタを持ってきたりする。 研究室にはかなりいいキッチンがついていたので(食器洗い機つき)、5時からのパーティーのために2時ごろから料理を始める人がいたりして、はっきり言ってその日は仕事にならない。 私の持っていくものは、寿司(!)である。 ドイツ人の頭の中では「日本人の食べ物=寿司」なので、「寿司作って!」なのである。 寿司なんて日本にいるときは作ったことがなかったので、そんなこと言われると困った。 あるホームパーティの時に、私とマルブルクの友達(現在日本)は、巻き寿司を作ることを決意した。 だが、海なんてまったくないミュンヘンである。魚がほとんど売っていない。 もちろん寿司用ネタはどこかに行けば売っているが、そんなにお金をかけても仕方がない。 そういうことで、Tengelmann(小さいスーパー)に行った。 買ったもの 海苔 スモークサーモン(3ユーロ) アボガド キュウリ(ドイツのキュウリはすごく大きい) サラダ菜(レタスの時もある) 卵 Milchreis 訳してミルクライス。ドイツにはMilchreisというお菓子がある。やや砕けたご飯が牛乳かヨーグルトみたいな物の中に混ざって いる食べ物だ。一回買ってみて食べてみた。おいしくないわけではないが、別にまた買いたくなるほどではなかった。このお菓子用のお米が日本のお米にそっく り。これはドイツにいる日本人の中ではかなり常識で、大量に買う場合は日本食品店に行って買うほうがいいが、少量しか必要でない場合はこれを買う。ドイツ 人にMilchreis使うんだよと言ったら、寿司とお菓子が結びつかないらしく、相当びっくりしていた。 作り方 卵は日本酒と砂糖を入れて焼く...

ポスドク先の探し方 ドイツ編

ポスドクをする研究室の探し方はこんな感じであった。 まず、自分のやっている分野で行きたいところを論文で全部ピックアップした。 論文にはたいていボスのメールアドレスが載っている。全部メールアドレスを出してきて、全員に送った。 履歴書(CV)を作成 名前、住所、どこの大学卒業して、修士課程卒業して、博士課程の何年目あるいは卒業。スカラシップ(育英会、学振など)もらってる。国家資格(薬剤師) 持ってるなどなど。海外学会発表何回したか、などなど。 でも研究者の一番大事なのは、業績である。どういう研究をしているか。それは論文をどこにどれだけ載せたかでわかる。First author(一番研究に貢献した人)のある論文がたくさんあるといいが、その他でもなるべく載せる。私の場合はFirst authorは一つだけであった。 CVを作成して、PDFファイルにして、メールに添付した。 メール本文には、簡単に言うと以下のことを書いた。 「○○教授さま。こんにちは、私は日本の○○大学の博士課程で勉強しているもので、こういうことを主にやっています。それで、こういうことを発見しまし た。お宅の研究のこの部分がこういう点で(ここは長々と書く)、非常に興味があるので、ポスドクとして雇ってもらえたら非常にうれしいのですが。。。 私 はこういうことができます。(できる実験を列挙)。よろしかったらご連絡ください。お待ちしております。敬具。自分の名前。研究室の名前、メールアドレ ス」 できる実験の列挙は重要かもしれない。MD(普通のお医者さんのこと)は、研究初めてという人もいる。実験がきちんとできるまでに数ヶ月から半年かかった りする。医者以外のPhDは即戦力という意味では使えるかもしれない。もちろん留学先でいろいろ習ったが。 しばらくしたら、返事が来る。 1.場所がない。 2.推薦状くれる? 給料持ってくる? 3.推薦状くれる? 4.まず推薦状くれる? それからこっち来て、今までやってきたことのセミナーしてくれない?? 給料を持っていけない人(日本で給料やフェローシップがもらえない人)は、3番目を狙う。私もこれを狙った。 2番目を狙う場合は、給料を持っていくか、「持ってないけど、今から日本からもらえるものを応募するし、そっちで応募できるものがあれば、教えてく...

ポスドクという不思議な人種

日本人に「何をドイツでしているんですか?」と訊かれたとき、「ポスドクしてます」と言ってもまず通じない。 ポスドク(Post-doctor)というのは、大学へ4年間行って、修士課程を2年間やって、博士課程を3年間やって、その後会社に就職せずに、大学の 先生にもならずに、どこかの研究室に短期間で雇われて修行する不思議な人たちである。彼らはどこかの研究所あるいは大学に(かなり)正式な就職をすること 目指している。「かなり」というのは、最近任期制が増えてきたらしいからである。 安全な就職をするのが大事な日本人には、たいてい理解してもらえない。「あなた早く就職してよねー」と親に言われて大喧嘩をすることもあった。最近は気にしていないが。 アメリカではポスドクを数年してから、企業に就職するらしい。 ドイツでは私の友人たちは博士課程を修了してから企業に就職してしまったが、例外かもしれないしどうかわからない。 日本はさてどうなんだろう? ポスドクの期間は、人によるが、一つの研究室で2−3年である。その後更新するなり、更新をお願いしても断られるなり、新しいことを学ぶべく別の研究室に移るなり、企業に就職するなりする。 周りの雰囲気から感じることでは、40歳が限度のようである。40歳までに才能のある人は就職するみたいだ。これは日本でいうところの助手、助教授など、 ドイツではグループリーダー、アメリカではPrincipal Investigator(PI)になる。40歳になってもポスドクだったらどうしようとか、そういうことは怖いので考えない。 海外ポスドクのメリットとしては、 若いから英語が早く習得できる(かも知れない) ということである。 私がドイツに行くことが決まったときに、うちの親は「30歳前だから、たぶん英語できるようになるよ」と言った。しかし「ドイツ語がしゃべれるようになる よ」とは言わなかった。 おそらく才能の問題もあると思うが、25歳以下だと、ドイツ語も習得できたかもしれない。「大学オーケストラでドイツ語習いました」と私の友人は言ってい た。 海外にすんでみたかったし、英語も上手になるというメリットのために私は、ポスドクを探した。2002年夏のこと。結果としてドイツ(英語?)になってし まったが。

アメリカの窓 ドイツの窓

ドイツの窓は最高である。 二通りのあき方をする。手前にがばっと開く方法。それから上側がやや手前に倒れてくる方法である。 蚊がほとんどいないため、基本的に網戸はない。 上側がやや手前に倒れてくるメリットは、暑くても窓を開けたまま寝れるということである。エアコンの必要がない。泥棒が入ってくるほどは開かない。ドイツ 人によっては冬でも窓を開けて寝る。 私はドイツで戦前にできたというアパートに住んでいて、階段がやや傾いていたが、窓はきちんと密閉されていて、ガラスはもちろん二重だった。ガラスが二重 だと、窓が曇りにくい。 「ドイツ人主婦はきれい好きなので、窓を拭いていて落ちてしまった」という話をルームメイトから聞いたことがある。 日本に留学していたドイツ人は、日本の窓は空気が漏れて寒いと言っていた。 アメリカの今のワンルームアパートメント(Studioと言う)は、窓がたくさんあって明るいいい部屋なのだが、窓がいまいちである。いや、いまいちだと 思っていたが、今日までにそうでもないことが判明した。 普通のアメリカの窓は上下にスライドするようになっている。ガラスは標準に二重のようである。 上げたり下げたりするので、「窓ガラスの外側がドイツ人みたいに拭けないじゃないか(実際に拭くかどうかは別問題)。アメリカ人は窓を拭かないのかなー」 と友人に言ったところ、「知ってる?これ、外れるんだよ」 は?窓が外れる???? 「見ててよ」と言って友人は窓をはずしてしまった。 いかにアメリカ人といえども窓はきれいにするらしい。 だんだん寒くなってきたころ。 アメリカ人の友達が、「私の部屋の窓ね、外にスクリーンがあるんだけれど、それのおろし方がわからないの。冬寒いのに」 うちの家も、窓は4つのうち3つは二重だが、一つは古風な窓で、ガラスが一枚である。空気がもれて寒い。 帰ってきてよく見ると窓の外にもう二枚ガラスを発見。これがスクリーンか。 でも私も下ろし方がわからない。 挫折。 そして今日寒がりの友人はうちに遊びに来ている時に「寒いねー。どっか空気がもれてるんじゃないの?」と言って、窓をいろいろ見ていた。 「窓の外にもう二枚ガラスがあるじゃない」 「でもそれのおろしかたがわからないのー。」 と一緒に見てる私。 よくよく見る。 下ろし方がわかった!...

これがアメリカ式 その3

その2の続き 嫌いな機械ではなく、人間が出てきたので、「25日に買ったコンピューターが27日に150ドルのMail in Rebateになっていたので、フォームを頂戴」といったところ、「いいよ、レシート持って取りにおいで!」 といわれた。 そんなあっさり。 今日は今年初めての雪がたくさん積もった日だが、喜んでバスNo.1からNo. 70に乗り換えてお店に行った。 で、もう一度カスタマーサービスのおばさんに説明する。 すごく不信そうな顔。「そんなのあった?先週と今週の広告見せるから、探してみてよ」「でも、どこどこのお店で日曜日にあったんだよ」といいつつ探す私。 「まーいいよ。わかったから、フォーム持って行き」 ありがとうーーー! フォームはもらったが、日付がやや違う。コンピューターは私の買った前の週と、後の週に150ドル安くなっていたらしい。つまりThanksgiving dayの時だけ定価で売ってたのだ。 まあいいや、後はMail in Rebateに頑張って英語を書いて送るだから。くれなかったらくれなかっただし、くれたらラッキーだし。 Mail in Rebate これは不思議な制度である。 フォームをもらって、それに必要事項を書いてレシートとともにRebate Centerに送る。 数ヵ月後、自宅にチェックが送られてくる。 こんな変なのは、日本でもドイツでもない。安いものはその場で安くするのが日本とドイツのお買い物。 なぜこんな制度があるのかアメリカ人に意見を聞いてみた。彼女が言うには、客に手間をかけるのが大事なんだろうとのこと。期限もあるし、ちゃんとフォーム に書かなければいけない。面倒な人はやらないだろうから、その分店の収益になる。 もっとも他にも意見があるかもしれないが。 今日の教訓 アメリカ式にはアメリカ式で対抗する

これがアメリカ式 その2

この前のコンピューター事件の続き この前店に電話をかけてみた。しかし、例によって例による、機械音声による応答。 ○○の場合は1を押してください。○○の場合は2を押してください。 これは相当英語が聞き取れなければ突破できない壁である。もっと大変なのは、「この場合はこう言ってください」というもの。言ったら"Sorry. I do not understand, say again."といわれ、挙句の果てに切れてしまうもの。 今回のはボタンを押すものだったが、まだまだドイツ2年、アメリカ8ヶ月には無理であった。 その話を研究室でのご飯の時に「あの機械音声が私には無理なんだよ」としたら、二人のアメリカ人が、「そういうときはひたすら0を押すんだよ。機械は0が 理解できないから、Human being(人間)につながる」と言った。 なんだその裏ワザは! もう一人のアメリカ人は、「そんなはずはないよ」という顔をしていた。 今日再度トライ。 最初間違ったボタンを押してしまい、営業時間を聞くハメになった。 そして電話をもう一度かけ、カスタマーサービスセンターにたどり着いた。が、誰も出てこない。 あきらめて電話を切り、もう一度かけてみて最初に0を押してみた。 いきなり人間につながった!!!!! なんてことだ! 裏ワザは本当だった。 今日の教訓 自動音声つきの電話が出たときは、音声に沿ってボタンを押してもいいが、0を押すと人間が出てくる。

ドイツの歯医者 アメリカの歯医者

ただいまアメリカで歯の治療中。 穴を掘って、神経を取って、クラウンというかぶせものをつける予定。今穴を掘って神経を取ったところ。 噂に聞いていたとおり、高い。 最初行った時には390ドルぐらいと言っていたくせに、次行った時は520ドルになっていた。次行ったときにはいくらに増加しているか、興味津々である。 それでも大学で加入している保険がカバーしているのである。 最初のオリエンテーションでくれた紙によると、基本的な検査とかは全額カバー。治療は半額ぐらいカバー。で、年間1700ドルまでカバーしてくれるらし い。 ということは、年間治療できる歯は一本ぐらい?? もちろん(?)歯医者はもう一本悪い歯を見つけ出し、さらに矯正もすすめてきた。「保険がカバーしてくれるよ」 それは親切に教えてくれてどうもどうも。 この歯はいわくつきの歯である。 ドイツに留学していた時に詰め物がとれてしまったのだ。 詰め物とか抜いた親不知とかをしばらく取っておく癖のある私は、その詰め物を持ってドイツで歯医者に行った。 歯医者は英語で「Very good!」と言って、なんとその詰め物を元に戻したのだ。 さすがリサイクルの徹底している国である。 研究室に戻って「外れた詰め物歯医者に持って行ったら、歯医者が元にはめてしまったよ。」ってつたないドイツ語で言っていたら、うけていた。 しかし、一年ぐらい経った後、またとれてしまった。しかもすごく痛い。 そのため、私は別の歯医者に行った。 その歯医者さんはどうも熟練の人っぽかったのだが、なんと英語がしゃべれなかった! 私のいい加減なドイツ語ではわからない。 で、治療されて「そのうち痛くなったら来てねー」と言われてしまった。 だが、鏡で見ると薄い緑色のセメントみたいなのが詰められてる!びっくり! 「ほんとに来なくていいの? 次の予約とかしなくていいの?」「うん。終わりだよ」 その後研究室に戻って、「なんか緑色のもの入れられた」と言ったら親友が「見せて見せてー」てよって来た。見せたら、最初は面白がっていたが、私が嫌そう な顔をしていたので、「今度歯医者に行くときはついて行ってあげるよ」と言ってくれた。 ちなみに最初の詰め物の再利用治療は初回診査用の15ドル。二回目はタダだった。 ドイツの歯医者の治療がどのくらいするか...

これがアメリカ式

Thanksgiving dayの次の日(2005年11月25日)にコンピューターを買った。 その日は安売りの日で有名なのだ。なぜか朝6時ごろから店がオープンし、人が殺到し、いろいろな買い物をする。 私は午後に先輩の車に乗せてもらって電気屋さんに行った。 私の欲しいコンピューターは安売りしていなかったが、安売りは今後しないだろうと思って買った。 日曜日、マウスを買うのを忘れた私はそのチェーン店の別の店に行った。 ななんと! 150ドル安売り! 信じられない! たった二日でこの違い! ここからが本題。 あまりの信じられなさに、月曜日研究室に行った私は、同僚に「コンピューター買ったんだよ。でも日曜日に別の電気屋さんに行ったら、150ドル値引きして たんだよ!!!!信じられる?」言った。 すると同僚は「それは文句言うべきだよ。お店にとっては、お客を満足させることが大事だ。それに、お店にとっては150ドルはタダみたいなもんだし」 「それ本当?」 「電話してみー?」 「それってアメリカの方法?」 「そうそう」 本当か??? だが、その話をボスに言ったら同じ返事が返ってきた。 しかも「お前がダメだったら俺が電話してやる」(ダメだったら、は英語の問題か?) うわーーー。 といいつつ昨日今日とすごく忙しかったので、電話してないけど。 確かに、電話してみて150ドル返してくれたらいいかも。。。 今日の教訓 Thanksgivingの次の日の安売りにだまされない。